超次元ゲイムネプテューヌ Re;Birth2 Origins Progress   作:シモツキ

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第百二十八話 意思は一人一人のもの

作戦がセカンドフェイズへ移行した事により、一部の教会職員や軍人にのみ通達され、それ以外の関係者には偽装した形で伝えられていた全容が、全関係者へと発令された。それと同時に民間人への勧告も出され、四ヶ国全てが大きなざわつきに包まれる中、人の流れとは逆方向へ走る車両が一つ。

 

「まさか、今度はわたし達が何も知らされないとはね…」

「私達は二度目…まぁ最も、前回は途中参加だから当然と言えば当然だけど」

 

兵員輸送車の類いである車両に乗っているのは、女神を除く新旧パーティー組。その車内でサイバーコネクトツーが旧パーティーの、ケイブが新パーティーの心情を口に。

今回、彼女等は作戦の事を一切伝えられていなかった。女神達と苦楽を共にしてきた彼女達は、どことなく普段と違う雰囲気の女神達からうっすらと何かある事を感じてはいたが、詳しい事など分かる筈もなく、きちんと聞いたのはつい先程の事。上下関係ではなく友情で繋がっている彼女達にとって、その扱いに思うところがあるのは当然の話。

 

「でも、逆に言えばあたし達はそれだけ信頼されているんだろうね。こういう形になっても、動いてくれるだろうって」

「そういう事であろうな。…とはいえ、中々に厄介な事を言ってくれる…」

「これは明らかに報酬か何かを貰えなきゃ割に合わないにゅ。大怪我したらどうするつもりだにゅ」

「そうなったらわたしが治してあげるですから、大丈夫ですっ!」

「そ、そういう事ではないと思うよコンパさん…」

 

新パーティー組のファルコムが女神に対する好意的な見方を口にし、何人かで話が回った後5pb.が突っ込みを入れて終了。特に何もなければ到着までただ座っているだけであり、死地も最早慣れたものである彼女達において今は、ある程度の緊張はあっても余裕をなくす程の状況であったりはしない。

そんな雰囲気のまま暫しの時が過ぎ、プラネテューヌの生活圏から非生活圏へと出る、その境の付近に車両が出た時、外を見ていたマーベラスAQLが声を上げる。

 

「…あれ?何かな、あの人達……」

「こんなところにいるなんて、一体何を考えて…って……」

 

安全確保の為、民間人…特に非生活圏に近い場所へ住む住民には、避難勧告が出されている。にも関わらず彼女の視線の先には人の集団があり、そちらへ目を凝らした旧パーティー組のファルコムは……その集団が信仰抗争被害の会である事に気付く。

集団は大仰に女神批判の文言が書かれたプラカードを持っていたのだから、被害の会である事は誰の目にも明らかな事。敵…とまでは言わずとも、あまり気分の良いものではない集団の存在に、彼女達は顔をしかめるも……その数秒後、運転手へと声をかけ車両を止める。

 

「そういう事ですか…であれば我々も着いて行きましょう」

「着いてくる、です?」

「はい。奴等の中には元犯罪組織構成員がいるかもしれませんからね。万が一の時、これから重要な役目のある皆さんの手を煩わせる訳にはいきませんから」

「そう…だったらその時は頼むわね」

 

運転手へ声をかけたのは、教会職員としての立場を持つコンパとアイエフ。すると運転手及び同乗していた数人の軍人が同行を申し出て、断る程の理由もないとアイエフは首肯。そして彼女達は集団に避難を勧めるため、そちらの方へ。

 

「素直に聞いてくれればいい…け、ど……」

 

徒歩で近付く中、不安気な言葉を鉄拳が漏らす。…と、ほぼ同時に聞こえてくる集団の声。それは……

 

「あの戦いで、罪もない人々が数多く傷付いた!その後も戦いを強いられた人々へ、女神や軍は躊躇いなく刃を向けた!そして漸く戦いが終わり、我々善良な人間が安心して暮らせるようになったと思えばまたこれだ!女神は国民の為と聞こえの良い言葉で人を騙し、その実自分達の事しか考えていなかったのである!これを見過ごしていいのだろうか!」

『そうだそうだーッ!』

 

恣意的に事実を捉え、偏執的な見方で非難する、悪意に染まった言葉だった。

犯罪組織との戦いの中で多くの者が傷付いた事。操られた残党に対し、女神や軍が刃を向けた事。再びこのような戦いが起きた事。確かにそれは、間違っていない。だが事実とは真実の一端でしかなく、そこに悪意や独善が入り込めば、或いはその一部しか挙げないのであれば、事実は白にも黒にも変わってしまう。そして、汚された事実など……真実を知る者にとっては、不快以外の何物でもない。

 

「むむむ…アタシの嫁達になんて言い草を…!」

「不愉快だな…どうも奴等は制裁を受けたいと見える…」

「うん、気持ちは分かるけど剣玉と杖はしまいなさい。…ほんとに気持ちは分かるけど…」

 

勝手極まりない主張にREDとMAGES.が怒りを露わにするが、それをアイエフが制止。しかしそのアイエフも集団へは冷ややかな視線を向けており、彼女もまた不愉快さを感じている事は明らかだった。

パーティーの雰囲気が悪くなる中、軍人が先行し集団の前へ。そこから避難するよう言葉をかけるが……

 

「避難?馬鹿を言うな、我々への正式な謝罪も賠償もなく避難しろなど、それこそ国民を下に見てる証拠ではないか!」

「俺達は身勝手な公権力になんて屈しない!声を上げられない人達の為にも、俺達は活動しているんだからな!」

「軍なら守ってくれればいいじゃない!自分の職務もまともに出来ないなら、他人の活動にケチつけないでくれる?」

「貴女達は女神に気に入られて分からないだろうけどね、これが民意なのよ!どうせこの言葉も権力の犬の心には届かないんでしょうけどね!」

 

…返ってくるのは、負の感情。女神に対する、政府に対する、軍に対する、彼女達に対する……剥き出しの悪意。…だが、集団はそれを悪意だとは思っていないだろう。少なくとも集団の中には、真っ当な主張をしていると思っている者がいる。自分は被害を被ったのだから、自分だけがそうなのではないのだから、自分のすべき事はしているのだから、自分だってもっと報われて良い筈だから……だから自分は正しいのだという思いが、悪意に『正当性』という衣を着せて、自分自身を騙し、言葉となって外へと出ている。

されどその衣が騙せるのは、自分自身と同じ意見を持つ者だけ。それ以外の人間には純然な悪意となって受け取られ、悪意は更なる悪意を喚起させる。悪意を向けられ、悪意ある言葉を投げかけられれば良い気持ちはしないという、単純な話。

 

「お前達…それとこれとは関係ないだろう!それに謝罪だと!?賠償だと!?お前達は命を懸けて戦ってくれた女神様をなんだと思っているんだ!」

「それが女神というものでしょう!税金やら何やらで私達はその対価を払っているんだから、守りきれなかった分の補填は当然の事よ!」

「戦場も知らん奴が勝手な事を……いいから避難しろ!我々とて自分の身を守る気のない奴まで守れる程力がある訳ではない!」

「そうやって出来ない理由を外に求めてる内は無理だろうな!本当にやる気がある奴は、口を動かす前に手を動かしてるんだよ!」

「……っ…その手を動かす邪魔になるのが、お前達のような…」

「──その位でいいだろう。これ以上ここで時間を失えば、それこそ目的の遂行に支障が出る」

 

女神に対して抱いているのが友情ではなく信仰心だからか、パーティーより先に軍人達が声を荒げて反論する。すると反論に対する反論が生まれ、更にそれに対する反論…と両者間の論争はヒートアップ。いよいよ軍人達の怒りは膨れ上がり、パーティーもまたいつ声を上げてもおかしくないという状況になる中……毅然とした声が、その言い争いへと割って入った。

それは、マジェコンヌの言葉。それまで沈黙を貫き、ただ一人状況を静観していた彼女は、戸惑う軍人を言葉を続ける。

 

「人の意思など赤の他人にどうこう言われて簡単に変わるものではない。ましてや変化を強要するなど、それこそ相手を害する行為だ。…我々の目的は、それではないだろう?」

「……失礼、少々頭に血が上っていました…」

「気にする事はない。誰でも感情的になる事はある。……さて」

「…な、何よ……」

 

静かに、それでいて深みのあるマジェコンヌの声は熱くなっていた軍人を的確に沈静化させる。落ち着きを取り戻した軍人達に、軽く笑みを見せた彼女が視線を向けた次なる相手は、割って入られた事で勢いの削がれた被害の会。若干の警戒を見せる集団に対し、彼女は言う。

 

「君達も、そこまで頑なに動かないと言うなら逃げる必要はないさ。避難は強制ではないのだからな」

「…それだけ?だったら言われなくても……」

「だが、それならそれでよく見ておくといい。真実はいつも一つかもしれないが、その真実をどう捉えるかは人それぞれなのだ。……だからこそ、女神を、女神を信じる者を、女神に異を唱える者を、自分自身を、見つめて、見つめ直してみてほしい。…一度自分を見失えば、取り戻すまでにより多くのものを失う事になるのだから」

 

全てを言い終えたマジェコンヌは反転し、真っ直ぐに車両へと歩いていく。少し間を置いてパーティーが、続く形で軍人達も集団から離れていく。一方集団はと言えば、暫し呆然として……活動を、再開した。

 

「…言うだけならば誰でも出来る!虚言だろうと何だろうと、発言するだけなら責任は問われないのだから!だが我々は違う!真実を知る我々は、行動を続けなくてはならない!」

「そ、その通りだ!今のは訳知り顔で言う事により、信じさせようという卑劣な策略!オリジンハートもやっていた事ではないか!」

 

歩いていく彼女達の背に、集団の言葉が打ち付けられる。だが振り返る者はいない。それぞれに思うところはあれど、言い返そうとする者はいない。

 

「…いいんですか?あんまり響いてない、みたいですけど…」

「かもしれないな。だが、言っただろう?人の意思は簡単に変わるものではないと。それに私は変えられるなどとは思っていないよ。もし変わったとするならば、それは彼等が勝手に変わっただけなのさ」

「…凄いね、貴女は」

「ふっ、伊達に長くは生きていないからな」

 

5pb.の問いに、新パーティー組ファルコムの賞賛にまた彼女は笑みを浮かべる。…彼女には、正してやろうという思いはなかったのだろう。ただ自分を失い、取り返しのつかない間違いを犯してしまった者としての、勝手なお節介。或いは…これも贖罪だったのかもしれない。

そうして彼女達は気持ちを切り替え、車両に乗り込む。想定外の寄り道となったが、彼女等の目的は初めから一つ。女神達の信頼に応える為、彼女達なりに守りたいものの為、目的地へと向かい……

 

「女神の言葉に騙されてはいけない!いいや言葉だけでなく、男に媚びるような外見にも騙されてはいけないのだ!」

「全くよ!特にグリーンハートのあの胸なんて、要は太ってるのと同じようなものじゃない!…所詮、脂肪なんだから……っ!」

「……へぇぇ…ベール様へ随分とふざけた事を言う奴がいるじゃない…」

「わわっ、戻っちゃ駄目だよアイエフ!」

「私達を止めておいてそれはないだろうアイエフよ…」

 

……十数秒程再出発前に悶着はあったものの、目的地へと車両を走らせるのだった。

 

 

 

 

現れた…もとい表れた四天王に実体がなかったと言えど、本当に幻影か何かだけの存在だとは限らない。むしろ「実体を持って復活してはいるけど、実体を持ったまま私達に気付かれる事なく一瞬で教会前に転移する事は出来ない」というのが私達の見立てで、その通りなら四天王は各国の街へと侵攻を開始している筈。そんな四天王から国と人を守る為……私とベールは、リーンボックスへ急行している。

 

「いつも悪いですわね。女神はわたくし一人だからとリーンボックスの担当にしてしまって」

「気にしないでよ、リーンボックスにだって私が守りたい人はいるし、リーンボックスの担当をしてるのは私の意思だからね」

 

空に突き当たりや通行止めなんてなく、私達は最短距離で…即ち真っ直ぐにリーンボックスへと向かっている。ノワール達ラステイション組もブラン達ルウィー組も同様に飛んでいる筈で、間に合うかどうかが勝負の分かれ目。間に合えば国の防衛という女神としての本懐を遂げられるし、間に合わなければ……

 

(…いや、わざわざ暗い考えで自分を追い詰める必要はないよね。もう考えたって変えようがないんだから)

 

作戦を考える時は、楽観視ばかりせず悪い想像もしておいた方がいい…というか、都合良く進む前提の作戦なんて逆に不安でしょうがない。けど今悪い想像をしたって作戦を変える訳にはいかないんだから、だったら間に合う間に合うって考えていた方が、ずっとコンディションの維持に繋がる。…到着した後の戦いはほぼ確実に激戦になるんだから、コンディションの維持は重要。

 

「…そういえばイリゼは、超長距離攻撃は出来るんでしたっけ?」

「出来ない事はないよ?けど…それって、ギリギリだった場合それで間に合わせられるかって事だよね?」

「えぇ。わたくしもある程度の距離であればシレッドスピアー…或いは投擲を出来ますけど、どちらも超長距離向きではありませんもの」

「…残念だけど、私も同じだよ。私の遠隔攻撃は基本バレル無しで撃ち出してるようなものだから、ギリギリのところだと味方に当てかねないと思う」

「…であれば、やはり急がねばなりませんわね。もう少し速度を上げますわよ!」

 

そう言ってベールは加速。私も翼を直線機動重視の形状に可変させて、ベールに追随。遠隔攻撃主体の女神候補生組…特にユニがいるラステイション組はその点において少しだけ安心感があるんだろうけど、代わりに私達以外の三組は守護女神の三人が先行するか、妹に合わせた速度で飛ぶかの二択を選ばなくちゃいけなくなる。それは短距離なら大して変わらないけど、長距離を飛ぶ場合……安定して出せる最高速度の差は、結構大きい。

それからは暫く黙って飛ぶ私達。飛び立った位置からリーンボックスの街まではもう半分が過ぎ、もし運が良ければ(四天王側の侵攻ルートと私達のルートが重なっていれば)もう接触するかもしれない…そう思い出したところで、私は口を開く。

 

「…迎撃に出た部隊は、上手く抑えられてると思う?」

「そう、ですわね…」

 

私の問いを受けたベールは、考え込むような声音を発する。

各国へ急行しているといっても、四天王より先に着けるかどうかは怪しいところ。だから各国では迎撃部隊を展開して、少しでも時間稼ぎをするという手筈になっている。…撃破ではなく、あくまで時間稼ぎ。命を捨ててでも抑えろなんて命令をベールが出してる訳がないし、その心配はあまりしてないけど……出来る限り侵攻を遅らせてほしい、と思っているのもまた事実。

誰が、どれ程の人数で、どのように迎撃を行っているか。それは聞いていないからこその、ベールへの質問。ベールは一度声を返した後、数秒考え込んで……言った。

 

「…大丈夫だと思いますわ。一応加速はしましたけど、迎撃にはとっておきの戦力を投入しましたもの」

「とっておき?」

「えぇ、とっておきですわ。きっとあの子と会った時には、驚くと思いますわよ?」

 

こちらへと顔を向け、ベールはにこりと私に微笑む。とっておきのあの子、というのが何なのかはさっぱり分からない。けど、ベールの顔には……明らかな自信の色が表れていた。

 

 

 

 

リーンボックスの街へと迫る、巨大な黒い影。甲冑の様な装備を纏い、その身同様巨大なハルバートを携えたその存在は、ジャッジ・ザ・ハードに他ならない。

 

「見えてきた…が、もう少し距離があるな…」

 

先程遭遇したリーンボックスの迎撃部隊には、随伴させていた…というより着いてきたモンスター群をぶつけ、街への侵攻を続けているジャッジ。だがそれは、犯罪神による破滅を振り撒く為ではない。…より正しく言えば、破滅の代行が最大の目的ではない。

 

「早く来いよグリーンハート…でないと…でないと身体が疼くからよぉ…!」

 

爛々と輝く目には欲望の光。口元には歪んだ笑み。そして声音は、まるで何かに取り憑かれているよう。

彼にとってグリーンハートは、この時代に顕現して以降初めて戦った『強者』であり、強者との命を削り合うような戦いこそが彼の望み。されどその際の戦いはとても満足出来るものではなく、再戦も叶う前に消滅してしまった。故に彼は心残りがあった訳だが……不満を抱いたまま消滅した訳ではない。

 

(欲ってのは不思議なもんだよなぁ…あんときゃ満足して逝ったってのに、気付きゃまた渇いちまう……)

 

ギョウカイ墓場の死闘で彼はイリゼにより引導を渡された。その時の戦いは正に彼の望んだ至高のものであり、今でも彼の心にはその時の興奮が刻み付いている。だが人の欲とは際限のないものであり、欲求に関して言えば人も女神も、元は人である犯罪神の臣下も変わらない。

だからこそ、彼はリーンボックスへと向かう。ベールがこちらへ向かっている事も、自分を討たんとしている事も分かっているが為に。

 

「俺は騎士でも武闘家でもねぇぞ…?清らかだろうと汚れていようと、俺は俺が満足出来る戦いが出来りゃ良いんだからな…!」

 

もし彼が街へと到着すれば、彼は迷わず人へと刃を振るうだろう。彼は人を傷付ける事が好きな訳でもなければ、意味もなく人を害する事もしない。むしろ一方的な虐殺など彼の望む戦いとはかけ離れたものであり、自身が強大な悪と戦う事で人を救えるのならば、一石二鳥だと喜んで馳せ参じるのが、彼という存在。……が、彼にとっては心踊る戦いこそが至上なのであり、善も悪も、希望も絶望も、全ては二の次でしかない。即ち、意味があるのなら…リーンボックスの人間を殺す事で女神グリーンハートの全力を引き出せるというのなら、彼はそれを躊躇わないのである。

 

「だから、早く来やが……ん…?」

 

この先味わえるであろう悦楽を想像し、ジャッジは笑みを深める。叶わず終わった望みにチャンスが生まれた事に感謝しながら、叶うならば他の女神とも戦いたいと思いながら、少しずつ近付く街を見据えた……その時だった。

 

(影、だと……?)

 

不意に暗くなったジャッジの周囲。とはいえ別段それはあり得ない事ではなく、例えば天気の変化か何かで済む話。だが……一面ではなく、ジャッジの周囲だけが暗くなっている。

それはつまり、巨大な鳥なり大型の航空機なりが上空に現れたという事。このタイミングで現れたとなれば、その存在は高確率で敵だろう…そう考えたジャッジは見上げて……

 

「……オイオイ、マジか…とんでもねぇ奴だぜ、こりゃ…」

 

──思いもしなかった、まさか相見えるとは思わなかった存在に、彼は目を見開いていた。




今回のパロディ解説

・真実はいつも一つ
名探偵コナンシリーズの主人公、江戸川コナン(工藤新一)の代名詞的台詞の事。代名詞のようなものですが、基本アニメのOP前に言ってる台詞ですね。

・「〜〜彼等が勝手に変わっただけなのさ」
物語シリーズの登場キャラの一人、忍野メメの名台詞の一つのパロディ。この台詞より前の部分も、一応意識はしています。下記のネタよりは分かり易いでしょうか。

・「早く来いよ〜〜疼くからよぉ…!」
機動戦士ガンダムSEEDの登場キャラの一人、イザーク・ジュールの名(?)台詞の一つのパロディ。声が付けば分かり易いと思いますが、活字だけだと微妙ですね…。

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