転生姫の世界の関わり方【休載】   作:ホワイダニット

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少し真面目に考えてみる

水面に身を任せながら此れからの事ついて考える。自分の事を考える。今日の、今の時点でわかっている事と記憶を掘り返して思考し、まとめ、推察する。

 

結果たどり着いた答えは自分の体は艦これの港湾夏姫というものだった。だがたとえこの体が港湾夏姫であっても体の動かし方はともかく使い方がわからなければ只の人とあまり変わらない。ただ生きるだけなら人並みで構わないけどもし私がいるのが異世界、それも艦これなら基本的に艦娘は敵対関係になる。だがそれだけならまだこっちが大人しくしていればなんとかなりそうだがもし深海棲艦からも敵認定されたらと思うとちょっと。

 

私はさらに思考の海に潜るため仰向けの状態から立ち泳ぎの姿勢にかえてその姿勢まま潜水する。ニメートル程潜ったところで向きを反転させて一気に潜り底へ到達すると座れそうな岩に腰かけた。上を見上げると水面により乱反射するぼやけた星と月の光、前を向けば薄暗い海中がそこにある。大型の魚類もおらず静かに時間が過ぎていく。海中にいて呼吸を必要しない事を確認しつつ姿勢を正し目を閉じて集中する、すると意識が僅かに拡がり感覚が研ぎ澄まされる。良かった、体が変わっても自分の意識でゾーンに入る事はできる。昔漫画を読んで練習したけどこの体でも問題なく使える、これは大きな収穫だ、もし、艦娘や深海棲艦出会う事になるなら集中力の違いは大きな差を生む。一般人にあれらの相手は無理と思った方がいい、戦いの意識が違う、それこそスポーツと殺しあい並みにずれた意識のままエンカウントすれば私はなにもできずに終わる。だがゾーンの状態なら多少相手の動きに対処できるかもしれない。いや、やめよう。まだここが艦これの世界と決まった訳じゃない、もっと平和な世界かもしれないし私がいた世界の別の場所の可能性だってある。もし艦これと何か別の世界のクロスオーバーだったりしたら目も当てられないけど。一旦考えるのをやめて目を開けると体のまわりに赤色のオーラみたいなのが体を包んでいた、・・・えっと、もしかしてエリート的なアレ?確かエリートが赤色でフラグシップが黄色だったはず・・・そこで集中力が切れると赤色のオーラも消えた。成る程ドラ〇〇・ボールの気のような感じかなと今度はドラ〇〇・ボールの感じを見様見真似でやったら今度は黄色のオーラを纏っていた。オーラを消したり纏ったりを繰り返して赤色と黄色のオーラを自由に切り替えれるように夢中になって取り組んでいたらいつの間にか朝どころか昼間になっていた。

 

 

 

 

 

 




なんか姫がeliteやflagshipのオーラ。気煙だっけ?を纏えるようになりました。あまり意味は無さそうですが。

次話は艦娘サイドでの話をします。

姫の思考が飛んでいたりと理解できない所もあると思いますが作者の思考もこんな感じです、昔はよく友人に理解できないと言われてました。

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