遊戯王OCG’s─変態デュエリスト「古霊 真由美」の1日─   作:レモンの人

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今回は日常回です。慣れない仕事で心労が溜まり、帯広で休養してました。ところで、皆さんは真由美というキャラのCV.は誰をイメージしてますか?実は気になってます(自分はゆずねぇ辺りをイメージしてました……)






そして家族になr(以下略)【ドラグニティ】

「すみません、これから諸星家でお世話になります。『古霊 真由美』です。どうかよろしくお願いします」

「真由美、よろしくね。僕はまだ学生だけど、絶対に真由美を養えるくらいになるから!」

「真由美ちゃん、これからも末永くよろしくね!」

「とうとう俺も爺さんか」

「まだ早いってお父さん!あ、よろしくね!私、お勉強で忙しいけど出来るだけ仲良くするからね!」

 

晴れて諸星家の仲間入り(まだ結婚していないので実質居候)を果たした私は、少し嬉しい気分になった。親と縁切りして2年以上経つけど、久しぶりの家族単位での共同生活だ。不安な気もするけど、やるしかない。

 

「真由美ちゃんは基本私の仕事を手伝ってちょうだい。この家の事についても色々指導するから」

「はい!」

 

義母さんとはシンパシーを感じるけど、今までの胡散臭い雰囲気の所為でそんなに信用ないんだよなぁ。

 

「まず外を案内するわね。ついてきて」

 

 

********************

 

「この家は基本的に年中涼しいの。ただ、虫が多いから防虫対策は徹底してもらうわ。まずここなんだけど──」

「はい」

 

メモを取りながら私は義母さんの話に耳を傾けた。結構内容が濃くて走り書きになりながらもなんとか話を記録しつつ今度は畑から家の中に移った。

 

「陽介さんは決まった場所に物が無いと怒る…いや、怒らないけど困るから配置も教えるわね」

「結構拘りますね」

「あと基本色柄も同じじゃないと困る人だから消耗品も買い換えるなら最低でも同じ色を選んで。まぁ〜ここまで拘るのは陽介さんだけだから安心してね」

「はぁ……」

 

義母さんの言葉に耳を傾けて話を聞くこと3時間。終わる頃には昼を迎えていた。

 

 

12:00

 

 

「なにか料理の際に拘りはあるんですか?」

「無いわ」

「え?」

「うちの料理はその日の気分次第よ。気楽に家でのんびりと暮らすのが諸星家の女の生活…らしいわ」

「らしい?」

「陽介さんの家族は『男は家族のために働く。女は家事を熟した後はしたい事をして家を賑やかにする』っていうルールがあったらしいの。馬鹿馬鹿しいと思うかもしれないけど、おかげで毎日楽させてもらっているわ」

 

所謂『男は仕事、女は家庭』って話ね。でも、ここの家はそれでやって行けるからいいのかも。

 

「そういえば、思い出したんですけど、ユリ根はどこへ売ってるんですか?」

「近くのコンビニよ。店長と知り合いでね、契約して店頭で売ってもらっているの」

「いや、近くって……ここから歩いて3kmありますよね?」

「そうなのよ。少し傾斜あるから膝に負担がかかるのよね。だから私が出られない時は翔太か優里香に運んでもらっているわ」

 

なるほど……でも、私の出勤ルートが噛み合ってるから私が運ぶべきな気がしてきた。

 

「よし、早速料理を作ってもらおうかしら?陽介さんは基本夕方まで仕事場から出る事が無いから、昼に軽食の差し入れと夕飯何にするかをここの硯と筆を使ってそこの棚に入ってる和紙に書いて、障子の間からそっと置いて欲しいの。結婚してからずっとそういう決まりになってるからそこは気をつけてね」

「はい!」

 

取り敢えず、言われた通りに料理を開始した。今日はマスターが定期検診の為、お休みしているので丸一日過ごす事になる。

 

「(軽食といっても仕事しながらだろうから……無難におにぎりがいいかな?)冷蔵庫見ていいですか?」

「いいわよ。漬物は床の蓋開けたら壺があると思うからそこから使ってね」

「!…なんで分かったんですか!?」

「だってサンドイッチじゃパン屑が落ちるし麺じゃ伸びるでしょ?」

「あー……なるほど」

「おにぎりを発明した人はきっと天才ね!べとつくけど手を拭くだけで済むからね」

 

楽しく会話をしながら私と義母さんは料理を作った。昼は何でもいいらしいのでおにぎりを作る横でちょっと贅沢する事にした。

 

「即席カルボナーラのパックで即席ドリア…へぇ、カロリー高そうだけど……」

「まぁ、今日は手が込まなくてもいいかと思いまして……少し贅沢しようと」

 

カルボナーラのパックを開けてご飯の上にかけ、粉チーズとミートソースをかけたら後は10分程度焼くだけ。

 

 

「美味しい♪」

「カルボナーラのパックはオムライスやグラタンにも派生出来ますのでオススメです」

 

 

******************

 

 

「ふぃ〜、食べた食べた」

 

満腹により、ごろーんと寝そべった義母さんの隣で私はアタッシュケースを開けた。

 

「また新しいデッキ組むの?」

「はい、諸星家の仲間として私だけ属性がバラバラでは…と思いまして。風属性デッキを模索中です」

「……あー…なんか申し訳ないわね。別にいいのよ?真由美ちゃん、色んなゲテモノデッキ組んでるんでしょ?」

「ゲテモノ……では………ないですけど。色々組んでますね」

「単一化しちゃうと面白くないからなぁ」

 

ゲテモノと思われてたんだ今まで……まぁ、ゲテモノって言われたら認めざるを得ないのもあるけど。

 

「で、今作ってみました」

「早ッ!?もう作ったの!?」

「まぁ、決めてから作るまで早いですから」

 

実は、アタッシュケースに入っているカードの位置は全て把握している。1日に食べた物を噛む回数より多くのカードの枚数を数えている事が最大の理由だ。

 

「カテゴリと50音順に並べているので欲しいカードがすぐ分かるようになってるのね。しかも3枚ずつ入ってる……」

「揃ってないのもありますけど……」

「よし、せっかく作ったんだから……」

 

義母さんはニタリと笑い、箪笥からデッキケースを出した。

 

「マットは敷かなくていいでしょ?」

「はい」

 

デッキをセットし、正座で向き合った私と義母さんはデュエルを開始した。

 

「「デュエル!!!」」

 

 

真由美 LP8000

 

薫 LP8000

 

 

「先攻!」

「後攻!」

「「じゃんけんぽん!!!」」

 

先攻は取れた。問題は……先攻で無闇に展開すれば霊魂鳥神の餌食になる事だ。

 

「私のターン!」

 

初手は悪くない。ただ、霊魂鳥神を相手にする場合は危険な手段である事になんら変わりはない。

 

「フィールド魔法『竜の渓谷』発動!このカードは1ターンに1度、手札を1枚捨てる事でデッキからドラゴン族モンスター1体を墓地へ送るかデッキからドラグニティモンスター1体を手札に加えます!」

「【ドラグニティ】ね…なるほど」

「手札を1枚捨て、私は『ドラグニティ・ドゥクス』を手札に!そして、そのまま召喚!」

 

 

ドラグニティ・ドゥクス 星4 ATK1500

 

 

「このカードが召喚に成功した時、墓地のドラグニティのドラゴン族モンスター1体を装備する!墓地へ送った『ドラグニティ・ファランクス』を装備!さらにこのカードは自分フィールドのドラグニティカード1枚につき攻撃力を200上げる!」

 

 

ドラグニティ・ドゥクス ATK1500→1900

 

 

「さらに、装備状態のファランクスは自分フィールドに特殊召喚出来る!」

 

 

ドラグニティ・ファランクス 星2 DEF1100 チューナー

 

 

「レベル4のドゥクスにレベル2のファランクスをチューニング!シンクロ召喚!『ドラグニティナイト─ガジャルグ』!」

 

 

ドラグニティナイト─ガジャルグ 星6 ATK2400

 

 

「ガジャルグは1ターンに1度、デッキからレベル4以下のドラゴン族または鳥獣族のモンスター1体を手札に加え、その後手札からドラゴン族または鳥獣族のモンスター1体を選んで捨てる!『ドラグニティ・セナート』を手札に加え、『ガスタ・グリフ』を墓地へ送る。この瞬間、墓地へ送った『ガスタ・グリフ』の効果発動!このカードが手札から墓地へ送られた場合、デッキからガスタモンスター1体を特殊召喚できる!『ガスタの神裔ピリカ』を特殊召喚!」

 

 

ガスタの神裔ピリカ 星3 DEF1500

 

 

「このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、自分の墓地から風属性のチューナー1体を選択して表側守備表示で特殊召喚できる。ただし、この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、このターンは風属性しか特殊召喚できない。『ドラグニティ・ファランクス』を特殊召喚!」

 

 

ドラグニティ・ファランクス 星2 DEF1100 チューナー

 

 

「このカードの召喚条件は風属性モンスター2体!ガジャルグとファランクスで『グレートフライ』をリンク召喚!」

 

 

グレートフライ LINK-2 ATK1400 リンクマーカー【左下・右下】

 

 

「このカードが存在する限り、自分フィールドの風属性モンスターの攻守は500ポイントアップする!」

 

 

グレートフライ ATK1400→1900

 

ガスタの神裔ピリカ DEF1500→2000

 

 

「ターン終了」

「そんなに展開しちゃって〜、私が何デッキか知ってる癖に〜♪」

 

義母さんにとって、相手フィールドにカードはある程良い。でも、展開しなければ強烈なパンチが待っている。八方塞がりな状況で私に出来る事は…相手の隙を探すだけ。

 

「私のターン、ドロー!魔法カード『儀式の下準備』発動!デッキから儀式魔法カードを手札に加え、その後…その儀式魔法カードに記載された儀式モンスター1体を手札に加える!『霊魂の降神』を手札に加え、『霊魂鳥神─姫孔雀』を手札に加えるわ!さらに、『霊魂鳥─巫鶴』を召喚!」

 

 

霊魂鳥─巫鶴 星4 ATK1500→2000

 

 

「さらに儀式魔法『霊魂の降神』を発動!このカードはレベル8以上になるよう手札・フィールドのモンスターをリリース…もしくは墓地のスピリットモンスターを除外する事で儀式召喚を執り行うわ!手札の『和魂』2枚で儀式召喚!さぁおいでませ!『霊魂鳥神─姫孔雀』!」

「グレートフライの効果は相手にも……やらかしたわね」

 

 

霊魂鳥神─姫孔雀 星8 ATK2500→3000

 

 

「姫孔雀の効果に和魂2枚の効果と巫鶴の効果を一斉チェーン!まずは巫鶴の効果、このカードが存在する状況でスピリットモンスターが召喚・特殊召喚された場合、デッキからカードを1枚ドローする。さらに和魂はこのカードが墓地へ送られた時、自分フィールド上にスピリットモンスターが存在する場合、デッキからカードを1枚ドローする。よって2枚ドロー!さらに姫孔雀の効果!」

 

凄まじいアドの乱れ咲き。これぞ義母さんのデュエルだ。

 

「このカードが儀式召喚に成功した場合に発動できる。相手フィールドの魔法・罠カードを3枚まで選んで持ち主のデッキに戻す!竜の渓谷には消えてもらうわよ」

「ッ……!?」

「その後、デッキからレベル4以下のスピリットモンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚できる。『天岩戸』を特殊召喚!」

 

あっ……詰んだ。

 

 

天岩戸 星4 ATK1900

 

 

「巫鶴の効果でドロー……永続魔法『霊魂の拠所』を発動!自分フィールドのスピリットモンスターの攻撃力を500アップするわ!」

 

 

霊魂鳥神─姫孔雀 ATK3000→3500

 

霊魂鳥─巫鶴 ATK2000→2500

 

天岩戸 ATK1900→2400

 

 

「バトル!天岩戸でピリカを攻撃!」

「通します……!」

「続けて!巫鶴でグレートフライを攻撃!」

 

 

真由美 LP8000→7400

 

 

「グレートフライが戦闘・効果で破壊された場合、自分の墓地の風属性モンスター1体を対象としそのモンスターを手札に加える。『ガスタ・グリフ』を手札に!」

 

 

霊魂鳥神─姫孔雀 ATK3500→3000

 

霊魂鳥─巫鶴 ATK2500→2000

 

 

「続けて、姫孔雀でダイレクトアタック!」

 

 

真由美 LP7400→4400

 

 

「カードを2枚伏せてターン終了よ。エンドフェイズに姫孔雀と巫鶴は手札に戻る。姫孔雀は手札に戻った場合、霊魂鳥トークンを2体特殊召喚する!」

 

 

霊魂鳥トークン 星4 DEF1500

 

霊魂鳥トークン 星4 DEF1500

 

 

「さらに、霊魂の拠所の効果で霊魂鳥神─彦孔雀を手札に加える!さぁ、かかってらっしゃい!」

 

勝てるかなぁ……正直言って詰みの流れなんだけど。

 

「ドロー!」

 

うーん、突破はできたけど。これは厳しいなぁ。

 

「魔法カード『ハーピィの羽根帚』!相手フィールドの魔法・罠カードを全て破壊する!」

「あっ」

 

やっぱり伏せカードは『緊急儀式術』じゃないか(キレ気味)

 

 

天岩戸 ATK2400→1900

 

 

「さらに魔法カード『死者蘇生』を発動!墓地から蘇れ!『ドラグニティナイト─ガジャルグ』!」

 

 

ドラグニティナイト─ガジャルグ 星6 ATK2400

 

 

「バトル!ガジャルグで天岩戸を攻撃!」

「ッ!この程度……!」

 

 

薫 LP8000→7500

 

 

「メインフェイズ2に移行、ガジャルグの効果発動!デッキからレベル4以下のドラゴン族または鳥獣族モンスターを1体手札に加え、その後手札のドラゴン族または鳥獣族モンスター1体を墓地へ送る。『ドラグニティ・セナート』を手札に加え、ガスタ・グリフを墓地へ送る。そして、ガスタ・グリフの効果を発動!このカードが手札から墓地へ送られた場合、デッキからガスタモンスター1体を特殊召喚できる!『ガスタの神裔ピリカ』を特殊召喚!」

 

 

ガスタの神裔ピリカ 星3 DEF1500

 

 

「ピリカの効果発動!墓地から『ドラグニティ・ファランクス』を特殊召喚!」

 

 

ドラグニティ・ファランクス 星2 DEF1100 チューナー

 

 

「レベル6のガジャルグにレベル2のファランクスをチューニング!シンクロ召喚!翔太君…私に力を貸してちょうだい!『クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン』!」

 

 

クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン 星8 ATK3000

 

 

「カードを1枚伏せてターンエンド」

「なるほど……止めて来る気ね。ならば、ドロー!」

 

義母さんはさっとカードを引くと手札を数枚重ねた。コンボを組む気だ!

 

「魔法カード『トレード・イン』を発動!手札のレベル8モンスター1体を墓地へ送り、デッキからカードを2枚ドローする!……『天岩戸』を召喚」

 

あ、逝った……

 

 

天岩戸 星4 ATK1900

 

 

「さらに儀式魔法『霊魂の降神』発動!墓地の姫孔雀を除外して『霊魂鳥神─彦孔雀』を儀式召喚!」

 

 

霊魂鳥神─彦孔雀 星8 ATK3000

 

 

「彦孔雀の効果で私はクリスタルウィングとピリカを手札に戻す!そして2体でダイレクトアタック!!!」

 

 

真由美 LP4400→0

 

 

******************

 

「今日は真由美ちゃんが家族の仲間入りを果たした事を祝して、豪華に作ったわ!勿論、日々チマチマと作ってきた野菜で稼いだお金を使ってるので家計簿はノーダメージ。真由美ちゃんも遠慮せずどんどん食べなさい!」

「は……はい」

「じゃあ、かんぱーい!」

 

ワイングラスに注いだ三流ワインを手に義母さんが夕飯開始の宣言をした。今日は私の家族入りを祝してのご馳走。手元には良い感じの味付けがされたサメステーキが置かれ、洋風なのかと思いきや中央にはサメの煮こごりや南蛮漬け・少しだけフカヒレが入ったスープなど全く統一感が無い食卓だが…まぁ、美味しいので良しとしよう。因みにこれだけ揃ってお値段なんと5000円!サメの単価が約2000円である事が大きいだろう。

 

「これだけサメを食べてたらお肌綺麗になりますね」

「でしょ〜♪」

 

サメステーキを食べながら、家族の仲間入りを果たせたんだという実感を持てた。これから先も大変だろうけど、この家族のためなら頑張れる……そう思いながら、私は諸星家の食卓を味わった。

 




真由美「うーん……ドラグニティは一度再考しないと…」
翔太「彼氏なのに最近全然喋れてない訴訟」
真由美「まぁまぁ、これから先に積極的に絡めばいいと思うわよ」
翔太「ありがとう、まぁ……母さんが迷惑かけるけどよろしく頼むよ」
真由美「うん!」
翔太「……さて、例によってデッキ紹介をお願い」
真由美「いいわよ。これが私のデッキよ」


デッキ総枚数(40)
モンスター(21)
●レッドアイズ・ダークネス・メタルドラゴン×1
●亡龍の戦慄─デストルドー×1
●ドラグニティアームズ─ミスティル×2
●ドラグニティ─ドゥクス×3
●ドラグニティ─セナート×2
●ガスタの神裔 ピリカ×2
●ドラグニティ─ファランクス×3
●ドラグニティ─クーゼ×3
●ガスタ・グリフ×3
●ドラグニティ─ブランディストック×1

魔法カード(15)
●竜の渓谷×3
●オレイカルコスの結界×1
●盆回し×1
●ドラグニティの神槍×3
●調和の宝札×3
●死者蘇生×1
●ハーピィの羽根帚×1
●地獄の暴走召喚×2

罠カード(4)
●苦紋様の土像×3
●神の宣告×1


エクストラデッキ(15)
●ドラグニティナイト─アスカロン×1
●レッド・デーモンズ・ドラゴン×1
●クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン×1
●ドラグニティナイト─バルーチャ×2
●ドラグニティナイト─ガジャルグ×1
●ドラグニティナイト─ヴァジュランダ×3
●ヴァレルソード・ドラゴン×1
●スリーバーストショット・ドラゴン×1
●ツイン・トライアングル・ドラゴン×1
●天球の聖刻印×2
●グレートフライ×1

翔太「なんか……ストレートな構築だね」
真由美「そう?今回は結構捻ったのよ?例えば……デッキのレダメを早期展開するために天球の聖刻印を採用したり、墓地へ落としたバルーチャをツイン・トライアングルで釣り上げたりと採用には色々気を遣ったわ」
翔太「苦紋様の土像の採用理由は?」
薫「あ、それ私も気になったわ」
真由美「苦紋様の土像は装備状態のドラグニティが場に出ても破壊効果が起動するの。だから、土像が場にある時にバルーチャを呼び出せれば最大4枚まで破壊出来るわ」
薫「なるほどねー…」
真由美「今回のデュエルは完全に相手が悪かったです。展開してひたすら殴るデッキと展開を妨害して壁を増やしつつバウンスで一気に盤面を潰すデッキとでは相性が悪過ぎました」
薫「はぁ……そんな気は無かったんだけどね〜」
翔太「母さんのデッキはちょっとねぇ……勝てないよアレには」

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