東方現幻夢   作:カミユ

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どうもカミユです!
絢斗&昏御「俺(私)達、参上!」
耳元で叫ばないでくださいお願いします
絢斗「ようやく俺達(幼少期)の出番だな!」
そうですね。とはいえ、今回の章ではあまり出番はありませんね
昏御「なん…だと…」
いつから今回の章で出番がたくさんあると思った?
絢斗「順番が逆」

絢斗&昏御&カミユ「本編へどうぞ!」


過去編二章 2つの出会い
第39話 入学と出会い


 Side 夢華

 

 さあ!やって来たよ!待ちに待った小学校!!小学校入学はどれほど待ちわびたか……幼稚園(保育園)も行かずに早苗ちゃんと神奈子さんと諏訪子さんと毎日の様に遊ぶ日々が続いたけど、嫌じゃないけど、待っていたのだ!背中には紫のランドセルがある。早苗ちゃんは緑

 

「よーし!早苗ちゃん!行くよ!」

「わっかりましたー!」

「夢華ー。走らないでー」

 

 近くにはレイア(お母さん)と早苗ちゃん。入学する小学校の名前はは『現想小学校』。現想の"現"は"幻"だと思うけど。現れる想いって意味なのかな?

 

「絢斗!走らないの!」

「昏御も!」

 

 少し先では2組の母親が走っている子供を注意する

 

「大丈夫!俺は鍛えているから!」

「うおおお!」

 

「すごい人たちですね。私達と同じクラスになりますかね?」

「なったら凄いよね。毎日が楽しくなりそうだよ」

 

 さて、僕の予感は当たるかな?そんなことを考えながら早苗ちゃんと入学生徒が案内される方に行く。お母さんは先に保護者席に着くみたい。神奈子さんたちは神様だし、大人の事情で来れなかったみたい。残念

 

「やったね!早苗ちゃん同じクラスだよ!」

「そうですね。しかも席が隣です!」

 

 僕たちのクラスは1年B組。人数は21人。全クラスはA〜D組まであり、それぞれ21人づつ子供がいる。縦に4列で、横に5列。1人余るから窓側の列の後ろに1人いるかんじ。総勢84人の新入生が入った。他の学年はよくわからないけど入場するときに同じ人数の上級生が連れて行ってくれたから2〜6年生も84人くらいかな?だから……えっと……500人ちょっとかな?

 

「昏御も同じクラスになったな!よろしく!」

「絢斗もこれからよろしく!」

 

 少し離れたところから学校に来た時に少し先にいた2人組の声が聞こえる。あの2人とも同じクラスか。仲良くなれるかな?

 

「みんなー。私はこのクラスの担任をする、中山 二胡(なかやま にこ)。よろしくねー」

「「「「よろしくー!」」」」

 

 ガラガラと教室の扉をあけて入って来たのはすごく優しそうな女性が入って来た。手には帳簿を持っている

 

「それじゃあ出席を取るから名前を言われたら返事してねー」

 

 先生がそう言うと一番から言われていく。僕の番になって返事する。何故か女の子と間違われた。なんでだろう?

 それから最後らへんになるとさっきの2人組のうちの1人の名前が呼ばれる

 

原峰 絢斗(はらみね けんと)君」

「はーい!」

 

 はらみね けんとくん……うーんどんな漢字なんだろう……それからすぐにもう1人の方が呼ばれる

 

「最後に、夢栄 昏御(ゆめさか くれみ)ちゃん!」

「はーーい!」

 

 最後にゆめさか くれみちゃん。なんか2人は競っているのかと思うほど元気よく返事をする

 

「それじゃあ安達君から自己紹介してもらおうかな。前に出て、名前と好きな事、将来の夢とかね」

 

 つまりは1番から自己紹介してって事だね。僕はまだ将来の夢とかは決まってないけど…好きな事?そんなの決まっているじゃないか

 

「僕は上殊 夢華。好きな事は仮面ライダーの変身ポーズをする事と読書に、漢字を調べる事です。将来の夢はまだ決まっていないよ。よろしく!」

 

「私は東風谷 早苗です。好きな事はおしゃべりする事です。将来の夢は神社を継ぐ事です。よろしくお願いします」

 

 早苗ちゃんの自己紹介が終わると次々と自己紹介が進む。そして原峰君の番になった

 

「俺は原峰 絢斗!好きな事は筋トレする事と誰かを守る事!将来の夢は正義の味方になる事だ!よろしく!」

 

 原峰君のの夢は警察官とか消防士になることかな?正義の味方と聞いて仮面ライダーを思い浮かべてしまったけれど仕方がないね

 そして最後に夢栄ちゃんの自己紹介になった

 

「私は夢栄 昏御!好きな事は体を動かす事!将来の夢は人を助ける事!よろしく!」

 

 原峰君……言いづらいから絢斗君と昏御ちゃんは似たような自己紹介だったな〜

 

「それじゃあ自己紹介が終わったから学校を見て回って行こう!」

 

 そんな訳で先生に連れられて学校の中を歩き回った。移動中に2人一緒にいる絢斗君と昏御ちゃんに話しかける

 

「えっと……絢斗君と昏御ちゃんで良いかな?僕は同じクラスの上殊 夢華。よろしくね」

「おう!俺は原峰 絢斗!」

「私は夢栄 昏御!」

 

 こうやって面と向かって話すと、なんとなく僕と早苗ちゃんと似ているような気がするんだよね。なんでだろう

 

「さっきの自己紹介の時に夢華から俺たちと似ている感じがしたが、もしかして特殊能力を持っていたりしないか?」

「……!え……能力?絢斗君と昏御ちゃんも持ってるの?」

「うん。まだよくわかっていないんだけど……移動する能力みたいな感じ」

「僕の勘もあながち間違ってなかったんだね。僕は漢字に関係する能力なんだけど、学校じゃ話せないから今度僕の家に遊びに来て。その時に話すよ」

「分かった!あっちにいる早苗も能力持ちか?」

「それは早苗ちゃんの口から聞いた方がいいかな?」

 

 移動系の能力を持っていると言っている2人。この出会いは僕の人生で、ものすごく面白くなって、色々な事に遭う原因になるんだけど……悪い出会いではなく、面白い出会いになった




絢斗「短っ!」
昏御「2000ちょっとじゃん!」
だって……自己紹介とかでどうやって
絢斗「次回は長くなかったら…」
昏御「ムッ殺す!」
ハイ

ではまた次回

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