東方現幻夢   作:カミユ

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どうもカミユです!
霊歌「今更だけどさ、夢華っていろんなところでいろんな人物と出会っているよね」
だって主人公ですし。この方が設定とか色々と浮かんだりするので
霊歌「絶対収集つかなくなるわよ」
だ…大丈夫だ。もももも問題ない(汗
霊歌「ダメだこりゃ」

霊歌&カミユ「本編へどうぞ!」


第38話 閻魔様とお話し

 Side 夢華

 

「じゃあみんな気を付けてね〜」

 

 ワームと戦ってから次の日、就職……いや、バイトの方が正しいかな?……2日目。授業がすべて終わり、生徒達を見送っていた

 

「相変わらずすごい人気だな夢華は」

「そうかな?外だとこんな感じだと思ったけど」

 

 小学校の先生ってこんな感じじゃないの?僕が知っている中だと日常茶飯事で先生が過労で倒れなかったのが不思議なくらい教室内を歩いていたから

 あの先生は凄かったな〜。先生の経験を知ることになるとは思わなかったけど

 

「それじゃあ後は事務仕事をするだけだね」

「そうだな。妹紅が居てくれれば手伝ってくれるから助かるんだが……また輝夜と戦っているのか?」

「仲よさそうだよね。あの2人」

 

 慧音と話しながら職員室に向かう

 

 それから一通りの事務仕事を終わらせて、また明日と言いながら別れた

 

「〜♪幻想郷だと外の世界ではなくなったものが沢山あるからな〜。あ、すみませーん。金平糖1つくださ〜い」

「はいよ。ありがとうね。夢華は外来人なんだろ?戻りたいとかって思わないのか?」

「ありがとうございます。そうですね。まだ幻想郷に居ますよ」

「いつか居なくなっちまうとなると寂しくなるな〜。夢華は幻想郷で知らぬ者はいないほど有名人なんだからよ」

「そうなんですか?まあ幻想郷を出るときはもしかしたら明日かもしれないですね」

「ほう。それはどういう意味だい?」

 

 甘味処の店主の人と世間話をする。まあ今は僕が幻想郷から出て行くかどうかの話なんだけど

 それは外にいる友達が僕を見つけることができるかどうかを知りたいんだよね。いつきても不思議じゃないのが凄いんだよねあの3人は

 

「それじゃあさようなら〜」

「おう。また来てくれな」

 

 店主と別れ、守矢神社に帰ろうと考え始めたところに道の角に見知った人が歩いて出て来た

 

「あ、夢華さん」

「あ、四季さん。お久しぶりです」

 

 偶然角から現れた閻魔様……四季 映姫(しき えいき)、ヤマザナドゥさん。四季 映姫が名前で、ヤマザナドゥが役職名。能力が白黒はっきりつける程度の能力を持っている。具体的には…と言ってもそのままの意味で迷わないだったような。紫さんとか苦手そうな人だと思えば分かりやすいかな?礼儀正しく、小町さんの上司。僕の知っている限りでは2人が揃っているときは大抵四季さんが小町さんを説教している

 見た目は緑髪のショートで僕と同じくらいの背。しかし、大人のような雰囲気が出ている

 

「お久しぶりです。6年前とあまり変わりないようですね。変わったことと言えば背くらいですか」

「そういう四季さんは全く変わりませんね。こういう時に人間って思い知らされますね」

「そうですね。私からすればすぐで夢華さんからすれば年単位ですから。感覚的には昨日までいた自分よりも背の低い子供が次の日には私と同じくらいまで大きくなった感じですか」

「具体的ですね」

 

 ばったり会ってからその場で談笑。四季さんはなんで人里にいるんだろう?小町さんの説教(されている前提)が終わっていて、仕事が終わったからかな?

 

「そうですね。仕事がひと段落ついたので人里の見回りでしょうか」

「少しは休んだらどうですか?6年前とあまり変わらない質で仕事をやっているでしょう?人里の見回りはいいと思いますが、四季さんが倒れたら小町さんが仕事を今まで以上に身に入らなくなってしまいますよ」

 

 どこからか「解せぬ」と小町さんの声が聞こえた気がするけど……幻聴幻聴

 

「ふむ、確かに小町が仕事を今以上にサボるような事は好ましくありませんね。仕事をサボることなど問題外なのですが」

「仕事詰めはやめた方がいいと思いますが……。息抜き程度はやってもいいと思いますが。小町さんは息抜きを軽く超えていますけど」

 

 はあ……。と2人同時にため息をついてしまう。というか6年前と変わらずに小町さんはサボっているのか……本当に変わらないな〜

 

「小町から夢華さんが幻想郷に来ていることを知らされていました。夢華さんなら来ると思っていましたが……」

「まあ行こうとは思ったんですけど……立て続きにいろいろなことが起きたり、場所がわからなかったり、三途の川に死んでもいないのに行っても良いのかと考えていましたから」

 

 実際三途の川は何処にあるのか…………どこかで妖怪の山のどこかとは聞いたような気がしたけど……分かんないや

 

「今度三途の川に来てみませんか?最近、仕事が多くて……資料整理が大変なんですよ」

「ん〜〜〜〜。良いですよ。じゃあ今日の夜…寝る時に三途の川に行きますね」

「仮死状態で、ですか?」

「まあそんなところです」

「はあ……そういうところも変わりませんね。無茶苦茶で通常ならできないことを平然とやることのできるなんて羨ましいです」

「では、また後で」

 

 そう言って四季さんと別れた。いつも睡眠というか夢はサグメやドレミーと居るから珍しいことではあるね

 …………これから毎日三途の川に行こうぜ!

 

 

 

 

 

 

「という事で、今日は三途の川に行って来るね!」

「いやいやいやいや!三途の川に行くのをを友達の家に行くようなノリで行くみたいに言わないよ!?」

「でも、夢華くんなら死んでも次の日には帰って来そうですよね」

「ただしそのままとは言っていない」

 

 夕食時に早苗ちゃんたち神様に三途の川に行くことを伝える。まあ行くと言っても死ぬわけじゃないから心配はいらないんだけどね

 それと僕でも死んだら帰ってこれる自信はないよ

 

「まあ三途の川だろうが、ゆっくり遊んで来ると良いさ」

「三途の川で娯楽なんてあるとは思えませんが」

「案外あるかもよ?子供が遊ぶ遊園地とかあったり」

「あったっけかな〜?」




この後、夢華は幽体離脱というか、魂だけが抜けて三途の川に行きます
霊歌「夢華万能説」
万能です。次回は過去編になります。歳は小学校に入学してから10歳くらいまでです。そこで(チート並みの)強さと個性豊かなオリキャラが登場します。最近陰が薄い早苗さんが出てきます
霊歌「言ってあげないでよ」

ではまた次回!

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