昏御「なんか始まりかたが変わったね」
そう言えば毎回挨拶をしてなかったと思いまして今回からやる事にしました
昏御「普通だけどね」
そういえば僕の投稿しているシリーズは大体Side ○○となっていて誰かの視点からできていますがSide ○○が無い時は三人称視点と思ってください
昏御「そうだね。完璧に忘れてたでしょ」
だから今伝えたのです
昏御「もうそろそろ始めないとじゃないか?」
ですね。では
昏御&カミユ「本編へどうぞ!」
第24話 倒壊した博麗神社
「ねぇ烈っさん〜調子は〜?」
黒髪の青年はあるドアの前で扉を軽く叩きながら中に居る人物を呼ぶ。すると、ドアが開き中から170cmほどの男が出てきた。茶髪で真っ黒な瞳をしていてどこか苛立っている様子だ
「あぁまだ少しかかるが試運転くらいしないといけないな」
「そんなんだ。で?アイツと戦るの?」
「そうだな。
「新羅?そういえば今日どっかに行ったような気がするけど?」
「クソ…試運転にはちょうど良いんだがな…狼。何か試運転に使えるものを探してこい」
「え〜あったっけかな〜?」
黒髪の青年…
「さて、お前は
Side 霊夢
「はあ〜全く…何て奴なのよ。私の記憶を消すことができる人がいるなんてね」
夢華が幽香と戦ったその夜。私は布団を敷いていながら独り言を呟く
「私が忘れていたということは霊歌も忘れているのよね。夢華も忘れているし……思い出してほしいな」
夢華は今と昔の性格は変わっていないから、思い出してくれたらあれからどんな修行をしたとか色々と話したいことがたくさんある。でも、自然には思い出さない。私の勘だけど
「無理に急いでもダメよね。あくまで勘なんだから外れるかも知れないからね」
願うように言うと、敷き終わった
「明日夢華のところに行こうかしら。そうすれば思い出してくれるかもしれないし…」
布団に寝転がり目を瞑る
次の日の朝。私は目が覚めた。神社が倒壊する程の激しい揺れによって
すぐに外に飛び出る。と、同時に神社が倒壊する。しばらく呆然として何も言えなかった。しばらくして叫ぶ
「私の神社がーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!」
Side 夢華
幽香さんと戦ってから次の日の朝。境内から周りを見回していた。今まで気にしてなかったけど場所によって天候が違っている
「紅魔館は霧、迷いの竹林は雪、あそこの森は雨と……氷?いや、雹かな。博麗神社の方は快晴と…異変かな?」
「夢華くんどうしました?」
「いや〜今なんとなく周りを見たらいろんなところの天候がおかしくなってるから見てたんだよ。ほらあの森なんて雨と雹が降ってるよ」
「本当ですね。全く気付きませんでしたよ」
後ろから早苗ちゃんが話しかけて来た。最近の幻想郷中の天候がおかしくなっている。これは霊夢に聞いたほうがいいのかな?
と、思っているとものすごく強い風と共に文さんが飛んで来た。確か文さんの能力は【風を操る程度の能力】だった気がする
「夢華さん夢華さん!博麗神社が倒壊しました!」
「え?いつですか?」
「霊夢さんによれば今日の朝みたいですよ。これが証拠の写真です」
「どれどれ…本当だ。これはひどい…全壊してますね」
文さんの写真は少しブレていた。多分隠し撮りしたんだと思う。それでも分かるくらい、神社が倒壊していた
「夢華くんどうしますか?」
「異変だよね。これは。でも異変解決は霊夢の仕事なんでしょ?だったら解決するまでこっちに被害がないようにすれば良いんじゃない?」
「…夢華くん。本音は?」
「異変解決するところを見て見たい!」
「ですよね。私達は神社が破壊されないようにしときますね」
「了解。じゃあ行ってくるね〜」
「行ってらっしゃ〜い」
「夢華さん!今の霊夢さんは機嫌が悪いので気をつけてください!いつ攻撃されるか分かりませんよ!」
「善処しま〜す!」
早苗ちゃんと文さんに見送られながら博麗神社に向かう。文さんによれば霊夢は機嫌が悪いみたいだから気をつけないと
「♪〜」
鼻歌を歌いながら飛んでいると博麗神社が見えてきた。境内に霊夢と魔理沙が居る。ここからでも分かるくらいに霊力が伝わる。近付きたくないです。そう言うわけにもいかずに境内に降りる
「やっほー」
「夢華助けてくれ!霊夢が怖いのぜ!」
「夢華?何しに来たの?」
「博麗神社が倒壊したみたいだから観に来たのと、最近幻想郷中の天候がおかしいことについてだよ」
「前者については怒るわよ「やめて…」。まあ良いわ。で?天候の事だっけ?」
「なあ夢華。最近雨ばっかだよな?」
「え?最近は晴ればっかりだと思うけど」
僕が幻想入りしてから今のところ雨は降っていないような。あ…初日に降ってた
「それが私のところだけ雨が降っているみたいでおかしいと思うぜ」
「魔理沙が住んでいるところって雨と雹が降ってる森?」
「雹?雹は分からないが魔法の森に住んでるのぜ?」
「じゃあ雹は誰なのかしらね」
霊夢が途中から話に入ってくる
「他に誰か住んでいる人いない?」
「アリスが住んでいるのぜ」
「じゃあアリスかもね」
「じゃあ行ってみる?」
「当然!さっさとこんな異変、解決してやるわよ!」
霊夢が飛び立とうとした時にふと、ある事が気になった
「そういえば霊夢は神社が建て治るまでどうするの?」
「当然この異変の首謀者にやらせるわよ!今日中にね!」
そう言って霊夢がものすごい速さで飛んで行った。もう見えない
「魔理沙はどうするの?」
「私は幻想郷を周るぜ。とにかく今は情報が欲しいからな。何か見つけたら報告するぜ!」
「了解。じゃあこっちも情報を見つけたら報告するよ」
「また後で会おうぜ〜」
魔理沙はどことなく死亡フラグ漂う発言をして飛んで行った。取り敢えず僕は霊夢ちゃんを追いにいかないと。魔法の森に飛んで行く
「………どこだここ…」
森の中に赤みがかった茶髪で175cm程の男が歩いている
「ッたくよォここに祭りの予感がしたンだがなァ。ハズレかァ?」
男はただ真っ直ぐに進んでいたが足を止める
「ここら一帯を吹き飛ばすか?だが、そうしたら狼がうるせェしよォ。クソが!何かねェのか?ン?」
男が見た先には霊夢が飛んでいた。男に気付いていなく通り過ぎた。霊夢を見た男の顔が狂気を含んだ笑みを浮かべる
「ハハハハ!ちょうど良いところに現れたじゃねェか!憂さ晴らしには丁度良いねェ!ンじゃアまあぶっ殺しに……クソ!まだだったな!」
今すぐにも霊夢に向かおうとした男が何かを思い出したように辞めて周りにある木を蹴り倒した
「アア暇だ。何かねェのかよ」
男が空を見ると緋色に染まっている雲を見た。それを目撃した男はまた狂気的な笑みをした
「あるじゃねェかよ。ハハハハ!この先には戦える奴がいるのか!?」
そう言って男は緋色の雲が集まっている場所まで歩いて行く。
男は気付かなかったが彼の上空を夢華が通り過ぎた
今回、最初のところで何人か名前が出て来ていました。その人たちは主人公たちの敵対組織です。三人くらい出ましたがまだ何人か居ます。敵対組織の人たちは全員オリキャラです
昏御「あの狼とか言った人は何回が出て来たよね」
はい。彼の能力は使い勝手がいいですから
昏御「そういえば前回の後書きで新しいシリーズを投稿するとか言ってたがどうなの?」
やりますよ。今オリキャラの設定が完成しつつあります
昏御「ファイトだ!」
おう…?
ではまた次回!