オレ、あるいは獅子の騎士   作:冬霞@ハーメルン

8 / 9
みなさんのご感想、とても嬉しいです。次話は鋭意執筆中ですが、感想へのお返事がてら、登場人物を紹介します。
またある程度お話が進みましたら、新しくキャラクターを追加していきますので、どうぞよろしくお願いします。



登場人物紹介

 

 

【クラス】セイバー

【マスター】

【真名】サー・イウェイン

【性別】男

【身長・体重】180cm・81kg

【属性】秩序・善

【ステータス】筋力B

耐久B

敏捷B

魔力C

幸運C

宝具B

【クラス別スキル】

対魔力:B

 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。

 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても傷つけるのは難しい。

騎乗:B

 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】

遍歴の運命:B

 多くの騎士が背負った運命の1つ。中々一つ所にとどまることができない業。挑戦の象徴。

 自軍に有利な陣地以外での戦闘、不利な条件にあったとき有利な補正がつく。

泉の騎士の鎧:B

 ブリテン一の魔女、モルガンが作成した鎧。非常に頑丈。あと黒光りして目立つ。

 宝具として使う場合は『|赤錆びた黒鉄の鎧《アーマー・オブ・エスカルドス・ザ・グレート・タイフーン・エクセレント・ガンマ》』となる。長い。

 

【宝具】

 『黒く貴き鴉の濡れ刃(ケンヴェルヒェン・ブラックウィンド)

 ランク;B 種別;対軍宝具 レンジ:不明 最大捕捉:300人

 祖父キンヴァルフがコレクションしていた三百本の魔剣と三百羽の鴉の使い魔。

 彼の魔剣はこのコレクションの融合したもので、真名を解放すれば三百の剣に、三百羽の鴉へと変わる。

 鴉の使い魔は一羽一羽が一人前の戦士に匹敵する力を持ち、諜報などに使うほか弾丸のように飛ばすこともできる。

 また一振りの斬撃を三百に分裂させるなど、多数を相手取るのに適している。

 

 『重束斬空・黒燿大翼(ケンヴェルヒェン・ブラックモア)

 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~5 最大捕捉:不明

 三百本の佩剣を一振りの斬撃として放つ獅子の騎士最大最強の奥義。

 重ね、束ねられた斬撃はさながら巨大な鴉の翼のように見える。

 

 『吾が名は獅子を連れた騎士(ル・シヴァリエ・オ・リオン)

 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ・1 最大捕捉:1人

 共に勲を挙げた無二の親友たる白獅子の召喚。

 ケンヴェルヒェン以上にサー・イウェインを表す、彼そのものと言える宝具。

 彼を戦いのために喚び出す条件は二つある。まず相手が自分より多いこと。次に相手が自分より強いことである。

 

【解説】

 ウリエン王の嫡子にして円卓の騎士の一人。ガウェインの親友にして好敵手。

 オウェイン、ユーウェイン、イヴァンなど様々な呼び方があるが、最も有名なのは『獅子を連れた騎士』。

 髭面に熊のような体躯と、中々円卓にもいない漢くさい風貌。一方ロマンチストで、騎士道に憧れる若い騎士でもある。

 祖父譲りの収集癖があり、武具や押し花、美しい鳥の羽などをコレクションするのが趣味。

 円卓の騎士としては遅咲きで、長らくアーサー王の下で将軍として戦働きをしながら、やがて妻ローディーヌを巡った一連の冒険で名を馳せた。この大恋愛はトリスタンの物語に匹敵する人気を誇るが、この結婚は彼女が正体を偽ってキャメロットに騎士としてやってきてからのものであるほか、ほとんどが事実をもとにしたものだった。

 将軍、王子らしく包容力があり気遣いも利く。しかしプライドが高く、見くびられると思わずカッとする激情家である。

 彼の最後には諸説ある。ガウェインの冒険の途中で他人に間違われて殺された、祖国へ戻り王位を継いだなどだが、実際には‥‥?

 

 

 

 

 

【クラス】セイバー

【マスター】

【真名】サー・カログレナント

【性別】男

【身長・体重】168cm・68kg

【属性】混沌・善

【ステータス】筋力D

耐久B

敏捷B

魔力D

幸運A

宝具C

【クラス別スキル】

対魔力:C

騎乗:C

【固有スキル】

遍歴の運命:A

 多くの騎士が背負った運命の1つ。中々一つ所にとどまることができない業。挑戦の象徴。

 自軍に有利な陣地以外での戦闘、不利な条件にあったとき有利な補正がつく。

聖遺物の加護:B

 聖アッティラの加護を持ち、キリスト教圏の奇跡に対して有利な補正を持つ。また邪悪なもの、理不尽な運命への抵抗力がある。

仕切り直し:B

 自分に不利な状況にあるとき、戦闘から離脱する能力。彼の場合は逃げ足の速さ。あるいは敵が見逃してくれる確率が非常に高い。

 

【宝具】

 『約束された破壊の鋒(ホーリー・スマイト)

 ランク;C 種別;対獣宝具 レンジ:不明 最大捕捉:罪深き多数の敵

 旧知のメイラード神父から借り受けたシュリューダンの魔剣の奥義。

 聖アルテラの加護が与えられた鋒。肉、各種野菜、香辛料、オートミール、フルーツの種等が原料。

 魔剣なのに聖なる加護があるのはよくわからない。虹色に輝いていて、鋒だけぐるぐる回る。

 柄に仕込まれた封印(ピン)を引き抜いたあと、3つ数えて振りきることで鋒だけが飛んでいき炸裂する。

 4つでは遅過ぎ、2つでは早すぎるので、必ず「23」「23」と数えること。

 

【解説】

 サー・イウェインの従兄弟。緑色の鎧と真紅のマントがトレードマークで、『若草のカログレナント』とも呼ばれる。

 自分のことを(それがし)と呼び、語尾に「ござる」などをつけて話すいかにもな変人。しかし性根は実直で誠実、民草のためならば危険な冒険にも進んで向かう勇敢な若者。

 冒険の旅に出てばかりでキャメロットには殆ど居着かない。蛮族退治も侵略者との戦争にもいなくて、殆ど仕事してないようなものだが何故か愛され、許されている。

 腕前はお世辞にも強い、とはいえない。円卓の騎士としての実力は十分にあるが、あまりに波乱万丈な冒険には彼程度の腕では太刀打ちできないので大概の冒険で失敗、逃げ帰っている。

 その荒唐無稽な冒険譚は誰もが聞きたがり、彼の名誉を疑う者は一人もいない。

 

 

【クラス】セイバー

【マスター】

【真名】サー・メリアグランス

【性別】男

【身長・体重】175cm・66kg

【属性】混沌・善

【ステータス】筋力C

耐久C

敏捷B

魔力C

幸運D

宝具C

【クラス別スキル】

対魔力:C

騎乗:C

【固有スキル】

内政:B

 領地をどれだけ栄えさせることができるかを表したもの。小さな城と、その周りぐらいの領地ならば十分に治めることができる。

 拠点を持つ場合、戦闘前後のフェイズが長いほど戦闘に対して有利な補正を得ることができる。

横恋慕の哀愁:C

 望むものを手に入れられない運命。恋敵に対して有利な補正を得るが、その場に横恋慕の相手がいる場合は逆に不利な補正を得る。

呪術:B

 不調や報復に用いる旧い魔術を扱うことができる。彼は騎士であるため、その行使には非常に大きな代償を要する。

無辜の悪役:A

 未来の創作やイメージによって在り方を捻じ曲げられ、先んじて生前に過酷な運命を背負うことになってしまった悪役。未来に約束された創作により、彼は悪役を約束されてしまった。

 

【宝具】

 『王女の誘拐・剥奪武具(ビトレイ・ザ・クイーン)

 ランク;C 種別;対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1

 王女に立てた守護の誓い、愛が捻じ曲げられてしまったもの。本来は『臣は誓う無償の愛《セイブ・ザ・クイーン》』という名であった。

 対象に所縁ある人物を誘拐し、人質にとることで対象の武具を剥奪することができる。所有権は奪えないが、人質が取り返されるまで対象の武具は使用できない。

 ただし剥奪するのは武具のみで、逸話が宝具になったもの、体質が宝具となっているもの等は無効化できない。

 

【解説】

 アーサー王にキャメロット近くの小城を任された騎士。内政に優れ、詩を愛し、何より王女を愛していた。

 後の世でランスロットの敵役とされていた。アーサー王伝説は後世の影響をあらかじめ受けやすく、彼もまた悪役であることを運命づけられてしまった。

 カログレナントとは腐れ縁、というか彼に振り回されるのが常で、口では嫌がりながらも何だかんだ付き合ってしまうお人好し。民からは良き領主として慕われていて、同僚たちからも憎めない小物っぷりを愛されていた。

 


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。