まずちょっと鬱りました。信用していた人に裏切られたので。
なかなかショックなもんなんですねぇ…。
そしてこっちが本題。何とか立ち直って書き始めたのですが…。
私タブpcと接続キーボードを使ってたのですが、
キーボードが起動しなくなりました・・・。
今現在、タッチキーボード使ってますがやりづらい・・・。
正直、執筆速度絶望的です。なのでしばらく投稿遅れます。
とっとと修理お願いするので気長に待ってください・・・。
ええ、コホン。今四葉本邸にお邪魔しているのですが・・・。
真「作者~、差し入れって何かしら?」
胃腸薬です。
真「・・・え~と、普通差し入れって果物とかだと思うのだけど?」
では聞いてみましょう。葉山さん、閲覧者様が胃腸薬送ってくださいましたよ。
葉「なんと言うお方でしょうか! 我々の身を案じてくださる方がいるとは・・・」
真「え? ちょ・・・ちょっと葉山さん。私も貴方の身を案じてはいるのだけど・・・」
葉「あ~はいはい、そうでございますね・・・」
ここの真夜さんは何故モンスターペアレントになったのか、無念。
でも変える気はないぞ、私はこういう真夜さんのキャラも好きだから
将輝との会話の後、部屋に戻ると何故か胃腸薬が用意されていた。
直感的に毒物ではないことを察して飲むと効果絶大、かなりましになった。
「ふむ、充分体調がよさそうだな」
「克人さんですか・・・昨日そんなにひどい顔してました?」
「一言で言うと・・・瞳に絶望が満ちていた・・・」
「おい、なら助けろよ」と口をつきそうになるが、何とか丁寧に聞くことに成功した。
「女性が食わせてくれるのだから、止めるわけにもいかんだろう?」
「ああそうですね克人さんはそう言うお方でしたね」
天然紳士って怖いよね。いや、この人の性格分かったうえで小悪魔はやりやがったな。
「で、今日予選でしょう? コンディションはどうなんですか?」
「いや、流石に昨日のお前たちの試合を見たら恥じない試合をせねばとな」
昨日の試合はネットにて全世界で既に数万以上の再生数だそうだ。
俺は楽しめたから正直どうでもいいが。
「いや~、出来ることなら克人さんともやり合いたかったですね~」
「練習では何本もしただろう?」
「練習じゃなくてもっと本気の、風紀委員の推薦の時なんか最高でしたね!」
あの時は調整も面倒だったが、あれだけ本気を出せることは滅多にない。
まあ、今回も相当本気だったが。強者との戦い程湧き上がる物はない。
「そう言えばあの時は負けてそのままだったな。どこかでその借りは返さんとな」
負けっぱなしと言うのは世間体もよくはないが、今回は私怨だろう。
ただ、俺と克人さんが本気でやり合えばこの会場くらいは吹き飛びかねない。
「やる時にはしっかりした場所でやらないとですね。
表面を凍らせて海上ででもやらないとどうなることか・・・」
「そうなるとすぐに氷が割れてお前が沈むことになるがな」
あ、うん、結構本気でやり合うつもりだこれ。
「まあ、見てて楽しい試合をお願いしますよ~」
戦いはやるに限るが、見ていても楽しい試合は矢張りある。
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「は~、もっともっと楽しい試合をしたかったなぁ~」
そう、命を奪い合うくらいの本気の試合・・・考えるだけで震えそうだ。
「昨日の試合も相当ヤバかったと思うが・・・」
昨日のも楽しかった。あんなに血沸き肉躍る試合はそうそうない。
ただもっと・・・血の雨が降り、肉片が舞い踊るような殺し合いもしたい。
「実力のセーブって面倒くさいんだよ。全力で壊せるモノが欲しいくなるんだよな」
モノが『物』なのか『者』なのかは言わない。やっぱり後者が好きだが。
「で、深雪は今日のコンデションはどうなんだ?」
ミラージの試合は体力をかなり消費する。まあ深雪なら問題ないだろうが。
そうじゃなくても、愛梨を相手にするのはかなり大変だ。
コンデションがいいにこしたことはない。
せっかくあれだけの猛者とやり合えるのだ。最高のテンションでやるべきだ。
「問題ないわ、お兄様が忠告してくれたしね」
流石シスコン、妹の体調管理はばっちりであったか。
「昼夜、何か失礼なことを考えなかったか?」
「チョットナンノコトダカワカラナイデスネカンチガイシテルンジャナイデスカ?」
確かに強いやつとは戦いたいが達也と殺り合うのはごめんだ。
「まあ、深雪なら愛梨相手にも遅れはとらないだろ。
他にも上級生とやり合えるんだ、しっかり楽しめよ」
無論、負けるなどとは思っていない。楽しむうえで勝つものだ。
つまらない戦いはやりたくもないし見たくもない。
何より、経験にもなりにくい。楽しめてこそ記憶に残る。
だから、殺し合いも全力で楽しむのがモットーだ。
そもそも、俺に歯向かう様な愚者の命に価値などないのだから、
俺が遊んでやって価値を与えてやってるわけで、感謝してほしいくらいだ。
「ま、問題が起こることもないだろうし、安心して全力をだすと出すといい」
「そうさせてもらうわ。何かあっても昼夜が助けてくれるでしょうし」
「その何かが起きないって言ってるんだが・・・」
それに俺より先に達也が助けるだろうし、俺の出る幕はもうないだろう。
内側にいたやつらは閣下が消してくれたし、外部の奴らは俺が消した。
それを理解したうえで今更介入できる奴はいないだろう。
やるならやるで大バカ者だから駆除には困らんだろうし。
既にそういうやつがいないかは部下に目を光らさせている。
役に立つ部下ほど、手に入りにくいものはないがそこは苦労せずに済んでいる。
さて、少しやらないといけないことがある。せめてミラージの決勝までに終わらせよう。
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「昼夜様? 深雪様の試合を見なくてもよろしいのですか?」
「見たいのはやまやまだが、気になることがあってな」
水波を連れて、部下に用意してあったホテルの一室を使う。
気になるのは今回の騒動に関してだ。いくつか不自然なところが思い当たった。
「『
ましてや、あの人形みたいな物を扱うや奴らはよく理解してるはずだ」
俺からすれば、何故こんな相手が手を出したのか本気でわからん。
「ただ力を過信したのでは? あの人形、確かに戦力としてはそれなりのものかと」
「馬鹿言え、ここは日本、つまりは四葉の陣地だぞ。
文字通りに鬼の居ぬ間に洗濯なんてできると思うか?」
本家の位置もほぼ隠蔽してるのに、俺のいる場所で工作などリスクが大きすぎる。
まあ今回のようになるのが関の山だ。故に決行に至る理由を発見できないのだ。
「てことでこの資料、今日の晩までに整理するぞ」
机には山ほどの書類があった。それを見た水波は青ざめる。
「えっと・・・昼夜様? 私以外の部下はどちらに?」
「それがだな・・・昨日の仕事の後、処理すれば自由にしていいと言ったらな・・・。
どうにも飲みまくったらしい。そして現在二日酔いだ・・・。
少し制裁を加えたがこういう仕事ができる状態じゃない。
悪いが、水波だけが頼りだ。一山でいいから手伝ってくれ・・・」
正直、流石に10個弱の山は俺一人じゃ整理しきれない。
あの馬鹿ども、偽造書類とかもたくさん用意しているらしくこれほどの量になった。
本当に頼れるのは水波だけの現状、一山処理してくれたら儲けものなのだが・・・。
水波side
「・・・悪いが水波だけが頼りだ。一山でいいから手伝ってくれ・・・」
(わ・・・私だけが頼り・・・! つまり二人きりで・・・。
いや、普段から結構二人きりですけどいつもの場所とは違って・・・)
水波の頭の中は混乱状態だった。自分だけが頼りという言葉を何度も復唱する位に。
「わ、分っかりました! この桜井 水波、全力をとして頑張らせていただきます!」
「元気なのはいいことだがこういうのに根詰めすぎるなよ・・・。
ただの整理に集中しすぎたら心がすごく疲れるから」
それも聞かずに水波は仕事に没頭していた。
ただ頭にあったのは「昼夜様のために」だけであった。