転生したら更にチートになりました   作:デンドロビウム

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70話!我ながらよく続いてるな~。


修行中

 

 

修行が始まって数日。俺は色々試しながら戦っていた。

 

「エアハンマー!」

 

ドガアアアアアアアン!!

 

タンニーンのおっさんのブレスを俺は魔法で相殺する!

 

「それ当たったら死ぬって!!」

 

「牽制程度で文句言うな。」

 

あれで牽制とかおかしいだろ!ドラゴンこええ!

 

『相手がタンニーンだからな。本気だったらもっと威力あるぞ?』

 

元龍王ってのは伊達じゃないね!

 

「おおおおおおおおお」

 

ドガガガガガガガガ!

 

俺はおっさんに突っ込んで打ち合う。

 

「プロモーション戦車(ルーク)!」

 

プロモーションして攻撃力を上げる。

 

「っらぁ!」

 

ガシイイイイ!

 

俺の渾身の一撃をおっさんは両手で受け止める。身体強化80+同調なんだけどな~。

 

「なかなか慣れてきたようじゃないか!」

 

そう言って口を開ける、やべぇ!

 

ゴアッ!

 

ブレスを至近距離で放たれまともに食らう。

 

俺は強化を防御特化にしてなんとか凌ぐ。

 

「今のを耐えるか。」

 

「ギリギリだったけどね。」

 

「話してる暇なんてないぞ!」

 

ティアマットがそう言って魔法を撃ってくる。

 

「プロモーション僧侶!エアカッター!」

 

ドドドドドドドドドオオオン!

 

ティアマットの魔法を俺の魔法で迎撃する。

 

迎撃した煙の中からおっさんとティアマットが出て来る。

 

同時かっ!俺は身体強化を100まで上げ迎え撃つ為構える。

 

まずはおっさんがブレスを放つ!

 

「プロモーション女王(クイーン)!エアハンマー!」

 

ブレスを魔法で迎撃しそのまま突っ込む。

 

おっさんの目前まで突っ込み転進してティアマットに魔法を放つ。

 

「エアカッター!」

 

ティアマットは読んでいたのか片手手でなぎ払う。この一瞬の隙を突く!

 

俺はそのままティアマットに突っ込み尻尾を掴みおっさんに向かって投げる。

 

「おりゃあああああ!」

 

おっさんは虚を付かれたにもかかわらずティアマットをなんとか受け止める。今だ!

 

身体強化を魔力に振り

 

「ダウンバーストオオオオオオ!」

 

俺の魔法で2人とも地面に叩きつけられる。

 

「はぁはぁはぁっ、しんどい。」

 

土煙が晴れた所には少しの傷しか負っていない2人の姿があった。

 

全力でやったのにあの程度か!

 

『まあ、倍増してないからな、あんなもんだろう。』

 

俺は降りて二人と改めて対峙する。

 

「やるじゃないかイッセー。」

 

「なかなかいい攻撃だったぞ?」

 

「ダメージほとんど無いのにそんな事言われても嬉しくない!」

 

その時もう一つ気配が増えた。

 

「よう、やってるな。」

 

「アザゼルさん!」

 

「しっかし、派手にやってるな。戦場後みたいだ。」

 

「毎日毎日おっさんのブレスとティアマットの魔法と撃ち合ってたらボコボコにもなるだろ。」

 

「修行はどうだ?」

 

「プロモーションは大分慣れた。同調もいい具合になってきてるからそろそろ篭手使おうかな?って感じかな。オーラはまだまだ。」

 

「予想より早いな。そうだ、タンニーン、ティアマット、少し休憩したらイッセー連れて行くがいいか?」

 

「ああ、丁度休憩と考えていたところだ。」

 

「どれくらいで戻るんだ?」

 

「一回グレモリーの城まで戻るから明日の朝だな。」

 

「それなら俺は一旦領地に戻って様子を見てこよう。」

 

「私はイッセーに着いて行こう。」

 

「よろしく頼む。」

 

 

そうしておっさんは領地に戻り俺達は

 

「うま!うま!」

 

アザゼルさんが持ってきた弁当を食べていた。

 

「朱音とイリナとアーシアが作ったんだ、味わって食え。」

 

ん?

 

「朱乃じゃなくて?」

 

「ああ、朱乃は~・・・倒れた。」

 

「は?」

 

「朱雀の制御に失敗してな。今はアーシアが治療して大事をとってベットで寝てる。」

 

心配だけどアザゼルさんがそんなに暗くなってないし、アーシアが治療してくれてるなら大丈夫だろう。まあ、以前にも何回かあったし。

 

「前から思ってたんですけど朱雀の制御って難しいんですか?」

 

「ん~それは俺も前に思って朱璃に聞いたんだが朱乃に宿ってかららしい。朱璃も朱音もそんなことは無かったみたいでな。」

 

どういうことだ?前に聞いた話だと守護獣みたいな感じで力を貸してくれるらしいんだが。

 

「生まれのせいですかね?」

 

「それは無いと思う。それだと朱璃も同じにならないとおかしいからな。しかもそんなだとそもそも朱雀は宿らないみたいだしな。」

 

朱乃だけなのか。

 

「まあ、とりあえず弁当食ったら戻るぞ。イッセーを戻すように言われてるからな。」

 

「リアスが?」

 

「の母さんだ。」

 

 

そうして俺達は一旦お城に戻った。

 

戻った俺を待っていたのは勉強だった・・・。

 

グレモリーの歴史、悪魔の社会について、等々。座学だけと思ったらマナーやダンスまであった。

 

終わってから休憩していたら朱璃さんがやってきた。

 

「よう、イッセー。修行はどうだ?」

 

「問題ないですよ。何回か死に掛けましたけど。と、それより朱乃は?」

 

「ああ、朱雀の制御してる時に暴発してな、怪我はアーシアが治してくれたが魔力が大分減っていてな、今日は大事をとって休息しているよ。」

 

「母さんと朱璃さんはそういうのって無かったんですよね?」

 

「ああ、無かったな。私も原因がいまいち分からなくてな。選ばれているんだから使える様になるはずなんだがな。」

 

「朱雀ってどういうものなんですか?エアリィみたいな感じなんですか?」

 

「ちょっと違うな。どっちかというとドライグみたいな感じだな。」

 

「外ではなくて内にあるって事ですか?」

 

「そうだな。内側にあってそこから力を引き出す感じだ。」

 

「・・・・・意思とかって無いんです?」

 

「私はそういうのは感じなかったな。どうしてだ?」

 

「いや、前にやったことがあるんですけど覇龍(ジャガーノート・ドライブ)の変わりになるような力を考えた事があって神器(セイクリッドギア)にもぐって歴代の意思と話したことがあるんです。それにドライグ自信も意思があるので。」

 

「なるほどな、確かに朱雀は元々神獣とか霊鳥とか言われてるからそういうのもあるかもしれないな。」

 

なるほど・・・もしかしたら・・・。

 

「朱乃にお見舞い行っても大丈夫ですか?」

 

「ああ、体は問題ないからな。朱乃も喜ぶだろう。」

 

その後少し朱璃さんと話してから朱乃の元に向かった。




原作と違い朱乃が倒れました。

スレイヤーズD×Dの後書きでも書きましたがリアル事情で書いてる暇が無いです。

ストックはまだあるのでこの章の終わりまでは何とか更新しようと思ってます。

更新も手直ししながらなんでペースも落ちると思います。

落ち着いたらまた書いていこうと思いますのでよろしくお願いします。

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