転生したら更にチートになりました   作:デンドロビウム

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番外せ使っても良かったネタだな~。


会談前の日常?

 

 

ミカエルさんが帰ってから、せっかくだからという事で神社の掃除をして行こうという事になったのだが・・・どうしてこうなった!

 

「イッセー、女の子になったら可愛くなるのね。」

 

「背まで小さくなるのね。女の私が嫉妬するくらい可愛くて似合ってるわ。」

 

巫女服に着替えた朱乃とイリナが掃除しながら言ってきた。

 

「どうしてこうなった!!」

 

俺は心から叫んだ。

 

今の俺の姿は女の子になっており、更に巫女服を着て朱乃とイリナと境内の掃除をしている。

 

なんでこうなったかというと時間は30分程前に遡る。

 

 

「ちょっと神社の掃除とか整理していきたいんだけどいいかな?」

 

「いいわよ。」

 

「俺も手伝おうか?」

 

「そうね、たまにしか来ないからみんなでしていきましょうか。」

 

「いいの?制服汚れちゃうよ?私は巫女服あるから問題無いけど。」

 

「朱乃、巫女服って予備ある?」

 

「うん、あるよ。でもイッセーはどうしようか?」

 

「家に帰れば予備あるし問題ないだろ。」

 

「じゃあお願いしようかな?イリナ着替えにいこ。」

 

「オッケー、覗いちゃだめよ?イッセー。」

 

「覗かねーよ!」

 

朱乃とイリナは着替えに行った。

 

戻ってくるまで道具とか用意しょうかと考えていたら母さんに呼ばれた

 

「イッセーちゃん。」

 

「なに?母さん。」

 

呼ばれて振り向いた俺は母さんの右手が光るのを見たのを最後に意識を失った。

 

「はっ!」

 

ん?あれ?え~と・・・どうなったんだ?俺。

 

「イッセーちゃん可愛い!」

 

言葉と共に母さんが抱きついてきた。

 

「え、ちょ母さん何事?」

 

ていうか母さん大きくなった?・・・そんなあほな。

 

「イッセーお待た・・・せ?」

 

「どうしたの?朱・・・・え?」

 

着替えてきた朱乃とイリナが俺を見て戸惑っている。

 

「どうした?朱乃、イリ・・・ナ・・・・あれ?声が。」

 

「イッセーなの?」

 

「ああ、そうだけど、俺どうなってるの?」

 

「お、女の子になってる・・・。」

 

はい?

 

「え~と・・・イッセー鏡。」

 

イリナが持ってきた姿見に移動して自分を写す。

 

ふむ、とりあえず、色々ポーズを取ってみる。

 

「イッセー割とノリノリ?」

 

「いえ~い!・・・・じゃねぇ!なんでこんなことになってる!」

 

あ、まさか・・・母さんを見てみる。

 

「うふふ~。この銃面白いわね。」

 

「やっぱりさっきの光のせいか!何?その銃?」

 

「ててれてってれ~!性転換銃~!」

 

「なんでそんな物持ってる!てかなんで俺に使った!」

 

「アザゼルちゃんがこの間発明したとかで借りてきたの~。」

 

「何作ってんの!あんの暇人めぇぇぇぇ!仕事しろや!」

 

てか何で母さんそんな物持ってきてるの!?・・・まさか。

 

「うふふ~、こうなるんじゃないかと思って持ってきたの~。」

 

「これバレたらお父さんまたシェムハザさんに怒られるわね。」

 

「と、とりあえず母さん元に戻してくれ。」

 

「え~もったいない!ていうか12時間経たないと戻せないわよ?」

 

「は?なんで!」

 

「短時間で戻すと体に負担かかるから12時間経たないと使えないのよ~。」

 

マジですか・・・。

 

ということで仕方なく巫女服に着替えて(させられて)今に至る・・・母さんが写真撮りまくっていたのは言うまでも無い。

 

「おに・・・お姉ちゃん!可愛いです!」

 

「ちょ、アーシア!?何でここにいるの?」

 

「お母様に今日はここで夕飯食べて泊まるって言われて魔方陣で連れてこられました。」

 

「ほんとにイッセーさんなんですね。可愛い。」

 

「怜奈さんまで来たんですか。」

 

「はい、掃除の手伝いもしようと思いまして。」

 

ちなみに2人とも巫女服に着替えている。年末年始でバイトを頼むからサイズも数も揃ってるらしい。

 

「母さん最初から計画していたな。」

 

「ふふふ、朱音さんらしいわね。」

 

「ほんとにね。それにしてもイッセーもだけどアーシアちゃんも怜奈さんも似合ってるね!」

 

褒められてアーシアも怜奈さんも照れている。

 

・・・あ、この気配は!

 

「くくくくっ!イッセーか?似合ってるな、しかも可愛いじゃないか!」

 

朱璃さんまで来た!ということは・・・。

 

「ぶはははは!ここまで美少女になるとは思わなかった!可愛いぞ!イッセー!」

 

アザゼルさんも来た!元凶めぇぇぇぇ!

 

「エアロスラストォォォォォ!!」

 

アザゼルさんに風の刃の魔法を放つが避けられる。

 

「だああああ、あぶねぇ!いきなり何しやがる!」

 

「ちっ、外したか。」

 

「おま、あれ当たってたら死ぬぞ!」

 

「あんな銃作っておいて何言ってやがる!」

 

「あははは~、・・・・・すまん!」

 

俺が更に魔力を開放すると即座にアザゼルさんが土下座して謝った。

 

「はぁ~、勘弁してくださいよ。母さんに渡したらこうなるのわかるじゃないですか。」

 

「まぁ、一応さっき回収したから。」

 

「遅いですよ。とりあえずシェムハザさんには連絡しましたんで後で殺されて下さい。」

 

「おま、なんて奴に!」

 

「お父さん自業自得じゃない。」

 

顔を青くしたアザゼルさんの後ろに悪鬼が立っていた。

 

「総督~、また使い込みましたね~。」

 

「ひっ!」

 

「覚悟してくださいね?」

 

「おまえらあああああぁぁぁ・・・」

 

アザゼルさんはシェムハザさんに連行されて行った。当然の報いだ。

 

「あ、イッセー。銃は?」

 

「さっき連絡した時にシェムハザさんに明日戻してもらえるようにお願いしておいた。」

 

「ぬかりないわね。」

 

「当たり前だろ!女装どころか性別変えられてるんだから。」

 

「ま、まぁ、そうよね。」

 

こうして掃除して一泊して朝ちゃんとシェムハザさんが元に戻しに来てくれた。

 

次やったら雷神の鎚(トールハンマー)で滅してやる。




掃除→神社だから巫女服→性転換。という完全にノリで書いてしまった。

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