転生したら更にチートになりました   作:デンドロビウム

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一 → イッセー
乃 → 朱乃
イ → イリナ
ア → アーシア

上記で対応して下さい。

日常?回です。


魔王と親達の宴会

 

 

というわけでイリナの家に兵藤家、イリナ、姫島家+魔王・グレイフィアさんが集まって夕食になった。面子が傍から見るととんでもないな。これほんとに大丈夫だろうな?

 

「おう、サーゼクス久しぶりだな。こいつらの眷属入りのときは世話になったな。アジュカにもよろしく言っておいてくれ。」

 

「礼には及ばないさ。リアスも眷族が増えたし、悪魔側としても得になるからね。」

 

「おう、そうかそれを聞いて安心したよ。」

 

「ふふ、それにしても豪勢な食事だね、それに美味しい。全部手作りとは思えないね。」

 

「ああ、朱璃は料理が趣味だし朱音もうまいしな。グレイフィアのだって美味いじゃないか。」

 

そうなのだ。夕食を作る話しになった時に人数多いから母さん、朱璃さん、グレイフィアさんで分担して作ろうとなりかなりの量の料理が並んでいる。和食がメインなんだけどグレイフィアさんが和食ってなんか違和感が・・・。

 

「それにしてもグレイフィアが肉じゃがとは予想外だったな。」

 

「ああ、実家が和食好きなんで母上から色々教えてもらってたよ。」

 

上級悪魔で和食・・・・でも部長も結構日本好きな感じだからその影響かな?

 

「そうだったのね~、グレイフィアちゃん手際も良くて助かっちゃった。」

 

「朱音様も朱璃様もいい手際で勉強になりました。」

 

「私たちは普段から料理しているからな。グレイフィアは忙しそうだからな、そんなに時間無いだろ?それでこれだけ出来れば充分だよ。」

 

親同士で盛り上がってるな。

 

「これって冷静に見るとすごいわね。」

 

「そうね~、しかも自然に会話してるとかちょっとすごいわね。」

 

「母さんがなにげに溶け込んでるのがさすがとしか言いようが無い。」

 

「はうう~凄い人達ばかりで緊張します~。」

 

「そうですね、総督と魔王様のツーショットとか見れると思いませんでしたね。」

 

アーシアと怜奈さんは緊張している。これが普通だよな~。

 

「みんな日本酒はいけるか?」

 

そこへ朱璃さんが一升瓶を持ってきた。げ、酒盛りが始まる・・・早めに逃げる算段考えよう。

 

「お、朱璃それこの間のか?」

 

「ああ、うまかったからな帰りに買ってきた。」

 

「おお、日本酒とは久しぶりですね。」

 

「朱音もグレイフィアもいけるだろ?」

 

「お酒は久しぶりね~。」

 

「ええ、では少しだけいただきます。」

 

大人達の酒盛りが始まった。

 

イ 「まずいわね。」

 

乃 「うんうん、お父さんとお母さんが飲みだすと碌な事おきないのよねぇ~。」

 

一 「母さんも好きなのは知ってるけど弱いんだよな。ほっとくと暴走しかねない。」

 

ア 「お兄ちゃん、暴走ってなんですか?」

 

一 「あ~、欲望全開になる。前はコスプレ大会だったな俺達の・・・・思い出したくない。」

 

イ 「あ~、あれは私も勘弁してほしかったわね。」

 

乃 「でも今日はザーゼクス様とグレイフィアさんがいるから大丈夫じゃない?」

 

一 「それでも俺は不安しか感じない。」

 

ア 「コスプレってどんなことしたんですか?」

 

一 「母さんの可愛い服コレクションで着せ替え人形状態・・・・なんで俺まで!?」

 

乃 「くくっ、女装させられてゴスロリ・・・ぷっ、似合ってたよね。」

 

イ 「ふふ、そうね。でも私達も巻き込まれたわね・・・・はぁ。」

 

ア 「ちょっとみてみたいですぅ。」

 

一 「アーシア勘弁。」

 

ア 「冗談ですよ、お兄ちゃん。でもイリナお姉ちゃんの可愛い服装はみてみたいです。」

 

乃 「この間は巫女服にゴスロリ(ひらひら多目)だったっけ?普通に似合ってたよ?」

 

イ 「ああいうの苦手なの知ってるでしょ?朱乃は平気そうだったわね、メイド服。」

 

乃 「たまには可愛い格好もいいんじゃない?」

 

一 「2人はまだいいだろ!なんで俺女装させられるんだ?」

 

乃 「朱音さん昔からよね~、イッセーに女装させるの好きよね?」

 

なんて子供同士話しているとふいにアザゼルさんとサーゼクス様の会話が聞こえた。

 

「アザゼル、ほぼ全員で住んでるんならいっそ2つの家合わせて改築してみたらどうだ?」

 

「お、それいいな。怜奈もわざわざ行き来する必要もないし俺たちも楽になるな。」

 

「うちの会社で建築もやってるから言ってくれれば改築するよ?」

 

え、なにそれ?発想が一般人じゃねぇ。・・・魔王だったな。スケールが違う。

 

「それいいわね~。トウジちゃんも賛成するんじゃないかしら~?」

 

「そうだな、怜奈も家事しやすくなるし、私も学園でも仕事もあるから助かるな。怜奈はどうだ?」

 

「え、え、私は・・・みなさんがいいならそれで・・・。」

 

「お前らもいずれ結婚するんだからそのほうがいいんじゃないか?」

 

うお!こっちに振ってきた!

 

「いきなりそんなこと言われてもな。」

 

「私は言いと思います!みなさんと一緒に住めるなら嬉しいです!」

 

おお、アーシア乗り気か。

 

「おまえらも付き合ってるんだから行き来しやすくなっていいだろ。色々と。」

 

そうだけども!ニヤニヤしながら言われるとむかつく!イリナと朱乃の顔が真っ赤だよ!

 

「まぁ、紫藤夫妻の許可がとれたら言ってくれればいいよ。」

 

「いっそリアスの眷属も住まわせるか。サーゼクスもこっち来易くなるだろ。」

 

「ああ、それもいいね。眷族は家族みたいなものだしね。」

 

おいおい、段々話が大きくなってきてるな。冗談だよね?本気じゃないよね?

 

こうして夜は更けていった。・・・ちなみにこの話しは後日実現する・・・・。




兵藤・紫藤家改築計画。この章のラストか次章の最初になる予定です。

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