ふう、戦闘終了・・・・っと。
大丈夫そうなので強化を解除する。見るとイリナも剣を消していた。
「大丈夫か~?イリナと・・・え~と」
「姫島朱乃です。助けていたただきありがとうございました。」
「怪我とか無いかな?あ、俺は兵藤一誠、イッセーでいいぜ。」
「紫藤イリナよ。私もイリナでいいわ。」
「それでなんで襲われてたんだ?」
「家庭の事情です!」
「え、え、それは・・・」
「家庭の事情です!」
なんとも有無を言わせない感じだな・・・・イリナも何も言えなくなってるし。
それにしてもー・・・黒髪!巫女服!萌える!かわいい!イリナはかわいいよりも綺麗って感じだしなー、金髪!碧眼!落ち着いた物腰!・・・いかんおっさんみたいなこと考えてるな。
「イッセー顔緩んでるわよ」
イリナがジト目でこっちを見ながら言ってきた。
2人に見惚れてるのが表情にでてたらしい。
「ふふふ、お二人は仲いいんですね。」
「あははは、それにしても姫島さんの魔法強いね。」
「私の事も朱乃でいいですよ。あれは最近やっと修得した[雷光]って魔法です。」
「二つの属性合わせた魔法なんて私も見たこと無いから最初びっくりしちゃった。」
「魔法って言いましたが、スキルとか資質みたいなものですかね?」
誰でも使えるって訳じゃないのか。かなり凄い子なんじゃ?
などと考えていると近くに魔法陣が現れた。
「「!!」」
イリナと俺はとっさに構えたが魔法陣から出てきた人の言葉で構えを解いた。
「朱乃、戦闘してたみたいだけど大丈夫だったか?」
話しながら出てきたのは朱乃ちゃんによく似たお姉さんだった。
凄い美人さんだ!清楚って感じだ。朱乃ちゃんのお姉さんかな?
だが、俺の予想は朱乃ちゃんの言葉で覆され驚くことになった
「お母さん!大丈夫だよ~、イッセーくんとイリナちゃんが助けてくれたから。」
「「お母さん!?」」
イリナと俺の声が重なる。え、えええ~若すぎるだろ!子持ちには見えないぞ?
「お~、そうか。2人ともありがとな。」
「え、え~と、兵藤一誠です。」
「あ、えっと、紫藤イリナです。」
イリナも動揺してたらしい。そりゃそうだよな、誰でも動揺すると思う。
「ん?兵藤、紫藤・・・おまえらが朱音姉さんとトウジの子供達か。」
「そうです、それであなたがお母さんの妹さんの朱璃さんですか?」
「自己紹介がまだだったな、姫島朱璃だよろしく頼む。」
割とさばさばした感じの話し方をする人だな。親しみやすくていいけども。
「まあ、ここで話すのもなんだから家でゆっくり話そうか。」
これがまさかの4人の再会になっていたとはさすがに誰も予想出来なかった。
4話目投稿です。
朱璃さん生きてます。そしてイッセーの母さん登場!(名前だけ)一応オリキャラ?になり
ます。そして朱璃さんの姉になりますね。
文章で表現するのって難しい・・・。