転生したら更にチートになりました   作:デンドロビウム

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やっちまった。

先に謝っておきます。

ごめんなさい!


番外編 生徒会と悪魔のお仕事

 

 

ライザーとのゲームから数日後、俺達オカ研のメンバーは部室でお茶していた。

 

「平和ね。」

 

「そうね~。あ、このカップケーキおいしい!」

 

「なんだか2年になってから忙しかったし、たまにはいいんじゃね?」

 

「先輩、スキありです。」

 

「あ、俺のケーキが!」

 

子猫ちゃんは食べることが好きらしく特に甘い物が好きでよく俺のお菓子とかを奪っていく。

まぁ、食べてるとこ可愛いからいいんだけども。

 

コンコン。

 

部室の扉がノックされ2人の男女が入ってきた。生徒会長だ。

 

「リアス失礼するわよ。」

 

「あらソーナどうしたの?」

 

「お互い新しい眷族ができたので顔合わせを、と思ってね。」

 

「そういえば生徒会も悪魔でしたね。」

 

「はじめまして。学園では支取蒼那と名乗っていますが、本名はソーナ・シトリーといいます。上級悪魔、シトリー家の次期当主でもあります。彼が赤龍帝ですか?」

 

「そうよ、みんな挨拶して。」

 

「兵藤一誠です。兵士(ポーン)で赤龍帝です。」

 

「姫島朱乃です。女王(クイーン)です。よろしくお願いします。」

 

「紫藤イリナよ。騎士(ナイト)をやってます。」

 

「アーシア・アルジェントです。僧侶(ビショップ)です。よろしくお願いします。」

 

「みなさんよろしくね。こちらも新しい眷族が増えたので紹介しますね。サジ。」

 

「はじめまして。ソーナ・シトリー様の兵士となりました、2年の匙元士郎です。よろしくお願いします。」

 

同じ兵士(ポーン)か・・・・なにか()()()()な。

 

「それにしても、女たらしの兵藤と一緒かよ。」

 

「「は?」」

 

まずい!朱乃とイリナのオーラが!

 

「朱乃、イリナ、抑えて!確かに初対面であほな事言う失礼な奴だけど。」

 

「は?ケンカ売ってるのか?俺は兵士(ポーン)の駒4個消費だぜ?お前、俺に勝てると思ってるのか?」

 

「サジ!失礼なのはあなたです!謝りなさい!」

 

「しかし会長!」

 

「サジいい加減にしなさい。ごめんなさい、兵藤君、姫島さん、紫藤さん。リアスからあなた達の関係の事は聞いてるから知っています。それからサジ、あなたじゃ勝てませんよ?彼は兵士(ポーン)の駒8個消費で先日ライザーを圧倒する強さをみせつけてます。歯牙にもかかりませんよ。」

 

「8個全部!しかもライザー様を圧倒したなんて!」

 

「まあまあ、傍から見ればそう言われても仕方ないですからね。気にしてませんよ。」

 

「兵藤すまない。これからは気をつけるよ。」

 

「では、みなさん私達は仕事があるのでこれで失礼します。リアス、今度全員で懇親会でもしましょう。サジ、行きますよ。」

 

そう言って二人は帰って行った。

 

 

 

その日の夜。俺は悪魔の仕事で呼び出されていた。

 

「やあ!悪魔くん!よく来てくれた!私は青鬼院蜻蛉(しょうきいんかげろう)そしてこの子は髏々宮カルタ(ろろみやかるた)だ。悪魔くんにはこれから私が出かけている間、1時間ほどカルタの相手をして欲しい。では私は行くぞ!ふははははははは。」

 

ちょ!・・・用件だけ言って行っちゃったよ・・・。

 

すごい服装の人だったな・・・マスクつけてマントして中二病こじらせてるのか?

 

とりあえずもう1人の子に挨拶するか。

 

「え、えとカルタちゃんだっけ?俺は兵藤一誠。イッセーて呼んでくれ、よろしくな。」

 

「悪魔さん?兵藤一誠、イッセー・・・悪魔っぽくない?」

 

むむ、なんかつかめない感じだな。何か食べてるし、子猫ちゃんに似てるかも。

 

「イッセー、頭の上の子誰?」

 

「!!」

 

エアリィ見えるのか?そういえば不思議な力も感じるような?

 

「え、えと、この子見えるの?」

 

「なんとなく?」

 

なんとなくって・・・とりあえず出すか。手のひらにエアリィを召喚する。

 

「可愛い。妖精さん?・・・ほんとの姿じゃない?」

 

「へぇ、わかるんだ~。カルタちゃんすごいねぇ~。」

 

エアリィが答える。

 

『エアリィあの子のこと何かわかったのか?』

 

『あの子は妖怪とかじゃないかしら?さっきの変態さんも』

 

『あいつもか、てか変態って。』

 

それから蜻蛉さんが戻ってくるまで3人で話しをした。言ってる事が割りと抽象的でわかりにくかった。不思議な雰囲気の子だな。

 

「ふはははははは!今帰ったぞ肉便器共!!カルタお土産だ!」

 

肉便器て・・・。カルタちゃんはお土産の肉まんを食べている。ずっと何かしら食べてたな。

 

「さて、悪魔くん世話になった。代償は何がいいかな?まずは、アイアンメイデーン!それから鞭!荒縄!三角木馬!小太刀!どれでもいいぞ~!一つ持っていくがいい。」

 

・・・ひどいなこれ!まともなのが小太刀しかない。ん?何か呼ばれたような?小太刀を手にする。不思議な力を感じる。

 

「ほほう、悪魔くんに従うか!それもいいだろう!」

 

「え、従うとかなんですか?」

 

「その小太刀にはな、霊鳥?が宿っていて意思があり主は自分で決めるのだ!君はそれに選ばれた!君はなかなかのS(エ~ス)!!」

 

・・・・・・最後の一言でうさんくさくなった。Sってなんだよ!

 

『タイチ~、あの人の言ってる事ほんとみたいだよ。何が宿ってるかまでは分からないけど。』

 

そうなのか。

 

「じゃ、じゃあ、これが報酬でお願いします。」

 

「よかろう!他のも持っていってもいいぞ!特別だ!」

 

「・・・遠慮させていただきます。」

 

「妖精さん・・・・頑張ってね・・・。」

 

ん?頑張ってねって・・・なんだろ?

 

「機会があったらまたよろしく頼むぞ!では、また会おう!」

 

 

 

 

そうして悪魔の仕事は終わった。・・・・なんか色々疲れた、帰って寝よう。




かげさま登場!・・・二度と出ません。『妖狐×僕SS』好きだったもんで・・・。

『妖狐×僕SS』の他のキャラも今の所予定ないです。反応良かったらまた番外編で書こうかな・・・?

でもカオスになることしか想像できない!

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