転生したら更にチートになりました   作:デンドロビウム

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ライザー戦です。


決戦!?ライザー

 

 

俺と子猫ちゃんは体育館に来ていた。

 

「兵士3に戦車1か?」

 

「先輩兵士3人お願いします。戦車は私が。」

 

「オッケー、それじゃいきますか。」

 

体育館の舞台に移動し声を掛ける。

 

「いるのわかってるから出て来い!」

 

俺の声に反応し、相手が出てくる。

 

「2人だけですか?なめてます?」

 

「問題ないよ。かかってきな。」

 

子猫ちゃんは戦車に向かい俺は兵士3人を相手にする。

 

「「バラバラになっちゃえ!」」

 

「参ります!」

 

おお、チェーンソーとかすごいの使ってるな。でも振り回されてる感じがする。映画の見過ぎじゃね?もう1人は棍か。まぁ、さっさと終わらせるか。俺は攻撃を避けつつ3人の首筋に手刀をあてて気絶させる。

 

「まぁ、こんなもんか。」

 

小猫ちゃんもボディーブローを食らわせて倒していた。

 

「「余裕(です)!」」

 

俺達はハイタッチした。

 

『ライザー・フェニックス様の『兵士』三名、『戦車』一名、戦闘不能』

 

『ライザー・フェニックス様の『兵士』三名、戦闘不能』

 

『ライザー・フェニックス様の『女王』一名、戦闘不能』

 

順調順調。

 

さて、ライザーは・・・・あれ?旧校舎?・・・直接部長を狙いに行ったか。

 

「小猫ちゃん、ライザーが旧校舎に向かってる。」

 

「え、そうなんですか?」

 

「まぁ、近くに朱乃もいるから問題ないと思うけど俺も急いで戻る。」

 

「はい、イッセー先輩お願いします。」

 

「小猫ちゃんも相手は格下だと思わないで油断するんじゃないぞ?」

 

「はい、勿論です。部長をお願いします。」

 

「おう!任せろ!」

 

そう言って俺は旧校舎に戻った。

 

 

 

戻った俺の目に入ったのは・・・・朱乃、やりすぎ。雷光を連発する朱乃と必死にかわしてるライザーだった・・・俺いらんくね?

 

「朱乃~交代な~。てか遊びすぎ。」

 

「オッケー。少しいたぶって気持ち晴れたから後よろしくね。」

 

「かしこまり~。」

 

俺と朱乃はタッチする。

 

「貴様らああああ、ふざけやがって!火の鳥と鳳凰! そして不死鳥フェニックスと称えられた我が一族の業火! その身で受け燃え尽きろ!」

 

そんな意気込んでも、見た目ボロボロで言われてもなぁ・・・・とどめ刺すか。

 

「ドライグ!出番だぜ。」

 

『おう!いこうか相棒』

 

禁手(バランス・ブレイク)!」

 

『Welsh Dragon Balance Breaker!!!!』

 

「な!禁手!(バランス・ブレイク)だと?貴様至っていたのか!」

 

「御託はいいからかかってこい!それ死亡フラグだぜ?」

 

「おおおおおお」

 

ライザーが魔力を放出しながら向かってくる。

 

「いくぜ!ドライグ!」

 

『BoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoost!!』

 

連続の倍加で力が跳ね上がる!

 

「おらあああ!!」

 

ドガ!ライザーにカウンターを当てて吹っ飛ばす。

 

「ぐは、なんて力だ!だが俺は負けるわけにはいかんのだああ!」

 

声と共に立ち上がり懐から小瓶をとりだし自分に降りかける。

 

・・・・あれフェニックスの涙か。自分で泣いて回復とかできないのかな?

 

などと考えていたら

 

「これでもくらえええ!」

 

ライザーが両手を上げ2メートル位の大きな火の玉を頭上に作りこっちに放つ!

 

『フェニックスの炎はドラゴンの鱗にまで傷をつける。まともに受けるのは不味いだろうな。だが――』

 

『BoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoost!!』

 

「そんなちんけな炎に俺がやられるかよ!おらあ!」

 

更に倍加をかけ炎に向かって突撃!突き破る!眼前に迫った俺にライザーは

 

「ま、待て!分かっているのか?この縁談は、悪魔の未来の為に必要で、大事な物なのだぞ!? それを潰す事がどれほど重大なことなのかわかっているのか!?」

 

「そんなの関係ねーよ。人の気持ちも理解せず、家の歴史だのプライドだのを守ろうとする奴の言葉なんか響くかよ!それと俺の仲間に手を出そうとする奴は許せねぇんだよ!」

 

「これで終わりだ!ライザアアアアアアアアアア!」

 

『BoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoost!!』

 

「おおお!あたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたた」

 

俺は拳に魔力を纏わせ殴り続ける!

 

『相棒、そろそろとどめだ』

 

「ほあたあ!!」

 

魔力を全部右手に集めてライザーを地面に殴り飛ばした。

 

ドガアアアア!

 

「おまえはもう・・・・まぁ、殺してないけども、終わりだね。」

 

ライザーを中心に3メートルくらいのクレーターができ、ライザーは光と共に消えていった。

 

 

『ライザー・フェニックス様、戦闘不能。よってこのゲーム、リアス・グレモリー様の勝利です!!』

 

 

「「勝利!」」

 

近寄ってきた朱乃とハイタッチをする。

 

「イッセー、攻撃してる時の台詞が・・・」

 

「オラオラと迷ったんだよな~。」

 

イリナも近づいてきて言った。

 

「あんたねぇ、その前までの台詞かっこよかったから感動したのに、あの感動返してくれない?」

 

イリナも見てたのか。

 

「あははははは。」

 

いつの間にかみんなも集まっていた。

 

「イッセー、最後の台詞で台無しよ?感謝しようと思ってたのに。」

 

「イッセー先輩面白かったです。グッジョブです。」

 

「あはははは、さすがだったね、イッセー君。」

 

「お兄ちゃん、大丈夫ですか?」

 

「みんなも無事・・・ていうか余裕だったみたいだな。」

 

「向こうの眷属も途中からイッセーの戦い見てたわよ?」

 

「え!なんで?」

 

「イッセー君、あんな魔力出されて気にならないわけないじゃないか。」

 

「先輩あさはかです。」

 

ぐは!戦闘に夢中になると周り見えなくなるからな~。

 

「さて、みんな部室に帰るわよ!」

 

『はい!部長!』

 

こうしてゲームは終わりライザーは滅んだ(殺してないよ!?)




さっくり終わりました。実力差ががが。

次回は番外編です。完全にネタ回ですね。一応今後の複線込みですが。

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