とりあえず気を取り直して、諦めて階段を上ることにした。
「さっきつっこんでおいてなんだけど・・・確かに長いわね。」
「まー上らないとどうしようもないから修行だと思って行きますか。」
「ポジティブ脳筋・・・・」
「ひどい。ディスられた。」
なんて会話をしつつ上り始めて20分程長い階段にも終わりが見えた。
「魔法でも使ってんじゃないだろーな、やっと頂上見えたし」
「魔法の形跡は無かったから単純に長いんじゃない?」
「真面目に返事返されたし・・・・ん?」
「疲れすぎでどうかなったの?」
「ひでぇ!これぐらいで疲れねーよ!そーじゃなくて頂上に誰かいるなーと」
「あらほんとね、お出迎えかしら?
とりあえずのぼ・・・・ってなんか他にも何人かいるわね」
「でもなんか雰囲気が・・・・・って魔法!?」
「こんなとこで魔法戦とか!上まで一気にいくぞ!」
「そうね、とりあえず止めなきゃ!」
言うが早いか二人で残りの階段を一気に駆け上る。
うわーマジで魔法で戦ってる・・・雷と炎と氷etcetc
階段を上り切り戦況の確認、俺たちと同じ位の年の巫女服黒髪ポニテの女の子と
修験者みたいな格好した大人10人位が魔法戦を繰り広げていた。
「さて・・・どーしよ?」
「とりあえず巫女服の女の子に加勢しましょうか」
「その心は?」
「修験者のほうが怪しい感じだから・・・あと多勢に無勢」
「・・・・まー・・・・かわいいは正義!おっさんに興味はない!女の子に加勢!」
「イッセーあんたねぇ・・・」
などと言い合いしつつ女の子のほうに加勢するため二人同時に駆け出す
とりあえず身体強化20%くらでいけるだろ
「大人複数で女の子一人襲ってんじゃねぇ!」
「っらぁ!!」
叫びつつ一番手前にいた修験者を殴り飛ばす!
修験者は不意を付かれ3m位先の木に激突し気を失ったのか動きを止める。
イリナのほうは女の子の方に向かいつつ剣を創り出し修験者達に魔法を放つ
「エアカッター!」
修験者も錫杖で防御しようとしたが錫杖がへし折れ避けることもできずにまともに喰らい気絶する
「なんだこのガキ共!何者だ?」
こっちにばかり気を向けてるとやられちゃうぜ?
注意が向いた隙を突き巫女服の女の子が声とともに魔法を放つ!
「雷光よ!」
カッ!ドガガガガガガガガ!!
声とともに眩い光と轟音が炸裂し修験者数人が吹き飛ばされ倒れ付す
おお、今の魔法すごいな、属性2つ含んでるとか並じゃない。
と、こっちも見惚れてる場合じゃなかったな。
おっさんが俺に向かって錫杖を振り下ろしてきた。
それを掴んでへし折り魔力を纏った拳でおっさんを殴り飛ばす!
「食らえ!正義の鉄槌!
「イッセー!ふざけてないで真面目にやりなさいよ!
イリナは剣に魔力を纏わせ錫上を切り払う。
「お前もやってるじゃねーか!」
「可愛そうだから乗ってあげたのよ!」
「「「「お前ら真面目にやれええ!」」」」
おっさんに突っ込まれた!意外とノリいいな。
「
巫女服少女が雷撃で更に人数を減らす・・・・面白いなあの子。
「くそう!一旦引くぞ!」
おっさん達は魔法陣で転移して逃げていった。
ネタです。思い付きでやりました。後悔はしてない!
感想ありがとうございます。
自分解釈と思い付きで書いてるので設定ずれててもスルーでお願いします。