転生したら更にチートになりました   作:デンドロビウム

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章分けするの忘れてました。ライザー登場です。


アーシアの編入とフェニックス

 

 

部長との事があった翌日。

 

『アーシア(ちゃん)可愛い!似合ってる!』

 

「はうう、ありがとうございます。」

 

顔を真っ赤にして照れた駒王学園の制服を着たアーシアがいた。うん、可愛い。

 

アーシアの「お兄ちゃん達と学校行ってみたいです。」の一言から決まるまでが異常に早かった。

 

理由は簡単。サーゼクスさんが理事長だからだ。権力万歳!じゃなくて、学力的にも日本語以外は問題ないので試験もパスしている。言葉に関してはアザゼルさんの便利アイテムで会話は問題なく出来るようになってるし。悪魔になるかは・・・ちょっと悩んでいるらしい。元聖女様だしなぁ。

 

そんな感じで今日からアーシアも駒王学園1年に編入することになった。ちなみにクラスは子猫ちゃんと一緒だ。昨日あらかじめ知っておいたほうがいいだろうと悪魔のことと眷属の皆のことを話してみんなに紹介した。子猫ちゃんも「まかせてください!」と意気込んでいたな。

 

『行ってきます!』

 

俺達は母さん達に言って学園に向かった。

 

「学校は初めてなんで緊張します。」

 

「すぐ慣れるよ。困ったら子猫ちゃんを頼ればいいよ。」

 

「そうね。彼女結構面倒見いいしね。」

 

「アーシアちゃんなら大丈夫だと思うよ?」

 

多分、周りが放っておかないだろう。ほんと、保護欲かきたてられるんだよね!子猫ちゃんもそうなんだけどアーシアはその上をいってるからな。なんて思いながら学園に向かいアーシアを職員室に送ってから俺達はクラスに向った。

 

 

放課後アーシアもオカ研に入るというのでみんなで部室に向かっていたのだが

 

「なんかすごい魔力を感じるわね。」

 

「誰かきてるのかしら?」

 

「ん~、この感じグレイフィアさんじゃね?」

 

「とりあえず入りましょうか。」

 

部室に入ると部長、祐斗、子猫ちゃん、グレイフィアさんがいた。

 

「こんにちは~、グレイフィアさん、何かあったんですか?」

 

「それは私から説明するわ。」

 

と、部長が話し始めた時、魔法陣が展開され、同時に炎が出てきた。

 

「水砕弾!」「フリーズランス!」『エアリィ結界で包んで』『オッケー』

 

魔法と炎と結界で包んだ。

 

「がぼ、ごぼ、ぶくぶくぶく・・・・」

 

半球状の結界の中に水が満たされてその中にもがくホストっぽ奴が溺れていた。

 

『ぷっ!』

 

「み、みなさんすいません、魔法を解いてください。くくくっ」

 

パチン!朱音が指を鳴らすと同時に中の水が消え、結界も解除した。

 

「貴様らなにしやがる!!」

 

「火が広がらないように結界で包んだ。」

 

「火消しに水弾。」

 

「同じく氷」

 

「おい、リアス!下僕の躾がなってないんじゃないか?」

 

「あんたのほうがひどいだろ。部室に放火だし。」

 

「「くくく」」

 

「貴様!・・・・リアス!こいつらに俺のこと言ってないのか?」

 

「言う必要がないわ。」

 

「で、誰なんすか?この放火魔。」

 

「こほん、この方は72柱の1柱でフェニックス家の三男フェニックス・ライザー様でリアス様の婚約者です。放火魔では決してありません。くくっ。」

 

『婚約者!?』

 

「ほんとなんですか?婚約者って。部長、相手は選んだほうがいいですよ?放火魔だし。」

 

「そうね、放火魔だし。」

 

「ほんとにね。放火魔だもん。」

 

「貴様ら!放火魔放火魔言うんじゃない!」

 

グレイフィアさんのつぼに入ったのか声を殺して笑っている。

 

「はぁ、イッセーも朱乃もイリナもそろそろ勘弁してあげて。私も嫌なのよ?親が勝手に決めた婚約者なんて願い下げだもの。」

 

「ふぅ、それで今日ここで話し合いを、という事になっておりました。」

 

なるほどね。ああ、昨日の事ってこれが原因か。昨日の事を思い出したのか部長の顔が赤い。

 

「リアス、いつまで反対する気だ?俺もフェニックス家の看板しょってるんでな、引き下がれないんだよ。いつまでも了承しないってのならリアスの眷属全員燃やしてでも了承してもらうぞ?」

 

「無理じゃない?」

 

「無理でしょ。」

 

「こんな焼き鳥野郎に負けるかよ。」

 

「下級悪魔の分際でえぇぇぇ!」

 

「お?やるのか?焼き鳥野郎。手加減しねぇぜ?仲間に手を出すんならな。」

 

魔力を開放しようとすると

 

「2人ともおやめください!私もサーゼクス様の命によりきていますから、やるなら一切手加減しませんよ?」

 

おお、殺気がすごいな。

 

「最強の女王に言われたら引き下がるしかないな。」

 

「わかりました。グレイフィアさんの顔を立てます。」

 

「両家もこうなると思っていたんで最終手段としてですが、レーティングゲームで決着、というのはいかがでしょうか?」

 

「ええ、いいわよ。」

 

「いいのか?リアス。眷属も揃ってないお前にプロでやってる俺と戦うなんて?」

 

ライザーがそう言った後魔法陣が現れその中から十数人の女の人が現れた。

 

「これが俺の眷属だ。駒全部埋まってるぜ?」

 

女の子ばっかり・・・・やっぱホストじゃね?

 

「趣味悪いわね。」

 

「女たらし?」

 

「あんな人数を平等にとか大変じゃね?」

 

「ふん、まぁ、いい。ゲームで勝てたらリアスは好きにすればいい。俺が勝ったら結婚してもらう。」

 

「それでいつゲームするんですか?」

 

「眷属全部揃ってないからハンデでもやろうか、10日くらいでいいか?修行でもして鍛えたらどうだ?」

 

「はっ、いるかそんなもん。焼き鳥なんかに負けるわけないだろ。」

 

「では、ゲームは本日22時からでよろしいですか?」

 

「いいわよ。」

 

「いいぜ。後悔するなよ?」

 

「お前がな。」

 

俺が言ったあとライザー達は魔法陣で転移していった。

 

「あ!」

 

「どうしたの?」

 

「テラ子安」

 

『ぷっ!』




ライザーの扱いが・・・。修行は普段からやってるのと原作より全員強い設定になってるのでカットしちゃいました。

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