転生したら更にチートになりました   作:デンドロビウム

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タイトルの通りイリナの両親登場です。


紫藤パパママ登場!・・・全員親バカですか。

 

 

色々ありすぎた昨日から一晩たって新たな日常のはじまりだ!・・・なんだけど

 

「ぐおおおお、い、いてぇ。」

 

俺は昨日の模擬戦の影響で全身筋肉痛になっていた。

 

「イッセーちゃん朝よ〜、あらら、うふふ」

 

母さんが現れた!

 

俺はすかさず逃げ・・・れない!体痛い!

 

「おはよう、母さん・・・なにをするつもりでございましょうか?」

 

「うふふ〜、筋肉痛で動けないイッセーちゃんを女装させて着せ替え人形にしようなんて考えてないわよ〜。」

 

そういいながらその手にもってるウィッグとセーラー服は、なんなのでしょうか?

 

「筋肉痛で大変そうだからお母さんが着替え手伝ってあげるわよ〜、うふふふふ。」

 

「ちょ、やめ、いやああああああああぁぁぁぁ・・・」

 

姫島家に俺の絶叫が響いた・・・合掌。

 

 

「もうお婿にいけない・・・」

 

「あははははは、今日も似合ってるぞイッセー、くくくくくっ。」

 

俺は母さんに着替えさせられ居間に来て朝食を食べていた。

 

「イッセー似合いすぎてて逆に嫌味ねぇ。」

 

「イッセー、このまま男の娘になっちゃえば?」

 

「朱乃ちゃん!それいいわねぇ。」

 

「お前ら好き勝手言ってんじゃねええぇぇぇ!!」

 

俺に味方はいないらしい。

 

 

 

それから(さすがに着替えた)午前中はみんなで話したりしてゆっくり過ごした。

 

昼食を食べてまったりしていると魔法陣が現れ同時に声が聞こえた。

 

「「イリナちゃん!」」

 

紫藤パパママだった。この反応はアザゼルさんあたりから話し聞いたっぽいな。これはおもしろ・・・めんどうなことになるな。主にイリナが。

 

「ちょ!パパ、ママ落ち着いて!」

 

イリナに二人が抱きつきもみくちゃにされている。

 

「イリナちゃんごめんね〜、あんなことがあったなんて辛かったでしょう。」

 

「これからは、パパとママがちゃんと話を聞いて助けてあげるからね〜。辛いことがあったら教えてね、ちゃんと聞いて相談にのるから~。」

 

相変わらず過保護というか親バカだな〜。

 

「イッセーちょっと、見てないで助けなさいよ!」

 

助ける方法はある。あるんだが・・・ああ、母さんいるからなんとかなるか。

母さんに目配せする。呆れながらもうなずいている。はぁ~、仕方ない。

 

「おじさんおばさんいい加減にしないとイリナ困ってるよ。」

 

「おじさんおばさん?ママもパパもまだそんな年じゃないよ!それにイリナは困ってるんじゃなくて照れてるだけだ、言いがかりはやめてくれないかな?」

 

「そうよ!親子の大事な対話邪魔しないでくれるかしら?」

 

おお、めっちゃ詰め寄ってきた。やっぱこうなったか・・・普段はまともなんだけどな~、スイッチ入ると誰の言葉も耳に入らないないんだよなぁ~、ただ1人を除いて。

 

「あらぁ、トウジちゃんにセリカちゃん?イッセーちゃんに何か文句でもあるのかしら?」

 

「「ひっ!あ、ありませんです!」」

 

ゴゴゴゴゴゴゴと聞こえそうなくらいの雰囲気を出して母さんが2人に詰め寄るとあっさり引き下がった。いつも思うんだけど、この2人を黙らせるとか母さん何者なんだろう?

 

「も~、いつもイリナちゃんのことになると周りが見えなくなるんだから。いい加減学習しなさい。」

 

「朱音さん、すまなかった。」

 

「話しが話しだっただけについ、ね・・・。」

 

「俺も大概だと思うがお前らも相変わらずだな。んで、依頼した件は終わってから来たんだろうな?」

 

「ああ、勿論だとも!施設丸々潰して来たよ。またあの子らの世話頼むね。」

 

「こっちから頼んだ件だからな、きっちりしてやるよ。」

 

「ああ、トウジとセリカ、引越しでの家の件ありがとうな。こっちも助かったよ。」

 

「ああ、こちらこそですよ。朱璃さん。家とイリナのこと頼みますね。朱音さんもいつも感謝してます。これからもよろしくお願いします。」

 

「いいのよ~、トウジちゃん。イリナちゃんはほんとの娘だと思ってるから~。気にする必要ないわよ~。」

 

「朱音さん、朱璃さん、アザゼルさん、イリナと家のことよろしくお願いしますね。」

 

「ほんとはゆっくり皆とも話ししたいところなんだけどね、我々も忙しくてね。そろそろ戻らないといけないんだ。」

 

「パパ、ママ。もう行っちゃうのね。身体には気をつけてね。」

 

「そうね、イリナの顔見れたから今日は安心したわ。」

 

トウジさんが俺に手招きしてる。なんだろ?

 

「イッセー君。イリナが一番気を許してるのは君だ。何かあったらその時はイリナの支えになってやってくれるかい?」

 

「当然ですよ。イリナは大事な仲間で家族ですから!それとイリナはトウジさんもセリカさんも信頼もしてるし、大事に思ってますよ。」

 

「そう言ってくれると助かるよ。よろしく頼む。」

 

 

「それでは、今度はしっかり時間作って帰ってくるのでその時はよろしくお願いします。」

 

そう言って二人はまた魔法陣で帰って行った。・・・マジで顔見に来ただけだったんだな。

 

 

その後引越しの日時等を確認し、俺と母さん、イリナも帰ることにした。しかも徒歩と電車で。

 

「私も旅行気分味わいたい!」

 

母さん・・・旅行じゃね~よ!まあ、これからいっそう楽しくなりそうだ!




イリナママですが・・・・これから出番はほぼ無いです。

本編ですが・・・まだ先かなぁ・・・。

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