ポケットモンスターサンムーン~ifストーリー~《本編完結》   作:ブイズ使い

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タイトル通りピッピのバトルです。ピッピの潜在能力を書きたかったので挟みました。

さあここでヌシからの問題!カントーリーグで優勝するのは次の内誰でしょう!
1、リーリエ
2、ブルー
3、ハジメ
4、コウタ
5、コウミ
6、モブ
7、伝説ty…タクト
8、ロイヤルマスク
9、ブイズ使い

答えはCMの後!(大嘘


カントーリーグ二回戦!ピッピ、デビュー戦!

ポケモンリーグカントー大会。リーリエとブルーが無事に一回戦を勝利するという結果で一日目が終了した。

 

当然と言うべきか、コウタとコウミ、それからハジメも難なく一回戦を勝ち上がった。3人ともかつてバトルした時とは明らかにレベルが違い、スピードやパワーが格段に上昇していた。その上コウタとコウミのパートナーたちがそれぞれ進化し、リザードンとバシャーモへと成長を遂げていた。紛れもなく彼らはこの大会での最大の壁となることだろう。

 

そして翌日。今日は第2回戦が行われる予定だ。リーリエの2戦目の対戦相手は女性トレーナーだ。他のライバルたちの対戦相手も決まっており、前日に既に発表されている。この場にいる誰もが1回戦を勝ち残ったため、強敵であることは間違いないだろう。決して油断はできない。

 

シンジもリーリエのバトルを見守るため、今日は観客席にてルザミーネと観戦している。

 

「それにしてもいいの?チャンピオンがこんなところにいて。」

「大丈夫ですよ。それにバトルが始まればみんな集中して気にしなくなると思います。」

「そんなものかしらね。」

 

実際、チャンピオンが近くにいても人混みの中であれば存外気付かないものである。特に一度バトルが始まってしまえば、観客の意識はバトルの方へと集中し周りのことなど気にする余裕はなくなるだろう。

 

シンジだけではないが、一部の強者はバトルの時と通常の雰囲気がまるで別人のように感じる事がある。ワタルほどの威厳がある存在感があれば別だが、シンジの場合はバトルの際に自然と威圧感を放つタイプのトレーナーだ。人ごみに紛れてもなんだか似ている程度で済んでもおかしくないだろう。

 

「今日はリーリエの二戦目ね。あの子、大丈夫かしら?」

 

一回戦目は難なく突破できたが、勝ち進むごとに相手も強くなっていくのは当然だ。その分負けられないというプレッシャーが重くのしかかってくるだろう。ルザミーネはそのことが一つの気がかりなのである。

 

「リーリエなら大丈夫ですよ。それに、本番はまだまだ先ですから。」

「……ブルーちゃんね?」

 

シンジはルザミーネの言葉に小さく頷く。

 

リーリエはブルーと戦い決着をつけると約束をしてここまで来た。その約束を果たすまで、2人は意地でも勝ちに行くだろう。それがライバルというものであり、今のリーリエとブルー、2人の関係だからだ。

 

「心配だけど、同時に楽しみね。自分の娘がこんな大舞台に立って、大勢の人の前でバトルをするところを見れるなんて。」

「僕もですよ。リーリエは最初の頃よりも強くなりました。僕も……負けてられないですね。」

「?シンジ君?」

「いえ、何でもないです。」

 

シンジは最後、どこか思うところがあり誰にも聞こえない声で呟いた。

 

シンジとルザミーネがそんな話をしている間にもバトルは次々と行われている。流石に一回戦目を勝ち抜いた者たちばかりであるため、誰もが強敵ぞろいであった。当然ライバルたちも順当に勝ち上がり力の差を見せつけている。

 

そして遂に、リーリエの出番がやってきたのだった。

 

「続きまして、リーリエ選手対アカリ選手です!」

 

審判の言葉と同時にリーリエが登場する。一回戦の頃に比べれば多少緊張が解れたのか硬くなっている様子はない。シンジとルザミーネもそんな彼女の姿にホッとし、安心して見ていられそうだと感じた。

 

今度のフィールドは岩場だ。岩にある障害があること以外、通常のステージと大差はない。フィールドギミックとして利用することも可能だろうが、大きな岩で強度も高いため少々難しいかもしれない。一部のいわ、じめんタイプのポケモンが有利をとれるかもしれないと言ったところだろうか。

 

審判は2人のトレーナーを交互に見て、準備が出来たのだと判断し両手を上げる。

 

「それでは両者、ポケモンを!」

「お願いします!マリルさん!」

『リルル!』

「行くよ!ニドクイン!」

『ニッド!』

 

リーリエが繰り出したのはマリル。そして対戦相手のアカリが繰り出したのがニドクインだ。マリルがみず・フェアリータイプなのに対しニドクインはどく・じめんタイプだ。相性で言えばどちらが有利とは言えない。

 

だがこの場に立っているトレーナーにタイプ相性での優劣は関係ない。どちらが強いか、どれだけの経験を積んでいるかで勝敗が分かれると言ってもいいだろう。リーリエもそのことを理解しているため、決して油断をせずに勝負に挑む。

 

「それでは……はじめ!」

「ニドクイン!がんせきふうじ!」

「マリルさん!アクアテールで撃ち返してください!」

 

ニドクインは早速がんせきふうじで動きに制限をかけてきた。だがリーリエはがんせきふうじに冷静に対処し撃ち返すことに成功する。

 

「かわらわり!」

『なんとマリル!ニドクインのがんせきふうじを跳ね返したぞ!しかしニドクインも負けていない!かわらわりでがんせきふうじを打ち砕いた!』

 

アカリのニドクインも負けておらず、ニドクインはかわらわりで撃ち返されたがんせきふうじをいとも容易く叩き割る。マリルの攻撃で跳ね返されたがんせきふうじは通常よりも威力が上昇している。それを簡単に一撃で割ってしまうところを見ると、ニドクインがどれだけよく育てられているかがよく分かる。

 

『両者凄まじい威力の技だ!次に動くのはどちらだ!?』

「続けてどくづきよ!」

「躱してバブルこうせんです!」

『リル!』

 

ニドクインは接近し毒を纏った腕を突き出して攻撃する。マリルはニドクインのどくづきを回避しながらバブルこうせんで即座に反撃する。マリルのバブルこうせんはニドクインに綺麗にヒットし、ニドクインはその攻撃で堪らず怯む。

 

じめんタイプのニドクインにみずタイプのバブルこうせんは効果抜群だ。ニドクインはその攻撃で動きが止まり、ダメージは確実にたまっている様子である。その隙を狙い、リーリエは確実に攻め込んだ。

 

「今です!アクアテール!」

『マリルの強力な連続攻撃が炸裂!これはかなり効いているぞ!』

 

マリルは怯んで抵抗できないニドクインにアクアテールを叩きこむ。その攻撃にニドクインは飛ばされてしまうが、なんとか踏みとどまることが出来た。だがそれでも連続でみず技を受けてしまえば限界に近い体力となってしまう。

 

追い詰められたことでアカリとニドクインも焦りを見せ始める。

 

「がんせきふうじ!」

「ころがるです!」

 

再びがんせきふうじを放ったニドクイン。マリルはころがるで回避しながらニドクインに接近する。しかし、ニドクインもただでやられることはなかった。

 

「今よ!かわらわり!」

『ニドォ!』

 

ニドクインはころがる状態のマリルにかわらわりで反撃する。ころがる状態とは言え、ニドクインの強力なかわらわりの直撃を受けてしまったマリルは逆に跳ね返されてしまう。

 

『ニドクインのかわらわりがカウンターで決まったあ!これは形勢逆転か?』

「マリルさん!」

「どくづき!」

 

今の一撃でダメージを抱え動きが鈍くなったマリルに、アカリも反撃のチャンスだと感じどくづきで一気に勝負を決めにかかる。

 

「っ!?アクアテールです!」

『リル……ル!』

 

マリルはリーリエの言葉に反応し、咄嗟にアクアテールで迎撃の態勢に入る。どくづきとアクアテールが中央でぶつかり合い衝撃が発生する。だがその衝撃が発生すると、そこには驚きの光景があった。

 

『リル……』

『ニドォ……』

『おおっと!?これはダブルノックダウンだ!』

「マリル、ニドクイン!共に戦闘不能!」

 

なんとニドクインとマリルのダブルノックダウンという結果に終わった。最初からこのような展開になるとは予想外だが、観客も見事な技の応酬に興奮状態となっている。

 

『これはまさかの展開になったぞ!ここから先、どのようなバトルが繰り広げられるのか、目が離せません!』

 

最初のバトルは相打ちに終わり、次はどのポケモンを出そうか悩むリーリエ。そんな時一つのモンスターボールが揺れ動き、リーリエが触っていないにも関わらず勝手にボールが開いた。

 

『ピッピ!』

「え?ピッピさん!?」

 

なんとそのポケモンはピッピであった。突然出てきたピッピの姿に、リーリエも思わず驚きの声をあげた。

 

『リーリエ選手の2体目はピッピだ!』

「あ、いえ、その……」

 

元々ピッピを出すつもりのなかったリーリエはどうしようかと戸惑う。正直自分のお気に入りであるピッピをあまりバトルに参加させたくはない気持ちが強い。

 

『ピッピ?ピィ!ピィ!』

 

ピッピは満面の笑みでリーリエの方を見ながら飛び跳ねている。緊張感どころかバトルの実感すらないように思える。恐らくピッピはバトルのために出てきたと言うよりも、興味半分で外に出ただけだろう。

 

こうなってしまっては仕方ないと割り切り、リーリエはピッピに任せることにした。これ以上ピッピに何を言っても理解はしてくれないだろう。

 

 

 

「ピッピ、自分から外に出たみたいだけど大丈夫かな?」

「あの子、バトルの経験はないから心配ね。」

 

シンジとルザミーネもピッピがバトルできるのかどうか不安を抱く。とは言えリーリエが決めたことなので、自分たちは静かに見守ることしかできない。

 

「行くわよ!マニューラ!」

『マニュ!』

 

アカリが繰り出したのはマニューラだ。あくタイプのマニューラであればフェアリータイプのピッピの方が有利だ。しかし相手は明らかに戦いなれている雰囲気をしているのに対し、ピッピは今回がデビュー戦だ。勝ち目としては誰が考えても薄い。

 

どうするべきかリーリエが悩んでいると、そんな暇も与えないと言わんばかりにマニューラが先手を仕掛けてくる。

 

「マニューラ!メタルクロー!」

『ニュラ!』

「!?かわしてください!」

『マニューラの鋭いメタルクローだ!しかしピッピ、これを上手く躱したぞ!』

 

マニューラは自身の爪を硬化させ、速攻で奇襲を仕掛けてきた。どうすべきか悩む暇すらないリーリエは慌てて回避の指示を出した。

 

マニューラはかなり素早く、ピッピでは躱せるかどうか不明であったがなんとか躱すことが出来た。しかし、当のピッピ本人はと言うと……。

 

『ピッピ!ピッピ!』

 

何故か笑顔で飛びはねている。その笑顔の理由は余裕だから、という事ではなく、恐らく彼女的には遊んでいるつもりなのだろう。なんにでも興味を持つピッピらしいと言えばそれまでなのだが、なんとも緊張感の欠片もない姿である。

 

しかし一方のマニューラからすれば、挑発されているように見えてイライラしている様子だ。自分の自慢のスピードから繰り出される攻撃を避けられてしまった挙句、それを笑顔で行われてしまえば無理もない。最もピッピにはそんなつもりは一切ないのだが。

 

「マニューラ!連続でれいとうパンチ!」

 

マニューラはれいとうパンチを連続で放ち、ピッピを捉えようとする。しかしピッピはその攻撃を飛び跳ねながら次々と回避していく。その動きにはリーリエも驚かずにはいられない。

 

『なんと言うことだ!マニューラの怒涛の連続攻撃をピッピは綺麗に躱しているぞ!』

 

ピッピ自身回避行動を意識しているのではなく、ただただ相手と遊んでいると言う感覚で自然に回避につながっているのだ。驚くべき光景ではあるが、これも一種の才能なのだろう。

 

だが次第にマニューラはストレスが溜まってしまい、徐々に攻撃が大振りになってしまい意識せずに隙が生まれてしまう。それを見つけたリーリエは、すぐさまチャンスと捉えた。

 

「ピッピさん!めざましビンタです!」

『ピィ!』

 

マニューラの大振りした隙を逃さず、ピッピのめざましビンタがマニューラに決まる。マニューラもこの一撃には堪らず頬を抑える。

 

『ピッピのめざましビンタがカウンターで炸裂!これはかなり強烈だ!』

「ムーンフォースです!」

『ピッピィ!』

 

ピッピはムーンフォースで追撃をする。マニューラは対応が間に合わず、成すすべもなくムーンフォースの直撃を受ける。めざましビンタの直後に効果抜群の強力なフェアリー技を受けてしまい、マニューラも耐え切れずに戦闘不能となってしまう。

 

「マニューラ!戦闘不能!ピッピの勝ち!」

『なんと!ピッピが無傷でマニューラを倒してしまいました!』

 

驚くべきことに、ピッピはマニューラを倒してしまったのだ。これにはリーリエだけでなく、対戦相手のアカリでさえ予想外の結果だと驚きを隠せない。

 

『さあ、アカリ選手の残るポケモンは一体!次は何を出してくるのか!』

「お願い!アブソル!」

『アブソッ!』

『アカリ選手の最後のポケモンはアブソルだ!』

 

アカリが繰り出したのはアブソルだ。マニューラと同じでアブソルもあくタイプ。このバトルはどのような結果に転ぶのだろうか。

 

「アブソル!サイコカッター!」

 

アブソルは額の角から衝撃波を発生させ遠距離から牽制する。そのサイコカッターはフィールドにある頑丈な岩場を切り裂くほどの強力な一撃であった。

 

だがピッピはそれを回避し、笑顔でぴょんぴょんと飛び跳ねている。未だにピッピは遊びだと思っているようだ。それでも戦えるのであれば問題はないのだろうが、一撃でも喰らってしまえば致命傷なのは間違いないためリーリエ的には心配が尽きない。

 

「それならでんこうせっか!」

『アッソ!』

『ピッ?』

 

アブソルはでんこうせっかで素早く接近し近接戦に持ち込む。ピッピは何故か回避することなく、その攻撃を受け飛ばされてしまう。

 

「ピッピさん!」

 

リーリエは心配でピッピの名を呼ぶ。しかしピッピは綺麗に着地し、再び笑顔で飛びはねる。アブソルの強力な一撃でダメージはないわけではないだろうが、それでも彼女は遊びなのだと勘違いしているようだ。ここまでくるとさすがに大物だと言わざるを得ない。

 

「アブソル!連続ででんこうせっか!」

 

アブソルはでんこうせっかでピッピに再び接近する。ピッピは横に飛び跳ねて回避するが、アブソルは交差するように次々とでんこうせっかで攻め立ててくる。ピッピは完全に防戦一方状態だ。

 

「ピッピさん!一旦距離を離してください!」

 

ピッピはリーリエの言う通り、ふわりと飛び上がりアブソルから距離を離す。だが、アカリも手を休めることはなかった。

 

「サイコカッター!」

「もう一度躱してください!」

 

ピッピはサイコカッターを回避する。すると、続いてピッピは不思議な行動に出たのであった。

 

『ピッピッピッピッピッピ』

『おぉーと!これはピッピの得意技!ゆびをふるだ!何の技が起こるか分からないぞ!』

 

そう、ピッピの得意技であるゆびをふる。この技は一部を除く技からランダムで選ばれた技を使用者が使うと言う不思議な技だ。ピッピの代名詞であるのと同時に、博打にも近い技であるため本当に何が起こるか分からないのだ。

 

「なにが来るか分からないわ。アブソル、でんこうせっか!」

『アブソ!』

 

どこから何が来るか分からないため、アカリとアブソルは技が発動する前に一気に決めようと判断し攻撃を続ける。しかし予想以上にピッピのゆびをふるが早く完了し、技が放たれようとしていた。

 

『ピィ!』

 

すると突然、ピッピが白く輝きだした。アカリは一体何が起こるのかと警戒すると、その時には既に手遅れであった。

 

ピッピが放ったのは強力な一直線の光線、はかいこうせんであった。ノーマルタイプ最強クラスの技であるはかいこうせんは止まることのできないアブソルを容赦なく包み込み、アブソルはその光に飲み込まれ吹き飛ばされた。衝撃が鳴りやむと、そこには目を回し戦闘不能となっているアブソルの姿があった。

 

『アブソ……』

「あ、アブソル!戦闘不能!ピッピの勝ち!よって勝者!リーリエ選手!」

『なんと!アブソル一撃でノックダウン!ゆびをふるから放たれたはかいこうせんに成すすべなく倒れてしまった!勝者はリーリエ選手です!』

 

ピッピの驚くべきポテンシャルの高さにリーリエは言葉が出てこない。本人には全く自覚はないのか、ピッピは嬉しそうに飛びはねている。遊び気分でこんな戦いぶりをされては、対戦相手としては複雑な気持ちになることだろう。

 

しかしどのような勝ち方であれ勝利は勝利だ。今は素直に喜ぶべきだろうとリーリエはピッピを抱きかかえて一緒に喜びを分かち合う。リーリエ的にはどちらかと言うとピッピが無事で安心したという方が正しいかもしれないが。

 

 

 

「心配は杞憂でしたね。あのピッピってどこでゲットしてきたんですか?」

「リーリエに喜んで貰おうと思ってオツキミやまでゲットしてきたんだけど……。正直こんなすごい子だとは思わなかったわね。」

 

元々所持していたルザミーネでさえもこの結果は意外だったようだ。予想外の結果とは言え、これは嬉しい誤算かもしれない。その無邪気さ故にリーリエからすれば心配の種が尽きないだろうが。

 

なにはともあれ、リーリエはピッピの予想外の活躍により第二回戦を制することができたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後もバトルは続いた。三回戦、四回戦とリーリエは順調にバトルを制し勝ち抜くことができていた。ライバルたちもリーリエに負けじと勝利を収めていく。

 

そして遂に、リーリエ、ブルー、ハジメ、コウタ、コウミはベスト8まで勝ち進んだのであった。

 

「さあ!遂にベスト8が出揃いました!そして準々決勝の対戦カードは……これだ!」

 

遂に始まる準々決勝。ベスト8ともなれば選ばれしトレーナーのみが集う場所。間違いなく今まで出会ったどのトレーナーよりも強い相手しかいないだろう。

 

リーリエは遂にここまで来たのかと緊張のあまり拳をギュッと握り対戦相手が選ばれるのを待つ。すると、対戦相手は驚くべき相手であった。

 

「第一試合!リーリエ選手対ブルー選手!」

『っ!?』

 

なんと、準々決勝の相手はリーリエにとっての因縁のライバル、ブルーだった。遂に2人の約束が、今果たされようとしていた!




大波乱を巻き起こすピッピのゆびをふる

モブの名前と使用ポケモンはヌシの気分で適当に設定してます

ではまた次回!ノシ

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