ポケットモンスターサンムーン~ifストーリー~《本編完結》 作:ブイズ使い
最近バトルツリーで共に戦えるリーリエのポケモン(アブリボンとキュワワー)の特性が厳選できると知ったので、それもやっているところです。アブリボンは鱗粉、キュワワーはヒーリングシフトを狙ってます。アブリボンはスイートベールも優秀ですが、初手コケコで組ませて上から殴る+眠り無効の予定なので猫だましで壁貼り妨害されないようにしてみようかと。後は考えるな、殴れ。
まあそんなことより本編行きましょか。
マサキと別れたシンジたちは、次なる目的地であるヤマブキシティへと向け旅を続けている。現在はハナダシティとヤマブキシティを繋ぐ5番道路へと来ている。……のだが?
「目と目が合ったらポケモンバトル!って事で私と勝負してもらうわよ!」
「え?え~!?」
突然通りがかった人にポケモンバトルを挑まれてしまい、リーリエは困惑した様子で叫び声をあげる。一方、シンジは寧ろよくあることだと割り切っている様子で察していたように頷く。新米トレーナーでもあるリーリエにとっては、これは初めての経験でもあるため困惑しても仕方がないだろう。
「さあ全力でかかってきなさい!」
どうやら勝負を挑んできた女性トレーナーは問答無用と言った様子で勝負を挑んでくる。頭には緑色の三角巾を付け赤色のエプロンを着用しているため、さしずめポケモンブリーダーと言ったところか。リーリエも彼女の勢いに負け、仕方なくその勝負を受けることにした。それに以前シンジも、「トレーナーであるなら挑まれた勝負から逃げるわけには行かない」と言っていた記憶があるので、自分もこの状況で逃げるのは少し抵抗がある様に彼女は感じていた。
「分かりました。その勝負受けて立ちます!」
「いい顔になったわね。そう来なくっちゃ!私の名前はサキ。貴女は?」
自分の名前を名乗り、その後にリーリエに名前を尋ねた。どうやら彼女は礼儀を欠いている訳ではないようだ。リーリエもサキと名乗ったトレーナーに、マナーとして自分の名を名乗ることにした。
「私はリーリエです。よろしくお願いします。」
「ええ。そして私のパートナーはこの子よ!」
サキはそう言ってモンスターボールを手に取り、ボールから自らの相棒と称するポケモンを解放する。するとボールから出てきたのは……。
『モンモン!』
出てきたのはまさかのメタモンだった。メタモンもまた、イーブイと同じく希少なポケモンであり、リーリエも実際に見たのは初めてであった。リーリエはポケモン図鑑を取り出し、メタモンの詳細を調べる。
『メタモン、へんしんポケモン。身体の細胞を自ら組み換え変身することができる。再現度には個体差があり、失敗することもある。』
「メタモンさん……中々に手ごわそうです。なら私は、お願いします!シロン!」
『コォン!』
リーリエが繰り出したのはシロンだ。カントー地方では見る事の出来ないアローラのロコンに、サキは目を輝かせていた。
「すごーい!これが噂に聞いた別地方のロコンなんだー!」
珍しいロコンの姿に少々興奮気味で騒ぐサキ。その彼女の姿にリーリエは再び困惑してしまう。
「あ、あの~。」
「あはは、ごめんごめん。じゃあ早速行くわよ!」
サキはリーリエに謝りながら今度こそ戦闘態勢に入る。その表情は真剣なものになり、強いトレーナーであると言う印象を抱かせるものだった。リーリエも先ほどの無邪気な姿とは違う彼女の姿に驚くも、油断してはいけないと気合を入れ直す。
「まずはこの子の真骨頂!へんしんよ!」
サキが指示を出すと、メタモンが光に包まれみるみると姿を変えていく。その様子はポケモンが進化する時の姿に近く、光から解き放たれた瞬間、その場にいたのは二匹のシロンの姿だった。
「これがメタモンさんの変身。すごいです。」
「うん、確かにすごいね。」
リーリエの言葉にシンジも同じく感心する。そのメタモンの姿はシロンの姿と瓜二つだ。図鑑の説明の通りにメタモンの変身のクオリティは個体差によって異なる。個体によっては目が元の状態のドットから変化していなかったりと、どこか違和感を覚える変身をするメタモンもいる。だが、努力して特訓することによりその弱点を克服するメタモンも存在する。恐らくこのメタモンはその類だろう。
「さあ、どこからでもかかってらっしゃい!」
「それでは遠慮なく行きます!シロン!こなゆき!」
「ならこっちもこなゆきよ!」
シロンがこなゆきで先制攻撃を仕掛けるも、メタモンが同じように放ったこなゆきにより中央で相殺されてしまう。メタモンの変身は姿や覚えている技だけでなく、能力も相手と全く同じとなる。リーリエにとっては厳しい相手となるだろう。
「なら次はこおりのつぶてです!」
「躱してこおりのつぶて!」
メタモンはシロンのこおりのつぶてを冷静に回避する。そしてすかさずシロンに対してこおりのつぶてで反撃し、その攻撃はシロンに直撃する。
「シロン!?」
リーリエの声に反応するかのように、シロンは“まだまだやれる”と言う意思を示すために前に出る。リーリエもそんなシロンの姿に後押しするかのように次の指示を出す。
「シロン!走ってください!」
シロンはリーリエの指示に従いメタモンに向かって直進する。サキは彼女たちの行動に驚くも、こちらも負けてられないと攻撃の指示を出す。
「こなゆきで反撃して!」
メタモンはこなゆきで走ってくるシロンに攻撃する。
「今です!ジャンプしてください!」
「しまった!?」
迫ってくるこなゆきを直前にジャンプして躱すシロン。その行動にサキは慌てた声を出す。
「こなゆきで攻撃です!」
隙をさらしたメタモンにシロンのこなゆきが炸裂する。リーリエが咄嗟に考え付いた作戦は、距離を縮めてから攻撃を加えることで回避する暇を与えないようにすると言うものだった。その作戦は見事に決まり、こうしてメタモンに確実なダメージを与えることができた。
「中々やるわね。そのロコンも良く育ってるわ。」
「あ、ありがとうございます。」
サキも心の底から正直な感想を告げる。突然の評価に困惑するが、それでも自分の大切にしているポケモンが褒められるのは凄く嬉しいと感じたリーリエ。
「でも私のメタモンも負けないわよ!」
だがバトルはバトルと、気を取り直して再び臨戦態勢をとるサキとメタモン。リーリエも負けられないと思い、シロンと共に二人の姿を見据える。そして今度は先に動き出したのはメタモンだった。
「メタモン!こなゆき!」
「躱してください!」
再びこなゆきで攻めてくるメタモンの攻撃を冷静に対処して回避行動をとる。しかしそれはサキによる作戦でもあった。
「そう来ると思ったわ!こおりのつぶて!」
こなゆきによる誘導をしたメタモンは、続けてこおりのつぶてを放ち追撃をする。連続して回避する態勢をとるのが困難だったシロンは、メタモンの攻撃に直撃してしまう。
「シロン!?」
メタモンの攻撃により飛ばされてしまったシロンはリーリエの声で再び立ち上がる。しかしその体も限界が近く、その姿からは明らかな疲労が見えていた。
「これで決めるわ!こなゆき!」
しかし無情にもバトルは継続される。どちらかが戦闘不能にならなければバトルが終わることはない。リーリエはシロンが危険だと感じて咄嗟にシロンを庇うように前に出る。その姿にシロン、メタモン、サキの三人は驚くが一度出したこなゆきが止まることはない。
このままリーリエにも当たってしまうのかと思った瞬間、横からの第三者による攻撃によりこなゆきは相殺された。何が起きたのか分からなかった一同は、攻撃が飛んできた方を確認すると、そこにはブースターが立っていた。
「ありがとう、ブースター。」
自分に指示に従いこなゆきを的確にかえんほうしゃで打ち消してくれたブースターに、シンジは労いの言葉をかける。ブースターも嬉しそうにシンジの足元に近寄り頭を撫でてもらおうと催促する。シンジもその気持ちに応えて、ブースターの頭をなでる。
「危ないところだったけど、取り敢えずこれは勝負あり、だね。」
突然の出来事に驚いたが、リーリエも今回のことは素直に負けを認めることにした。
「そうですね。今回は私の負けです。」
リーリエのその言葉により、今回の戦いはサキとメタモンの勝利に終わった。メタモンもバトルが終わったことにより、変身を解いて元の姿へと戻る。
「ほら、オレンの実よ。」
「ありがとうございます。」
サキからオレンのみを受け取ったリーリエは、それをシロンに食べさせる。それを食べたシロンは先ほどよりも元気を取り戻したようにゆっくりと立ち上がる。どうやら身体に異常はないようでリーリエも一安心する。
「それにしてもビックリしたわよ。まさか急にロコンを守るために前に出てくるなんて。」
「あ、あの時は私も動揺してまして……。なんだかシンジさんがいつもポケモンさんたちの為に体を張って守る理由が分かった気がします。」
そのリーリエの言葉にシンジも思わず苦笑いする。彼もいつもポケモンが危険になると自分の身を顧みず助けに出るため、反論することができないのだろう。
「それにしてもあなたの正確な指示は凄いわね。バトル中に完璧なタイミングであの攻撃をあんなに簡単に止めるなんて思ってなかったわ。」
「念のためにブースターを控えさせておいてよかったよ。結果的にみんな無事に済んだみたいだしね。」
シンジも長く旅を続けているため、似たような過去に経験があったのだろう。二人は落ち着いた様子で話すシンジに一緒に感心する。
「そう言えばなぜ私とバトルがしたかったのですか?」
「あっ、いや、その……」
サキの歯切れが悪い言い様に疑問を感じるリーリエ。しかしサキはそんなリーリエの純粋な瞳に耐え切れずに正直に話すことにした。
「実は私の実家、ポケモン育て屋さんっていうのをやってるんだけど。」
「ポケモン育て屋さん……ですか?」
聞きなれない言葉にリーリエは首を傾げる。そんな彼女にシンジは育て屋について軽く説明した。
「育て屋さんって言うのはその名の通り、ポケモンを育ててくれる施設の事だよ。育て屋さんにポケモンを預けていれば、知らない間に新しい技を覚えていたり、稀にタマゴが見つかったりもするんだ。」
リーリエはシンジの話を聞き、相槌を打って納得する。しかしそれと今回の件と何が関係しているのかがリーリエは分からず、サキの話を続けて聞くことにする。
「実は私はまだ見習いの身で、経営者であるお父さんにある事を言われたんだよね。」
そこでサキは一度咳払いをして父に言われた言葉を伝える。
『ポケモンの事を知るためにはまずトレーナーとの関わりを学びなさい』
サキは低い声を出してその時の言葉を言う。恐らく父の真似をしたつもりなのだろうが、何故真似たのかはイマイチ分からない。サキは声を戻して再び話を続ける。
「って言ってたのよね。だから他のトレーナーと戦うことでその言葉の意味も分かるかなっと考えてみたんだけど……」
サキの言葉にリーリエとシンジは納得するも、だからと言って父の言っていた意味は少し違うのではないかと心の中で考える。そこでサキが思いついたように一つの提案を持ち出した。
「そうだ!良かったら今からうちに来ない?丁度この近くにあるんだよね。」
「いいのでしょうか?急にお邪魔しても。」
リーリエのその言葉にサキは「大丈夫大丈夫!」と気軽な態度で返答する。シンジも遠慮気味なリーリエに対して「折角だしこれもいい機会だから立ち寄ってみない?」と提案する。リーリエも二人の言葉に便乗する形でサキの実家である育て屋に立ち寄ることにした。
二人はサキのあとを着いていき、彼女の実家へと辿り着いた。そこには一軒の木でできた小さな小屋があり、その周囲にはポケモンたちが楽しそうに過ごしている。ポケモンたちの種類も多く、ケンタロスやバタフリーなどのカントー地方では有名なポケモンたちから、ジョウト地方で目にすることのできるオオタチやレディバなどのポケモンたちも確認できた。
ポケモンたちの様子を見るに、この環境は非常に整っていると言えるだろう。現に彼らは楽しそうに過ごしておりポケモンたちも仲がよさそうだ。
ポケモンたちの様子をシンジたちが観察していると、小屋から一人の男性が出てきた。その男性の姿を見たサキは、手を振って小走りで男性の側まで近づいていく。
「お父さん!」
「サキ。帰っていたのか。ん?そちらはお友達かい?」
サキがお父さんと呼んだ人物は、シンジたちの姿を確認すると彼らの元へと近づいてくる。サキの父親はぽっちゃりとした体型で、赤色のシャツに青いオーバーオールを着用した中年の男性だ。パッと見ではどこぞの配管工のヒゲ親父とやらに似ている……かもしれない。
「初めまして、私はサキの父親のユウジです。」
「こちらこそ初めまして。僕はシンジです。」
「初めまして、リーリエです。」
サキの父、ユウジと自己紹介をして握手を交わすシンジとリーリエ。ユウジも「どうぞゆっくりしていってね」と一声かけて再び仕事に戻る。その父親の姿を見て手を振るサキ。するとそこでサキは再び一つの提案をした。
「折角だから二人のポケモンも見せてくれない?みんなとポケモンたちが遊べばより成長するかもしれないし。」
サキの提案に賛同した二人は、自分のポケモンたちが入ったボールを上に投げてポケモンたちを解放する。リーリエはルリリのみを自分の手元に出してあげた。まだ他人には慣れてないと思われるため、一番安心できる自分の元に取りだすのが最も安心だろうと判断したのだ。
「これが二人のポケモンたちなのね。見るだけでよく育てられてるってのが伝わってくるわ。」
サキは視線を低くしてポケモンたちの眼を見て感想を口にする。見習いの身とは言え、やはり育て屋をしているだけはありポケモンを見る目はあると言う事なのだろう。常に色んな人たちから預かったポケモンたちを見ていて世話をしているのだ。自分の知らない間に、自分自身も成長しているのだろう。
「迷惑じゃなければ僕達も何か手伝えることはないかな?」
シンジがそう提案する。リーリエもシンジの言葉に便乗して、折角ならお手伝いをしたいと申し出る。彼らにとっても滅多にない機会であり、興味のある仕事でもあるためやってみたい気持ちもあるのだろう。
「手伝ってくれるの?ありがとう!」
サキは寧ろ手伝ってくれることを喜ばしいと感じているようで快く承諾してくれた。サキも父親に許可を取りに行くと、「構わないけどケガはしないように注意してね」と念を押された。早速仕事を手伝おうと二人は作業着に着替えることにした。
二人は服が汚れないようにまずエプロンを着用する。男性用と女性用に分かれているようで、シンジは青色、リーリエはピンク色のエプロンを着用した。頭の怪我防止のためにも、少し厚めの帽子も被るよう推奨された。
「じゃあ早速始めるわよ。」
サキの指示に従い二人はポケモンの世話を始めることにした。幸いにもシンジは今まで旅で培ってきた経験があり、リーリエは本で読んだ知識があるためポケモンの世話はお手の物だった。サキとユウジも二人の行動力には感心していた。
彼らのポケモンたちもトレーナーの働きを見ているだけでは物足りないのか、彼らの手伝いを自主的に行おうと自ら動き出す。その姿を見れば、トレーナーによく懐いていてよく育てられていると言う事が伺えるだろう。汚れた水を協力して汲み替えたり、トレーナーたちが必要としている道具を渡したりもしている。
彼らはポケモンたちの体を洗ったり、育て屋としての仕事の一つでもある技の練習なども付き合うことにした。彼らにとってだけでなく、ポケモンたちにもこれは貴重な経験になったようだ。サキも彼らばかりに任せるのも悪いと思い自分も次へ次へと動き出す。その姿を見たシンジたちは、流石は現役だと感心する。何より普段慣れていない自分たちよりも手際が良いのが、当然とはいえ凄いと素直に思ったのだ。
仕事も一段落したころ、既に夕暮れ時で日は沈みかけていた。時間も遅くなってしまったので今日はここに泊めてもらうことになった。ユウジは今回手伝ってもらったお礼だと言い、夕食もご馳走してあげると言ってくれたのだ。一日働いてくたくたとなったシンジとリーリエも断る気力も出なかったため、今回はその言葉に甘えてお世話になることにした。
「やっぱり一日ポケモンの世話をするとなると忙しいね。」
「本当ですね。正直私も今日は疲れました。」
彼らはユウジが作ってくれた料理を食べながら、今回の貴重な体験に正直な感想を言うとともに、育て屋さんは大変な仕事だと実感する。彼らのポケモンも慣れない仕事をしたためやはりヘトヘトになったようだ。
「でも二人とも初めてとは思えない働きっぷりだったよ。おかげで今日は仕事が捗ったよ。」
ユウジの言葉にサキも同意する。その言葉を聞いてシンジたちは安堵する。
「そう言って頂けて助かります。」
「それにしても二人ともよくポケモン育ててるのね。あなた達を見ていたらポケモンとトレーナーとの信頼が伝わってきたわ。」
サキのその言葉に二人はありがとう、と一言礼を言う。やはり自分のポケモンたちが褒められると彼らも心から嬉しいようだ。そんな感想を抱いたサキに対して、ユウジは口を開き問いかける。
「サキ。」
「何?お父さん。」
「ポケモンとトレーナーの関わりについて、今回の事で何か学べたかい?」
「え?」
父親の言葉にサキは一瞬戸惑うが、父親から受けた課題を思い返し、今回学べた出来事を思い返す。
「ポケモン育て屋としての仕事は確かにポケモンを育てることが仕事だ。だがポケモンの事を知っているだけでは仕事を完璧にこなすことは不可能だ。ポケモンと共にあるトレーナーとの繋がりを理解し、どのように過ごしているのかを学んでこそ、その先に育て屋としての大切なものが見えてくるのではないかと私は考えている。」
ユウジの言葉に頷き真剣な様子でサキは耳を傾ける。ユウジもそんな娘の様子を確認してそのまま話を続ける。
「私がこの間サキに与えた課題、それはポケモンバトルをしてトレーナーの事を理解せよ、と言う意味ではないよ。」
まるで自分の考えを見透かされているようだ、とサキは一瞬ビクッと震える。父親は自分の娘の考えくらいお見通しと言う事なのだろう。
「人間は一人では全てを成し遂げることは出来ない。だがポケモンと一緒なら不可能だったことも可能になる。育て屋としても、トレーナーとしても必要なことを、サキに学んでほしかったんだよ。」
「お父さん……」
父の言葉にサキは感慨深い気持ちになる。その言葉を聞いていたシンジとリーリエも、自分たちにも重要な事だろうと心にしまう。サキもこの言葉を受け取り、今回学んだことは生涯の糧になるだろうと考える。
二人もまた深い経験が出来たと感じ、やはり旅は大切な出会いによって自らの成長に繋がっていくものだとシンジは思う。初めての旅に出たリーリエだけでなく、自分の成長も促してくれるほど大事なものだと。リーリエ自身も、思い出だけでなく、こういった経験を一つでも多く積んで糧にしていければいいなと思った。
サキとの出会いも二人に多くのものをもたらしてくれた。だが二人の旅はまだまだ始まったばかり。次にはどんな出会いが待っているのか。さあ、次はいよいよジムのあるヤマブキシティだ!
ブイズトリルパが完成したのでちょっと試して見た結果。……正直キツイッス。つうかエーフィのSが早いせいか中々トリル張るタイミングが無い。勝てそうなタイミングで怯んで負けたけど、それも自分の実力が足りないからであってポケモンは悪くない。ポケモンは実力(運)ゲー。まあトリル張った後ガモスをブースターで先手とって消滅させられたから個人的に目標達成した感はあります。と言うかそれがやりたかった!