ポケットモンスターサンムーン~ifストーリー~《本編完結》   作:ブイズ使い

201 / 223
前回書いたお話の世界についての解説となります

正直書いてるうちに『主人公いないだけでヤバすぎでは?』と自分で引いてました。ドラゴンボールで言うところの悟空が死んだだけで悲劇の道を進んだトランクスの未来世界みたいな感じ。

そう言った設定を胸糞に感じる方がいましたらブラウザバック推奨です。













































OK?


ありえたかもしれない悪夢 解説・補足

世界観

 

人間が便利さを求めて研究を進めてきた結果、環境汚染が進行して荒れ果ててしまったアローラ地方の世界線。

このような結末を迎えてしまった理由は、まず主人公不在であること。主人公が不在であることによって発生してしまう不具合は、

1、コスモッグを守れず覚醒しない

2、スカル団を止められるものがおらず治安が悪い

3、ルザミーネを助けられずエーテル財団崩壊

4、チャンピオンが誕生せずトレーナーの実力が低下

5、UBの被害増大 など

 

父親に続いて母親まで同じように失ったことでグラジオは両親を探しながら実力をあげるために旅に、リーリエは頼れる家族がいなくなったため、母の忘れ形見でもあるピクシーと共に強く生きることを決意。だがシンジがいないことによって師匠と呼べる存在がおらず、トレーナーとしての実力は正史世界に比べて大きく異なりかなり低い。

 

世界的な技術力は正史世界よりも進歩している。その代償として環境汚染が進行してしまい、解決するべく生み出されたのがアクジキング。かつて出現したUBについての研究も進められ、その研究の成果がアクジキングの素材となっている。だが結果、アクジキングの食欲が想定よりも遥かに高く暴走してしまい、アローラ地方一番の都市であるハウオリシティが半壊に追い込まれてしまったため撃退を決意。

 

島巡りに挑戦しているトレーナーも含め、多くのトレーナーがアクジキングを撃退するため抵抗するも、UBの能力が含まれているアクジキングに普通の攻撃は通用せず、トレーナーの実力も伴っていないため街が壊滅状態になってしまう。環境汚染とアクジキングの暴走によってアローラの自然もほぼ壊滅、悪天候の状態が続いてしまい太陽の光も徐々に薄くなってしまっている。自然の恵みが減少したことによってアローラのトレーナーがZ技を全力で使用できなくなり、さらに戦力が低下する。

 

人間たちの過ちによって守り神たちも愛想を尽かして失踪。アクジキングへの対抗手段が完全になくなってしまい、一部のトレーナーを除いて最終手段としてUBの研究成果を利用してウルトラホールを通り、別の世界へ移住する決意をした。リーリエを含む一部のトレーナーは最後までアクジキングに抵抗するため残った。だがほぼ建物も目印になるものも原型をとどめていないため、メンバーが散り散りになってしまい行方不明となる。

 

迷い込んでしまったロウとティアにとって悪夢の世界であるが、この世界はある者によって生み出されてしまった暗黒の世界であり、もしかしたらあったかもしれない最悪の未来である。少しでも選択を誤ってしまうと未来は崩壊してしまうという警告なのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

この世界の人物やポケモンたち

 

アクジキング→環境汚染が進んだアローラ地方を掃除するために人間によって生み出された存在であるため、この世界ではUB扱いではない。そのためコードネームにUBが付いていない。UBの能力を参照して作られたため空間移動が可能で、サイズも本来のアクジキングより大きい。また、無限の食欲に関してもウルトラホールが関係している。

最終的にイーブイとブイズたちのZ技(光)によって、悪夢であり闇そのものであった元凶のアクジキングは消滅し、アローラに光が戻った。

 

ピクシー→ルザミーネのパートナーだったポケモン。彼女の部屋に残されており、リーリエとも仲が良かったこともあって彼女についていくことを決めた。

 

黒い何者か→毎回何かしらの戦いに巻き込まれるアイツ。つまるところロウとティアが見ていたのは悪夢ではあるが、別の可能性があった平行世界の話でもある。

 

カプ・コケコ→人間たちの過ちに愛想を尽かして姿を消した。しかし人間たちのことを見捨てたわけではなく、最後まで彼らのことを信じて陰から見守っていた。自分たちに課せられた試練を乗り越えた時、再びその姿を現した。

 

リーリエ→正史世界とは異なる歴史を歩んだリーリエ。シンジに出会わなかったことでルザミーネを助けることができず、ピクシーと共に強く生きることを決めたため控えめな性格から少し強気な性格に変化。ただし実力は正史世界のリーリエよりもはるかに劣ってしまう。大切な人たちを失ってしまったため、誰かが犠牲になるのことを極端に怖がる。

 

スカル団→グラジオやミヅキたちが抵抗するも、グズマに敗北してしまったため誰も止めることができず、グズマはルザミーネと共にウルトラホールへと姿を消してしまった。結果、リーダーの失ったスカル団の残存メンバーは荒くれ者の無法者集団になってしまった。プルメリはグズマのいないスカル団に興味を失い、一人どこかへと消えた。

 

ルザミーネ→ウツロイドと共にウルトラホールへと旅立っていった。グラジオたちがスカル団に敗北してしまったため助けることができず、神経毒にやられつづけている最悪の結末を迎える。

 

グラジオ→スカル団に敗北し、母親であるルザミーネを救えなかった悔しさからリーリエを残して旅にでる。旅の中で修業しながらどこかへと姿を消した両親を見つけるため、一人孤独に旅を続ける。

 

ミヅキ→グラジオとリーリエの助けになることができず、自分の実力の無さを痛感し精神的に追い込まれてしまう。二人に合わせる顔がないと、どこかに姿を消してしまう。

 

しまキング、しまクイーン、キャプテン→この世界での実力は非常に高いトレーナーたちだが、アクジキングに抵抗するも本来の威力であるZ技が発動できず歯が立たなかった。やむ無く撤退し、アローラの住民を守るため彼らの身の安全を優先し守りながら移住することを決意した。

 

ククイ→本来であればシンジをアローラに連れてきた張本人であり、ポケモンリーグの設立にも貢献していたため結果的に一番の功労者だが、シンジに出会うことがなかったためアローラは最悪の結末を迎えてしまった。この世界では別の地方を見て回っており、強いトレーナーがいないかを模索していたものの残念ながら彼が強いトレーナーを見つけ、ポケモンリーグを設立する夢は叶うことはなかった。

 

バーネット→空間研究所の所長であり、人間たちが移住するためのウルトラホールを開発したこの世界で一番の功労者。行方不明になってしまった友人、ルザミーネのことが気がかりであり、旅に出たまま長いこと姿を見せない夫ククイのことを心配しながらも、研究員たちや移住先での生活のことも考え、自らもアローラの住民たちと共に別の世界へと移住することを決意する。

 

エーテル財団→ルザミーネが行方不明になってしまい、その息子であるグラジオが姿を消してしまったため実質ビッケが後継者として引き継ぐことに。しかしエーテル財団の信用は低迷してしまい彼女自身有能であるものの、出世欲に飲まれてしまったザオボーとその部下が裏切りエーテル財団を乗っ取ることとなる。結果当然エーテル財団は崩壊し、大企業が潰れたことでアローラの秩序すらも壊してしまう最悪の結末を迎える。

 

ウルトラビーストたち→ルザミーネが消える前に襲来していたが、トレーナーたちの奮闘もあって撃退には成功した。しかし当然苦戦は強いられており犠牲者はルザミーネを除いていないものの、町や島全体に対しての被害は甚大なものであった。

 

トレーナーたち→島巡りに挑戦するトレーナーは存在するものの、チャンピオンであるはずのシンジが不在であるため、彼の本来行うはずであったトレーナー育成のための試みも行われず、アローラ地方のトレーナーたちの実力は大幅低くなってしまっている。また、ポケモンリーグも存在せずポケモンバトルが正史世界に比べて浸透していないため、トレーナー自体の人数もかなり少なくなっている。チャンピオンと言う強大な目標もないため、途中から挫折する者も多い。




やっぱり主人公は必要やね

本日12月14日、遂に全人類が待望していた藍の円盤配信日
前日までに【証持ち色違い♀ニンフィア】を6体育成したので準備万端です。

因みに最終的に色違いイーブイは証持ち78体、証無し102体の計180体捕獲しました。自分でも気が狂ってると思う……。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。