ポケットモンスターサンムーン~ifストーリー~《本編完結》   作:ブイズ使い

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折角なので戦わせたかったため2人を無理やり戦わせました。
ただここまで長くなるとは思ってなかったんだ……。

因みのこの話の投稿時間は18時55分。ギリギリじゃねぇか!


VSアセロラ!四天王ゴースト使いの実力!

アセロラの試練が終わり、エーテルハウスで休息をとっていたリーリエ。現在はテレビの放送をハウスの子どもたちと一緒に見ている。その放送とは……

 

「いっけー!シンジ兄ちゃん!」

「負けるな―!」

 

そう、アローラチャンピオン、シンジの試合の生放送である。今回も以前リーリエが見た試合同様防衛戦ではなくエキシビションだが、それでもチャンピオンの試合と言うだけはあり視聴率も非常に高い。当然エキシビションと言うだけはあり、対戦相手に選ばれるトレーナーも相当な実力者である。

 

『ハッサム!メタルクロー!』

『ハッサ!』

『でんこうせっか!』

『フィア!』

 

対戦相手のハッサムはメタルクローで襲い掛かってくるが、ニンフィアはその攻撃を華麗に躱しつつ腹部に強力な一撃を与える。カウンターとして受けたその一撃でハッサムは大きく怯み明らかな隙が生まれた。

 

『今だ!ムーンフォース!』

『フィイーア!』

 

ニンフィアはでんこうせっかの反動で距離を離し、すかさずムーンフォースで追撃する。その動きには無駄がなく、観客たちも見惚れている様子であった。

 

『ハッサ!?』

『っ!?ハッサム!』

 

隙を突かれたハッサムはムーンフォースの直撃を受ける。ハッサムはその衝撃によるダメージで膝から崩れ、その場に倒れ伏せる。目を回して戦闘不能状態となったハッサムに、思わずトレーナは駆け寄った。

 

その様子を見て審判が勝負ありの合図を出す。結果はチャンピオンとしての圧倒的な差を見せつけての勝利で終わった。その素晴らしい戦いに、観客やテレビの前にいる子どもたちもたまらず大歓声を上げた。

 

アローラにおいてポケモン達との娯楽は充実しているが、チャンピオンが登場するまでポケモンバトルに関してはそこまでメジャーではなかった。しかしチャンピオンが就任してからは、一般的に楽しむこともできるものとなった。それ故にこういったポケモンバトルの放送は非常に評判がいい。

 

特に今のチャンピオン、シンジのバトルは正面から受けて立ちながらも魅せるバトルをする。真っ向から戦えば相手もいつも以上に力を発揮することができ、魅せるバトルによって観客も同時に楽しませている。だからこそ彼はチャンピオンとしての座を維持し、同時に人気も高いのだ。

 

それに彼は島巡りの際に一度このエーテルハウスに訪れている。優しく人当たりのいい彼は子どもだちにも人気があり、今ではすっかりファンとして彼のことを応援している。面倒見がよく、分け隔てなく平等に接してくれるのも彼が人気の理由なのだろう。

 

「ごめんねー、うちの子たちシンジ君のファンだからうるさくて……」

「いえ、私は別に気にしていませんから。それに私もシンジさんのバトルは見ていてとても参考になりますし。」

 

ある意味でシンジの一番のファンであるリーリエ。彼にそばで戦いをずっと見守ってきたのが原因か、自然と彼の戦いが身に付いている。そんな彼女にとって、チャンピオンの戦い以上に参考になるバトルはないだろう。

 

そしてシンジのバトルが終わり、エキシビションの生放送が終了すると、子どもたちは満足したようにテレビから離れてアセロラの元へと駆け寄った。

 

「ねぇねぇ!アセロラ姉ちゃん!」

「ん?どうしたの?」

「アセロラ姉ちゃんとシンジ兄ちゃんって、どっちが強いの?」

「んー……さすがにシンジお兄ちゃんかな。アセロラも四天王だけど、チャンピオンには勝てないよー。」

 

子どもたちの質問にアセロラはそう答える。実際2年前、アセロラもチャンピオンを目指すと言う野望を抱いていたが、アローラリーグにてシンジと戦いいい線まで行ったものの敗北してしまった。結果、本来しまキングであるクチナシが四天王として誘われたが、クチナシ本人が断りアセロラを推薦したため彼女が四天王になったと言うわけだ。

 

とは言え彼女自身の実力としては四天王として申し分ない。結果的に成りあがりだとしても、他の四天王に全く引けを取らないほどではある。しかしそれでも届かない実力者と言うのがチャンピオンと言うものなのである。

 

「やっぱりアセロラ姉ちゃんでもダメかー。」

「そりゃあシンジお兄ちゃんは強いからねぇ。」

「じゃあさじゃあさ!リーリエお姉ちゃんとアセロラお姉ちゃんは?どっちが強いの?」

「私とアセロラさん……ですか?」

 

子どもたちがそんな疑問を口にする。リーリエ的には四天王であるアセロラの方が強いことは分かり切っている。しかし、トレーナーとしては戦って確かめてみたいと心の中で感じてしまっている。2年前までの自分では考えられないことだが、トレーナーとしての自覚が出てきた今となってはそう言った欲求が強くなってきているのを自分でも感じてきているのが分かる。

 

「それは……面白そうだね!」

「アセロラさん?」

「リーリエ!アセロラとバトルしようよ!」

 

アセロラは子どもたちの疑問から迷うことなくリーリエとバトルしようと提案する。リーリエは突然の提案に驚くが、彼女的には寧ろ願ってもいないチャンスである。リーリエに断る理由はなかった。

 

「はい!私も是非戦ってみたいと思ってました!お願いします!」

 

こうしてリーリエとアセロラはそれぞれ一人のトレーナーとして戦うことになったのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

二人はバトルをするために外に出る。子どもたちも観客として見守るためにエーテルハウス前の階段に座る。小さく少ないながらも、まるで先ほどのエキシビションを見守っていた観客のようであった。

 

「ルールはシンプルに2対2。どちらかが先に2体戦闘不能になったらバトル終了、でいいよね?」

「はい!分かりました!」

 

ルールは2体ずつ。互いの実力を図りやすいシンプルなルールでのバトルとなる。試練も終わったあとなため、時間帯的にも長くならなくて丁度いいだろう。

 

「アセロラ姉ちゃんがんばれー!」

「リーリエお姉ちゃんも負けるなー!」

 

子どもたちは無邪気に二人を応援してくれている。そんな小さな観客に応えるように、リーリエとアセロラは1体目のポケモンが入ったモンスターボールを手に取った。互いに準備が整ったことを確認した二人は、同時にモンスターボールを投げた。

 

「行くよ!ダダリン!」

「お願いします!フシギソウさん!」

『ダダ!』

『ソウソウ!』

 

アセロラは船を停泊させる碇に似たシルエットであるダダリン、リーリエはフシギソウを繰り出した。ロトム図鑑はリーリエのために初めて見るダダリンの詳細を説明した。

 

『ダダリン、もくずポケモン。ゴースト、くさタイプ。海に漂うモズクの魂がゴーストポケモンとして生まれ変わった。イカリの一撃はホエルオーさえ一撃と倒してしまうほどのパワーを持つ。』

 

見た目とは裏腹に相当のパワーを持っているそうだ。本では見たことはあるが、発見例も少ないのかあまり詳しくは載っていなかった。もちろん対峙するのも初めてだが、こんな時に戦うことになるとは思わなかった。いい機会にいい経験ができるとリーリエは胸を躍らせる。

 

『ダダッ!ダダ!』

「おっ?ダダリンもやる気だね。じゃあ早速、アセロラたちから仕掛けるよ!」

 

以外にも先手を仕掛けるのはアセロラであった。リーリエもそう宣言したアセロラとダダリンに警戒し、フシギソウと一緒に身構える。

 

「ダダリン!エナジーボール!」

『ダダ!』

「フシギソウさん!こちらもエナジーボールです!」

『ソウ!』

 

ダダリンのエナジーボールに対抗し、フシギソウもエナジーボールで反撃する。互いの技は相殺し合い中央で弾け合う。これは両者にとっては挨拶代わりに等しい。

 

その技のぶつかり合いを合図に、ダダリンは続けて攻撃を仕掛ける。

 

「ダダリン!アンカーショット!」

『ダダ!』

「躱してください!」

『ソウソウ!』

 

ダダリンはイカリを長く伸ばしフシギソウを攻撃する。フシギソウはジャンプして回避するが、アンカーショットはフシギソウのいた地面を軽く抉り取った。さすがはホエルオーを一撃で倒すと言われている程のパワーだと感心する一方、ゾクッと寒気がした。

 

「フシギソウさん!つるのムチです!」

『ソウ!』

 

イカリを戻している最中のダダリンに隙が生じたとフシギソウはつるのムチで反撃する。その反撃が決まると思った刹那、アセロラはニヤリと笑みを浮かべた。

 

「ゴーストダイブだよ!」

『ダダ』

 

ダダリンは闇の中へと姿を消しフシギソウのつるのムチは空を切る。ゴーストダイブは自らの姿を消し、相手の不意を突いて攻撃する技だ。守る技すら無視するため、どこから攻撃してくるかは分からない。フシギソウは警戒心を上げてより一層身構える。

 

「……アンカーショット!」

「っ!?」

 

どこからともなくダダリンのイカリのみが飛び出し、フシギソウを絡めとった。まさかのゴーストダイブによる攻撃ではなく、ダダリンの特徴を活かした合わせ技にリーリエとフシギソウは戸惑う。

 

「そのまま叩きつけて!」

『ダダ!』

 

ダダリンは姿を現し捉えたフシギソウを叩きつけて追撃を仕掛けた。その衝撃でフシギソウは大きなダメージを負い、早くもかなり追い込まれてしまった。

 

「フシギソウさん!大丈夫ですか!?」

『そ……ウ、ソウ!』

 

フシギソウは立ち上がる。ダメージは見るからに大きいが、まだまだ行けるとフシギソウの顔が語っている。

 

「すごいガッツ……さっすがリーリエのポケモン!アセロラも楽しくなってきた!」

 

アセロラも楽しそうにしながらもふにゃっとした笑顔でそう言った。

 

「もう一度ゴーストダイブ!」

『ダダ』

 

再びダダリンはゴーストダイブで姿を消す。またもやどこから現れるか分からない攻撃にリーリエとフシギソウは一切の緊張を解くことができないでいる。どうするべきかと考えていると、再びアセロラの指示が出る。

 

「今だよ!ダダリン!」

『ダダ!』

 

今度はダダリンが姿を現しフシギソウの背後から体ごと振り下ろすかのように攻撃を仕掛ける。

 

「ジャンプして躱してください!」

『ソウ!』

 

フシギソウは紙一重のタイミングで攻撃を回避する。しかし反撃を加える前に、ダダリンは行動に移した。

 

「もう一回ゴーストダイブ!」

『ダダ』

「フシギソウさん!つるのムチで捕まえてください!」

『ソウ!』

 

ダダリンは改めてゴーストダイブで逃げようとするが、フシギソウはすかさずつるのムチで攻撃する。空間内に逃げようとするダダリンを捕らえ、力づくで表へと引きずり出した。

 

「っ!?ダダリン!」

「今です!ソーラービームです!」

 

フシギソウはダダリンを捕まえたまま最大火力であるソーラービームをチャージする。このままではマズいと焦るアセロラは、ダダリンに攻撃の指示を出した。

 

「ダダリン!アンカーショット!」

『ダッ!』

 

つるのムチで捕らえられたダダリンは何とかしてアンカーショットで反撃しようとする。チャージしながらつるのムチで捉えているため、つるのムチは徐々に緩くなってしまっていた。

 

ダダリンの必死の抵抗にフシギソウのつるのムチは体から引き剥がされてしまう。つるのムチから解放されたダダリンのアンカーショットが遂に解き放たれた。それと同時に、フシギソウのチャージも完了し最大パワーのソーラービームがフシギソウの背中の蕾から放たれた。

 

互いの技は交差し、それぞれが光に包まれ爆ぜる。その衝撃が止むと、フィールドを砂埃が包んでいた。そして砂埃が晴れると、そこには目を回し倒れているフシギソウとダダリンの姿があった。

 

「フシギソウさん!」

「ダダリン!」

『ソウ……ソウ……』

『ダダ……』

 

フシギソウとダダリンは同時に力尽き戦闘不能となっていた。互いのソーラービームとアンカーショットが直撃し、その衝撃の強さで戦闘不能まで陥ったのだろう。

 

二人はフシギソウとダダリンをそれぞれモンスターボールへと戻してお疲れと声をかける。

 

「いやぁー、まさかアセロラのダダリンがこんな形で負けちゃうなんてね。アセロラ、思わずお口あんぐりしちゃったよ。」

「私もです。やっぱり四天王のポケモンさんはすごいですね。」

 

相手が四天王相手とは言え、自分もかなり成長はしてきているとは感じていたリーリエ。しかし結果は必死に戦ってようやく相打ちと言うものであり、あまりにギリギリなものであった。それだけ四天王は強力なトレーナーなのだということが改めて理解させられる。

 

「さて、次でラストだね。アセロラのポケモンは、この子だよ!」

『スナァ!』

 

アセロラは二体目のポケモンを繰り出す。まるまる砂のお城の見た目をしたポケモンを、ロトム図鑑は詳細説明した。

 

『シロデスナ、すなのしろポケモン。ゴースト、じめんタイプ。ポケモンの生気を奪う恐ろしいポケモン。人を操り砂の城を作らせて進化したと言われている。』

 

その図鑑説明にリーリエはゾゾッと寒気がする。ゴーストタイプらしくはあるのだが、それでも生物の生気を吸い取る上に人を操ると言うのは恐ろしい話である。

 

しかしシロデスナはじめんタイプ。ならばぶつけるならばこのポケモンがいいだろうと、リーリエはモンスターボールを投げた。

 

「お願いします!マリルさん!」

『リルル!』

 

続けて繰り出したのはみずタイプのマリルであった。じめんタイプのシロデスナにみずタイプのマリルは相性がいい。しかしアセロラの表情はどちらかと言うと余裕がありそうな笑みであった。

 

「さあ、今度はリーリエからどうぞ。」

「……では遠慮なく。マリルさん!バブルこうせんです!」

『リル!』

 

アセロラの言葉に含みがあるように聞こえるが、それでも先手を許されるのであれば遠慮する必要はないと、バブルこうせんで先制攻撃を仕掛ける。マリルのバブルこうせんが、特に抵抗の見せないシロデスナに直撃した。

 

『スナァ!!!』

 

シロデスナに対してバブルこうせんは効果抜群。明らかにシロデスナは苦しんだ様子を見せるが、それでもなんの抵抗も見せない。

 

しかしシロデスナが苦しんでいるならばこの機を逃すことはないと攻撃を畳みかける。

 

「マリルさん!アクアテールです!」

 

再び弱点であるアクアテールで攻撃するマリル。マリルの水を纏ったアクアテールがシロデスナに直撃する。しかし、やはりと言うかシロデスナは抵抗を見せない。

 

ゴーストタイプということもありどこか不気味さを感じてしまうこの状況。一体何を考えているのかと警戒するリーリエに、ようやくアセロラが動き出した。

 

「シロデスナ!すなあつめ!」

『スナァ』

 

シロデスナは周囲から砂をかき集める。すなあつめはシロデスナの専用技で、じこさいせいと同じく自身の体力を回復させる技だ。シロデスナはそれにより自身の体を新しい砂で構築しなおす。

 

体力を回復されてしまうが、ならばまたダメージを与え続ければいいともう一度攻撃を仕掛けて畳みかける。

 

「もう一度アクアテールです!」

『リルル!』

 

マリルはアクアテールで再び追撃する。弱点であるアクアテールはシロデスナを襲う。しかし、先ほどとは明らかに様子が違っていた。

 

『スナァ!』

 

シロデスナはマリルのアクアテールを弾き返した。何故弾き返されたのかと考えるリーリエだが、よく見てみるとシロデスナの身体に僅かだが変化があった。

 

シロデスナの身体は先ほどに比べ、まるでコーティングでもしたかのようにツヤツヤとしていたのだ。何故そんな変化があったのかと考えるリーリエは、ある情報を思い出した。

 

シロデスナの特性はみずがため。みずタイプの技を受けると耐久力が上がっていく特性だ。だから先ほどから弱点であるみずタイプの技を技と受け止めていたのだ。

 

「くっ!?迂闊でした……」

 

アセロラが抵抗してこない時点から察するべきだったと後悔するリーリエ。こうなったら長期戦になる前に決着を着けるしかないと畳みかけるが、その様子からは明らかに焦りが見えていた。

 

「マリルさん!バブルこうせんです!」

『リル!』

 

耐久力が上がると言っても上がるのは防御力のみ。特殊技に対して耐久力が上がるわけではないため、バブルこうせんならば効果があると考えバブルこうせんで攻撃する。しかし、遂にアセロラとシロデスナが動き始める。

 

「シロデスナ!シャドーボール!」

『スナァ!』

 

シロデスナはシャドーボールで反撃する。強力なシャドーボールはバブルこうせんをあっさりと打ち消し、その攻撃はマリルに直撃して撃ち落とした。

 

「マリルさん!?」

『リル……』

 

撃ち落とされたマリルは立ち上がろうとするが、シロデスナは手負いのマリルを逃がすことはなかった。

 

「これで終わらせるよ!だいちのちから!」

『スナ!』

『リル!?リルゥ!』

 

文字通り大地の力がマリルを包み込む。マリルは大地の力に飲み込まれ、その断末魔と共に光が消えた瞬間その場でバタリと倒れ込む。

 

「っ!?マリルさん!」

『リル……ル……』

 

リーリエは心配になるマリルの元へと駆け寄る。ダメージは負っているものの、意識はハッキリしているようでリーリエの声に反応してくれた。

 

「勝負あり、だね。」

「はい、私たちの完敗です。」

 

その瞬間、リーリエの敗北が決定した。敗因は知識不足によるものか……。いや、それはあくまで一つの要因でしかないとリーリエは頭を振る。

 

ただ単純にアセロラの方が強かった。それだけの話である。だけど、だからこそ、今回の経験を糧にして更に強くなるしかないのだとリーリエの心に染み込んでいった。そうでなくては、目標までは夢のまた夢なのだから。

 

「アセロラ姉ちゃん強かった!」

「うん!でもリーリエお姉ちゃんもすごく強かった!」

 

子どもたちはキラキラした眼で称賛の言葉を贈る。その純粋な瞳は、まるで自分も早くトレーナーになりたいと物語っているようにリーリエには感じた。トレーナーになった今となっては、彼らの気持ちも分かる気がする。

 

「いいバトルだったけど、今日はもう遅いからエーテルハウスに泊って行って。ポケモンたちも休ませないといけないからね。」

「はい、ありがとうございます。アセロラさん。」

 

改めて四天王の強さを思い知ったリーリエ。だからこそ彼女の向上心は尽きることなく、より高みを目指そうと覚悟を固めることができたのだ。

 

今回の四天王アセロラとのバトルで貴重な経験をしたリーリエは、次なる目標である3つ目の大試練に向けて今は体を休めようと、エーテルハウスの中へと戻っていったのであった。




マンムーが追加されましたね。ニンフィアちゃんまでおよそ3週間ほど待たねばならぬか……。ニンフィアちゃんはよ。

テイルズオブアライズ実績含めて全クリしましたがストーリー、戦闘含めて神ゲーでした。アクション系RPGに興味ある方は是非!

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