ポケットモンスターサンムーン~ifストーリー~《本編完結》   作:ブイズ使い

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ポケモンUNITE神ゲーすぎた配信楽しみ

今回はタイトル通りシンジとグズマの過去の戦いです。もう少し簡単に終わらせようと思ったら長くなってしまったの


シンジVSグズマ!マリエ庭園での戦い!

マーマネさんの試練を突破したリーリエは、マリエシティへと戻ってきた。

 

リーリエがマリエシティに戻ってくると、見覚えのある人物の姿が見えた。不意に振り向いたその人物がリーリエに気付くと、手を振りながら走って近づき抱き着いてきた。

 

「リーリエー!久しぶりー!」

「ひゃう!?み、ミヅキさん……く、苦しいです……。」

 

リーリエに抱き着いてきたのは、現メレメレ島のしまクイーンを務めているミヅキだった。どちらかと言うと今はリーリエの友達、としての触れ合いではあるが。

 

「ごめんごめん、リーリエと会えて嬉しかったからつい。」

「私も嬉しいですけど……どうしてミヅキさんはウラウラ島に?」

「実はしまキングとしまクイーンの招集があってね。まあ招集というよりも定期報告みたいなものだけどね。」

 

ここ、ウラウラ島にはアローラのポケモンリーグが存在している。各島の状況を把握しきることは流石にできない。なのでそれぞれの島を管理するしまキング、しまクイーンが定期的に報告を行うようだ。

 

特に以前UB襲来の件もある。もし何か異変があれば早急に対応する必要がある。こればかりはアローラ全体に関わることなので仕方がない。

 

と言っても、ウラウラ島のしまキングであるクチナシだけは毎回参加を拒否しているそうだが。

 

「あっ!そうだ!リーリエ!」

「え?な、なんですか?」

「折角だからさ、マリエ庭園の団子屋さんで一緒に団子食べない?マリエシティに来たら毎回寄るんだよねぇ。」

「お団子、ですか?」

 

そう言えば自分は以前訪れた際も団子屋どころかマリエ庭園にすら立ち寄ることがなかった、と思い返す。しかし記憶を思い返してみても、そもそも団子を食べたことすら無かった気さえする。

 

現状特に慌てて先を目指す必要もないので、ここは一つミヅキの案に乗っかり、リーリエは団子屋に立ち寄ることにしたのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リーリエとミヅキが団子屋で注文を済ませ、暫く待つと数本の三色団子が運ばれてきた。

 

「ここの団子、すっごく美味しいんだ!私も、それからククイ博士もお気に入りなんだよ♪」

「ククイ博士も?そんなに美味しいんですね。」

 

そんな話を聞いてリーリエは楽しみにしながら「いただきます」、と手を合わせて串に刺された団子を口に持っていく。

 

「あっ、これすごく美味しいです!」

「そうでしょ?よかった、リーリエも喜んでくれて!」

 

ミヅキもそう言いながら自分もと団子を口にする。一緒に出されたお茶も飲みながら、2人は疲れを癒しつつまったりと過ごす。

 

「それにしてもここ、なんだか懐かしいなぁ。」

「懐かしい、ですか?」

 

ふと呟いたミヅキの一言が気になり問いかけるリーリエ。ミヅキはそんな彼女の言葉に頷いて、言葉を続けた。

 

「うん、2年前に私が島巡りをしていた時、シンジ君ともここに来たんだ。」

「シンジさんと?」

 

リーリエは彼の名前を聞き、折角なので聞かせてほしいとミヅキに頼む。ミヅキは快くいいよ、と言うと、団子とお茶を食しながら少し昔の話を懐かしみながら語り始めるのであった。

 

 

 

 

 

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「へぇ~、シンジ君もうウラウラ島の試練一つ突破したんだ。」

「うん、と言ってもかなり苦戦したけどね。」

 

ククイに呼ばれ再びマリエシティに戻ってきたシンジ。同じくククイに呼ばれたミヅキと合流し、互いの近況報告をしながらククイの元へと向かう。

 

2人はククイと集合の約束していた場所、マリエ庭園まで足を運ぶ。しかしそこにはククイではなく、見覚えのあるドクロマークが背中に描かれている服を着た男が、マリエ庭園の橋の上に立っていた。

 

「っ!?あの人……」

「?ミヅキ?」

 

その人物の背中を見た瞬間、ミヅキの顔色が変化し表情が硬直する。シンジはどうしたのかと尋ねようとすると、その男がこちらに振り向き見据えてニヤリと口を歪ませた。

 

「ふん、ミヅキじゃねぇか。相変わらずのマヌケ面だな。」

「グズマさん……」

 

ミヅキはそう一言呟いた。どうやら彼の名前はグズマというらしく、ミヅキの知り合いでもあるらしい。様子が変だと感じたシンジはミヅキとグズマの関係を尋ねると、そのタイミングで二人の背後から男性の声が聞こえた。

 

「彼はグズマ、以前はハラさんの弟子だったけど、今はスカル団のボスをしている男だよ。」

「ちっ、ククイか。」

「久しぶりだね、グズマ。」

 

背後からやってきたのは会う約束をしていたククイであった。ミヅキはしまキングであるハラの孫、その元弟子であったのならばミヅキと知り合いでもおかしくはない。

 

しかし二人のぎこちない会話を見ていると、ミヅキは少しグズマに苦手意識を持っているようだ。シンジはそんな彼女に助け船を出す形で、ククイにあることを尋ねた。

 

「ククイ博士、今日はどうして僕たちを呼んだんですか?」

「……実はね、シンジ。キミにグズマとバトルをして欲しいんだ。」

 

驚きの内容にシンジとミヅキは目を見開く。当のグズマはふんっ、と鼻を鳴らしながら口を開いた。

 

「そんなこったろうと思った。なんで俺様がこんな野郎と……。」

「シンジが最近スカル団の団員たちを倒している、と言ったら?」

「あん?」

 

ククイの意図が読めず、シンジは首を傾げる。そんな彼に、ククイはグズマに聞こえない声でシンジに話をする。

 

「グズマはハラさんの思想と対立してハラさんの元を離れ、スカル団をつくったんだ。でも彼もポケモンが好きで、一人前の腕があるポケモントレーナー。ぼくはそんな彼をもう一度こっちの世界に戻したいんだ。だから、キミと戦うことで彼も……なんて希望を持ってしまったんだ。」

「ククイ博士……。」

「勝手なお願いだけど、彼みたいな腕前のトレーナーを廃らせてしまうのはもったいない。だからこそシンジ、キミの様なトレーナーと戦う事で何か感じるものがあるんじゃないかってね。」

「……分かりました。あの人の気持ちを変えられるかは分かりませんが、ククイ博士がそう言うのなら、僕は僕のバトルで全力で戦います。」

 

ククイの話と事情を聞いてシンジは承諾する。ククイはそんなシンジに感謝して激励の言葉を送った。

 

しかしミヅキはというと、いつもとは様子が違い慌ててシンジの腕を掴んで制止した。

 

「シンジ君待って!」

「ミヅキ?」

「グズマさんのバトルは普通の人とは違うの!それに実力も桁違い……危険すぎるよ!」

 

いつもと様子が違うミヅキの反応に思わず困惑するシンジ。しかしその後、ミヅキの頭を撫でて彼女の気持ちを落ち着かせる。

 

「大丈夫だよ。ただ、僕は自分のバトルをするだけだから。」

 

そう言ってシンジはミヅキを安心させてから前に出る。と言っても、ミヅキはシンジの強さを知っているが、同時にグズマの強さ、そして恐怖も知ってしまっている。それ故にミヅキの不安が完全に晴れることはなかった。

 

シンジが前に出ると、グズマも彼の姿を目に留める。

 

「お前がククイのお気に入りか。ふんっ、ただのガキにしか見えないがな。」

「ただのガキかどうか、やってみれば分かりますよ、グズマさん。」

 

シンジの返答にはんっ、と鼻を鳴らし笑い飛ばすグズマ。そしてグズマはモンスターボールを手に取り、シンジの顔を睨みつける。

 

「面白れぇこと言うじゃねぇか。じゃあ望み通り、てめぇのポケモンごとぶっ壊してやる!」

 

そしてグズマは一呼吸おくと……

 

「破壊という言葉が人の形をしているのがこのオレさまグズマだぜえ!」

 

グズマは大声でそう怒鳴りつけると、自分のパートナーポケモンの入ったモンスターボールを投げる。

 

「いけえ!グソクムシャア!」

『ムッシャ!』

 

グズマが繰り出したのはそうこうポケモンであるグソクムシャだ。

 

大きい腕に鋭いツメ、ダイヤモンドの様に強固なカラを纏った体、相手を怯ませるほどの威圧感を放つ眼光。向かい合うだけでとてつもなく強いというのが伝わってくる。

 

「じゃあ僕は……」

 

そう言ったところでシンジのモンスターボールが一つだけ揺れる。モンスターボールの様子からポケモンの考えがシンジに伝わり、シンジはその意図を受け取り揺れたモンスターボールを手に取った。

 

「……そう言うことなら君に任せるよ。お願い!リーフィア!」

『リーフ!』

 

シンジが繰り出したのはくさタイプのリーフィアだった。そのリーフィアを見たグズマは顔をしかめ、はっと笑う。

 

「むしタイプにくさタイプを出すとはな。何考えてんだ?」

「リーフィアが戦うって言ったんだ。だったら僕はその気持ちに応えるだけだよ。」

「あんっ?そんな理由でか?」

 

グズマの言う通り、むしタイプであるグソクムシャに対してくさタイプであるリーフィアの相性は悪い。そんなことはシンジも当然承知だ。

 

しかしリーフィアは自分が戦いたいとモンスターボール越しにシンジに伝えた。どんな状況であれシンジはポケモンの意思を無視することは出来ない。だからこそ自分のポケモンを信じ、相性の悪い相手でもリーフィアに託すことにしたのだ。

 

「でも……あなたなら分かると思います。」

「……であいがしら」

「っ!?かわして!」

 

開幕、グソクムシャは一瞬でリーフィアとの距離を詰めて強固な腕を振り下ろす。シンジは直感でマズイと察知し、リーフィアに回避の指示を出した。リーフィアは紙一重でその攻撃をかわす。

 

であいがしらはバトル開始時にしか使えない技だが、非常に素早い攻撃で奇襲を仕掛けることのできるむしタイプの技だ。当たってしまえばただでは済まないことは一目瞭然。その一撃だけでグソクムシャがどれだけ鍛えられているかが伝わる攻撃であった。

 

「逃がすな!アクアブレイク!」

『シャ!』

「リーフブレード!」

『リフィ!』

 

グソクムシャは即座にアクアブレイクで追撃を仕掛ける。リーフィアはその攻撃をリーフブレードで防御するが、態勢を崩した状態で反撃したため思ったように威力が出せず、弾かれてしまった。

 

「まだまだあ!ミサイルばりぃ!」

「くっ!でんこうせっか!」

 

距離の離れたリーフィアに対し、グソクムシャは屈んで構えをとり、背中からミサイルばりを無数に飛ばす。リーフィアはでんこうせっかでグソクムシャの攻撃を回避しながら接近する。

 

「じごくづき!」

『シャ』

「かわして!」

『フィ!』

 

グソクムシャはじごくづきで迎撃の態勢をとる。シンジとリーフィアはすぐさま危険を察知し、リーフィアは急ブレーキをかけて止まり、バックステップで回避する。

 

その反応を見たグソクムシャは腕を引っ込め攻撃を中断する。彼らにはリーフィアが止まることが分かっていたのだ。無駄な体力の消費、隙を晒すことを抑えるところを見ると、彼らは相当な実力者であることが伺える。シンジは彼らの事をトレーナーとして心から尊敬する。

 

「エナジーボール!」

『リフィア!』

「はんっ!アクアブレイク!」

『ムッシャ』

 

リーフィアはエナジーボールで反撃に移る。対するグソクムシャはアクアブレイクで迎え撃った。

 

アクアブレイクによる居合斬りは、エナジーボールをいとも容易く切り裂く。その様子にシンジも流石だと感心し呟いた。

 

「すごいですね、あなたも、あなたのグソクムシャも。」

「当たり前だ。破壊の化身であるグズマ様とグソクムシャだ。この程度のことできて当然だ。」

 

その言葉を聞いたシンジが一つ疑問に思い、彼にある質問を問いかけた。

 

「……あなたは、何故ハラさんの元を去ったのですか?」

「なに?」

 

シンジはグズマの顔を真っ直ぐと見つめそう問いかけた。グズマは不愉快な気分を感じたが、シンジの眼を見ると自分の意思とは反対に彼の問いに答える。

 

「……はんっ、あいつは俺のバトルを認めようとせず、いつも甘えたことばかり抜かしやがった。だからあいつの元を去り、スカル団を結成しオレ様の正しさを奴に証明する。バトルは、力こそが正義だってことによ!」

 

彼の言っていることに嘘偽りはない。それはこのバトルを通して見ればすぐに分かる。

 

彼のバトルは攻撃重視の荒々しいバトルスタイル。まさに攻撃こそ最大の防御、彼の言葉をそのまま形にしたバトルだ。しかし、シンジにはもう一つ、彼から感じるものがもう一つあった。

 

それはポケモンに対する愛情だ。彼はグソクムシャの事を信じ、グソクムシャも彼の事を信じている。ただ力だけのトレーナーからは決して感じる事の出来ない感情、それをグズマから感じる事ができた。

 

「チッ、無駄口叩いてる暇があんのかよ?グソクムシャ!ミサイルばり!」

「ジャンプしてかわして!」

『リフィ!』

 

再びグソクムシャはミサイルばりで遠距離から畳みかける。その攻撃をリーフィアは高くジャンプして回避する。

 

「つるぎのまい!」

 

リーフィアはジャンプした態勢のままつるぎのまいで自身の攻撃力を上げる。それを見たグズマは焦ってグソクムシャに指示を出す。

 

「グソクムシャ!アクアブレイク!」

『ムシャ!』

「リーフィア!リーフブレード!」

『リッフ!』

 

グソクムシャは大きくジャンプしアクアブレイクですぐさま攻撃する。リーフィアはリーフブレードで真っ向から迎え撃つ。

 

グソクムシャは水の刃を勢いよく振るう。リーフィアはその攻撃を額の草を鋭くして反撃する。

 

互いの刃が交じり合い火花が散る。お互い拮抗するが、リーフィアの攻撃力はつるぎのまいで大幅に上がっている。更に上から叩きつける形で攻撃しているため、重力も味方し次第にグソクムシャが押されていく。

 

『リフィイ!』

『シャ!?』

 

そして遂にリーフィアが打ち勝ち、グソクムシャは地面まで飛ばされ叩きつけられる。グソクムシャはまだ立ち上がろうとするが、体力的には限界がきている。シンジとリーフィアにとっては絶好の的、最大のチャンスだ。

 

「っ!?グソクムシャ!」

「……リーフィア、もういいよ。戻っておいで。」

『リフ』

 

しかしシンジは追撃することなく、リーフィアを自分の元に呼び寄せる。シンジがリーフィアの頭を撫でると、リーフィアも嬉しそうに笑顔を浮かべる。

 

「……なぜとどめを刺さない?」

「これ以上、あなたのグソクムシャを傷つけたくないからです。」

「あっ?」

「あなたはそのグソクムシャをとても大切にしている。戦ってて、二人の絆の強さが伝わってきた。だからこれ以上こんな戦いはしたくないんだ。」

 

シンジの言葉を聞き、グズマは歯をギリッと鳴らしてかつての師匠と姿が重なってしまう。グズマは怒りと悔しさを胸に秘め、グソクムシャをモンスターボールへと戻す。そしてマリエ庭園を去ろうと彼の横を横切ると、シンジを横目で睨みつけ呟いた。

 

「次に会った時はぜってぇぶっ壊してやる。」

 

後悔するなよと言い残すと、そのままマリエ庭園を去っていった。そんな彼を見つめながらシンジは、また戦うことになるだろうと、心の中で感じていたのであった。

 

 

 

 

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リーリエとミヅキは団子を食べ終える。リーリエも団子を食べながら聞いていたミヅキの話に興味津々であった。

 

「それで、その後はどうなったんですか?」

「うーん、それから私はあまりグズマさんに会わなくなったんだけど、シンジ君は何回か戦ったみたいだね。私は昔からあの人のことを知ってるから怖かったんだけど、シンジ君は一切そんな様子は見せなかった。グズマさんの事を知らなかったから、じゃなくてトレーナーとしての直感がそうさせたみたい。」

 

ミヅキは俯いていた顔をリーリエの方に向いて続けて語る。

 

「その時から、私もシンジ君がすごいなって改めて思う様になったんだ。トレーナーとして、やっぱりこの人は凄い人なんだなって。ポケモンが大好きなだけじゃなくて、相手の事も考えてリスペクトする。そんなトレーナーに、私もなりたいなって。」

 

リーリエはミヅキの話を聞いて納得する。自分も彼のそう言ったところに憧れ、同じようなトレーナーになりたい、彼の背中に追いつきたいと思いトレーナーになる決心をした。

 

しかし今の話を聞いて彼の背中はまだまだ遠いのだと思い知らされた。今はしまキングとしての使命を果たしているグズマだが、かつてスカル団のボスを務めていた彼はかなり荒れていて、自分だった場合止めることができたのか自信がない。いや、恐らく怖くて戦うことすらできない。

 

それをシンジは何度もグズマに立ち向かい、最終的に説得させることに成功している。それはトレーナーの実力はもちろんだが、相手の事を思いやり、最後まで諦めない心を持った彼だからこそできたことだ。

 

そんな彼は現在チャンピオンとしてアローラに存在し、多くのトレーナーの目標となっている。それは彼が人柄、実力共にチャンピオンとして相応しいと周囲の人々が認めているからに他ならない。

 

だから……だからこそ、リーリエはまだまだ彼の背中を追いかけ続けることができるのだと拳をグッと握り締め立ち上がる。

 

「ミヅキさん!貴重な話ありがとうございます!私、もっともっとトレーナーとして精進します!」

 

そしていつか、彼の背中に立っても笑われないような、一人前のトレーナーになるのだと決意して。

 

「あはは、そっか。リーリエがそう言ってくれたなら私も嬉しいかな。よし!折角だからこのままマリエシティを一緒に回ろうよ!」

「え?でも……」

「だいじょーぶだいじょーぶ!それに、冒険には休憩も大事だってシンジ君言ってたよ!ほらほら!」

 

リーリエはミヅキの勢いに負け、マリエ庭園を含むマリエシティを1日観光した。最初は困惑していたが、気付けばリーリエも観光を楽しんでいた。

 

約束の場所まで残すところあと少し。まだまだ遠くもあるが、それでも着実と近付いているのも確かである。

 

それまでリーリエは実力を今よりももっと上げ、島巡りを達成し、必ず彼の元へと辿り着く。そう心に誓い、島巡りに挑むのであった。




来シーズンからダイマ無し&竜王戦にルール変わるけど、UNITEが配信されるからあまり潜れなさそう。結構面白そうだからタイミング的に少し残念。3か月あるから行けるかな?

実は今週からフォールガイズ始めて2回ほどドン勝できたの
さすが人気出るだけあって楽しいね

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