気だるそうに学校に向かう少年彼の名前は、新藤 歩(しんどう あゆむ)魔法の存在する学園に通う魔法の天才である
「おはよう、歩くん」ニコニコして話しかけてくるのは彼女の佐藤紅葉(さとうもみじ)来る返すが俺の彼女だ、誰がなんと言おうと絶対に間違いなく
「おはよう」こちらもニコッとして挨拶をかえすそこから二人で仲良く、とても仲良く話ながら学校に向かった
「あ、歩くんだー」「今日も彼女と一緒じゃい・・・・」
「おはようございます!先輩」女子がみんな歩に話しかけるそのなかを拗ねたような表情の彼女と一緒にため息をつきなから歩く
一時間目
「えー・・・・この問題がわかるものは・・・・いないのか、では新藤、答えてくれ」いつものように先生が新藤を指名する
「わかりました、」そして歩はいつものように問題をとく難しい問題を一瞬で
「おぉ!」「さすが!」「やっぱりすげぇ」
いつものように感嘆の声が上がる、そう、これもいつものことだなにも変わらない、いつも通りのことだ
二時間目
「今日は実技を教える・・・・歩、少し手本を見せてやれ」
「わかりました、先生」ゆっくりと立ち上がり魔法を的に放つ、すると等だろう的はぶっ飛び大きな爆発が起きる
「あ、すみません・・・・手加減したつもりなんですが・・・・」申し訳なさそうに謝るが
「気にすることねぇって!やっぱりすごいな!」そんな声が上がると一気に歓声があがる、学生どころか教師からも「俺以上」との評価をもらった、当たり前だ、才能だけでなく努力もしたのだから誉められて当たり前である、
三時間目
先生が休みなので今日は彼が教える、その教えかたはやはり天才的で時間をかなり残してしまったので残りは、自由にして彼女とずっとしゃべっていた
四時間目
来週の修学旅行に向けて班決めが行われる、もちろんのこと歩は大人気でいろんな人から一緒になろうと言われたがなんとか彼女とそして・・・・親友と同じはんになることができた、一人あきがてきたので
クラスで孤立していたこを班にいれてあげた
昼休み(昼食)
彼女と一緒にご飯を食べようと思ったが見当たらないまさかと思い校舎裏に向かうと数人の不良が彼女を囲んでリンチにしていた、そこからのことは覚えていない気がつくと泣きつく彼女と震える不良がいたそのあと彼女を慰めて一緒にご飯を食べた、そして不良のところにもどり制裁を加えるまず一人を魔法で半殺しにする、そいつはそこに放置してもう一人を全裸にしてす巻きにしたあと廊下に捨てる、さらに一人は校舎の三階から落とした、死んだかどうかは確認しなかったが苦痛を与えられだろう、それで歩は満足だった
そのあとは普通に授業を受けて家に帰る
「ただいま~、といってもだれもいないけど」ボソッといって電気をつけようとする
「付かない?・・・・切れてんのか」深いため息をつくと
買い換えようと思い気分を入れ換え料理を作ることにする
「あれ?火も付かない・・・・?なんで?」慌てても結果は変わらない
「水は!」今度は水道の蛇口をひねるがでない
「どうなって・・・・とりあえず魔法を、ファイヤー!」叫んでも何も起きない「サンダー、ウォーター!」三種類の魔法を試すがどれも失敗に終わる
「ふざけんな!とうなっ」叫びかけた時
家の扉を強く叩く、いや、殴るおと
「新藤さぁーーーん!いるんでしょーー!」優しい口調で語りかけてくる男のようだ・・・・そっと扉に近寄る
「さっさと金返せや!オラァ!あ?いんのわかってんだぞ!出てこいや!扉ぶっ壊すぞ!」
そんな避けひ声が聞こえてなんなんだ?と思い魔法で吹き飛ばそうと思いつき扉を開ける、そして
そこで妄想から現実に戻った
「返せないってどういうことだ!こっちはもう何年も待ってやってんだぞ!?」
「で、でもてすね・・・・ないものは・・・・」
「だから何でないかって聞いてんだろうがよ!ぶっとばされてぇのか!お前!」
「まぁ待て、弟よ、そうカッカすんな、あと一周待ってやろうや、」
「けど兄貴、こいつ・・・・」
「わーっとるがな、だから来週来たときに、払われへんかったら内臓売るなりこいつ自身を売るなりすりゃエエがな」
「おぉ!さすが兄貴!やっぱり俺の兄貴はすげぇヨ!ほら!お前も兄貴の寛大な心に感謝するんや」
「ありがとうございます・・・・」軽く頭を下げてそんなことを言うと彼のほほに激痛がはしり横に軽く吹き飛んだ
「テメェ!態度ってもんがあるだろ!兄貴に土下座しろや!」どうやら弟の方が蹴りを入れたらしい
「落ち着け弟よ、俺は優しいからこんなクズでも許してやんのさ・・・・」笑いながらそんなことをいっていて
「さすが兄貴!やっぱりすげぇぜ!」自分のことのように嬉しそうにしている弟、バカなのだろうか?と歩は思った
「つぅーわけで来週、また来るからな・・・・」そういって去ろうとする兄貴とそれについていく弟
「あ、そーだ・・・・死なれても困るしな」その次の瞬間歩の頭に固いなにかが当たる、500円のようだ
「それで食いつないどけよ?今までそうしてきたんだからできんだろ?」ヘラヘラして去っていくその500円にすがり付くように飛び付く歩は自分が嫌で仕方なかった
「さて、次はどんな世界にいこっかな」そして無意識にそんな言葉を呟き中学の卒業アルバムをひらき自分の恋して住所まで突き止め塾帰りや夜中遅く悪いやつらから守るためいろいろやった彼女の名前は佐藤紅葉
「そろそろいくか」そういって彼は目を閉じて再び妄想のの世界に入っていった