ソードアートオンライン HANAlinkstart 作:零華〜幻〜
零華〜幻〜です‼️
今回は少しシリアス目の描写が多いお話になります。
楽しんでいただけたらいいなと思います‼️
それでは本編第2話をどうぞ‼️
私「せあぁ!」
私はレイピアのソードスキル フリップ・ラージを発動した。
ア「ハナちゃん、結構強いね…」
キ「モンスターを切るときのハナの顔…前に何かあったのか…?アスナ、何か聞いてないか?」
ア「ううん。何も聞いてないよ?ネルくんは?」
ネ「…俺も何も聞いてない。」
3人の視線が一斉にこちらへ向く。
私「え?ど、どうしたの?」
キ「モンスターを切るときのハナの顔、ちょっと気になったんだが、何かあったのか?良ければ話してくれないか?」
一瞬迷ったが、私は首を横に振った。
私「な、なんもないよ!」
その直後。私たちは沢山のプレイヤーに囲まれた。私には見覚えがあった。
キ「なんだよこれ…」
私「…ラフィンコフィン」
ア「…え?」
私「もう…あの時みたいなことにはさせない…先輩とアスナとキリトは絶対に私が守ってみせる…!」
ネ「ちょ…ハナ!」
私はラフィンコフィンの集団に向かって飛び出した。
私「ライジング…アクセル…リザードォォォ!!!!」
このときのためにこのソードスキルを作り出したんだ…このソードスキルはただのスキルじゃない。これは…
キ「…オリジナルソードスキル」
ア「…え?」ネ「…は?」
キリトは説明をし始めた…
SAOの世界の中で、プレイヤーの順位をつけられている。
その中で、1位のものにはユニークスキル、2位のものにはオリジナルソードスキルが与えられる。オリジナルソードスキルは自分の好きなようにスキルが作れる。
ア「つまり…ハナちゃんは…」
キ「ああ。その通り。ハナはSAOのプレイヤーランキングで2位なんだよ。」
ネ「でも…ハナはなんでそのことを今まで隠してたんだ?」
キ「そこまでは分からない。後で聞いてみるとするか。」
私はその場にいたラフィンコフィンを全滅させると、今度はキリト、アスナ、ネルに囲まれた。
キ「やっぱり何かあっただろ。話してくれないか。」
もうここまで来たら話すしかないな…
私「…分かった…全部話する。」
私は全部話した。カエデのこと。森でのこと。ラフィンコフィンのこと…
全部話終わった時に私は泣いてしまった。カエデに…カエデにもう1度会いたい…
するとネルが横に来て…
私「…!?」
ア「キ、キリトくん…あっちに行こうか…」
キ「お、おう…」
私はしばらくの間、状況が掴めなかった。今の状況を理解した時に、体が一気に熱を持った。
…私は今、ネルの腕の中にいる。
私「せ、先輩!?な、何してるんですか!?」
ネ「辛い事とかあったら、言っていいんだぞ?無理するな。」
私「…分かりました。もう無理したりしません…」
前から先輩のことは気になっていたけど、ついに確信に変わった。
私「先輩…私…先輩の事が好きです…」
〜アスナside〜
雰囲気がちょっと怪しかったからキリトくんと一緒に逃げて来たけど…
私「これからどうする…?ハナちゃんとネルくん、当分戻ってこないと思うよ?」
キ「というか…なんで逃げたんだ?」
キリトくんは空気読んでなかったんだ…
私「あの雰囲気見てわからない?」
キ「ああ…なんか今にもイチャつきそうな…ちょ!アスナ!」
私はレイピアを引き抜くフリをした。
流石にキリトくんもこれでもう言わないよねw
キ「わ、悪かったって!」
私「じゃあお詫びに今日の全員の夕食代、キリトくんのおごりね♪」
キ「う…わかった…」
キリトくんがため息をついていたのを見て私はつい笑ってしまった。
私「とりあえずハナちゃんとネルくんが戻ってくるまでモンスター狩って、今日の宿をとっておこっか!」
キ「そうだな。今日は疲れたからゆっくり眠れそうだな…」
私「またノック無しに入って来たら今度こそ容赦しないからね?」
キ「わ、分かってるって…w」
そんな話をしていたらハナちゃんとネルくんが戻って来た。
ハナちゃんは顔がまだ赤い…
私「ハナちゃん、どうだったの?」
こっそり聞いて見た。ハナちゃんはコクコクと頷いた。うまく行ったみたいだね!
読んでくださりありがとうございます‼️
この先、あまりかけて無いので、次回は2日〜3日後くらいになるかもしれませんw
すみませんm(._.)m
頑張りますので応援おねがいしますw