ソードアートオンライン HANAlinkstart   作:零華〜幻〜

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たいっへん遅くなりました!
やっと投稿出来ました!
もはや、前書きで書くことすらネタ切れですw
それでは、本編どうぞ!


〜クエストの協力者〜

〜ハナside〜

集まり直した私たちはグランドクエストの前に、円陣を組んでいた。

キ「今日は俺の友人、ハナのために集まってくれてありがとう!このお礼は、いつか必ず…精神的に…!」

私「必ず、ネルくんとカエデを助けて、無事に現実世界に戻ってきてもらおう!その時に…みんなにお礼をさせて欲しい…!!」

全「「うん!!」」

私は息を大きく吸って、アルン全域に聞こえるくらいの声量で叫んだ。

私「絶対に…2人を助けるよ!!!」

全「「おー!!」」

そして、グランドクエストを開始した。

 

 

 

中はただただ高い壁がある円柱のような部屋で、壁一面に楕円形の鏡のようなものが続いていた。

私達は、いきなり敵が出てこないことに安心し、飛行を始めた。

念の為ゆっくりと上昇して行くが、一向に敵が現れない。

むしろ…敵の気配すらしない。

リ「何これ!全然敵出てこないじゃん!もしかしてさ…一番上まで飛んで、次のフロア行かないと、敵が出てこないとか?」

そんなリーファの言葉を、私達は信じていた。でも、そんなに甘くはなかった。

私達は、この罠に完全にはめられた。

まだ出てこないと油断していたら…

上空数十メートル地点で、壁から大量の敵が召喚された。

それはあっという間に上と下を丸い球体のように私達を囲み、道を塞いだ。

つまり、圧倒的不利な状況に立たされた。

 

『ソトノセカイカラキタオロカモノヨ…スグニココカラタチサレ…!』

私「私達はそんなに簡単に引き下がるような弱い奴じゃない!やるって言うなら…かかってこい!!」

そういうと、一斉に襲いかかってくる。

襲いくる敵を一体一体確実に倒していく。

時には剣で、時には魔法で。

仲間の体力が無くなれば、治癒魔法で回復し、MPが無くなればポーションで回復する。

それを繰り返してる間にも敵がわんさかとでてくる。

リ「これじゃ全くキリがないよ…そうだ!お姉ちゃ…じゃなかった!ハナちゃん!」

私「何!?今ちょっとやばいんだけど!」

リ「みんなのソードスキルを合わせて、ハナちゃんとヒロくんを天井まで飛ばす!だからこっち来て!!」

よく意味が分からなかったがそこはリーファのアイディアに任せ、私はリーファの前に行く。右隣にはヒロもいる。

…ふと思いついた

私「キリトくん!!」

キ「なんだ!?」

私「ユイちゃんを少し貸してほしい!!念の為!!」

キ「なんの為だよ!!」

焦りすぎて口調が強くなるキリトに対して少しイラつきながらも説明する。

私「あの天井から入れたとしても、もしかしたら、中がシステムで制御されてるかもしれない!だから!解除できるのはユイちゃんだけでしょ!?」

キ「了解!ユイ!聞こえたか!?今すぐハナの所へいけ!」

ユ「分かりましたパパ!…ですが、敵の数が多すぎて、このままでは皆さんのソードスキルを一斉に放っても天井までたどり着けません!!」

全員沈黙をしてしまった。

ここまで来たのに…終わり…?

仲間を助けられずに…このまま大人しく引き返すのか…

誰もがそう思っていた。その時。

?「ねぇねぇ!そこのお兄さん達!ボク達もその戦い、一緒にさせてよ!」

とても元気な少女の声が聞こえてきた。

声のする方を見ると、6人ほどのプレイヤーが羽を広げこちらに近づいてくる。

その先頭にいるのはぴょんと立ったアホ毛に赤いバンダナが特徴の紫を基調としたインプの少女だった。

私達の隣まで来るとニッと笑ってみせる。

おそらく、声の主はこの少女だろう。

すると、とても長く水色よりももっと薄い青色の髪の色をしたウンディーネの女性がインプの少女に注意する。

?「ほら!まずは自己紹介ですよ?まだ名前さえも名乗ってませんよ?」

?「…あ!そうだった!すっかり忘れてたよ〜w」

インプの少女を除く5人が一斉にその場でズコッとコケるような仕草をした。

…この人達はいきがぴったり過ぎるようだ。

改めてインプの少女がこちらに向き直して自己紹介を始める。

?「改めて、はじめまして!ボクはこのギルド、スリーピング・ナイツのリーダー。ユウキです!」


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