腐眼兄弟   作:蓮です

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駄文です!ごめんなさい!


宣戦布告と一つの友情?

一夏side

俺はクラスに大分慣れることができた。

ただ一つ問題をあげるのなら、秋也がうるさいくらいだ。

 

?「…少し、良いか?」

 

…誰だ?と、思って振り向くと、少し驚いた。

…話しかけてきたのは、俺の幼馴染の『篠ノ之 箒』だったからだ。

そして俺は箒に連れられ、屋上へと向かった。

 

一夏side out

 

八幡side

 

今、俺は非常に面倒な状況下にある。さて…どんな状況だと思う?

 

1 トイレが近くにない

2 喉が渇いているが近くに自動販売機が無い。

3 面倒な奴に絡まれている

 

さて、とシンキングターイム!

 

クェーッチョーン…クェーッチョーン…君は誰〜♪

 

クェーッチョーン…クェーッチョーン…僕、エニグマン!

 

…知ってる人いるのかな…

 

話を戻そうか、うん。

 

まあ言っちゃうとな、3だ。

 

?「聞いていますの?!」

 

八幡「…ああ、聞いてる聞いてる。で、イギリス代表候補生の『セシリア・オルコット』さんが俺に何の用だ?」

 

セシリア「まあ、なんですのその態度は?!これだから男は…」

 

ああ…こいつ、アレだ。女尊男卑思考に染まった奴だ。

…厄介だな…本当に。

代表候補生だから下手なことをしたら国際問題になりかねない。

…いや、この国がどうなろうが俺には関係無いが…

 

セシリア「さて…本題に入りましょう。

     貴方はおそらく何もわからずにこのクラスに入ってきたのでしょう?

     まあ?泣いて頼めばISについて教えてあげないこともありませんわよ?」

 

八幡「…いや、遠慮させてもらうわ。俺もある程度のことは知っている。

   ISの動かし方、歴史、雑学、種類…それに単一使用〈ワンオフアビリティー〉についても予習済みだ。」

 

セシリア「…ま、まあ、それが普通ですわ、このIS学園に入学するのですから!」

 

八幡「…話が終わりなら、俺は次の授業の予習に回したいんだが…」

 

セシリア「…貴方は、どれほど愛想が無いのですか!

     私に話しかけられることでさえ、人生に一度あるか無いかなのですよ!?」

 

八幡「なら、ラッキーだな。そんじゃ俺はこのへんで…」

 

セシリア「待ちなさ…」

 

オルコットが最後まで言い終わる前に、予鈴が鳴った。

するとオルコットは一瞬イラついたような顔をして、

 

セシリア「また、後で来ますわ!」

 

と言った。

バックれたい…

 

八幡side out

 

一夏side

 

箒「すまなかった!」

 

俺たちは屋上に来るなりいきなり箒に土下座された。

 

一夏「待て、箒、顔を上げてくれ!」

 

箒「…私は、小学生の頃、お前のことを最後まで助けられなかった!本当にすまない!」

 

一夏「…最後まで助けてくれ、なんて誰が言ったんだ?」

 

箒「…いや、言われては…いない。」

 

一夏「だったら悔やむ必要は無いだろ?

   あの時はあの時、今は今だ…

   もっとも、俺はすでに織斑一夏じゃない。

   俺は影山だ。」

 

箒「そうか…なら、影山。」

 

一夏「…なんだ?」

 

箒「私と、その…友達になってほしい。」

 

一夏「…何言ってるんだよ。」

 

箒(…やはり、…ダメ、なのか…)

 

一夏「俺たち、友達じゃなかったのか?」

 

箒「え…?」

 

一夏「確かに俺は絶望した。

   でも…やっぱり俺は甘いんだよ。

   友達を…そう簡単には切り離せない。

   兄貴には、「甘い」とか言われるかもしれないけどな…」

 

箒「…そ、そうか…

  …一夏。」

 

一夏「なんだ?」

 

箒「ありがとう。」

 

そう言った箒は、これ以上ない程の満面の笑みを浮かべていた。

 

一夏side out

 

八幡side

 

セシリア「決闘ですわ!」

 

…なぜ、↑のようなことを言われたのか、それは少し前に遡る…。

 

俺はオルコットと極力関わりたくないが為に全力で逃げ回っていた。

ステルスヒッキー全開で全力逃走した。

 

しかし、だ。

食堂に向かう途中、見つかってしまった結果色々文句を言われた。

「貴方がいないから」だの「恥をかいた」だの。

いや、知らねえよ。

お前が勝手に俺を探して、勝手に恥をかいただけだと言うと、逆ギレしてきた。

…まあこれで↑に至る…訳なんだが、

 

八幡「お断りだ。俺には何のメリットも無い。」

 

セシリア「あら、逃げるのですか?」

 

八幡「何言ってんだ?逃げるのは悪い行動じゃない。

   逃げるが勝ちという言葉もあるし、それに逃げることの何が悪いんだ?」

 

セシリア「…貴方にはプライドが無いのですか!」

 

八幡「プライド?子供の時からもう無かったが?」

 

セシリア「え?」

 

八幡「…愛されることは一切無かった。

   寂しかったが、少ししてから愛されようとも思わなかった。

   なぜなら愛されないということがわかっているからだ。」

 

セシリア「…貴方は…いったい…」

 

八幡「…ただのボッチだ。それと決闘だが、俺が勝ったら俺と関わらないと約束するなら、受けるぞ。」

 

セシリア「…わ、わかりましたわ!では!」

 

八幡「あ、おい!日程は?!」

 

セシリア「あ」

 

その後、話し合いにより決闘は一週間後になった。

アリーナの予約もしっかりとった。

さて、オルコットとの戦いに向けて特訓と行きますかね…!

 


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