フランドールと一週間のお友達   作:星影 翔

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お待たせしました。完結させたかったんですが、まだあと1話残りそうです。申し訳ないです…。どうか最後まで見ていただけると幸いです…。


7日目 再会と終結 その弐

 思えば、この短い間に色んなことがあった。ふとした偶然からフランに出会い、一緒に時を過ごして、彼女を好きになった。いつまでも一緒にいたいと思って、でも僕は死んだ。フランと離れるのは嫌で、寂しくて、胸が痛くなった。

 けれど、彼女は僕を助けにきてくれた。遥か先の死の世界まで…。僕の為に命を張り、懸命に救おうとしてくれた。お陰で僕は今、しっかりと地を踏みしめて歩くことができている。そしてまた、そのせいで彼女が命を落とした。

 

 僕は行く。この扉の向こうに何がいようとも、それが命を張ってまで助けてくれたフランへの恩返しになる。いや、そんなものは小さなものに過ぎない。

 僕は彼女が好きだ!大好きだ!!だから助ける。それ以外に理由なんて必要だろうか…。僕はただ彼女と一緒に時を過ごすだけで良い。それ以上は望まない。ただただ彼女がそばにいて、顔を見ることができて、話ができて、笑いあうことができる。それだけでいいんだ。

 

「今行くよ、フラン」

 

 軋んだ音が静寂に木霊する。扉は徐々に開かれて、目の前には懐かしの部屋の光景が広がる。大きいベッド、食事用に使っていたテーブルセット。その全てが懐かしい。

 

 …ただ一点を除いては。

 

「…フラン?」

 

 最初に声をあげたのはレミリアさんだった。いつも通りのベッド、掛け時計、机、フローリング…その真ん中にそびえる巨大な十字架…。そこには傷まみれのフランが鎖に繋がれて磔にされていた。

 

「なんだよ…これ」

 

 僕もレミリアさんもこの光景に唖然とするしかなかった。

 所々血が滲む程度の傷ならばまだマシであろう。今のフランの身体には数えるほどだが血が溢れ出るような深い傷が刻まれていた。

 

「フランッ!!フランッ!!しっかりしてっ!!」

 

 青ざめながら必死に駆け寄るレミリアさん。けれど、フランを縛る鎖は頑強で吸血鬼の力をもってしてもビクともしない。

 

「来ちゃったんだぁ」

 

 恐ろしいその声と共に背筋にゾワっと悪寒が走る。恐ろしさ故かパッと反射的に振り向けば、先程出会った三人のフラン達がこちらへ不気味な笑みを向けていた。

 

「フラン…なの?」

 

「レミリアさん、騙されちゃダメだ。あの子らはフランじゃない」

 

「…フォーオブアカインドなのね」

 

 僕が睨みつけて威嚇していると、三人のうち、右にいたフランがやれやれといった表情で僕らを見やる。

 

「『フランじゃない』なんて心外だなぁ。その子も私達も同じフランドールじゃない」

 

「そのフランドール三人組が本当のフランを殺そうとしてるんだろうがっ!」

 

「まあまあ、そうかっかしないの」

 

 先程とは反対側にいたフランがそう言って宥めるには程遠い挑発じみた言葉を僕にかける。

 僕は込み上げる怒りを抑え込んで歯ぎしりし、握り拳を作って必死に理性を保った。ここはフランの精神世界の中で、ここではどんなに屈強な妖怪であろうと弱小と化す。そもそも人間である僕なんて以ての外だ。下手に手を出しても僕にメリットはない。

 

「そうそう、いい子いい子」

 

 怒りに満ちた視線をフラン達へぶつける。けれど、相変わらずも彼女たちの表情は不気味な笑みが続いていた。

 

「なんでいつも私達の邪魔をするのかな?しゅんくぅん?」

 

「僕はフランと一緒にいたいだけだ。これからもずっと…!」

 

「ふーん、貴方がそう言うのならずっと一緒にいてあげるけど?」

 

 フォーオブアカインドの一人が悪びれる様子もなくそう言い放つ。僕が好きなフランが自分ではないと分かっている癖にその言葉を平然と放つ彼女にさっきよりも怒りが湧いてくる。

 

「お前らなんかと一緒にいてたまるか!僕は彼女と、フランと一緒にいるんだ!」

 

「…ふーん、そう」

 

 だが、僕の言葉を聞くや、途端に彼女の目が変わった…。空気が変わったというべきか、三人のフランドールは僕をその場に釘付けにするほどの冷たい視線をこちらへと向ける。その視線の中にはこれでもかと言わんばかりの殺気が含まれている。この感覚は覚えがある。僕が一度死ぬことになった直前に出会ったあのフランの殺気と酷似している。いや、一致していると言っていいな。

 つまり、彼女達は本格的に僕に向けて牙を開いた訳だ。

 

「そこまで私達に殺されたいなら…殺してあげる!!」

 

 溢れる殺気に僕が思わず後ろに一歩引いた時だった。彼女達が一斉に地を蹴る。三人は目にも留まらぬ速さで僕との距離を詰めると、それぞれに力一杯の蹴りを繰り出してくる。音が後から聞こえてくるレベルの蹴りを食らったりすれば、普通ならば身体を保つこともできない。そして、こうやって分離している以上、彼女達が手加減することも本来のフランに邪魔されることもない。

 

「地獄に堕ちろ!」

 

 直後、とてつもない衝撃音が部屋中を轟かす。辺りに粉塵が舞い上がり、視界が灰色に濁った。

 

「……!?」

 

 だが、その足は爆発にも似た大音量を発したかと思えば、僕の僅か数センチのところで静止する。

 何が起こったのか今ひとつ理解していなかった彼女達だったが、すぐさま正気を取り戻すと、僕から距離をとった。

 

「何が起こったの!?」

 

 突然起こった不可解な事象に動揺している彼女達を前に僕はニヤリと笑みを浮かべた。

 そう、僕の味方はレミリアさんだけではない。この外にだっているんだ。

 ちょうどその時、僕の目の前の空間に大きな亀裂が走る。その亀裂はみるみる開いていったかと思えば、中からあの妖怪が姿を現した。

 

「まったく…、間に合ったから良かったものの、手遅れだったらどうするつもりだったのよ」

 

「その時はまたあの時みたいにお世話になろうかなって…。すいません、だしに使ったりして…」

 

 目の前に呆れ顔して現れた妖怪、紫さんに苦笑いで返す。紫さん自体も呆れ顔を浮かべながらも仕方なさげに微笑を浮かべていた。

 本来、恐らくここに来ては帰る手段が奪われかねないという危惧があったのだろうが、三人に囲まれてしまった以上は仕方ないと姿を現してくれたようだ。

 

「さて、問題の子達っていうのはあの子達のことなのかしら?」

 

「はい」

 

 二人で改めて三人を見やる。そこに慌てて駆けつけたレミリアさんも合流した。

 

「ふふっ、あははっ!何、それで勝ったつもり?言っとくけど、ここは私達の世界なのよ?どれだけ増えようが関係ない。全て壊してやるわ!」

 

 フォーオブアカインドの一人が不敵に笑った。確かにどれだけ増えようとも彼女達にとっては踏み潰さなければならない虫けらが一匹増えた程度だろう。能力を持てない人間、もしくはそれ以下の貧弱者がやって来ただけなのだから…。

 そして、彼女がこちらに手を伸ばした。

 

「きゅっとして…」

 

 だが、その刹那、彼女の周囲を数多のナイフが埋め尽くした。

 

「はっ!」

 

 余裕な表情を浮かべていただけあって油断していたのだろう。突然の出来事に驚きを隠せない。さらに、確実に反応が遅れた。急いで回避に移るが、降り注ぐナイフに彼女は徐々に傷を増やしていく。たった数秒前まで余裕の笑みを浮かべていた彼女は今や、身体中から血を流してこちらを睨みつけていた。

 それを見たもう二人のフランが慌てて、そのフランを下がらせ、明らかに警戒した顔つきでこちらを凝視していた。

 と、言ったものの、僕も少なからずその突然の攻撃に驚いていた。紫さんにこんなスキルがあったのかと…。

 

 いや、まさか…

 

「マジックの味はいかがかしら?」

 

 頭上からの声に上を仰げば、暗がりの中に三人の影が確認できた。

 

「お嬢様、お待たせしてしまい申し訳ありません」

 

「そうよ、もうちょっと早くきて欲しかったわ。まあ、問題ないわ」

 

「…咲夜ぁ、また邪魔しに来たの!?」

 

 傷を受けたフランが恨めしげにそう言い放ったが、それに対する咲夜さんの声は酷く冷徹だった。

 

「貴様ごときに気安く名前を呼ばれる義理はない」

 

 言葉からも感じるとてつもない殺気と冷酷。そして僕からも心の中で一言…。

 

 あーあ、来やがったよ…。

 

 あの冷酷な表情と声だけでどれだけ死を連想したか…まったく。

 

「俊、なんか来て欲しくなかったみたいなこと思いませんでしたか?」

 

 嘘だろ?なんで分かるんだよ。

 

「いーえいえ、そんなことは決してごぜーませんよ?」

 

「…妹様の偽物を排除した暁には貴方も亡き者にして彼女達の墓前に添えてやりましょうか」

 

「大変申し訳ありませんでした。どうか命だけはお助けください…」

 

 そんなどうでもいいやり取りの中、一番動揺していたのは当然フォーオブアカインドの三人だった。

 

「そんな…この世界じゃ私達以外が能力を行使することなんてできないはずなのに…咲夜が時を止めた?」

 

「答えてあげましょうか?」

 

 戸惑う三人へ得意げに口を開くのは紫さん。

 

「私の能力を持ってして貴方達の世界に無理矢理私達の世界の概念を捻じ込みました。残念ながらこの部屋までしか行使できなかったけど」

 

 概念を捻じ込んだ。簡単に言えば、僕等と彼女達との立場が同じになったということだ。この部屋の中にいる限り、僕等は彼女達と同じ土俵で戦えるし、能力も使える。まあ、それでも僕は足手まといなんだけど…。

 

「レミィ、一人で突っ走らないでちょうだい」

 

「パ…パチェ」

 

 咲夜に続いて降りてきたパチュリーさんに叱責されるレミリアさん。そして時を同じくして美鈴さんも上空からやってくる。

 

「妹様を必ず取り戻しましょう!お嬢様、俊さん!」

 

「美鈴さん…ありがとうございます」

 

 僕の感謝の言葉に美鈴さんは凛々しく笑って応える。

 

「なんで…なんでみんな邪魔するのよっ!!みんなして……みんな壊れろ!ミンナ死ンジャエッ!!」

 

 まるで錯乱したかのように喚いた直後、フラン達は散開した。それに合わせるように三人も飛び立つ。

 

「さあっ、私は結界を維持しつつ三人のサポートに回るから、二人はあの子を助けに行ってあげて」

 

 紫さんに促され、僕とレミリアさんはそれぞれに頷いて応えると、フランの元へと駆ける。

 

「フランッ!」

 

 改めて叫んでみるものの、やはり返事はない。目は閉じたままだ。今のところ残念なことに僕の力はおろか、レミリアさんの力をもってしてもこの鎖を破壊することができていない。

 しばしの沈黙の後、レミリアさんが躊躇い混じりに口を開いた。

 

「フランの鎖をピンポイントに狙ってグングニルを突き刺す。これしかない…」

 

「本気ですか!?」

 

 僕は思わず叫んだ。唐突に大声をあげたせいか、彼女は驚いたようにこちらへ振り向いたが、それどころではなかった。

 

「それをするにはリスクがあまりに大き過ぎるということを承知で言ってるんですか!?下手をすればフランの命がないかもしれないんですよ!?」

 

 どうにもならないと言いたげな顔を浮かべたレミリアさんはそのまま俯いてしまった。しかし、僕は彼女の肩を揺らしてまたも口を開く。

 

「万に一つ、万に一つフランが死んでしまったらどうするんですか!?ここまで来て…フラン一人救えないなんて…そんなの……」

 

 視界が滲む。もし、フランを殺すようなことがあればきっと僕自身が負いきれないであろうほど傷を背負うことになるだろう。どれだけ経っても癒えることのない後悔の傷を…。それはレミリアさんも同じことだ。

 その時、反対にレミリアさんが僕の肩をむんずと掴んだ。レミリアさんの表情は苦しげだったが、涙に濡らした僕とは違ってその目はしっかりと僕を見据えていた。

 

「でも…、やるしかないのよ!今はこれに賭けないと、皆もいつまで持つか分からないのよ!?」

 

 僕の感情論とは違う。レミリアさんはフランを助けたい一方で周囲の状況を把握しながら物事を分析している。その上で一番的確な判断を下しているんだ。

 

「…分かりました」

 

 やむなく彼女の判断を受け入れることにした。そこで、改めて振り返って咲夜さん達へ視線を向けてみる。しかし、戦況は思ったよりも苦しいものだった。三人とも善戦してはいるもののフォーオブアカインド達の圧倒的パワーに徐々に押されている。すると、後ろの方からほんのりと紅い光が辺りを照らしているのを視認した。振り返ってみると、彼女を囲うように魔法陣が何重にも形成されており、それら全てが紅くも淡い光を放っていた。

 

「グングニルッ!!」

 

 彼女の叫びに応じて魔法陣より真紅色に輝く槍が姿を現す。

 

「運命よ、愛を求める者に…どうかもう一度力を…」

 

 彼女は祈る。一方の魔法陣も一際紅い光を放ち、祈る少女に呼応する。

 彼女の目がパッと開かれた。同時にとてつもない程の魔力が槍の先端へと込められる。

 

「いけえぇぇっっ!!」

 

『スピア・ザ・グングニル』!!

 

その瞬間、真紅の槍がフランを縛り付ける鋼色の鎖に接触する。その瞬間、魔力と結界との干渉が赤い火花を生み、辺りへ飛び散ると、耳が痛くなるほどの金切り音とともに凄まじい爆風のようなものが僕らの辺りを吹き付ける。重心を下げないと飛ばされてしまいそうなレベルの風をなんとか堪えつつ、ふとレミリアさんに目を向ける。

 

「レミリアさん!」

 

「ぐっ、うぅっ!」

 

 頑張ってはいるものの、レミリアさんも苦戦しているようだった。吸血鬼の力をも退けてしまうような鎖なのだから無理もない。

 …足手まといになるかもしれないけど、いないよりはマシだ。

 僕はレミリアさんとは反対側の位置で槍を握る。その様子に彼女は慌てて

 

「貴方!何やって…」

 

「前を見て下さい!行きますよっ!!」

 

 僕の言葉にレミリアさんは少しの間戸惑っていたが、仕方ないかと再び前へ視線を送った。

 

「全魔力を送り込んでみるわ。最後の賭けよ!一緒にお願い!」

 

「了解です!」

 

 そして、火花が何倍も飛び散り始め、レミリアさんの目つきがこれまでよりも険しくなった。

 

「いっけぇえぇぇ!!」

 

「うおぉぉぉおぉ!!」

 

 結界を纏った頑強な鎖と全てを貫く紅い魔槍、グングニル。それらの激しい攻防は辺りにも影響を及ぼしていた。付近の床は崩壊して僕らを中心としたクレーターが出来上がっていたが、そんなものには意にも介さず、懸命に僕らは槍に力を込め続けた。

 

 そしてその直後…

 

 グングニルが崩壊し、霧散する。同時に爆音が轟き、辺りを砂埃が包み込んだ。僕とレミリアさんは勢いのまま前に倒れ、そのまま沈黙した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 いくらばかり意識を失っていたのか、僕はすぐさま起き上がり、砂煙が辺りを視界を奪う中、目を凝らしてフランを探した。

 

「フラーン!!」

 

 未だ爆発音や刃物のぶつかり合う音は鳴り響いており、戦闘は決着しているわけではなかった。

 必死に捜索を続けているうちに、やがて、視界の中にフランが磔にされていた十字架を発見する。十字架は大きく二つに割れていて、肝心のフランの姿は無かった。

 

「くそっ…、フラン!フラーン!!」

 

 そして、僕はついに小さな黒い影が床に倒れているのを発見する。

 

「フラン!!」

 

 一目散に駆け寄った。赤いドレスに黄金色の髪、ところどころ赤黒くなった傷を持ったその白い肌。彼女こそ間違いなくフランドールだった。彼女の意識こそまだ回復していなかったものの、息はまだあった。幸いなことに僕らの攻撃による外傷にも目立ったものはなかった。

 

「しっかりしろ、フラン!フラン!!」

 

 必死に肩をゆすり、フランを目覚めさせようと試みる。

 

「……っ…ぁ……うっ…し…俊…?」

 

「あぁ!そうだよ!僕は……」

 

 朧げな返事、そして…

 

ドオォォォオォン!!

 

 突然の衝撃音、激しい痛み、そして気づけば僕の身体は宙を舞っていた…。直後、身体全体を床に叩きつけられる。

 先頭を切って接触した胸を中心とした激しい痛みが身体中を襲う。そして、十分に働くこともままならない頭が必死になって起こった事象を整理しようとしている。

 だが、やっとの思いで上半身を持ち上げ、目の前に視線を向けた瞬間、答えは既にそこにあった。

 全身が凍りついた。ようやく砂埃が消えたのと同時に僕はその場に唖然としていた。

 

「はぁ、余計なことしてくれちゃって、お陰で始末するのが早くなっちゃったじゃない」

 

 咲夜さんによってさっきまで傷を負っていたフォーオブアカインドがフランの首元を鷲掴みにし、そのまま持ち上げていた。それだけじゃない。もう片方の手には真っ赤に燃え盛るレーヴァテインが握られている。明らかに彼女はフランを殺すつもりだった。

 

「褒めてあげる。まさかここまでやるとは思っても見なかったわ。でもこれで終わり…」

 

「させないっ!!」

 

 僕の横を目にも留まらぬ速さで抜いていくレミリアさんは真っ先に本物のフランを目指して接近する。しかし……

 

「残念ねぇ…」

 

 フランまであと一メートルといったところでレミリアさんの身体が何かに弾き飛ばされ、壁に強く打ち付けられると、彼女は吐血し、徐々にその場に倒れ伏してぐったりとしまった。

 

「そろそろ終わりにしてあげる…」

 

 そう言って、剣を構えるフォーオブアカインド。止めようとするも、身体に力が入らない…。

 

「やめろ!やめてくれ!!」

 

「さようなら…」

 

「やめろぉぉおぉ!!!」

 

 直後、赤い飛沫が辺りに飛び散り、彼女の身体を赤い剣が貫いた…。




今まで応援してくださった方々へ、本当にありがとうございました!こうやって最後を迎えられるのも皆さまの応援があったからです!言葉だけでは言い尽くせませんが、本当にありがとうございます!
次こそは確実に終わりますのでどうぞよろしくお願いします!

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