佐久間まゆと森久保乃々が近くに住んで居るだけで案外、毎日は楽しいです。 作:桃音@まゆすきp
あと、関ちゃんの声優さん高校2年でままゆpだって!!
年齢近いし、同じままゆpとして親近感覚えるわ!!
会沢紗弥さん。全力で応援するからね!
私はいつまでも素直にならない乃々ちゃんに苛立ちを覚えています。
もう答えなんか……さっきの態度で、もう出てるじゃないですか。
「乃々ちゃんは、悠馬さんをどう思っていますか?」
私は悠馬さんが好きで好きでたまらない。
きっと誰よりも悠馬さんを愛してるのは佐久間まゆ。私。
何があっても譲れない……大切な人。
まゆは悠馬さんをとても愛している。
「まゆは、悠馬さんが好きです。愛しています。
今すぐにでも襲いかかりたいくらいです。」
「それはしちゃダメですけどっ!?」
まゆは悠馬さんにとっての大切な人になりたいから。
だから……その為ならなんでもする。
出来るの。
それがどんな結果になろうと…まゆは頑張らないといけない。
「もりくぼには…悠馬さんがアホでバカで女たらしで…皆の心をめちゃくちゃにするロクでなしにしか見えませんけど…。」
「けど、なんですか?」
乃々ちゃんはいつだって「……けど」という。
けどの続きはなに?
ねぇ、教えて。
あなたの答えはもう気付いてるんでしょう?
けど、まだ気付きたくなくて。
自分の気持ちに蓋をして。傷付きたくなくて。醜い自分を見たくなくて。
蓋をして、気持ちを抑えたらきっと楽になれるんだ。
そう思っているんでしょう?
乃々ちゃんの瞳から涙が溢れます。
どうしよう。言い過ぎたのかもしれない。
「え、なんですか。これ。」
「の、乃々ちゃん!?
ごめんなさい…まゆが変な事を言うから…。」
「違います…っ。違う…んですっ。」
乃々ちゃんが深呼吸をする。
深く深く、息を吸い込む。
そして話を始めてくれました。
「まゆさん……もりくぼは……このままがいいです……このまま何も気付きたくありません……。まゆさんと喧嘩もしたくないです……っ。まゆさんは……まゆさんはもりくぼの……ここに来てからの…初めての友達ですからっ」
乃々ちゃんを抱き締めます。
まゆの事をそんな風に思っていてくれてた、それがたまらなく嬉しい。
でも……
「ねぇ、乃々ちゃん。
まゆは乃々ちゃんも大好きです。悠馬さんはもっと好きですけど。ふふっ。
まゆは乃々ちゃんなら…いいライバルかな、なんて思いますよ。
他の人ならゼッタイ許しませんけど。」
まゆは乃々ちゃんの艶やかな髪を撫でます。
そして、考えていた事を言います。
「乃々ちゃんは、気持ちを抑えたら楽になれますか?
最初は楽になれるかもしれませんね。
でも、どんどん苦しくなりますよ。もっと辛くなりますよ。
それでも……堪えられますか?」
この問いの乃々ちゃんの答えはわかってる。
「むーりぃ…ですよね?」
「そう…ですね。」
まゆは乃々ちゃんの耳元で囁きます。
甘美な果実のような、甘やかな囁きを……。
「ねぇ。
あなたも好きなんでしょう?
悠馬さんが。異性として。」
乃々ちゃんはもう否定なんか出来ません。させない。
もう気持ちに嘘は吐かせません。
「まゆさん。ごめんなさい…ごめんなさい…本当にありがとうございます。」
まゆは微笑んで言います。
乃々ちゃんだけにしか言えない事を。
「いいんですよぉっ。
まゆだって……ライバルに塩を送るような事はしたくないですけど……。でも、そんなの嫌ですから。」
悠馬さんにメールを送ります。
もう帰ってきて大丈夫ですよ、と。
指が凄い早さで動きます。
あ、忠告はしないと。
「でも……まゆがここまでするのは、最初で最後ですよ?」
まゆは本当に悪い子ですね。
ぽろりと溢れた涙は、とてもしょっぱいです。
悠馬さんとこずえちゃんが帰ってきます。
まゆは涙を拭います。
かちゃりとドアが開きます。
「おかえりなさい…悠馬さん。こずえちゃん。」
「おかえりなさい♪」
前回の話をまゆ視点でお届けです!
まゆ……森久保……私のとこおいでよーーーー!
てか、この二人でくっつけばいいのに。
最近そう思うんだぁ。
あと、この作品の森久保に in fact 歌わせたいぃ
さて、こっからどう攻めてくるか……
ジュピターのアニメで号泣してきた作者がこの作品をお届けできるのもいつまでか……(S I K E N ★)
地味に私は試験があるので、これから予告なしで更新が停止する恐れ(といっても1週間とか程度)があります。
それでも見捨てないでくれると嬉しいですよー
それではおやすみなさい~