貴方が隣にいる世界 -Cthulhu Mythos-   作:柳野 守利

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第85話 居場所

 夜の空を見上げている二人の姉弟。姉の方は車椅子に乗り、弟の方はその姉の膝の上に乗って抱きしめられていた。

 

 雲の間から見える月と星。その合間を縫うように飛んでいく飛行機を見て、彼女は優しく微笑んだ。そして弟の身体に回した腕を少しだけ強めに締めると、それに反応を返すように、彼は身体を彼女に完全に預けて空を指さした。

 

「……あの飛行機に乗ってるのかな?」

 

「……どうだろうね」

 

「おねえちゃんは、もういなくならない?」

 

「……いなくならないよ、ずっと」

 

 彼の服に、ポツリポツリと涙の跡ができていく。彼女が泣いていることを知ると、彼は指で流れてくる涙を塞き止めた。

 

「……おねえちゃん。僕、掃除とか頑張るよ。家の手伝いも、ちゃんとやるよ。僕、もっと頑張るから……」

 

「……私も、頑張るよ。アキくんにばかり、頑張らせないようにするから。だから……一緒に、頑張っていこう?」

 

「うんっ」

 

 彼女は腕の中にいる男の子をギュウッときつく抱きしめた。彼は苦しいよ、と嬉しそうな声で言っている。腕の中にいる子が、身体を包み込むような暖かさが、彼女の心を満たしていく。心の容器を満たして溢れていく幸せが、涙となって零れていった。

 

「……アキくん、ありがとう」

 

「おねえちゃん?」

 

「……大好きだよ」

 

 苦しさが人一倍ならば、またささやかな幸福すらも人一倍。腕の中にいる小さな幸福を、彼女は手放さないように強く強く抱きしめた。彼が感じた苦しさは……よりいっそう、彼にとって幸福を知らしめるものとなった。

 

 涙は不幸だけで流すことはないのだと、その家族は知った。他の家族とは比べ物にならない苦しみがあろうとも、そこには確かに幸せが存在していたのだ。

 

 

 

 

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

 

 

 

 

 何度も何度も、トーク履歴を見返しては時間を逆算する。飛行機が出ると言ってからもうすぐ二時間半。時間的にはそろそろ帰ってきてもいいはず。

 

 すぐ真後ろにある噴水に流れる水の音だけが聞こえてくる。それ程までに静かな深夜だった。

 

 そうして今か今かと待っていると……ようやく、待ち望んでいた音が聞こえてきた。エレベーターの動く音。それが上から下へと下がってくる。

 

 帰ってきた。ちゃんと帰ってきてくれた。高鳴る心を抑えつけながら、私は扉が開くのを待っていた。

 

「っ………」

 

 扉が開いた。そうして見えてきたのは先頭に立っていた西条さんと鈴華さん。その二人の間から見えるのが……ひーくんだった。

 

 見えるがいなや、私はすぐにひーくんへと飛びついた。ちょっとだけ汗の匂いがするけど……不快ともなんとも思わなかった。

 

「おかえり、ひーくん」

 

「ッ……ただいま、菜沙。遅くまで待ってなくてよかったのに……」

 

「だって、帰ってくるって言ってたから……そんな状態じゃ眠れないよ」

 

 私を引き剥がそうとしないまま、ひーくん達は施設の方に向かっていく。歩きながらひーくんは、なんだか申し訳なさそうに言ってきた。

 

「あぁー、待っててもらって悪いんだが菜沙……。このあと報告に行かなきゃいけないし、何よりさっきまで色々とあってな……。疲れてるから、話とかは明日……ってか、もう今日の昼か。それでいいか?」

 

「あっ……うん、大丈夫だよ」

 

「なら、今日はもう寝ろよ。俺もクタクタだ」

 

 私はひーくんから離れると……ひーくんの身体が不自然なことに気がついた。いつも空いている手はポケットに入れているはずなのに、左手がだらしなくぶら下がったままだったから。

 

「……ひーくん、左腕怪我したの?」

 

「……まぁ、ちょっとな。安心しろ、軽傷だ。重症だったらここに帰る前に医者に寄って帰ってくるって」

 

「……本当に?」

 

「本当に」

 

 訝しむ私から逃れるように、ひーくんは歩き出してしまった。もっと問い詰めたかったけど、本当に疲れてるみたいだし……。眠って起きたら、ちゃんと聞き出さなきゃ。

 

 だから今はもう帰って寝よう。そう思って踵を返そうとした時……右手が目に入った。

 

 キャリーバッグを引いている右手には、誰かの手が重ねられていた。ひーくんの右隣にいたのは……桜華ちゃん、だった。

 

「─────」

 

 声が、出なかった。ただその右手にだけ視線がいって、ずっと見ている事しかできなかった。

 

 なんで、なんで私には一緒に行ける力がなかったんだろう。そう悔やんだのは一度や二度なんかじゃない。けど……今がきっと一番悔しかった。

 

「……その場所は、私の場所なのに」

 

 ……きっと、私の想いも、この声も。君には届かないんだ。

 

 誰にも取られたくなくて、ずっと隣にいたはずなのに。なんで、貴方がそこにいるの。

 

 廊下を曲がって、ひーくん達が見えなくなる。私はずっと……そこで動けないでいた。ひーくんが見えなくなると同時に、嫌になるほど涙が零れてくる。

 

「……ひーくん……気づいてよ……」

 

 もっと……私のことを見てよ……。

 

 廊下には、私の啜り泣く声だけが響いていた。きっと……誰にも聞こえていないよね。

 

 私はいつから、貴方の隣にいれなくなったんだろう。答えてくれるはずの貴方は、隣にいない。

 

 

 

 

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

 

 

 

 

 ……目を覚まして、一瞬自分がどこにいるのかわからなかった。真っ白なカーテンに覆われたベッドに、シミ一つない天井。起き上がろうとして、ふと気がついた。あんなにも痛くて動かなかった左腕が自由に動くのだ。

 

「………」

 

 寝る前に医務室に寄ったことを思い出した。それで妙齢の女性の医療班の人が眠たそうな顔で治療をしてくれたんだったか。これ塗っときゃ治ると言ったその女性は、患者が来たからと起こされて不機嫌そうだった。

 

 今度なにか菓子折でも差し入れしよう。それにしても、なんだかいい香りがする。そう思いながらベッドから降りて、カーテンを開けた。

 

「……あら、起きたの?」

 

 そこには珈琲を飲んでいる女性がいた。なるほど、いい香りがすると思ったら珈琲を飲んでいたらしい。とりあえず頭を下げて治療のお礼を言っておく。

 

「……うん、傷もないね。塗っておくだけで治るっていう代物だけど、傷の治りが早まる分体力持っていかれるのよね。一日は起きないと思ったけど、案外早く起きて少し驚いてるよ」

 

「どうも、遅くにありがとうございました。それと……」

 

 女性の座っていた場所のすぐ隣の椅子。そこに座って机に突っ伏して寝ているのは菜沙だった。なんだってコイツこんなところで寝てるんだ。

 

 傷を確認し終えた女性は、菜沙を見てクスクスと笑っていた。

 

「君が眠ってすぐにこの子が来たんだよ。怪我はどうですかって。流石に銃で撃たれたなんて言えなかったから、ちょっとした打ち身って事にしておいたよ」

 

「そりゃ……助かります。撃たれたなんて聞いたら、次から任務に行けなくなりそうなので」

 

 苦笑いを浮かべながら伝えると、女性も苦笑いで返してきた。眠っている菜沙に近づいて、頬をツンツンと突いた。身を捩らせる彼女を見ていると、なんとなく帰ってきたんだなと実感する。

 

「……あまり心配かけちゃダメだよ。私としては、もう二度とここに来ないでほしいんだから」

 

「そうできるように努力しますよ。コイツも、いい加減少しは幼馴染離れをしてくれればいいんですがね……」

 

「……そう、困ったな。私は怪我なら治せるけど心は治せないんだよね」

 

「……自分に何か問題が?」

 

「強いて言うなら両方。まぁ、私は心理学者でもカウンセラーでもないから、自分達でよく考えなさい」

 

 珈琲を飲み終えた女性は、扉につけた札を裏っ返してCloseにすると、医務室から出ていってしまった。残されたのは俺と菜沙だけ。眠っている彼女を起こさないように、俺は彼女をベッドに寝かせた。起きるまでの間見張ることにしようと思い、ベッドの隣に椅子を持ってきて、座って携帯を確認した。

 

「……今日は西条のところに泊まります、ね」

 

 そんな内容が先輩から来ていた。虚偽の報告をする為に、西条さんが白紙の報告書を持って帰ろうとしたが……先輩の首根っこを掴むと手伝えと言って無理やり連れて帰っていった。おそらくそのままずっと報告書を纏めているのだろう。

 

 いつも俺がやってるのだから、少しは辛さを味わってもらいたいものだ。

 

「……ん、ひーくん?」

 

「起きたか?」

 

「………」

 

 眠っていた菜沙の目が開かれ、急に飛び起きたかと思えば左腕を掴んで傷を確かめてきた。跡すら残っていない完璧な治療だ。正直助かった。今なら傷薬で体力が50回復する主人公達の気持ちがわかる。医療班の作った傷薬は、まさにゲームの中のアイテムみたいだ。

 

「……怪我、大丈夫?」

 

「大丈夫だって。それより、お前こんなとこまで来て迷惑かけちゃダメじゃないか」

 

「……だって………」

 

 俯いてしまった彼女に、俺は少し怒ったふうに言った。

 

「医療班の人がいてくれたからいいものを、あの人がいない時に誰か来て襲われたらどうする気だ」

 

「……えっ?」

 

 あまりにも呆けた返答に、むしろ俺が呆けてしまった。彼女は何故か目尻に溜めた涙を拭いながら聞いてくる。

 

「私が来て、迷惑だったんじゃないの……?」

 

「なんでお前が来て迷惑になるんだ。今度あの医療班の人に会ったらお礼を言っておけよ。ちゃんとお前のこと見るために残っててくれたんだから」

 

「っ………!」

 

 彼女はどうしてか涙を流し始めてしまった。俺が一体何をしたと言うんだ。指で彼女の涙を拭ってやり、次いで彼女の頭を数度優しく撫でる。すると少しして、彼女は泣き止んだ。頭を撫でれば泣き止むのは、昔から変わらないらしい。

 

 彼女は泣き止んだが、そのあと無言になってしまいどうにも息苦しくて……俺は彼女に声をかけた。

 

「……あぁ、まぁなんだ……ただいま、菜沙」

 

「……帰ってきた時に、聞いたよ……?」

 

「あれ、そうだったっけ……?」

 

 冷や汗が噴き出したような気がした。そうだ、そういえば言った気がする。何しろあの時は怪我を気づかれないようにするのに気を回してて、全然心が休まっていなかった。

 

 何か言われるかと思ったが……彼女は泣いた後のせいかぎこちなく笑っていた。

 

「……変なひーくん」

 

「うっせ。ほら、いつまでもここにいちゃ悪いし、帰るよ」

 

「……うん」

 

 彼女の手を引くように立たせると、そのまま彼女は俺の右手を強く握りしめてきた。いつものような握り方ではない。疑問に思って、彼女に聞いてみようとしたが……彼女はただ笑っているだけだったので、別になんともないかと気にしないことにした。

 

「……ひーくん」

 

「なに?」

 

「……おかえりなさい」

 

「……おう」

 

 互いになんだかぎこちなかったが、そのぎこちなさがどうにも可笑しくて二人で笑ってしまった。彼女の部屋につくまで、右手はキツく握られたままだった。

 

 

 

 

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

 

 

 

 部屋に戻ってくると、先輩が疲れた顔で椅子に座りながら携帯でゲームをしていた。俺が入ってくるのがわかると、先輩は携帯を置いて近寄ってきた。

 

「おう、怪我はどうだ?」

 

「医療班の技術に驚かされましたよ。接着剤使えばすぐ治せるって言ってました」

 

「接着剤で治すのか……」

 

 服の袖を捲り、傷があった場所を見せると先輩は安心した顔つきになって息を吐いた。心配をかけたが、むしろこれくらいで済んでラッキーだったと思っておこう。今日は普通に風呂に入れそうだ。

 

「で、医療班のアイテムがなんだって? 傷薬の効果が即効でHP回復すんの?」

 

「塗られたのは傷薬ではなくヒールゼリーみたいなもんでしたけどね」

 

「胸に塗らなきゃ……」

 

「その話はNG」

 

 昔のTASさんは一体何をやってたんだか。久しぶりにミ=ゴミ=ゴ動画でも見てみようか……。

 

「……ん?」

 

「どうかしたのか?」

 

「いや、ミ=ゴミ=ゴ動画ってあるじゃないですか」

 

「あぁ……ん?」

 

「………」

 

「………」

 

 互いに黙って顔を青くした。俺達の訓練の相手を務めた事のある神話生物。名前を、ミ=ゴ。昔暴れていたのを捕まえて研究し、データ化することに成功したおかげで訓練の相手として戦えるようになったらしい。

 

 ……ミ=ゴミ=ゴ動画。それはあらゆる廃人や暇人の作り上げた動画を見ることの出来るサイトだ。視聴者の書いたコメントが右から左に流れていくのを読みながら動画を見ると、それはそれで面白い。

 

「……氷兎。考えるのはよそう」

 

「日本侵食されすぎじゃないですかね……」

 

「いや侵食どうこうより神話生物がサイト作り上げて普及させたことほうがやばいと思うんだけど」

 

「頭いいらしいですよ、ミ=ゴって。ミ=ゴの住んでた場所にはいろいろな機械や、人間の脳ミソの缶詰が転がっていたらしいです」

 

「デデドンッ」

 

 明らかに絶望感漂う顔をした先輩を尻目に、俺は自分と先輩の分の珈琲を作り始めた。あの医療班の人が飲んでたから無性に飲みたくて仕方がなかった。ようやく一息つけそうだ……。

 

「……そういえば、西条さんとの報告書作成はどうでした?」

 

「二度とやりたくない」

 

「俺がいつもやってることなんですがね……」

 

「本当に、申し訳ない」

 

 口では言っているものの態度は全く反省してなさそうだ。まったく仕方のない人だ……西条さんも苦労したことだろう。

 

「……まぁ、悪いことばかりでもなかった。西条とも普通に色々話せるようになったしな」

 

「なら良かったですね」

 

 出来上がった珈琲を先輩の目の前に置き、俺も椅子に腰掛けて珈琲を飲む。砂糖マシマシの甘い珈琲が喉を通っていくと、とても幸せな気分になれる。いつかガムシロップをコップいっぱいに入れて飲み干したいものだ。

 

 そんなことを考えていると、コンコンッと部屋の扉がノックされた。入っていいと告げると、部屋に入ってきたのはまさかの西条さんだった。しかめっ面で眉にシワが寄っている。これは先輩何かやらかしたな。

 

「邪魔するぞ。唯野は怪我が治ったか。ならよしと言いたいが……鈴華、お前の書いた報告書が穴だらけだったぞ」

 

「げっ……」

 

「修正する手間が増えた。もうお前には頼まん」

 

「わ、悪かったな!」

 

 全力で目を逸らしている先輩。やっぱ適当にやってやがったなこの人……。まったく、私生活のだらしなさと来たら右に出る人がいない。

 

 そのまま西条さんは椅子に座ると、眼鏡のレンズを拭き始めた。この人先輩を連れ戻しに来たとか、そういった用事じゃないのか。

 

「……あの、先輩の悪口言うためだけにここに来たんですか?」

 

「それもあるが……いやなに、飯というのは一種の娯楽だ。味を楽しまなければ損だ。ならば……旨い飯が食いたくなるのも必然的なものだろう? しかもタダだ」

 

「ここに氷兎の飯の虜になった奴がまた増えたな」

 

「そろそろ手間賃を貰っても誰も文句言わないんじゃないかと思えてきた……」

 

 西条さん用のティーカップに紅茶を注ぎ終え、西条さんの目の前に置く。すぐに彼は紅茶に口をつけ、表情を和らげた。やるべきことを終え、俺は珈琲を飲みながら夜飯の内容を考える。これから先は基本的に三人分の飯を作らなければならなそうだ。勘弁して。

 

「まぁ、飯作るにしたって時間かかるし……あっそうだ。西条の部屋でかいテレビあったよな。ゲームやろうぜ」

 

「……ゲームだと?」

 

「まさか、お前ゲームやらない系男子か……?」

 

「そういった娯楽品は思考に害があると教わっていてな」

 

「……西条、ゲーム機を持て。俺がゲームが何たるかを教えてやる」

 

「自分で持て」

 

「ノリに乗れよちくしょう」

 

 なんだか目の前で楽しそうなこと話していらっしゃるが、それ多分俺抜きの話ですよね。ゲームやってるから飯できたら呼んでってことですよね。俺は母親じゃねぇぞ。

 

 恨みを込めて先輩にメンチビームを送るが、先輩はそれを無視して据え置きのゲーム機を取り出し始めた。

 

「おし、さっさと飲み終えるんだよ西条。ゲームするぞゲーム!」

 

「紅茶くらいゆっくりと飲ませろ」

 

「紅茶とゲーム、どっちが大事なの!?」

 

「紅茶だ」

 

「もういいわ、私先に行ってるから!!」

 

 なんのキャラだかわからないが、先輩はゲームを持って西条さんの部屋へと走っていった。もういいや、あの人の夜飯にはソリッド・ソースでも使おう。人参を細かく四角に切ったやつと混ぜればわからないはずだ。

 

「……慌ただしい奴だな」

 

「底抜けの馬鹿ですので」

 

「昨日言っていた言葉と同じはずだが、暖かさの欠片もないな」

 

「手元にデスソースがあったらぶん投げてるところですよ」

 

 仕方がないので立ち上がって夜飯の支度をし始める。西条さんも紅茶を飲み終わったのか、コトリッとカップを置いて立ち上がった。

 

「……紅茶、なかなか悪くなかったぞ」

 

「珈琲と比べたらまだまだですしね。もっと上達しておきますよ」

 

「楽しみにしておくとしよう」

 

 ニヤリッと笑った西条さんは、部屋から出て行ってしまった。西条さんの笑い方ってなんかもう怖いんだが。あの人は自分がインテリヤクザみたいな外見してることをわかっているのだろうか。

 

 ……なんだか身体がまだ疲れている。夜飯を食ったら風呂に入ってさっさと寝てしまおう。俺は脳内で先輩を苦しめるシュミレーションを繰り返しながら、料理の手を進めていった。

 

 

 

 

 

To be continued……




疲れてるんだか文章がうまく書けない

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