死神と呼ばれた一人の侍がいた。長い鎌と数本の刀を持った侍。鎌の色は白銀に輝いていた。宇宙から来た天人と戦い続けた侍だ。白夜叉とも並んで称されている。これを第二次攘夷戦争と呼ばれている。
水色の髪をした青年が町を歩いていた。瞳の色は赤と青のオッドアイ。彼の名前は
「邪魔するぞ~」
銀髪の天然パーマの青年がまだ開店前に入ってきた。彼は
「良いんですか!?銀さん!?僕達お金無いですよ!?」
眼鏡の少年が突っ込みを入れていた。彼は
「良いんだよ」
「本当にただで食べれるアルか?」
銀時が鼻をほじりながらそう言った。チャイナ服の少女が首をかしげながら聞いてきた。彼女は
「言い分けねーだろ!アホが!?」
紅はそう言って鎌で銀時の頭にさした。血が思い切り出た。紅は何事なく抜いた。
「え!?何この人!いきなり銀さんの頭を鎌でブッ刺したんですけど!?って言うかどこから出したの!?その鎌!」
新八が突っ込みを入れた。紅は溜め息をついて反対方向に向きカウンター席に案内して座るのを見て言った。
「銀、コイツらはお前のところのバイトか?」
「まぁそんな感じだ。お前の姉と妹はどうしたんだ?」
「聖姉と春の事か?今買い出しに行ってるよ」
この店はそもそも
「ってことはまだ開店前か?」
「ああ、開店するのは昼からだぞ!」
忘れたのか?っていう目で見ていた。銀時は気にしていない。新八が代わりに頭を下げてきた。
「あの、すみません!開店前に押し掛けてしまって」
「別に気にすることではないよ。ただ、銀が来るのはお金がピンチなと気だけだがな」
「本当にすみません!」
「まぁ良いんだけどね···自己紹介と食事どっちが先がいいかな?」
「「食事!」」
銀時と神楽が遠慮なく答えた。今作れるメニューを見せた。そこには色んな料理があった。
「何にする?」
「このビーフシュチューと牛丼アルね。ご飯は大盛り!」
「じゃあ俺はこのオムライスと牛丼」
「あんたらちょっとは遠慮しろ!?せめて一つにしろ!」