インフィニット・ストラトス the Nightmare   作:焔鬼

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第3話

一夏が亡国機業を潰す為の旅に出てから2か月がたった。

 

「食料は・・・、あった!」

 

一夏は今潰した亡国企業の研究所の食料庫で缶詰や日持ちするものをあさり、ナイトメアの拡張領域にしまっていく。一夏は基本ナイトメアによる移動をせずに自分の足で亡国機業の支部や研究所を潰す旅をしていた。そして一夏が今いるのはヨーロッパ地方にある亡国機業の研究所であり、寝泊まりも潰した亡国機業の関連施設でしていたが、一夏は食料をあさり終えると今度は使えそうな物や技術をあさり始めたが

 

「これはナノマシンによる身体能力強化・・・、まだ施設の動力も生きているし、この先必要になるかも知れんからやるか・・・」

 

一夏はISの開発者である篠ノ之束には及ばないが知識型の人外だった為、身体能力は殆ど一般人と同じだった。その為、一夏はたまたま見つけたこのナノマシンによる人体改造をする事に決め、ナノマシンを自分に打ち込む事にしたが一夏がナノマシンを自分の体に打ち込んだ瞬間、一夏は激しい激痛にみまわれ、髪の色素は抜け落ち一夏は痛みでそのまま気絶した。

 

 

 

一夏が目覚めたのはそれから2日後だった。目覚めた一夏側にあったガラスに写った自分を見て言葉失った。なぜなら髪の色が白になっていたからだ。そんな時メアは一夏を心配して話しかけてきた

 

『一夏さん、大丈夫ですか?』

 

「心配かけてすまんメア、でも大丈夫だ!」

 

『無茶をしないでください!一夏さんが死んだら私は・・・』

 

と一夏は自分のISに叱られる事になったが、ふっと一冊の資料が目についた

 

「身体能力強化用ナノマシン 実験体名簿?」

 

とりあえず一夏はその資料を読んでいくと一人の名前があり、その部分を読み始めた

 

〔10月×日 被験体No.568織斑麻都佳、ナノマシンに適応、後日被験者No.568をロシアモスクワ支部に移送する〕

 

「まじか、麻都佳が生きてる、移送されたのもつい最近じゃないか・・・・メア!」

 

『はい!』

 

「ヨーロッパの施設潰しは後にする!」

 

『何か見つけたのですか?』

 

「大切な人がロシアにある亡国機業の施設に捕まってる!」

 

『わかりました。後、一夏さんの身体能力が上がったので再度フィッティングをさせてください!』

 

「フィッティングしないと駄目なのか?」

 

『はい、前までの一夏さんの身体能力は一般人と同じでしたが身体能力強化に成功したため、今の一夏さんの身体能力にあうようにフィッティングしないと事故に繋がります。』

 

「わかった、どのぐらいでできる。」

 

『10分もあれば可能です!』

 

そして10分後、フィッティングが終わった一夏はナイトメアを展開、ゲイルブースターを装備してロシアモスクワ支部に向かったのだった。

 

 

 

 


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