東方流星録   作:黒猫( 'ω')

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第二章 【進んだ先に広がるのは】

―妖魔の森上空―

「で、どこなのよ。この異変の首謀者(笑)さんは。」

「ん?あぁ、三箇所候補があるんよ。」

「?それってどう言う意味だ?」

魔理沙の疑問詞の返答。霊夢も頭の上に?が乗ってる。

「あんな物凄い流星群を上げるなら、高い所からがいいと思うんだ。で、その候補が三箇所ある。」

「三箇所で3人・・・別れて行ったほうが手間とか省けて良さそうね。それで、どこなのよ」

「天界、妖怪の山、星空の花畑の三箇所だよ。で、いちばん怪しいのは星空の花畑。」

「何でなんだ?」

(いや、分かるだろ普通)

「考えても見なさいよ。昨夜降ったのは流星群、だから星が関係するところになるでしょ?」

「正解。それじゃあ行くか・・・。魔理沙頼んだ!」

「(`・ω・´)オウ!だが、その前に村雨、これを食え。」

それは、The毒キノコ感満載の怪しいキノコ。

「何これ?毒キノコ感満載だねぇ。食べたら突然変異するの?」

「しねぇよ!何でそうなるんだよ!いいから食え!」

魔理沙に思いっきりキノコに口の中に突っ込まれた。不味い・・・苦い・・・。ひっでぇ味・・・

「何すんのさ!私を殺す気か!って霊夢?どしたの?」

霊夢がポカーンってなってる・・・なんで?

「アンタ・・・下見てみなさい。」

「なんで下み・・・ファッ!?なんで!?」

そう、私の下は箒の柄じゃない・・・鬱蒼と茂る妖魔の森・・・何故か飛んでる

「ど・・・どゆこと・・・?」

魔理沙は愉快そうに笑いながら答えた

「さっきお前に食わしたのはトビキノコ。名前の通り、空を飛べるキノコだ。」

「そういうのは先に言え!」

「まぁ、飛べるようになったのはいいことじゃない。それじゃあ、行くわよ、星空の花畑へ」

 

ー設楽の雪原ー

「星空の花畑まであと少し・・・それにしても寒いな〜。あれ?チルノ?」

高所なほど寒い為、低空飛行しながら進んでたら、何故か倒れているチルノに会った。

「おーい、チルノ〜起きろ〜寝たら死ぬぞ〜。」

「魔理沙・・・チルノは氷精だから違う気が・・・」

「・・・スル・・・」

「チルノ?」

「!?魔理沙、村雨!チルノから離れて!」

「「え?」」

「オ前達ヲ排除スル・・・」

チルノは操られてるみたいだ。片言だからわかり易い

「皆ノ者・・・カカレ!」

チルノの号令と共に現れたのは、アリス、妖夢、こいし、パチュリー、諏訪子。

「これはまたすごいメンツだことで・・・」

「あれ?なんかみんな所々凍ってるね」

「あ、ホント。ってことはあの氷を取ればみんな元に戻るかもしれないわね」

「そう言えば、私これが初めての弾幕ごっこだわ。よし、いっちょ派手にやりますか!(ニヤリ)」

「話ハ済ンダカ?」

全然来ないと思ってたらそういうことか

「もう済んだし、いいよ。かかっておいで。村雨、参る!」

操られた人達みんな救えるように頑張ろう!


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