―妖魔の森上空―
「で、どこなのよ。この異変の首謀者(笑)さんは。」
「ん?あぁ、三箇所候補があるんよ。」
「?それってどう言う意味だ?」
魔理沙の疑問詞の返答。霊夢も頭の上に?が乗ってる。
「あんな物凄い流星群を上げるなら、高い所からがいいと思うんだ。で、その候補が三箇所ある。」
「三箇所で3人・・・別れて行ったほうが手間とか省けて良さそうね。それで、どこなのよ」
「天界、妖怪の山、星空の花畑の三箇所だよ。で、いちばん怪しいのは星空の花畑。」
「何でなんだ?」
(いや、分かるだろ普通)
「考えても見なさいよ。昨夜降ったのは流星群、だから星が関係するところになるでしょ?」
「正解。それじゃあ行くか・・・。魔理沙頼んだ!」
「(`・ω・´)オウ!だが、その前に村雨、これを食え。」
それは、The毒キノコ感満載の怪しいキノコ。
「何これ?毒キノコ感満載だねぇ。食べたら突然変異するの?」
「しねぇよ!何でそうなるんだよ!いいから食え!」
魔理沙に思いっきりキノコに口の中に突っ込まれた。不味い・・・苦い・・・。ひっでぇ味・・・
「何すんのさ!私を殺す気か!って霊夢?どしたの?」
霊夢がポカーンってなってる・・・なんで?
「アンタ・・・下見てみなさい。」
「なんで下み・・・ファッ!?なんで!?」
そう、私の下は箒の柄じゃない・・・鬱蒼と茂る妖魔の森・・・何故か飛んでる
「ど・・・どゆこと・・・?」
魔理沙は愉快そうに笑いながら答えた
「さっきお前に食わしたのはトビキノコ。名前の通り、空を飛べるキノコだ。」
「そういうのは先に言え!」
「まぁ、飛べるようになったのはいいことじゃない。それじゃあ、行くわよ、星空の花畑へ」
ー設楽の雪原ー
「星空の花畑まであと少し・・・それにしても寒いな〜。あれ?チルノ?」
高所なほど寒い為、低空飛行しながら進んでたら、何故か倒れているチルノに会った。
「おーい、チルノ〜起きろ〜寝たら死ぬぞ〜。」
「魔理沙・・・チルノは氷精だから違う気が・・・」
「・・・スル・・・」
「チルノ?」
「!?魔理沙、村雨!チルノから離れて!」
「「え?」」
「オ前達ヲ排除スル・・・」
チルノは操られてるみたいだ。片言だからわかり易い
「皆ノ者・・・カカレ!」
チルノの号令と共に現れたのは、アリス、妖夢、こいし、パチュリー、諏訪子。
「これはまたすごいメンツだことで・・・」
「あれ?なんかみんな所々凍ってるね」
「あ、ホント。ってことはあの氷を取ればみんな元に戻るかもしれないわね」
「そう言えば、私これが初めての弾幕ごっこだわ。よし、いっちょ派手にやりますか!(ニヤリ)」
「話ハ済ンダカ?」
全然来ないと思ってたらそういうことか
「もう済んだし、いいよ。かかっておいで。村雨、参る!」
操られた人達みんな救えるように頑張ろう!