やはり俺の海賊王への道は間違っていない…多分   作:喜多悠星

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アンチは念のためです


プロローグ

 富・名声・力かつてこの世のすべてを手に入れた男

 

 海賊王【ゴールド・ロジャー】

 

 彼の死に際にはなった一言は

 

 全世界の人を海へ駆り立てた

 

 『俺の財宝?ほしけりゃくれてやるぜ?探せしてみろこの世の全てをそこに置いてきた』

 

 世はーー大海賊時代を迎える

 

 

 

「…き…君!ひき………ヒキガヤ君!起きなさい!」

 女の声が耳に響く。そしてゆっくりと意識が覚醒していき目を覚ます。

「おはよう、ユキノシタ」

 一先ず俺を起こしてくれた彼女に挨拶をする。

 俺の名はヒキガヤ・ハチマン悪魔の実【ゲンゲンの実】を食べた幻人間。そこの黒髪ロングの彼女はユキノシタ・ユキノ【コトコトの実】を食べた言の葉人間。

「あっ、ヒッキーやっと起きた?ユキノン?」

「えぇ起きたわ」

 んであの赤みがかった茶髪の少女はユイガハマ・ユイ悪魔の実の能力は持っていないが武装色の覇気に関してはかなりの才能を持っている。ちなみに俺は見聞色、ユキノシタも見聞色を得意としているがユキノシタの場合はあの覇王色を持っている。

「ふぅ。やっと起きた、ヒキガヤ、君は相変わらず寝起きが悪いね」

「うっせ。馬鹿」

「少なくともこんな時間まで寝てる君には言われたくないな」

 こいつはハヤマ・ハヤト。なんというか俺のライバルみたいなもんだ。んでこいつは大業物の刀を2本拵えている。名前は1つが【朝凪】もう1つが【夕凪】つー名前らしい。しかもこいつは何故かこの2本の刀に別々の悪魔の実を食べさしている朝凪は【ネツネツの実】夕凪は【ヒヤヒヤの実】とかなりのチート性能だ。どうやってこんな刀を手に入れたかハヤマに聞くと、秘密だそうだ。まぁ何でもいいんだがな。

「せんちょーう早く起きて…もう起きてましたか。って皆さん勢揃いですね」

 彼女はイッシキ・イロハ。こいつも悪魔の実の能力は持っていないが見聞色、武装色のバランスがこの中で一番よく最高のアシストが出来るまぁサポート要因だ。

 あとなんで俺が船長と呼ばれたかは分かる通り俺達が海賊で俺がこの船の船長だからだ。5人しかいない小さな海賊団だが結構名が通ってるとは自負している。

「そんなことはどうでもよくてこれ見てください!遂に全員の首に懸賞金が掛かりましたよ!」

 イッシキの見せた新聞には確かに俺ら全員に懸賞金が掛けられていた。高い順に

 

 幻影のヒキガヤ・ハチマン

 懸賞金 3億5000万ベリー

 

 星剣のハヤマ・ハヤト

 懸賞金 1億2000万ベリー

 

 言明のユキノシタ・ユキノ

 猛獣のユイガハマ・ユイ

 同じく懸賞金 8000万ベリー

 

 錯乱のイッシキ・イロハ

 懸賞金 4000万ベリー

 

    以上ヒユハユイ海賊団合計6億7000万ベリー

 

「あのさ」

「待って言いたいことは分かるから」

「うん…」

「やっぱり」

「「「「やっぱりユイガハマ〈ユイ〉(さん)に名前決めされるんじゃなかった……」」」」

「皆酷い!」

 バッチリユイガハマ以外全員とハモったが…だって事実だろ?ただただ全員の名前の最初の1文字をつなげただけじゃん!馬鹿なんだろ!

 そしてみんなで飯を食いながらぎゃあぎゃあしていると。

 ドーン

と地響きがしそうなほどの音がなった。…海だけどね。

「船長。海軍です。面倒いのでちゃっちゃとやっちゃってください」

 イッシキが俺に言う、もっと言葉遣いに気をつけなさい!ほんとにもうはぁー行くか。

「げっ!まじでいんじゃん。めんどいけどまぁいいか」

 そして月歩と剃を使い海軍の船の近くまで行く。

「き、来たぞ!撃てー!」

 先に仕掛けてきたのは海軍だった。相手1人なのに卑怯じゃない?まぁいいや。やることは変わんないし。

思い出の幻(メモリーズシャウト)

 バタバタと、倒れていく海軍を横目に俺は船へと帰った。




八幡の能力の説明
【ゲンゲンの実】を食べた幻人間
 相手に幻を見せて操ったり気絶させたりする能力

思い出の幻(メモリーズシャウト)
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