この素晴らしい世界でゆんゆんのヒモになります   作:ひびのん

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第十二話

「お、おはよう……」

「ひゃいっ!! お、おはようございます……え、えと、ショウくん……」

 

 アルカンレティアの高級宿の、最も広くて贅沢な部屋で、お互いに目を合わせられなかった。

 ……まさか同じ部屋をあてがわれるなんて思わないって。

 ああっ。初めて女の子と、一つ屋根の下でお泊まりしてしまった。

 ゆんゆんも、ゆんゆんだ。こんなに恥ずかしがるならやめとけばいいのに。「パーティーメンバーだからこのくらい当然です」と譲らなかったので、こっちも本音は大歓迎だったので受け入れた。 さすがに着替えは見れなかったし、一緒にお風呂に入ったわけでもないけどさ。

 でもこうして、寝癖がついたままの素の髪型と、パジャマ姿が拝めているので、女神アクアへの信仰心が少し増した。

 ありがとうアクア様。ナムナム。

 

「と、ところで今日はどうしよっか。宿代は無料でいいと言ってくれてはいるけど、わたし、申し訳ないなって思うんだけど」

「急いでアクセルに帰る用事もないけど、事件が解決するまで、アクシズ教団の人に甘えて街に居続けるっていうのもなんだかなぁ……」

 

 ゆんゆんには甘えっぱなしなのだが、それは言いっこなしだ。

 どちらにしろアクセルには帰らないと。あの街にはずいぶん馴染み、親しんだ、冒険者ギルドがある。カズマのパーティーもきっと帰りたがっているにちがい無い。

 

「それなら、この辺りでレベル上げしない? アクセルよりも強いモンスターがいそうだし、きっとレベルもいっぱい上がると思うの!」

「おおっ、そうしてくれると助かるよ。でもとりあえず朝は教会の様子を見に行ってみないか。ゆんゆんも、心配してるだろ。アクアはともかく、めぐみんとか、カズマとダクネスも」

「そうだね……昨日はみんな大変だったもんね。待ってて、準備してくるね!」

 

 とてて、とお風呂場の方に行って、いろいろと朝の用意を整えにいった。

 窓を開けて外を覗くと、街は昨日と全く変わらない活気に包まれていた。騒ぎがあったとは思えない穏やかな早朝にほっこりしていると、数人のアクシズ教徒の人が目に付いた。

 旅人に群がって「こちらにサインして下さるだけでいいんです!!」と、紙とペンを押し付けようとしているのだと気づいてしまって、そっと窓を閉じる。何も見てなかったことにした。

 

「お待たせショウくんっ! ……どうしたの、そんな引きつった顔して?」

「何でもない。うん、この街は凄いなって思っただけだから、あんまり気にしないで。何も見てないから」

「?」

 

 凄まじく外に出たくない気持ちが強くなったが、そういうわけにもいかない。

 

 冒険の用意を整えて街へくりだした。

 前に立ってくれるゆんゆん。胸にアクシズ教のペンダントをつけているおかげだろう。街の人たちからニコニコと歓迎の視線を浴びて、幸せそうに鼻歌なんて歌っちゃっている。昨日の凄まじい勧誘のことはすっかり忘れてしまったみたいだ。

 そう、アクシズ教徒であれば、この街はとても住みやすい場所なのだ。

 

「あらぁ~そこのあなたっ! 一人旅? 大変でしょー! 服も汚れてるわ。そんなあなたに、とっておきのアイテムがあ・る・のっ!」

「ヒッ! な、なんですかあなたは! は、離れろおおおおお!!」

 

 遠くで新しい旅人が、洗剤のカゴを持ったおばさんに絡まれているのを見ないふりをした。

 うん。アクシズ教徒なら住みやすいのだ。

 アクシズ教徒なら。

 

 

 

「ああ二人とも、おはよう。そっちはどんな調子だった?」

「おう。アクシズ教の教会に泊まるなんて言いだされるもんだから、一時はどうなることかと思ったけどさ。女神というわけあって、かなりいい扱いだよ。アクシズ教団じゃなかったら完璧だったな」

「カズマ。そんなことより早くこの街から出ましょう。一刻も早くそうするべきです。大変なことになる前に、今すぐにでも行きましょう」

「いや! 私はこの問題が解決するまで、この街を離れるべきではないと思う!!」

 

 そう主張するダクネスの肌は、まるで女神アクアの加護を受けたかの如く艶々に輝いていた。

 めぐみんは目に隈ができ、疲れを溜め込んでいる様子。

 

「アクアは? 一緒じゃないのか」

「アクアのやつなら、昨日運ばれてきた女の子と話してるよ。親御さん、まだ見つかってないんだってさ。部屋にいるし様子を見に行ってみるか?」

「そうだね。あ、あれ。めぐみん? ねえ、なんでダクネスさんの後ろに隠れちゃうの?」

「あ、あわわわ……」

「ゆんゆん、そのペンダント、めぐみんの前では外したほうがいいかも」

 

 つけっぱなしのまま忘れていたらしい。アクシズ教団の紋章を懐にしまったゆんゆんが自らの親友をなんとか宥めている間に、アクアの部屋を訪ねた。

 コンコン。

 

「アクアー、入るぞ」

 

 カズマを先頭にぞろぞろ中に入っていく。

 贅沢とまで言わないが、宿屋と同じような内装の小部屋であった。

 そのベッドの上で幼女が泣きじゃくっており、それを「あーよしよし」と、頑張ってあやしている。カズマがドン引きした。

 

「お前、子供を泣かせるとか、一体何をしたんだ……」

「ちっ違うわよ!! 私のせいじゃないから! この子が目を覚ましたとたん泣きだしちゃって……本当よ! 何もしてないからねっ!?」

 

 アクアは必死に説得するが、どうだか、と言わんばかりに疑惑の眼差しである。

 ダクネスがそっと視線を下げて女の子の前に出た。

 

「そこの子。昨日は魔物の毒など受けてとても辛かっただろう。よければ、お姉さんにいろいろと教えてくれないか?」

「うぅっ、えぐっ。ぐっ、お兄ちゃあああん……ごわかったよおぉぉ!!」

「えっ? うおわっ!!」

 

 アクアの側から、ダクネスをすり抜け。

 えっ、お前カズマのほうに行くの!?

 まるでアクアの側にいるのが辛いとでも言わんばかりに、幼女はカズマの胸に弾けるように飛び込んだ。ばふっ、とうまく受け止めた。

 華奢な身体がかなり震えている。ぽんぽん、と背中を叩きながらジト目をアクアに向ける。

 

「アクア……お前……」

「ほ、本当ですから! 本当に何にもしてませんから!! うわぁぁぁっ、お願いじんじでよぉ、カズマさぁぁん!! あやすために渾身の『花鳥風月』も披露したのにぜんぜん泣き止んでぐれないのお"お"お"!」

「ううぅっ、お、お兄ちゃん、怖かったよぉ……」

「おお、よしよしかわいそうに。あの青いお姉ちゃんにいじめられたんだねー」

「うぁぁ、何もしてないってばあああぁぁ!!」

 

 しばらく二人がワンワン泣き止むのを待っていると、幼女のほうが先に話せる状態になったらしい。

 カズマが優しく頭を撫で続けている、その横で、ダクネスがもう一度同じ視線に屈んだ。

 

「なあ、君。どこから来たんだ? 名前は?」

「わ、わたしヨハネス……」

「ヨハネスというのか、よい名前だ。どこから来たのか言えるか?」

「…………」

 

 ふるふる、首を横に振った。

 ダクネスが「この街の子か?」「お父さんかお母さんは?」「昨日連れてきたプリーストの人は知り合いか?」などと身元を丁寧に聞いていくが、一度も首を縦に振らなかった。この場の全員が顔を見合わせる。どうやら厄介なことになったらしい。ちなみにアクアは思いの外ダメージが大きかったのか、まだちょっと泣きじゃくってた。

 

「困ったな。どこから来たかが分からなければ……家に帰してやることができないぞ」

「こういうときは、街の人に相談するべきでしょう。私たちではどうすることもできません……」

「そうだな。ひとまずアクシズ教団の人に相談してから……」

「すっ捨てないでお兄ちゃん!!」

 

 カズマにぎゅうとしがみついて、見上げる。綺麗な白髪を持った美幼女の純粋なキラキラした幼い瞳。愛くるしくも、憐れみを喚起させる上目遣い。ぐはっ、とカズマが爆発した。

 

「お、おいカズマ大丈夫か? 鼻血出てるぞ?」

「だ、大丈夫だ……問題ない」

「お兄ちゃんっ、捨てないで。わたしを捨てないで! 何でもしますから!!」

「うん大丈夫だよ。お兄ちゃんが悪いアークプリーストのお姉ちゃんから守ってあげますからね」

「……ロリニートのくせに! ロリニートのくせにっ!!」

 

 カズマは満更でもなさそうだったが、アクアがドン引きしてぼそりと呟いた。

 しがみついて「捨てないで!」と何が何でも離すまいとがくがく揺さぶるさまに、カズマの仲間たちは、とうとう困り果ててしまう。

 カズマが困ったように俺を見たけど、俺だってどうしていいかわからんって。警察に行くしかないだろ。

 この場の全員が一時的に滞在しているだけの初心者冒険者だ。どうすることもできない。

 

「なあ。君のことを俺はよく知らないけどさ。君はお家に帰らなきゃいけない、わかるだろ?」

「う、ううっ……わたし、生まれてからずっと森で一人ぼっちだったの……」

「お父さんやお母さんは?」

「いないの。みんな、わたしが嫌いだって追ってくるの。ずっと、一人でいたの。ねえ格好いいお兄ちゃん、手を離さないでね? ぜったい、ぜったいだからね!」

「か、格好いいって……なんなのよこの子」

「どうするカズマ。こんな幼い子を置いて、私たちだけアクセルに帰るなど……」

「そうだな……ごめん、ゆんゆん。本来ならすぐにクエストを終わらせて帰れるはずだったんだけど」

 

 何か他のことを考えていたらしい。俯いて考え込んでいたが、ふと、我を取り戻した。

 

「へっ? ううんっ!! わっ私は全然いいの! 泊まる場所も提供してもらってるし、も、戻ってもどうせ……用事も、知り合いもいないから……」

「そ、そうか……なんかごめんな?」

 

 徐々に言葉尻がしぼんでいった……この傷だらけの白髪の子とは別な方向で、憐れを感じたのかもしれない。

 すると後ろのドアから、控えていたアクシズ教団の人が入ってくる。途端にアクアがキリッとした表情になったが、ちょっと涙のあとが残っていた。

 

「こちらの子は当面アクシズ教で面倒をみることにしましょう」

「お気遣い感謝する。ところでこの子の親の調査はどうなっているのだ?」

 

 と、ダクネスが聞いたが全くそちらのほうを見ずに、教団の人はアクアに頭を下げた。

 

「このまま親元が見つからなければ、正規の手続きを踏んで街の預かりにさせますので。どうかご安心ください」

「……ダクネス、そう顔を真っ赤にしないでください。魔王軍に襲われてるかもしれないという話についてはどうなりました?」

「現状では、まだ……ですが過去の例から踏まえますと、その可能性は極めて高いとアルカンレティアの学者が言っておりました」

 

 カズマは露骨に嫌そうな顔をするのとは逆に、めぐみんは目を輝かせた。

 

「ま、魔王軍なんて……そ、そんな凄いのが来てるの……?」

「本当に魔王軍に襲われているとなれば、我々冒険者としては放っておけない事態ですよカズマ!」

「そうよっ!! この街が魔王軍に滅ぼされちゃったら、私の可愛い子たちは行き場を失ってしまうの!! カズマさん、この事件、ぜったい私たちで解決してみせるわよ!」

「……すみません。ほんの少しだけですが、アクセルに帰ったほうがいい気がしてきました」

「俺も俺も」

「ちょっ、めぐみん、カズマさん!? 見捨てないで、私の可愛い子たちを見捨てないでよおぉ、願いだからああぁぁぁ!!」

「め、めぐみんの言う通りだよ! 冒険者として、放っておけない! わたし、この街に残る!」

「ゆ、ゆんゆんーーーっ!!」

 

 ゆんゆんが可愛らしい声で力強く宣言すると、アクアはすぐに機嫌を直し「あなただけが頼りだから! お、お願いね!! 本当にお願いね?」とがっちり握手されていた。しかし、そうすると徐々に自信なさげな顔になっていった。きっと頼られ慣れていないのだ。

 調子を取り戻したアクアがやる気満々にカズマのパーティーを鼓舞しはじめたあたりで、ゆんゆんが俺の耳元にこそこそと言った。

 

「あのね、ショウくんにこんなこと頼むのは気が引けるんだけど……わたしと一緒に、残ってくれないかな……お、お願い……」

「お、おう……もちろん」

 

 ぎゅ、と俺の手を握った。残らない選択肢は木っ端微塵に消え失せた。たまらん。

 カズマのパーティーも納得したらしい。

 一通り落ち着いたあと、アクアがゆんゆんにありがとう、と手を握ってなんどもブンブン振り回す。

 どうやら、俺たちはこの魔王軍騒動が解決するまで、アクセルには帰れないらしい。

 

 

 

 

 

「ええっ。それじゃあヨハネスは、ずっと一人だったのか?」

「うん……村にいても友達は誰もいなかったし、大人のひともお話してくれなかったの」

 

 すでに回復しきった様子のヨハネスは、美味しそうにご飯を頬張った。

 話を聞いてみると、かなり過酷な境遇で生きてきたらしいことがわかった。村では何かが原因で嫌われていたらしい。体の傷や血の滲んだ包帯は、そのためのものだという。

 気を利かせたダクネスが包帯を取り替えてあげようというと、なぜか彼女はとても嫌がって、胸板に顔を隠した。カズマは慈愛の表情でそれを受け入れた。ロリニートめ。

 

「なぜ、そんな風になったのだ?」

「……わかんない。でも、それでね。村を放り出されて。怖いひとに攫われて売られそうになったところを、綺麗なお姉ちゃんに助けてもらったんだ」

「そうか。つらい思いをしたのだな……私たちがいるからには、もう大丈夫だからな」

「けどそうなると、言っていたプリーストの人もそんなにあてにできないって訳か……」

 

 生まれの村に関する手掛かりは、どんなに聞いても出てこなかった。

 だが話の内容から察するに、村が見つかってもそのまま返すというわけにもいかない。痛々しく巻かれた包帯や、傷や、ボロボロの服は、モンスターにやられたものではないだろうから。

 どうすべきか、後で相談する必要があるだろう。

 

「……それにしてもカズマにそこまで懐くとはな。一体どういうことだろう」

「こっちに来てもいいんですよヨハネス。その男は、私たちをカエルの液でヌルヌルにさせるのが趣味の変態冒険者なんですよー」

「おい人聞きの悪いことを言うな! それはお前が一発撃ったあとぶっ倒れるのがすべての原因だろうが。ねーヨハネス、あんな紅魔族のロリッ子の言葉なんて信じちゃダメだからね?」

「うん! カズマを信じる!」

「な、なんということでしょう……この世の終わりです」

 

 カズマの膝の上で、くるりと振り返って笑顔。めぐみんが大ショックを受けて、沈没。ダクネスだけは二人に生暖かい視線を向けていたが、アクアはすっかり胡散臭いものを見る目に変わっていた。

 

「ねえショウ。あんな可愛い子がこの私をさしおいて、いきなりロリニートに懐くなんて、おかしいと思いません? もしかしてカズマさん洗脳系の魔法でも覚えたんじゃない?」

「いや、いくらなんでもそんな……あ、エリス教の子とかじゃないのか? だからアクシズ教を怖がるんだ。てかアクア、あの子に本当に何もしてないんだろうな……」

「してないってばっ!! むしろ、なんとか泣き止ませようと、泣く子も笑う超秘蔵の宴会芸”機動要塞デストロイヤー”まで披露したんですからね!?」

「な、なんだそれ。ちょっと気になる……」

 

 俺も気になる。なんだその格好よさそうな名前の芸。

 冒険者ギルドでは、魂の命ずる時に〜〜とか言って、ぜったい自分から披露しなかったのに。

 

「しかし、ヨハネス。あなたも大変だったんですね。安心してください、ここにあなたと同じ、村でぼっちで過ごしてたアークウィザードのお姉ちゃんがいますから」

「ほんと? お姉ちゃんもおんなじなの?」

「煽るな煽るな……あれ、ゆんゆん?」

 

 と、めぐみんがゆんゆんを指差す……しかし俯いたまま、まるで聞こえなかったみたいだ。お、おや? と指差したまま首を横に傾けた。

 つんつんと肩をつついて、やっと自分が話の輪に入っていることに気づいてくれた。

 

「ゆんゆん? どうした。考え事か?」

「えっ……? あ、いえ。すみません。え、えっと……何の話ですか?」

「あっ! 胸のおっきなお姉ちゃん! その赤い目、お姉ちゃん紅魔族のひとなんだ! かっこいい! ね、わたしにもお名前教えて!!」

「え、えっ、あっ、その……わ、わが……わが名は……」

「ダメだぞーヨハネス、迷惑かけちゃ。おとなしくして。ほら、ちゃんとご飯食べて」

 

 カズマがスプーンを口に放り込んで、もぐもぐ。食べさせて静かにさせる。まるで母親が娘をあやしてるみたいだ。

 あんなに庇護欲をそそられてるのも無理はない。満たされたような顔しやがって。

 

「ところで、この後の予定はどうしましょう。ゆんゆんのパーティーは狩りに出るようですが」

「俺たちは……今日のところは待機だな。アクアを連れて街の外に出るわけにもいかないし、この子を置いてけないし」

「そうだな。買い出しがあれば、私とめぐみんで行くことにしよう。今日は冒険者稼業は休みだな」

「……やむを得ませんね。ではダクネス、後で街の外まで出かけるのに付き合ってください。こんな狭い部屋に引きこもっていては一日一爆裂がこなせません」 

「こんなときでも日課は欠かさないのなお前。迷惑かからないところでやれよ?」

 

 わいわいと今日の予定を立て始めたカズマのパーティ。

 楽しそうだなあ、とその光景を眺めながら食事を進めていると、腕をつんつん突かれる。

 ゆんゆんがかつてないほど神妙な顔で、こっそりと耳を近づけるようジェスチャーしてた。

 

「ゆんゆん、どうした?」

「あ、あのね……あとで外に出たら聞いてほしいことがあるの。いいかな?」

 

 

 


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