幻想郷に守り神がいた!?   作:たみやん

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どうも作者です。
MHWたのちいいいい!
小説もがんばります!
では、本編へどうぞ。


第11話 予感

「さあ、外へ出るわよ」

 

「わかりましたよ...」

 

私は渋々咲夜さんの後ろについていく。

 

外へ出ると美鈴さんが大きな傘をさしていてレミリアさんと一緒にいた。

レミリアさんは私を見て優しい笑みを浮かべた。

 

「蓮ー!がんばれよー!」

 

美鈴さんは大きく手を振っている。

私も大きく手を振った。

 

「勝負は妖夢の時とおなじでいいわね?」

「はい」

 

そして、私と咲夜さんは距離をとった。

美鈴さんの「始め!」の合図で勝負が始まる。

 

私は一気に距離を詰めて、右肩にみねうちを入れようとしたが、

すでに見切られかわされた。

かわされた後も追い打ちをするが、すべてかわされる。

 

「さすがですね!」

 

「あんたも大分わかってきてるわね!」

 

位置確認のために咲夜さんから一瞬だけ目を離したすきに

 

「な!?」

 

既に背後を取られた。

 

ナイフを持って思いっきり降り下げてくる。

私は左手のほうの剣でそれを防ぐ。

そして、一旦距離をとる。

 

「みねうちですよね?殺す気ですか?」

 

「何言ってんの、私は常に本気でやるのよ?」

 

咲夜さんはそのまま距離を詰めてくる

 

「ルールは!?」

 

投げてくるナイフを全て叩き落し、咲夜さんをかわし、背後に回転しながら回り込む。

 

「とった!」

 

瞬間、咲夜さんが目の前から消えた。

ハッと後ろを振り向くと咲夜さんがそこにいた。

当然防げるわけもなく、私はその場で倒れてしまった。

 

 

side咲夜

 

昔の蓮とは全く違い、やはり強くなっている。

今日の戦いで蓮はどのようなことを重点的に修行してきたかがわかった。

スピードがかなりあった。おそらくスピードに頼って今までやってきたのだろう。

 

「少し考え方を変えたほうがいいわね」

 

「見事よ。咲夜」

 

私はお嬢様に一礼して蓮に背を向けた。

瞬間、後ろからとんでもない霊力を感じる。

 

「咲夜さん!」

 

後ろを振り向く間もなく、私は霊力の波に吹き飛ばされた。

 

「...」

 

視界を安定させて、蓮を見ると。蓮は何も喋らず、突っ立ったまま。

 

「咲夜!今蓮に近づいてはだめ!死ぬわよ!」

 

私はすぐに距離を置いて、様子を見た。

蓮の足元には霊力の波ができていて、距離をとっているにも関わらず、オーラか何かで

体がすくんで動けない。

瞬間、隙間が開き、霊夢と紫が出てきた。

 

「すごい霊力が出現したと思ったら」

「やっぱり蓮だったのね」

 

霊夢と紫は結界を張り、戦闘態勢に入った。

 

「咲夜は加勢してちょうだい!」

 

「私はパチェ呼んでくるわ」

 

「もういるわよ。これだけの霊力だったら普通の人間にもわかるわよ」

 

「全員蓮を気絶させることだけ考えて!開始!」

 

 




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