ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか ベル ザ ストーリー 作:時月闇
「おー、これがワシの孫か!」
「そうだよ、名前はねベルクラネルだよ父さん」
「ワシに孫がウワーン」
「父さん泣き過ぎだよ〜」
「そうだよみっともない!」
「泣かずにいられずにいられないよ『ヘラリス』ウワーン」
「だからうるさいよ『ゼウスト』」
「そうだこのベルに何かあげなければな!」
「何しようかね〜?」
「そうだ!ワシラの恩恵を与えるのはどうじゃ?」
「無理よ。恩恵はファミリアの証、一つだけしか刻めないわよ」
「そうじゃなー?そうだいいことを思いついた!」
「なんなのさ?」
「加護くらいは与えられるじゃろ?それをベルに与えるのはどうじゃ?」
「そうね、私は魔法が得意だから魔法に良い加護を与えるは」
「ワシはステイタスの加護を与えるとしよう!」
「父さん何言ってるんだよ〜」
「まぁ見てればわかるわい!」
そう言ってヘラリスとゼウストはベルに手をがざし
「我らの名において命ずるこの赤子にヘラの加護を『ゼウスの加護』
を与える!」
詠唱が終わり、かざした手には光が集まり一つの光はムラサキ色のは光、もう一つの光は白色でベルの身体の中に溶け込んで行く。
「これでベルに加護はついたのう!」
「着いたわね、」
「ベルだったらいつか黒龍を倒してくれるかもの!」
「そうね多分ベルは未来オラリオに行くはず、だから私達はそれを見守るだけね」
「そうじゃな〜」
そう言ってゼウストは家に帰って行きヘラリスは少し残ってベルのほっぺたをツンツンしていた。
あれから十五年
「ベル忘れ物はないないかー?」
「ないよおじいちゃん!」
「本当に行ってしまうだな」
「うん!行って英雄になってハーレムを作ってくるよ!」
「そうじゃあその域じゃあ!」
「うん!それじゃあ行ってきます!」
「行ってこいベルよたまには帰ってくるのじゃぞー!」
「わかったよ!おじいちゃん!じゃあねー」
そう言って村を出る時ある人に呼び止められた。
「本当に行くのかいベル」
「うん行ってくるよ!ヘラおばちゃん」
「誰がヘラおばちゃんだって!」
ヘラのげんこつがベルの頭に当たった。
ベルは頭を抑えながら
「ヘラ姉ちゃん魔法の事教えてくれありがとうございます!」
ベルは満面の笑みでヘラリスに言う
「余り無理するんじゃないよ心配するからね」
「うん!わかったよじゃあねーヘラ姉ちゃん!」
ベルはヘラリスと別れを告げて村をでていった。
ベルは歩いて行き途中ゴブリンとかワイバーンと出てきたがベルの相手にはならなかった。そしてついに
「ここがオラリオかー!」
ベルはオラリオの街の前に立ち期待を膨らませ街に入っていく!
そしてここからベルの英雄伝が始まる。