昏迷を呼ぶ者   作:飯妃旅立

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アンチ・ヘイトタグが息をし続けています。


それが心の支え

 

「俺達は中を、お前達は外を警戒してくれ」

 

 上官の命令と共に、教会の中へと入る。

 上位個体がいるのを感じる。あぁ、アレはどのような味がするのだろうか。

 地球の意志に即しつつ、様々な味が楽しめるこの身体は素晴らしい。

 

「アオバ、気を引き締めろ……いるぞ!」

 

「キィ……わかってますよ……!」

 

 割れたステンドグラス。そこへ、プリティヴィ・マータが姿を現した。

 よう、母猫。お前じゃまだ末端なんだな。

 

「ぁ……あぁ! パパ、ママ! 食べないで……嫌ァ!」

 

 アリサ・イリーニチナ・アミエーラが錯乱を始める。刷り込まれた洗脳とPTSDは、彼女の照準をアラガミではない物へと定めはじめる。

 

「アリサ、どうした!」

 

「嫌、嫌! 嫌ァァ!!」

 

 嫌だ嫌だと叫び、そして、

 

Один(アジン)…… два(ドゥヴァ) три(トゥリー)……!」

 

 雨宮リンドウへと――撃ち果たさなかった。

 寸前で、アリサ・イリーニチナ・アミエーラは天井へとその銃口を向けたのだ。

 

 崩落する天井。

 孤立する。

 

「ちぃ……!」

 

 教会の狭い空間で、プリティヴィ・マータを相手取る。

 なるほど、確かに旧型一人と新入り一人を殺すには十分だろう……新入りが、ただの新入りならな。

 

「命令だ! アリサを連れてアナグラへ帰れ!」

 

 ハッハー、地球よ。わかっている。雨宮リンドウをここで殺すことは簡単だが、それでは意味が無い。それに、俺はそれをしたくない。

 俺には二つの記憶がある……終末捕食を完遂した記憶と、月で過ごした記憶が。

 既に俺の中で、雨宮リンドウは仲間だ。

 

 もっとも、アラガミとしての雨宮リンドウは、だが。

 

「アオバ、お前もどうにかして外にッ」

 

「キィ……そうスね、外に出ましょう……あの割れたステンドグラスの辺り、丁度いいんじゃないスか?」

 

「ああ、わかった援護するッ! 先に行け!」

 

 だがまぁ、待ってくれ。

 先にコイツヲ、食わせてくれよ。

 地球の意志に関係なく暴れ回るコイツ……父猫ともなれば意思が届くが、母猫はただ食欲のまま暴れ回るだけだ。

 

 こいつの味を、知りたい。

 

「キィ……」

 

 ヘイトが完全に雨宮リンドウへ向いている。太刀牙でマータの横っ腹を薙ぎ払い、バースト。続け様に胴体を連続して突く。すぐに結合崩壊する。脆いなぁ。

 マータが活性化する。その威嚇の隙を縫って、パニッシャー。がぶっと。

 

「何してる! 先に行けっつったろ!」

 

「倒せるなら倒せるに越した事ないでしょ……っと」

 

 ドーム状に展開された低温攻撃をジャストガードしつつ、ドランクて接敵。ついでに銀爪で捕食。顔面に向かって破砕弾を連続して打ち込み、結合崩壊させる。

 仰け反った所で壱式でがぶんちょ。

 

「馬鹿野郎、次は無いって言ったろ!」

 

「先程のは命令じゃありませんからぁ? ほら、受け取ってくだせぇ」

 

 屁理屈を捏ね繰り回しつつ、受け渡しバースト化でバーストゲージ充填。

 いやぁ同行者がいると楽だね、バースト管理が。

 

「クソッ!」

 

 敵体力視覚化により、マータの鼓動が風前の灯なのもわかっている。鼓動もくそも無いオラクル細胞だが。

 破砕弾を肩に着弾させる。敵に張り付く弾だ、存分に恐れ戦いてくれ。

 

 雨宮リンドウの上段袈裟斬りが決まり、大きく仰け反った所でBANG! 

 肩が結合崩壊する。

 そこへ、チャージし終わった神属性てんこもりな神蝕槍がグサり。

 

 マータは力なく倒れる事となった。

 

「……ふぅー……!」

 

「キィ……」

 

 壱式を展開し、ゆっくりと喰らう。 コアの摘出は勿論のこと、プリティヴィ・マータを構成していたオラクル細胞を隅々まで喰らっていく。あの少女や、月での雨宮リンドウから学んだ食事方法だ。

 ……さっぱりしていて、いい味だな。

 

「……お前さん、帰ったら軍法会議モノだぞ」

 

「死地に追いやられた上官を救った下士官に対する第一声がソレっすか」

 

「……言ってろ」

 

 疲れ果てた様に瓦礫へと背を預け、タバコを吸い始める雨宮リンドウ。

 だが、まだ終わりじゃないぞ。

 

「……立った方がよろしいかと?」

 

「何……?」

 

 そして現れる、絶望。

 ディアウス・ピター。父なる祖。

 

「……ったく、少しくらい休ませてくれよ……身体が持たないぜ……」

 

「まぁまぁ、なんなら休んでいてくれても構いませんよ? こいつ程度、俺一人でも十分ですから」

 

「そうは言ってられるかっての……いいか、やばくなったら俺を置いてでもいい、お前は逃げろ」

 

「キィ……了、解!」

 

 さぁ、あの少女が来るまでの間……しばし戯れよう、父猫!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……くそ……」

 

 茶番だ。

 ディアウス・ピターは俺が地球の端末であると気付いているし、俺もコイツを必要以上に傷つけるつもりが無い。必然、全てのヘイトは雨宮リンドウへと流れ、現在頭から血を流して倒れ伏している雨宮リンドウは悪態を吐いていた。

 

「……まぁ、アオバを逃がせただけ……上々、か」

 

 その言葉通り、頃合いを見て俺は教会を脱出している。銀爪で割れたステンドグラスを飛び越えただけだ。

 そして俺が脱出した数分後、その気配を察した。

 

「……なんだ……お前さん……」

 

「……」

 

 白い童女。

 無駄な争いをする事なく、ディアウス・ピターは撤退する。あとで良い餌を探してやるよ。

 ここからは想像通り、白い童女が雨宮リンドウを導いてくれるだろう。

 そもそも俺がここに残っていた理由は一刻も早く彼女を一目見たかったというだけで、他に意味は無い。元から帰るつもりだったのだから。

 

 だが、童女の口から放たれた言葉は想定外だった。

 

「……リンドウ?」

 

「……シオ、か……?」

 

 続く雨宮リンドウの言葉も。

 

 なんだ、この世界。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……良く戻った。今はそれだけ伝えておく。メディカルチェックを受けた後、ゆっくり休め」

 

 輸送ヘリ無しの状態でアナグラに戻るのは中々骨が折れたが、一応昔はイギリスのスコットランドはグラスゴーまで突っ切った経験もあるのだ、フィーリングで行けた。行けてよかった。

 戻ってきた俺を迎えたのは、良かったという安堵と何故お前だけという失望。ま、俺より雨宮リンドウの方が慕われていただろうから当たり前なのだが。

 

 いつもより沈んだ、しかし優しさを感じられる雨宮ツバキの言葉にペイラー・サカキの元へ向かう。

 マータを食したせいか、いつもより体調はいい方だ。

 

「……まずはおかえり、と言っておこう……よく無事で戻ったね、アオバ君」

 

「あなたは『どうしてリンドウさんじゃなくお前が戻ってきたんだ』とは言わないんスね」

 

「……誰かにそんなことを言われたのかい?」

 

「いえ。けど、皆さんの目がそう物語ってたッスから」

 

 全く、一切、微塵にも堪えないのだが。

 一応、こういう反応をした方が人間らしいだろう。

 

「……そうだね。君には酷な話だけど……そういう意識があるのは確かだ。リンドウ君は、アナグラの神機使い……いや、職員全員に好かれていたからね」

 

 遠い目をするペイラー・サカキ。

 まるで雨宮リンドウが死んだかのような言い草だ。

 

「それで、メディカルチェックをお願いしたいんスけど」

 

「あぁ、任せてくれたまえ。最初の時と同じく、次に目覚めた時には君の部屋になるだろう。戦士の束の間の休息という奴だ、ゆっくり眠ってくれ」

 

「うっす」

 

 言う程、疲れてはいないけれど。

 移動中ずっとドランクだったのはちょっと疲れたかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「よっす、アオバ! お前が無事に戻ってきた事のお祝いプチパーティでも開こうかと思うんだけど、参加してくんない?」

 

「え、ヤだけど」

 

 ガクッと項垂れる藤木コウタ。

 だが、すぐに持ち直す。タフだなぁ。

 

「そ……そんなこと言わずにさ! ユウとかリッカちゃんとかも一緒にやるから」

 

「うわもっと嫌になったわ。特に神薙ユウが嫌だ。楠リッカは接点無いからどっちでもいいけど」

 

「……なんでそんなにユウの事嫌いなんだよ……」

 

 なんでわざわざ天敵と楽しく会食せにゃならんのだ。

 全ての物事の支障となる存在だぞ? 嫌いに決まってるだろ。

 1から10で言えば、8000くらい嫌いだ。

 

「気持ちだけ受け取っておくさ。どの道、今のアナグラの雰囲気で俺に関わるとお前達まで痛い目見るぞ」

 

「……え? なにそれ、もしかして気を遣ってくれてる? アオバが?」

 

「……親切心なんて出した俺が馬鹿だった。忘れろ、そんで詰め寄ってくんな喰らうぞ」

 

 時が来るまで神機使いを減らす気はない。

 だから、不仲を横行して無駄な死者を減らす魂胆だったが、やめた。

 勝手にやってくれ。

 

「ちょ、悪かったって! 謝る、謝るよ! な、頼むよ! 会話しなくていい、出るだけでいいからさ! この通り!」

 

「……キィ」

 

 何をそこまで必死になっているのだろうか。

 神薙ユウを置いておいたとしても、橘サクヤやその他アナグラの住民にとって俺の顔なんぞ見たくないだろうに。

 雨宮リンドウを出せと、言いたいだろうに。

 

「……初恋ジュース50本」

 

「へ?」

 

「それで手を打つ。いいか、険悪な空気になっても俺は知らんからな」

 

「お、おう! よかった、じゃあ後で正確な日時はメールするよ! 俺、みんなに知らせてくる!」

 

 本当に嬉しそうに走って行く藤木コウタ。

 ……わからんな。

 

 そこまでして、俺を誘いたいかね。

 

「キィ……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「という事で! 夏江アオバ無事に帰ってきて良かったぷちパーティを開催しまっす! 主催は俺、藤木コウタと神薙ユウ! みんな、盛り上がってこー!」

 

「「おー」」

 

 疎らも疎ら。

 藤木コウタのテンションに付いていけないメンバーが、一応掛け声に合わせただけだ。

 

「……テンション低ぅ……。っと、まぁ理由づけてちょっと騒いでちょっとイイモン食べようってパーティだから、遠慮せずに食べてくれよな! で、アオバにはこれ!」

 

 そう言って渡された、ダンボール1つ。

 開封すると、ぎっしりしっかり50缶、初恋ジュースが入っていた。

 確かに受け取った。途中で帰る事はしないでやろう。

 

「んじゃ、改めて……乾杯!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「まぁ、案の定だな」

 

「……ごめん、想定はしていたつもりだったけど……俺も勢いだけで、何も考えてなかった」

 

「観測班もびっくりな想定の甘さだな」

 

 何がって、空気が、である。

 物珍しさか何か代償を払ったか、同期の2人と楠リッカだけでなく防衛班のメンバーがいたことには驚いたが、話しかけてくる素振りは無い。

 いや、正確に言えば大森タツミだけが何かを言いかけてはやめ、言いかけては止めを繰り返している。まぁ、雨宮リンドウをリスペクトしていたのだろう、思う所が大きいはずだ。

 ジーナ・ディキンソンとカレル・シュナイダーはほぼほぼ興味ないと言った顔で料理をつついているし、小川シュンに至っては嫌悪感を隠そうとしていない。突進で装甲割ってやろうか?

 ブレンダン・バーテルは何を考えているのかよくわからん。台場カノンは……おろおろしているな。

 

「いや、コウタは良くやったと思うよ。これだけの人を集めるのは中々できない。案外、隊長に向いているんじゃないかな?」

 

「……この空気の中でよくそういう事が言えるよなお前……。俺としては、ソーマが参加してくれた事が意外だったけど」

 

「……なんだ。迷惑だったのなら、帰るぞ」

 

「迷惑なんて言ってない言ってない! ほら、お前ってあんまり群れないからさ! 意外で……ってこれ何のフォローにもなってないな……」

 

 苦労人気質だなぁ。

 流石、騎士道とツンデレを統率する未来の隊長殿だ。

 

「……別に、コイツに聞きたい事があっただけで……他意があったわけじゃない」

 

「聞きたい事? アオバに?」

 

 なんだ。

 同族モドキが、俺に何の用だ?

 

「……お前の目的は何だ。お前にとって、アラガミはどういう存在だ。……人間を、何だと思っていやがる……!」

 

 殺気が突き刺さる。

 一瞬にして険悪な空気が緊迫した空気に早変わりした。

 

「キィ……1つ1つ答えてやるなら、目的はそうだな……食らい尽くす事だよ。アラガミはまぁ、食せる細胞だな。人間に特に思う所は無い。身の程を知れ、程度だよ」

 

 人類なら話は違うが。

 

「身の程を知れ、だと……? どういう意味だ……!」

 

「OK、言い方が悪かった。謝るよ。俺が言いたいのは、アラガミは人間の天敵じゃないって事さ、人モドキ君」

 

「なんだと……ッ!」

 

 場の空気は険悪と緊迫を通り越して劣悪だ。

 一触即発。神薙ユウと藤木コウタまでもが顔をしかめている。

 

「……チッ。俺は部屋に戻らせてもらう……」

 

「あ、ソーマ!」

 

 手を出しかけたのか、拳を思いっきり握って……しかしソーマ・シックザールは踵を返した。おや、これだけ煽ってもダメなのか。一度手を出してしまえばあとはなし崩しになると思ったんだがなぁ。

 ソーマ・シックザールに行く分の特務が、俺に流れてくればいいという魂胆だったのだが。

 

「頃合いだな。俺達も帰らせてもらう」

 

「あぁ、ここに居ても気分悪くなるだけだしなー」

 

「……すまない」

 

「そうねぇ……あの子、撃ったらどんな感触がするのかしらぁ……」

 

 ソーマ・シックザールが帰った事により、次々と防衛班のメンバーも帰って行く。

 元よりいる理由がわからないメンバーだったのだ、むしろ大森タツミと台場カノンが残っただけ凄い事だろう。

 

「んー……ねぇ、なんであんなこと言ったの? その……人モドキって、何?」

 

 楠リッカが躊躇いがちに聞いてくる。

 胆力の或る娘だ。この娘がいずれはブラッドレイジを解放すると言うのだから、底がしれない。

 

「そ……そうだよアオバ! 何も自分から嫌われるような事言わなくても……」

 

「――それが狙い、か」

 

 そうやってヒントを与えるから、コイツが気付くんだ。

 あーあ、これでまたツンデレとか言われるんだろう……面倒な。

 

「ユウ? どういう事?」

 

「アオバは自分から嫌われるようなことを言ったんだよ。リンドウさんが帰ってこないストレスを、自分にぶつけさせるために。それでアナグラの中にあった不平不満を全部自分の所に持ってこさせようとした……違うかな?」

 

「あぁ、全くそんな事実は無い。お前の妄想だ、神薙ユウ」

 

 即答で返す。

 確かにヘイト管理を行っているのは事実だが、そんな自己犠牲的な精神ではない。

 悪意がこちらを向いていた方がやりやすいというだけだ。

 

「……ごめん! 一瞬俺もアオバの事誤解した……! 自分から誘っておいて、本当にごめん!」

 

「……俺からも謝るよ、新入り……いや、アオバ。あいつらにも言っとくから、ああいやアオバの行動を省みるなら言わない方が良いのか……とにかく、何か困った事があったら俺に相談してくれよな!」

 

「あ、あの! 私も微力ながらお手伝いします!」

 

「……キィ」

 

 変なイメージを植え付けられた。

 俺がそんな高尚な奴に見えるのかね、本当。

 

「……何かいい感じにまとまりかけてるけど、人モドキって言葉は技術畑の人間として看過できないんだ。それだけは本人に謝ってほしいかな」

 

「断る。俺は事実しか言ってない。ま、俺も人モドキだがな」

 

 モドキどころじゃないが。

 

「……もしかして神機使いの事を人モドキって言ってたの? ……穿った見方だなぁ」

 

「勝手に考察してくれ。んじゃ藤木コウタ。初恋ジュース、貰ってくぜ」

 

「おう! 今日は来てくれてありがとな!」

 

 ……屈託のない笑みだことで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「やぁ! 華麗なる僕が君の様子を見に来たよ」

 

「帰ってください」

 

「まぁ待ちたまえ! 折角無事の生還を果たしたと言うのに総アウェーなアナグラの面々に嫌気がさして神機使いをすらも辞めると言い出しかねない君を励ましに来たんだ!」

 

「この程度で嫌気は差さないし神機使いも辞めませんので帰ってください」

 

「まぁ待ってくれ! ほら、この華麗なる僕は一応君の教導担当だろう? という事で任務に誘いに来たわけだ! ミッション名はストラングテンプル! どうだい、一緒に来ないかい!」

 

「行きます。神機保管庫でお待ちしています」

 

「まぁ待ってくれ! このミッションには比較的新しい種であるヤクシャ・ラージャが……って本当かい!?」

 

 強化パーツ大吉……あると無いとで、歴然の差だからな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……」

 

「……ふん」

 

「さぁ、今日も華麗に人類に貢献しよう、ソーマ、アオバ!」

 

 嵌められた。

 そうだった、上田エリックは基本的に良い奴であるのだった。

 そんなのが親友のソーマと、仮にも命の恩人たる俺が不仲なのを見て行動しないはずがない。

 

「……エリック。行くぞ」

 

「あぁ! アオバ、君もだよ」

 

「……うっす」

 

 それが、ご命令とあらば。

 








キリル文字を半角にする方法を教えて欲しい。

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