そしてタイトルですが『元μ'sマネージャーと水の女神たちの物語』から『元μ'sマネージャーと女神たちの物語』に変更しました。この方が元μ'sメンバーも出しやすいと思って変更しました。
これからもよろしくお願いします。
「なに?話って」
鞠莉さんがダイヤさんから話を聞いてしばらくして、果南さんが部室にやってきた。鞠莉さんが呼び出したからだ。
「いい加減話をつけようと思って……
どうして言ってくれなかったの?思ってることちゃんと話して。果南が私のことを考えてるみたく、私だって果南のこと考えてるんだから。
将来なんて今はどうっでもいいの!留学?全く興味がなかった。だって果南が歌えなかったんだよ?ほうっておけるわけない!」
今こんなこと言っても仕方ないけど2年前に言えてればな…
パァン!
ん?あっ、果南さんの頬を引っ叩いたのか。
「私が!……私が果南を想う気持ちを甘くみないで!」
「だったら……だったらそう言ってよ!リベンジとか、負けられないとかじゃなくて、ちゃんと言ってよ!」
うん、まぁそれはもっともだな。
「だよね…だから」
自分のことも叩けってことかな?自分の頬を指指してるし。というかバレないように中見るのも大変だな。
「ハグ……しよっ。鞠莉」
「果南…」
その言葉と共に鞠莉さんと果南さんが2人とも泣きながら抱きしめあっている。これ以上見るのは2人に悪いな。先に外出てるか。
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外に出てみるとダイヤさんと千歌が2人で校門に向かって歩いている。行ってみるか。
「ふふっ、ダイヤさんって本当に2人のこと大好きなんですね!」
「っ!?そんなことより、これから2人のこと頼みましたわよ?ああ見えて2人とも繊細なんですから」
「ダイヤさんは入らないのか?」
「そうですよ!ダイヤさんもいてくれないと!」
「私は…生徒会の仕事がありますし」
うっわ〜これ絶対無理してるな。本当はやりたいとか思ってるんだろうな〜
つーか絵里や希、それに穂乃果、海未、ことりは生徒会と両立させてスクールアイドルもやってたけどな。仕事溜め込んだ人いたけど…
「大丈夫です!果南ちゃんに鞠莉さん、それにあと6人いますから!」
「お姉ちゃん!」
「ルビィ?」
ルビィが持ってるのは衣装か?
「親愛なるお姉ちゃん!Aqoursへようこそ!」
「千歌もルビィも、それにみんな文句はないぞ。もちろん俺もな」
「みなさん…ありがとうございます。よろしくお願いしますわ」
ルビィから衣装をもらったダイヤさんは加入の意志を示した。あとはまだ中にいる2人か。
「oh〜ダイヤ!」
「千歌も!」
おっ、きたきた
「果南ちゃん!鞠莉さん!一緒にスクールアイドルやろっ!」
戻ってきたところに即勧誘って、まぁいっか。
「うん、よろしくね千歌!」
「よろしくお願いしマース!」
「いやなんでその喋り方?」
「なんとなくデース!」
『アハハハハ』
その場に笑い声が響きながら3年生3人がAqoursに加わり9人となった。人数はこれでμ'sと一緒か。
「それじゃあ花火大会に向けての練習とかは明日からだ!今日は帰って休むように。あとダイヤさん、鞠莉さん、果南さんの3人は入部届け持ってくるようにな」
「「「はい!」
「あっ、私のこと呼び捨てでいいですよ!」
「私もですわ」
「私もデース!」
「了解。あっ、でも鞠莉は理事長として職員と話す時は多分さん付けになると思うから。それじゃあ今日は解散!」
今日はもうすぐ学校を閉める時間だしここで解散することにした。あとはイベントに向けて話し合って練習だな。
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次の日の放課後、部室に9人が揃った。新たに入った3人から入部届けもちゃんともらい、イベントに向けての話し合いを始める。
「さて、花火大会でやる曲だけどどうする?新曲がいいか既存曲がいいか。やるのはみんなだから最終的に決めるのはお前たちだ。まず意見がある人いれば言ってくれ」
「はい!」
はやっ!?
「じゃあ千歌」
「意見というか果南ちゃんたちに質問!そこのホワイトボードに消した跡があるけどこれはなんですか?」
「あぁ〜これは歌詞だよ。最初は花火大会もやるつもりで歌詞書いてたからね」
「スクールアイドルやめることにした時に消したんでしたわね」
「私これやりたいデース!」
やっぱり歌詞か。歌詞ってことは最初にここに入った時予想してたけど、ちょうど花火大会の時のか。
「私もこれやりたいです!3年生の復活と私たちの新しいスタートの曲、それに9人としてのスタートの曲になる。これがやりたいです!」
「私も賛成であります!」
「私もです!」
曜と梨子が千歌に賛成すると1年組も賛成した。あとは3年生か。
「果南、ダイヤ、鞠莉の3人はどうだ?って鞠莉はやりたいって言ったからあとは果南とダイヤだな」
「私も…これやりたいかな。2年前できなかったし…」
「私もですわ。新たなスタートとしてふさわしいです」
「決まりだな。歌詞は覚えてるか?つーか作詞とかどういう分担だったかも教えてくれ」
「ノートに書いてあるから大丈夫です。多少変えたりってこともあるかもしれませんけど。作詞は私で作曲は鞠莉、衣装や振り付けはダイヤです」
「そっか、それじゃあ今回の歌詞は果南を中心に千歌と花丸。やれるか?」
「「はい!」
「はいズラ!」
「次に作曲だけど鞠莉を中心に梨子がサポートって形がいいと俺は思うけど…2人で大丈夫か?」
「オーケー!」
「私も大丈夫です」
「よし、じゃあ衣装はダイヤを中心に残ったメンバーの曜、ルビィ、善子の4人頼む。衣装作りは俺も手伝えるから終わったら振り付けも考えよう」
「「はい!」」
「ヨーソロー!」
「ヨハネよ!」
善子のは無視でいいな。
「それじゃあ分担して作業に入るぞ!」
『はい!』
それぞれの分担に分かれ作業を開始した。元々2年前にある程度できていたため、作詞組が1番乗りをした。作曲もそこまで時間かからなかったため早くでき、衣装の手伝いに回り、イベントの衣装が完成した。あとは振り付けを考えて練習していくだけだ。
俺はイベントの打ち合わせにも参加しないとだけど…
作詞、作曲、衣装、振り付けも全て完成し練習を重ねイベント当日を迎えた。
「ついに本番だね」
「また2人とやることができて私は嬉しいですわ」
「それは私もよダイヤ」
「私もだよ」
Aqoursの出番まであと少し。3年生の3人は集まって話している。
「おーい果南ちゃん、ダイヤさん、鞠莉さん!集まって〜」
「行きましょうか」
「「うん!」」
千歌も少しはリーダーっぽくなったのか?まぁいっか。
「ついにこの日が来たね。9人になってAqoursの新しいスタートだよ!最高のスタートを切ろう!」
『はい!』
「それじゃあいくよ!
1!」
「2!」
「3!」
「4!」
「5!」
「6!」
「7!」
「8!」
「9!」
「Aqours!」
『サンシャイン!』
いよいよAqoursの出番。9人になったAqoursの初ライブ、【未熟DREAMER】が披露された。
6人から9人になった上に練習時間も少なかった。なのにこの完成度か。こいつらはこれからもっと成長していけるな。
見に来てくれた人たちもみんな喜んでるし、新生Aqoursの初ライブは成功だな。
さてと、ステージ袖に行くか。
「みんなお疲れさん」
「ありがとうございます!どうでした?」
「よかったぞ。練習時間そんなになかったのによくここまでやることができたな。みんなが頑張ったからだ」
『ありがとうございます!』
うん、9人でも息もぴったりだ。合わせようとする人もいなかった。
「ふふっ、Aqoursか」
「果南ちゃんどうしたの?」
「私たちのグループ名もAqoursだったんだよ?」
「そうなの!?」
「そんな偶然…」
まぁ砂浜に【Aqours】って書いた人がいるからな。
「私もそう思ってたんだけど…ふふっ。千歌たちも、私も鞠莉も、多分まんまとのせられたんだよ。誰かさんにね」
その誰かさんはみんなの方を見てないな。
「だってさダイヤ」
「わ、私にはなんのことかさっぱりですわ」
「俺にバレてるのによく言えるな…おっと、それじゃあ移動すっか。この後もう1人特別ゲストがいるけどそのステージ見るだろ?」
「先生の知ってる人?」
「千歌、聞き方…」
「気にすんなって。俺の知ってる人だ」
みんな気になってるな。そのゲストが出てきた時に千歌とダイヤとルビィが暴れないようにしないとな。
『お待たせしましたー!今回もう1人の特別ゲストの登場です!』
今回のイベントの司会の人が登場を促した。そして
「にっこにっこに〜みんなのアイドル!矢澤にこでーす!」
聞き覚えのある言葉を言いながら登場したのは、今アイドル界で活躍している元μ'sのメンバーのにこだった。
案の定心配だった3人は…
「うそっ!?奇跡だよ!?」
「おおおお姉ちゃん!?μ'sだよ!?」
「おおお落ち着きなさいルビィ!?」
と普段の落ち着きようがなくなっていた。
「3人とも、にこのライブだからって騒ぎすぎるなよ?」
「「「分かってます!絶対最後まで見ます!」」」
お、おう…こんなに必死になってライブ見るやつ初めて見たぞ…
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にこのライブ終了後
「私にこさんにサインもらって来ます!」
「千歌さん待ってください!私も行きます!」
「待ちなさいルビィ!私も行くに決まってるですわ!」
言うと思った…
「お前らちょっと待て!」
「「「待てません!」」」
「おい!?………なんでこういう時は行動早いんだよ…」
「「あはは…ダイヤのああいうところ久しぶりに見たかも」」
果南、鞠莉、2人揃って言うなよ…つーかそんなこと言ってる場合じゃないか。
「オラもルビィちゃんがあそこまで必死になるところ初めて見たずら」
「よ、ヨハネもよ…」
「私も千歌ちゃんがあそこまでになるなんて…」
「そ、それだけμ'sが凄いってことかしら?」
残ったメンバーは思ったことを呟いていた。俺は電話をかけてるから相手にしていられなかったけど…
「もしもし花陽?悪いんだけどAqoursから3人ほどそっちに行ったやついるからそっちで待ってもらえるように言ってくれないか?」
「あっ、もういるよ…」
「早っ!?」
「マネージャーの人に止めてもらってるよ。達也君もみんなを連れてきて。で、できれば早めに…」
できれば早めにって…あいつら迷惑かけてるんじゃ…
「みんな、急いで移動するぞ。なんかあいつら迷惑かけてる気がするかさ」
『あはは…』
みんな一斉に苦笑い。気持ちはわかる。はぁ…それにしても元μ'sがいるとなるとあんなに暴走するんだな。
「お願いします!私μ'sのファンなんです!」
「お願いします!私たちにこさんに会いたいんです!」
「私からもお願いしますわ!」
ま、マネージャーの人も大変そうだな…
「おいお前ら…」
「「「はっ!?ちょうどいいところに!」」」
「はぁ……すみません、こいつらが迷惑かけたみたいで…」
この3人への説教は後にしてまずは謝るところからだな。
「いえ、9人揃ったら案内するように言われていますので…とあなたには事前に伝えたような気がしますが…」
「すみません、止めきれなくて…」
「そうなの!?だったら先生早く言ってくださいよ!?」
「千歌さんの言う通りですよ!」
話聞かずに走って行ったのは誰だよ…
「申し訳ございません。きちんと待てばご迷惑をおかけすることはありませんでした…」
あっ、3人の中にも一応常識人がいた。
「それでは案内いたします。ついてきてください」
マネージャーらしき人がみんなを案内してくれている。俺は近くにいる花陽と少し話してから行くことにしたから見送る形になった……あれ?ルビィは気付かなかったのか?サングラスをしてる花陽がいることに。
「悪いな花陽、いきなり迷惑かけて」
「ううん、私もA-RISEと会った時も同じようなことしてたし…」
「たしかに!?」
千歌たちの行動で、以前予備予選前にA-RISEと会った時、花陽とにこがサインをもらうためにUTX内に入ったことを思い出していた。ツバサは普通にサインしてくれてたっけな。
「俺たちもにこのところ行くか。もしかしたら気絶してそうな人がいるし…」
「あはは…あの3人だね。行こっか」
花陽とにこのところに行こうとしたその時、もう1人やってきた。それは…
「おーい!たっちゃ〜ん!花陽ちゃ〜ん!」
「「穂乃果(ちゃん)!?」」
待て待て待て!?なんで穂乃果がいるんだよ!?
「ふぅ〜追いついたー!」
「な、なんで穂乃果が!?こっちに来るなんて何も…まさかまた驚かせるためにか!?」
「うん!それもあるよ!でもちょっとお願いがあって、直接話したいからこっちまで来たんだよ!」
普通そういう場合って事前に何か言わないか?しかもお願いなら尚更…まぁ後でいいや。
「花陽ちゃん!にこちゃんに会える?」
「穂乃果ちゃんなら大丈夫だよ。今から向かうところだから一緒に行こっ!」
「うん!」
穂乃果も加わり3人でにこのところに行く。到着すると…
「にっこにっこに〜Aqoursのみんな!これからもファイトだよ!」
「「「生にこに〜……あぁ」」」
「「千歌ちゃん!?」」
「「ルビィ(ちゃん)!?」」
「「ダイヤ!?」」
ちょうど3人が気絶するところに出くわした。
ま、まぁあれだけμ'sが好きなやつなら生で聞けたらこうなるのかな……とか思っていると穂乃果がにこに近付いている。どうかしたのか?
「ちょっとにこちゃん!?ファイトだよ!は私のセリフだよ!!」
「別にいいじゃな〜い……って穂乃果!?」
「よぉにこ、久しぶりだな」
「え、えぇ、久しぶりね。ってか達也もいるんかい!?なんであんたたちがいるのよ!?」
「いや俺Aqoursの顧問だし」
「私は花陽ちゃんに入れてもらったよ!」
「ごめんねにこちゃん。穂乃果ちゃんが来ることは私も驚いたけど、達也君がいることはわざと黙ってたの」
えっと……なんだ?みんな驚くところ見たいとか思ってるわけ?
「あっ、前に海に来てくれた方ですよね?」
「あっ、松浦果南ちゃんだね!この間はありがとう!海すっごく綺麗だったよ!」
「そう言ってもらえると嬉しいです!またいつでも来てください!」
果南のやつさりげなく誘ってるよ。店の手伝いをしてるだけある。というかダイヤはいいのか…
というか千歌とルビィ…穂乃果や花陽がいるのに気絶してていいのか…
「千歌ちゃんかわいそう…」
「千歌ちゃん穂乃果さんのことすっごく好きなんですよ」
「えへへ、そんな風に言ってもらえると嬉しいよ」
「ルビィちゃんも花陽さんのことがすっごく好きズラ」
「そうなの?嬉しいな」
ここにいる元μ'sのメンバーで穂乃果と花陽の名前は出た。あとはにこだけど…まぁ出ないよな。
「ねぇ果南。ダイヤは誰が1番好きだったんだっけ?」
「たしかエリーチカって人じゃなかった?」
「そこは私でしょ!?」
「ドンマイにこ」
「ぐぬぬ…」
なんかにこをこんな扱いにすんの久しぶりかもな〜
「みんな、にことたくさん話せたか?」
『はい!』
「おぉ〜Aqoursの子たち元気だね〜」
「まぁな、まぁ元気すぎてさっきみたく困ることもあるけどな。って気絶してるから今言っても仕方ないけど…
にこもありがとな、時間取ってくれて」
「これくらいにこに取っては簡単よ」
つーかいつまで気絶してるんだよ…
そしてにこのそれは嘘だろ…逆にこんな風に時間取るの難しいはずだ。
コンコン
「はい?」
にこのマネージャーの人か?花陽が対応してるけど…
「にこちゃんそろそろ」
「わかったわ、にこはそろそろ移動しないといけないから今日はこれくらいね。Aqoursのみんな。頑張りなさいよ!達也に頼りすぎて困らせないようにするのよ?」
『ありがとうございます!』
「それじゃあ私見送ってくるからにこちゃんは着替えておいてね」
「助かるわ花陽」
「にこさん!今日は時間を取ってくださってありがとうございました!」
『ありがとうございました!』
千歌が挨拶をしてその後にみんなも続いて挨拶を……いつ復活したんだこいつ?まぁいっか。
「それじゃあにこ、これからも頑張れよ!」
「えぇ、もちろんよ!みんなを笑顔にさせるわ!」
にこらしいな。それでこそ自称宇宙ナンバーワンアイドルだ。
「にこちゃん!にこちゃんもファイトだよ!」
「えぇ!あっ、2人の式はちゃんと呼びなさいよ?」
「「っ//まだその話はない!!」」
このやろ…いつもからかわれてるからその仕返しだな。つーか式挙げる時は呼ぶに決まってるだろ。
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「それじゃあ花陽も身体に気をつけてな」
「うん、達也君や穂乃果ちゃん、それにAqoursの子たちもね」
見送りに来てくれた花陽と別れ、そこから少し離れたところで集合した。
したのはいいが……
「さて、黒澤姉妹はどうするか」
「それなら私と果南で家まで連れて行くわ」
「今日泊まる予定だったので任せてください」
それは助かる、さすがは3年生。
「みんな今日はお疲れ様。9人になって最初のライブは大成功と言っていいと思う。これからもっと頑張っていこう!」
『はい!』
「明日は練習休みにする。軽く身体を動かす分にはいいがゆっくり休むように!それじゃあ今日は解散!」
「ありがとうございました!」
『ありがとうございました!』
簡単な話も終わって今日はこの場で解散した。と言っても途中までバスは一緒だけどな。
「あれ?曜もここで降りるのか?」
「はい!今日は千歌ちゃんの家に泊まるので!」
「今日は曜ちゃんと梨子ちゃんとお泊まり会しよって話してたんですよ」
「しいたけちゃん繋いであるわよね?」
「大丈夫だよ〜」
そうか、3年生みたく2年生も今日は泊まりか。そして梨子は相変わらず犬が苦手なみたいだ。
「しいたけちゃんってたしか…千歌ちゃんの家にいる犬だよね?」
「穂乃果さん知ってるんですか!?」
「前に私やたっちゃんの妹が泊まったからね。その時に撫でたんだ〜」
「そうなんですか!?ありがとうございます!梨子ちゃんも撫でられるようになったらμ'sを感じられるよ!」
「意味わからないわよ…」
「「あはは…」」
うん、今のは完全に意味わからないな。曜や穂乃果でさえ苦笑いをしている。
「それじゃあ3人とも、ゆっくり休めよ」
「「「はい、ありがとうございました!」」」
3人が家族用の玄関の方に向かうのを見送り俺と穂乃果も家に帰った。
まず夕食を済ませ、風呂を沸かしている間に穂乃果のお願いしたいことの内容を聞いた。その内容には驚いたけどラブライブの予選より前だし夏休み中のことだから考えることにした。内容は3人1組の和菓子コンテスト、穂乃果と雪穂は参加するがあと1人誰にするか、それで俺のところに来たらしい…
何しろ俺で大丈夫なのかという考えがあってすぐには承諾できなかった。
「私1週間はいるからその間に和菓子作り試しにやってみない?」
「そうだな、じゃあそれで決めてもいいか?和菓子作ったことないしさ」
「うん!たっちゃんと和菓子作りできるなんて嬉しいよ!」
「じゃあ明日は必要な材料買わないとな」
「久しぶりのたっちゃんとのデートだー!」
この1週間でどこまでやれるか。できれば俺も参加したいな。穂乃果と一緒にできるなんて最高じゃん!なんとしても1週間である程度できるようにするぞ!
「じゃあ一緒にお風呂入ろ!ちょうどできたみたいだし」
「そうだな、もちろん風呂入るだけじゃないだろ?」
「っ//も、もぅ〜早く入るよ!//」
穂乃果のお願いの事についての話が終わったタイミングでちょうど風呂が沸いたから一緒に入ることになった。
だがやっぱり途中で我慢できなくなって風呂の中から上がってからも……
内容まとまってないかもしれませんがなんとかできました。今回の最後ですがどうなったか皆さんの想像にお任せします。
前書きにも書いた通り小説のタイトル変更しました。これからもよろしくお願いします。