前半は学校で、後半は家で穂乃果と過ごしている様子です。
最後の方……今まで書いたことのないようなことも書きました。
それにしても…前作と比べて1話ずつの文字数がほんと多いな。今回8000字超えてます。
前回は!
ついにファーストライブを迎えた千歌と曜と梨子の3人。ライブも順調に進んでいく……と思いきや途中で停電になる。
達也と生徒会長の黒澤ダイヤの活躍で非常用電源をつけることができた。
そして体育館に戻ると満員になっていた。時間を間違えるという失態をしていたが見事満員になったため、部として承認してもらえることになった。
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「3人ともお疲れ様!」
「「「ありがとうございます!」」」
見事体育館満員という条件をクリアした千歌と曜と梨子の3人。
俺がステージ袖まで行った時は手を繋いで喜んでいた。
「理事長……鞠莉さんからの伝言、条件通り体育館は満員にできたから約束通り承認するってさ。少し休んでからでいいから理事長室に来てくれってことだ」
「ほんとですか!?」
「それじゃあ私たち…」
「スクールアイドル部として活動できるってこと…?」
「そういうことだ」
「「「やったーーー!」」」
3人が顔を見合わせると大声を出して喜んだ。まだステージ袖にいるからその声はかなり響いた。
「じゃあ着替えてすぐ行こう!……わっ!?」
「「千歌ちゃん!?」」
ったく、疲れてるのに無理に動くから…近くにいたから倒れそうになったのを受け止めることはできたけど。
「………あれ?倒れてない」
「大丈夫か?少し休んでからって言ったろ?」
「あはは…すみません」
全く、知らせるの早かったかな。千歌の性格を考えたら、知らされたらすぐ行くことは予想できたはずだし…
「千歌じゃん…まさかわざとじゃないよね?」
えっ?曜は何言って……
「ま、まさか…わざと転ぶわけないじゃん!」
「そうじゃなくて疲れてるのわかってるのに動き出したことだよ…」
「曜ちゃんそれは疑いすぎじゃ…千歌ちゃんもそこまで……」
「ぎくっ!?」
「「「えっ!?」」」
おい千歌?早く行きたかったからじゃないのか?
つーか普通 ぎくっ って声に出すか?
「い、いや〜前に梨子ちゃんに避けられて先生に抱きついちゃった時あったでしょ?その時の抱き心地がよくてつい〜」
おい…俺は勝手に抱き枕扱いにされたのか?今みたく倒れそうになって近くにいたら受け止めちまうからな〜俺の場合、わかっててやったのか。
「千歌ちゃんだけずるいよ!私だって先生に抱きついたりしたいのに!!あっ……」
「おい曜?」
「曜ちゃん?」
お前もか曜……このグループはなんなんだ?今のところまともなの梨子だけじゃん…
「えっと……聞かなかったことに……してもらえない?」
うん、無理だな。
「無理だよ〜私だけじゃなくて曜ちゃんも思ってるんでしょ?それなのにさっき……」
「あはは……」
「先生ちょっと聞きたいんですけど……」
「なんだ?………どうした梨子?目が怖いんだけど」
あっれ〜俺なんか梨子に怒られることしたか?う〜ん……考えても思い浮かばない。
「先生彼女いるのに曜ちゃんに何かしたんですか?」
「してねーよ!?」
なんでそんな発想に……って今の曜を見てるとその発想になってもおかしくはないか。
「ほんとですか?」
「ほんとだって!とりあえず俺は職員室いるから準備できたら声かけに来てくれ」
これ以上ここにいると何か言われそうだし一度避難しておこう。
別に何も悪いことはしてないけどな……ここにいたら何か言われそうだ。
「戻ってきたか小野」
「あっ、山田先生来てたんですね」
職員室に戻ったら山田先生に声をかけられた。入った途端声かけられたからびっくりしたけど……
「お?その言い方はないんじゃないか?見に来てやったのに」
「冗談ですよ〜一回外出る時に見つけて来てたこと知ってたんで、それより穂乃果たちと会いましたか?」
「やっぱりあれはお前だったか。電気復旧ご苦労さん。会ったぞ?意外と人数多かったな」
あ〜たしかにな、俺だって穂乃果しか来ること知らなかったくらいだし、美希や雪穂だけじゃなくて絵里と希と亜里沙も来てたからな〜
「まぁ黒澤さんも手伝ってくれてたんですけどね。
穂乃果以外は来るって聞いてなかったから俺も驚きましたよ」
「そうかそうか〜あいつらから聞いたけど、絢瀬たちも今日は小野と高坂の妹が泊まってる旅館に泊まるみたいだ。というか知らなかったの小野だけみたいだぞ?昨日来た高坂たちが言ってたけど驚かすためって言ってたな」
「なっ!?」
2日連続で驚かせに来てたのかよ……つーか見事に驚いちまってたな……これは後で穂乃果にはお仕置きをする必要があるな。
「失礼します、小野先生いますか?」
「千歌か、もう大丈夫か?」
「はい」
「よし、じゃあ行くか。それじゃあお先に失礼しますね」
一緒にいた山田先生に挨拶をして職員室を出てた後、千歌たちと理事長室へと向かった。
スクールアイドル部として承認してもらうためだ。
「失礼します」
「「「失礼しま〜す」」」
「やっと来たわね、待ちくたびれたわ」
いやいや、自分で少し休んでからでいいって言ってたよな?それでも待たせすぎたってことか?
「理事長!」
「マリー!」
「ま、鞠莉さん、本当に承認してくれるんですか!?」
「本当よ、部活申請の紙もらえるかしら?」
ここに来るまで信じ切れてなかったのか?さすがに約束したことを破るような人が理事長になったりしないだろうし、俺はそんな心配してなかったかな。
3人分の名前が書かれている部活申請の紙を受け取ると
「しょう〜にん!」
承認の印を押してくれた。ノリノリすぎない?
けど承認してもらえたし大丈夫かな。
「これであなたたち3人はスクールアイドル部として活動できるようになったわ!小野先生は顧問でいいのよね?」
「あぁ」
「オーケー!それじゃあ部室なんだけど体育館に使ってない部屋があるの。渡り廊下からでも入れるんだけど、そこをスクールアイドル部の部室として使用することを許可します!」
部室の場所もすぐ決まるとはな。もしかしてそこって……今聞くことじゃないか。
「「「ありがとうございます!」」」
「もう用意してくれてたんだな」
「あっ、でも掃除して使ってね?しばらく使ってない部屋だから汚いと思うの」
まぁ使わせてもらうことにならそこからになるよな。
というかそれ……さっき体育館で教えてくれればよかったんじゃね?
「しばらく使ってないなら汚くなるな。それは使う時に掃除することにするよ。3人もいいな?」
「「「はい!」」」
うん、やっぱり嫌がる人はいないな。
「これから頑張ってね!」
「「「はい!」」」
おぉ〜3人とも息ぴったりだ。
「さ〜て、これでスクールアイドル部に関する話は終わりにして…小野先生に1つ質問があるのよ」
「俺に?」
「イェース!私が見つけたのライブ終わりだけど、6人の女性と一緒にいたけどあれは全員ガールフレンドデースカ?」
「「「えっ?先生そんなに彼女いるんですか?」」」
なんでそこで最後片言になるんだよ!?つーか3人もなんでここまで息ぴったりになるんだよ!?
「違うから!?あの中の1人はたしかに彼女だけど他は違う!ってか1人は妹だし!」
「oh〜妹にも手を出して?」
「ま〜り〜さ〜ん!?」
「ダイヤみたいな怒り方しないの♪ジョークよジョーク」
本気で殴りたくなったな。なんとか堪えたけどジョークでもこんなこと言うなよな〜
「なんだジョークか」
「ジョークでよかったよ」
「本当なら顧問になって欲しくないわよ」
………おい理事長、あんたのせいで空気悪くなったぞ。つーかこれ殺気……だよな?
とりあえずここにいるとどんなこと言われるかわからないからすぐさま理事長室を後にした。
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-----昇降口前にて-----
理事長室を出て昇降口前で集まっている。
今は理事長室で3人が放っていた殺気も無くなっている。
「千歌、曜、梨子、3人とも今日はお疲れ様。よく頑張ったな!」
「えへへ」
「ありがとうございます!」
「停電になった時はどうなるかって思いましたよ…」
う〜ん……むしろ停電になってラッキーだったような気もするんだけどな。
「でも非常用の電気がついてライブを再開できた。体育館も満員になった。だから気にしなくていいだろ。
えっと…理事長室ではああ言ったけど俺が顧問になっていいんだよな?」
一応確認しておいた方がいいよな?承認される前からなるってことは言ってたけど……
「「「はい!よろしくお願いします!」」」
「3人息ぴったりだな。それじゃあ顧問やらせてもらうよ。こちらこそよろしくな!」
正式にスクールアイドル部となり顧問になれた。
スタートに関してはμ'sの時よりいいのかな?
「色々迷惑かけるかもしれないですがよろしくお願いします」
「助けられる分なら助けるさ。それじゃあ顧問として最初の指示だ。
明日は休みだ。1日ゆっくり休んでくれ、明後日の月曜から朝練開始で大丈夫か?」
「大丈夫です!」
「ヨーソロー!」
「大丈夫ですよ」
………ヨーソローってこういう時にも使えるんだな。
「しばらく朝練は体力強化をするから。さすがにもっと体力つけてもらわないとライブ中に倒れる可能性あるからな。放課後はまず部室の掃除な?
体力強化の練習は砂浜って考えてるけど千歌か曜他に良さそうな場所あるか?こっちに来てからそんなに経ってなくて良さそうな場所思いつかなくてさ」
「う〜ん…どこかあるかな〜曜ちゃんわかる?」
「すぐにはちょっと……今日千歌ちゃんの家に泊まるしありそうならその時に場所をあげておきます」
明日の休みの間に……って思ったけど明日は穂乃果と過ごすから無理か。ここは2人に任せよう。
「それじゃあ集合は十千万前の旅館だ。準備運動とかはそこでやって場所が思いつけばそこに移動して行うことにする。寝坊すんなよ?」
「だ、大丈夫だと思います」
「「千歌ちゃん……」」
「大丈夫、やる時はやるって信じてるぞ千歌!」
「わ〜い、ありがとうございまーす!」
甘いって思われるかもしれない。でも俺は何も根拠なしに言ったわけじゃない。
千歌が大好きと言っているμ'sのリーダーの穂乃果はちゃんと寝坊しないで朝練に間に合っていた。だから千歌も大丈夫だろうと勝手に思っている。
授業中寝るところまでは一緒になって欲しくないが……
「さて、解散って行きたいんだけど…最後に1個だけ、3人の携帯の連絡先教えてもらっていいか?部活のことで何かあったらすぐ連絡したいしさ」
「それなら大丈夫です。むしろ私も教えてもらいたかったですから」
「私も大丈夫です!実は初めて会った日から思ってました!」
「私も大丈夫ですよ。曜ちゃんと初めて会った時何か手を出したんですか?」
3人とも大丈夫ならよかった。
つーか梨子は何を言ってるんだ……
「おい梨子、俺はそんな軽い男に見えるのか?」
「その…曜ちゃんの様子からして何かしたのかな〜って思って…」
「そっか、梨子ちゃん知らないんだね」
「私2人組みの男の人に連れていかれそうになった時あったんだけどね、その時に助けてくれたのが先生だったんだよ」
おいおい…そんな風に思われてたのかよ。
それに助けられたのは偶然だったしな。
「そうだったのね、ごめんね曜ちゃん、思い出したくなかったよね…」
「気にしないでよ。そのおかげで先生と会えたんだから!」
いやいや、俺は2年の副担だしそんなことなくても会ってただろ……
まぁでも、梨子の誤解?不信感?はなくなったしよしとするか。
その後はここで連絡先教えてもらってバス停まで歩いてバスを待った。座れない可能性も考えたけど普通に座れたしバスの中で教えてもらってもよかったな。
「今日はお疲れ様!それじゃあゆっくり休めよ!」
「「「はい!ありがとうございました!」」」
バスを降りて十千万までは4人で歩いていった。この4人でこの道を歩くのは新鮮な気がするな。
旅館の前で別れて俺は家に帰っていった。旅館からすぐ着く家に……
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「ただいま〜」
「おかえりたっちゃん!」
家に帰ると俺の愛しの彼女の穂乃果が出迎えてくれた。幸せだな〜結婚したらこんな生活になるのかな。
「出迎えありがとな穂乃果」
「どういたしまして、たっちゃん、ご飯にする?お風呂にする?それとも…わ・た・し?///」
「っ///」
恥じらいながら言う姿が可愛すぎる。今すぐ襲いたいくらいだ。なんとか理性は抑えられてるから今すぐ襲うってことはないけど…
「そ、そうだな〜それじゃあまずは穂乃果とご飯にしようかな」
「え〜私じゃないの〜?」
穂乃果を選ばなかったことで頬を膨らませて拗ねちゃったな。
そんな穂乃果も可愛いけどな。
「1番好きなのは最後にしたいからさ。飯とか風呂を済ませてから……な?」
「たっちゃん…うん//」
拗ねてる穂乃果も可愛いけどやっぱり笑ったり照れたりしてる穂乃果を見てるのが1番いいな。
部屋着に着替えてリビングに行くと美味そうな料理が用意されていた。
「さっきできたばかりだからまだ温かいよ。一緒に食べよっ!」
「それは嬉しいな。じゃあ食べるか」
「「いただきます」」
席につくと2人で食べ始める。今日は俺が好きな生姜焼きを作ってくれたみたいだ。
大学に通ってる時に料理できるようになりたいって言って始めてたけど、その時からかなり料理上手くなってる。めっちゃ嬉しいぞ。
「どう……かな?頑張って作ってみたけど…」
「味が不安か?大丈夫、めっちゃ美味い!」
「ほんと!?」
「ほんとだ!美味すぎて幸せだよ」
「えへへ//よかった」
ほんと、毎日作って欲しいくらい美味いんだよな。
泊まってもらってる間作ってもらおうかな……
「ご馳走様」
「お粗末さま〜」
穂乃果が作ってくれた物凄く美味い料理を味わって食べた。
ほんと美味く最高だったな〜つーかさっきから美味かったばっかだな。
「それじゃあ片付けは俺が…」
「だ〜め!私がやるからたっちゃんはゆっくりしてて!」
だ〜めって…何その言い方!?可愛すぎるんですけど!?
とりあえず穂乃果の言う通り座ってのんびりしてるか。穂乃果が洗っている後ろ姿を見ながら。
………少しの間後ろ姿見てのんびりしてたけどやっぱり我慢できないな。
音を立てないように近づいてそのまま……
「ほ〜のか!」
「わわっ!?びっくりした〜どうしたの?」
食器を置いた時を見計らって後ろから抱きしめた。我慢できなかったし仕方ないだろ?
「こういうこともしてみたくなってさ。ダメだったか?」
「ううん、ダメじゃないよ。もうちょっとだから待っててね」
「おう、じゃあこのまま待ってる」
後ろから抱きしめたまま穂乃果の肩に顎を乗せている。
これ付き合い出した頃やってたら真っ赤になってその後どうなってたか……
穂乃果とこんな風に密着している幸せを噛み締めていると、
「お待たせたっちゃん。終わったよ!」
「洗ってくれるまでやってくれてありがとな穂乃果」
洗い終わったみたいだ。
「私がしたかったんだから気にしないで?」
「穂乃果…」
「たっちゃん…」
ここまで密着していることは昨日久しぶりに会うまでしばらくなかった。だからこうしていると我慢できなくなることが多い。
2人の顔か更に近づいていき後少しで……そうなった時、俺の唇に指を当ててきて、
「先にお風呂…一緒に入ろ?」
と穂乃果が上目遣いで聞いてきた。
そんなの断れるわけないだろ?
「そうだな、一緒に入るか」
と答え、一緒に入ることになった。
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「それじゃあ背中洗ってあげるから座って」
「じゃあお願いするか」
穂乃果が食器を洗ってくれた後2人で風呂に入り、背中を洗ってもらうことになった。
というか……さっきまで全然我慢できてなかったのに、タオルを巻いているとは言えお互い裸だ。理性に勝つことはできるのかどうか……
背中にタオルが……と思っていたら
「ほ、穂乃果?手で洗ってるのか?」
「うん!タオルで傷つけちゃったら嫌だからね。穂乃果の手でや・さ・し・く♡洗ってあげるね」
おい待て、そんな言い方するなよ!?本当に理性が……
とにかく…穂乃果の手も気持ちいいな。
「たっちゃんの背中大きいよね〜後ろは終わったよ」
「ありがとな、石鹸貸してもらえるか?前は自分で洗うから」
「えっ?何言ってるの?前も私が洗うよ!」
「いやいいって!?えっ!?」
待て待て待て!?前を洗うために抱きついてきたのはまだわかる。狭いし仕方ない。
でも……タオルはどうした!?背中に柔らかい2つの物が直に当たってるだと!?
「この方が洗いやすいからじっとしててね」
「お、おう…」
やばい、背中に当たってる感触が気持ちよすぎて動けん。
もう1つやばいことが……穂乃果の手がどんどん下の方に…
「ほ、穂乃果!そこからは自分で洗うから!」
「え〜洗わせてよ〜」
「いや、マジで…」
顔だけ少し後ろを向いて石鹸を取ろうとして手を伸ばすけど……あれ?石鹸は?
「石鹸ならこっちだよ」
あっ、穂乃果が手に持ってるのか。
「持ってたのか、じゃあ貸してくれ」
「え〜じゃあ取れたらいいよ」
おいなんだその子供みたいな言い方は!?立ち上がって手をあげたけど身長差を考えようか。簡単に取れたぞ。
でも……
「「あっ///」」
2人とも気付いていなかった。穂乃果は洗う時に身体を密着させるために巻いていたタオルを外していたことに。
俺はというと立ち上がって石鹸を取れはしたが、下半身に巻いていたタオルが下に落ちていたことに。そのため生理現象によって大きくなっていたとある部分が……
お互い視線は下を向いていて、俺より穂乃果の方が下を向いていた。
「た、たっちゃん///そ、そr」
「っ//すぐ洗うからちょっと待っててくれ!」
さすがに穂乃果にそんなことは言わせたくないから穂乃果と反対を向いて洗い出し、お湯で流した。
穂乃果の巻いてるタオルがとれたらっていうハプニングは望んでたけどまさか自分のが取れてしまうとは…
「よし、じゃあ次は穂乃果が座ってくれ。洗ってあげるから」
「わ、私はいいよ//自分で洗うから、それに…洗ってる時に襲われたくないもん」
そ、そんな可愛い言い方すんな//
ってか襲われたくないって言うのはさっきのを見たからじゃ…
とにかく湯船に浸かって穂乃果が洗ってるところを見てることにした。
「お待たせ〜たっちゃんずっと見てたでしょ?」
「穂乃果の綺麗な身体見てたぞ」
「もぅ///」
洗い終わったのか湯船に入ってきて、俺の方に寄りかかってきた。
そのため今は自然と後ろから抱きしめている状態だ。
「なぁ穂乃果、今日のライブどうだった?」
「よかったと思うよ。みんな楽しそうにやってたし見に来てくれた人たちも盛り上がってたからね。指導次第ではもっと良くなると思うんだけど……
基本的な練習だったり細かいところの確認以外は特に口出しするつもりないんでしょ?」
「さすが穂乃果、よくわかってるな」
「たっちゃんのことだもん!」
さすが俺の愛しの彼女。よくわかっている。
顧問になっても作詞や作曲は手伝うつもりはない。衣装作りは間に合いそうもなかったら手伝うけどデザインが決まっていればの話だ。
実際に歌って踊るのはあいつらだからそこは自分たちで決めてもらわないと…それが俺の考えだ。
穂乃果もわかってくれてる。それは置いておいて、そろそろ俺を驚かすつもりで美希たちが来ることを黙ってたお仕置きでもするか。
「さてと、そういえば美希と雪穂だけじゃなくて絵里と希と亜里沙が来ることも穂乃果は知ってたんだって?」
「あっ、山田先生に聞いちゃった?久しぶりに会ったけど相変わらず変わってなかったね!」
「そうだな」
ほぅ〜これはこれから何をされるかわかってない様子だな。
「俺が驚く様子を見てどうだった?」
「うん!驚いてる様子見てて面白かったよ!」
「そうかそうか」
「た、たっちゃん?手が少しずつ上に来てるのは気のせい?」
ふっふっふ、それは気のせいではない。何故なら俺が穂乃果にするお仕置きは希がやっていたことを真似するからだ。
「驚いてる様子見れてよかったな〜じゃあそんなこと考えてた穂乃果にはお仕置きとして、希がμ's時代に…入る前もやってことだけどそれをやらせてもらうか」
「えっ!?ま、待って直には……」
「問答無用、見様見真似のワシワシMAXだ!」
さすがに服の上からやるより威力ありそうだな。それに直接やってるから穂乃果の叫び声?悲鳴?も服の上からやられてた時より大きい。
とりあえずそれを少しの間続けていた。1分も経ってはないと思うけどな。というか長時間続けてたら俺の理性の崩壊が……
「まっ、これくらいにしておくか」
「はぁ…はぁ…たっちゃん///」
「穂乃果?」
「たっちゃんにやられるのが気持ちよすぎて…もう我慢できないよ///」
だ、ダメだ。そんな風に言われたら俺も我慢できない。
ここはもう欲望に忠実になろう。それしかない。
「正直言って俺もだ。ベッド……行こうか」
「うん///」
・・・もう2人とも我慢できなくなっている。風呂から上がって軽く身体を拭きベッドに移動、そのまま遅くまで楽しんでいた。
そして次の日、2人とも服を身につけていなかった姿を遊びに来た美希、雪穂、絵里、希、亜里沙に発見されたのだった・・・
R15のタグはあるけど、この描写書きすぎたりしてない?大丈夫?そこだけが不安ですね。まぁダメだった場合はハーメルンの運営から警告とか来て教えてくれますよね?ここまではどうだろうか?そういう実験もちょっと兼ねてます。
さて、とりあえず次回からはアニメの話にまた戻ります。
本当はオリジナル回では達也と穂乃果で海に潜る話を書こうと思ってたんですけど……作者である私が潜ったことなく、どんな景色かわからず全然書ける気がしなかったのでやめました。
それでは、次回からもよろしくお願いします。
何かオリジナル回でやって欲しいような要望があれば感想欄で教えてください。可能な限りで挑戦してみようと思います。