Fate/Grand Order -Anger of Judgment-   作:ぬのハンカッチ

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今回の話には、主人公は出てきませんのでご注意下さい


第10話 腹筋!背筋!大胸筋!ピクピクさせるぜスパルタ道場!

藤丸達がヴィンセント達と戦っているその頃、下の階ではそれぞ!3人のサーヴァント達が戦っていた

 

「ムゥアだまだぁ‼︎」

 

キング・ブラッドレイの剣術を盾や槍などで受け流し、一気に攻めに入るレオニダス

 

しかしブラッドレイもうまく二本のサーベルを使い、レオニダスの攻撃を受け流していく

 

両者共に一歩も引かずに前に出る

 

そして激しい鍔迫り合いが起こる

 

これを一般の人が目にしたら、どっちが押しているのかすらわからないぐらい激しい戦闘

 

次第にブラッドレイの強化剣も軋むような音を出しはじめ、折れるのも時間の問題だった

 

その一方で、ニンジャ・スレイヤーと小次郎は忍者と侍による戦いが起こっていた

 

「イヤーッ!」

 

ニンジャスレイヤーによるカラテ術に小次郎は哀れにも押される

 

しかし、小次郎も負けじと剣を振るう

 

だがニンジャスレイヤーはそれを白刃取りで受け止める

 

このままでは小次郎の物干し竿が折られてしまう

 

そこで小次郎は偶然にも足元に小石が落ちていて、それをニンジャスレイヤーに向けて蹴り飛ばす

 

ニンジャスレイヤーはおもわぬ奇襲に驚き手を離してしまう

 

その隙に小次郎は一旦ニンジャスレイヤーから離れた

 

「やれやれ、私がこのような手を使わなければならないとはな」

 

そう言って小次郎は物干し竿を構える

 

ニンジャスレイヤーにはその構えが必殺の技だというのに気づく

 

「秘剣ーーー」

 

小次郎が前に出る

 

「ーーー燕返し!」

 

ワザマエ!

 

小次郎の分身体と思わしき影がニンジャスレイヤーを襲う!

 

「グワーッ!」

 

なんとか避けようとしたニンジャスレイヤーだが、避けること叶わずそのまま必殺の技を受けてしまう

 

しかし、ニンジャスレイヤーの不屈の闘志により、なんとか生き延びる

 

「…流石に一筋縄ではいかんか…」

 

「アサシン……殺すべし!」

 

二人の戦いは尚も続く

 

一方、ゲオルギウスと豊久の戦いは誰が見ても単純な戦いようだった

 

豊久が前にでて切りかかれば、ゲオルギウスはそれを防ぎ、反撃の構えになる

 

これが何回も続くが、先に自体を動かしたのは、ゲオルギウスだった

 

「これこそがアスカロンの真実、汝は竜!罪ありき!」

 

ゲオルギウスがそう言うと、豊久の周りに妙な渦が取り巻く

 

そしてゲオルギウスが瞬間的に前に出る

 

「力屠る祝福の剣(アスカロン)!」

 

ゲオルギウスの宝具が発動した瞬間だった

 

この宝具が当たれば、強制的に竜にさせられた豊久へのダメージは間違いなく大きい

 

しかし豊久はその攻撃を意外な形で受け止めた

 

それは

 

ざしゅっ!

 

「何⁉︎」

 

なんと豊久は自らゲオルギウスの宝具を受け、ゲオルギウスの剣が突き刺さる

 

しかし豊久の表情は笑っていた

 

豊久が後ろに手を伸ばす

 

そこにあったのは小型の火縄銃

 

それをゲオルギウスに向け、引き金を引いた

 

バァン!

 

「ぐうっ⁉︎」

 

弾はゲオルギウスの腹部へと命中する

 

「ははっ!やっただぁ!」

 

剣を残したままゲオルギウスは倒れる

 

豊久はその剣を無理やり抜く

 

当然出血が起こり、今でも流れ出ている

 

「ゲオルギウス殿ぉ‼︎」

 

レオニダスが叫ぶも、ゲオルギウスに返事はなかった

 

それもその筈

 

当たったのは腹部の心臓部あたり

 

ゲオルギウスの強固なヨロイにはポッカリと小さな穴が開いていて、そこから血が流れ出ていた

 

「ま、まさか…私が…倒される…とは…」

 

そう言ってゲオルギウスの体が光の粒子となって消えていった

 

「ゲオルギウス殿ぉぉぉぉぉ‼︎」

 

レオニダスの悲痛の叫びが木霊するも、それを聞くものは誰もいなかった

 

「やれやれ、やっと一人か」

 

ブラッドレイはそう言って再びレオニダスに攻撃する

 

するとレオニダスは盾を使いながら突進し、ブラッドレイにぶつける

 

「⁉︎」

 

最強の目を解放していないにもかかわらず、その突進をモロにうけるブラッドレイ

 

そしてブラッドレイが離れたのを確認すると

 

「ーーーゆくぞぅ!これが………スパルタたぁぁぁぁぁぁ‼︎」

 

レオニダスが構えると、地響きが起こる

 

「炎門の守護者(テルモピュライ・エノモタイア)ァァァァァッ‼︎」

 

レオニダスの叫びと共に、レオニダスの周りからスパルタ兵が次々に出てきた

 

その数、およそ300人以上

 

「ゆくぞぅ!我らのスパルタを見るがいいいいい‼︎」

 

『うぉぉぉぉぉぉ‼︎』

 

軍隊級のスパルタ兵が次々にブラッドレイの元に走っていく

 

だがブラッドレイは焦らず、そのまま前に出た

 

そしてブラッドレイは自ら眼帯を外して最強の目を解放した

 

するとどうだろう

 

いかに強靭な肉体を持つスパルタ兵でも、ホムンクルスの力を解放したブラッドレイになすすべなく次々にやられていく

 

それを見ていた小次郎も援護しようと近づくが、その前にニンジャスレイヤーによって邪魔されて思うように動けなかった

 

「ムァだまだぁぁぁぁ‼︎」

 

レオニダス自らも出陣し、ブラッドレイに挑む

 

スパルタ兵とレオニダスとの攻防の結果、ブラッドレイのサーベルがついに折れてしまう

 

折れた瞬間

 

ブラッドレイは折れたサーベルを捨てて残りの2本を抜く

 

次々に倒れていくスパルタ兵

 

そして遂にはスパルタ兵が全滅してしまった

 

「お、おのれぇぇぇぇ‼︎」

 

レオニダスが前にでて攻撃するも、あっさり躱されてそのまま二本のサーベルによって貫かれてしまう

 

「ごはっ!」

 

レオニダスの口より血が吐き出される

 

しかしレオニダスは体に力を入れてサーベルを抜けなくさせる

 

「うぉぉぉぉぉぉ‼︎」

 

抜けなくなったサーベルを上手く使ってブラッドレイに攻撃するも躱されてしまう

 

だがその代わりにブラッドレイの最後であったサーベル二本を折らせた

 

「……よい腹筋だな」

 

そう言って倒れそうになっているレオニダスを見る

 

「こ、これで、お得意の剣術は、使えないですぞ……ごはっ!」

 

レオニダスは満身創痍状態ながらも、槍を杖代わりにしめ立ち上がる

 

「どうかな?」

 

「何ぃ?」

 

ブラッドレイは手頃な槍を持つ

 

その槍は、先ほどのスパルタ兵の物だった

 

「やれやれ…この手の武器は扱い慣れていないのだがね」

 

そう言って槍を振り回すブラッドレイ

 

その動きはまさに達人の域に達していた

 

「バ、バカな…!セイバーのサーヴァントである貴様が、何故…⁉︎」

 

「私はあらゆる訓練を受けていてね、ある程度の武器であれば使えるのだよ。まあ、その中でも私は剣術が得意だっただけだかね」

 

そう言ってブラッドレイは槍を構えて攻撃する

 

重症を負っているレオニダスにはそれを防ぐだけで精一杯だった

 

そして次第に追い詰められ、小次郎も血を流しながらも戦いに挑んできた豊久を相手にした為、レオニダス同様追い詰められてしまう

 

「こ、ここまでか…」

 

「あっけないものよな…」

 

二人は死を覚悟した

 

ブラッドレイが槍を刺そうとしたその時

 

「アンサズ!」

 

突然炎がブラッドレイ達に襲いかかるも、三人はそれを避けた

 

ブラッドレイが炎が飛んできた方に目を向けると、そこにはクーフーリンとロビンフットの姿があった

 

「よく持ちこたえたなお前ら!」

 

「おお!クーフーリン殿!」

 

「とりあえず話は後だ!退却するぜ!」

 

ロビンフットは懐に忍ばせてあった煙玉を使ってレオニダス達と共に離脱した

 

煙が晴れる頃にはもうそこにレオニダス達の姿はなかった

 

「…逃したか」

 

ブラッドレイは槍を捨てると、槍は光の粒子となって消えた

 

「では諸君、マスター君の元へ戻るとしよう」

 

そう言ってブラッドレイは何事もなかったかのようにヴィンセントの元へと向かった

 

「ワッショイ!」

 

ニンジャスレイヤーは豊久を担ぎながら跳躍してマスターの元へと向かう

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

クーフーリン達に担いでもらいながら移動するレオニダス達

 

レオニダスの傷はどうにかルーン魔術を使って傷口を塞いだが、それでもダメージは残っていた為、担いでもらいながらでないと歩くことすら困難になっていた

 

クーフーリン達が先に進んでいると、突然血飛沫が飛んでくる

 

血飛沫はクーフーリンの足元まできたが、血が付く事はなかった

 

クーフーリンが警戒しながら近づくと、そこには巨大なハサミによって腹部を刺されたアマデウスの姿だった

 

「あら?まだお客さんが残っていたのね」

 

そう言って巨大なハサミの持ち主はアマデウスに刺さっていたハサミを抜く

 

ハサミを抜かれたアマデウスはそのまま何も言わずにばたりと倒れ、そのまま光の粒子となって消えた

 

「丁度よかったわ。今私とーっても機嫌が悪いの♡。だからここで死んでくださる?」

 

クーフーリン達はそのハサミの持ち主を知っていた。

 

それは自分たちを逃がす為に囮になったマリー・アントワネットその人だ

 

しかし、クーフーリン達の前にいるこのマリーは、血で濡れた服やハサミを持ってヘラヘラと笑い、機嫌が悪いからと言って殺そうとこちらに向かってきていた

 

この時クーフーリン達は何か得体の知れない物を相手にしているかのような感覚に陥るのだった

 

「さあ、楽しい楽しい血の舞踏会を始めましょう!ヴィヴ・ラ・リヴェンジ!(復讐万歳)」

 

マリーはハサミを分裂させてクーフーリン達に襲いかかった

 

「…こいつは少々厄介な事になりそうだな」

 

クーフーリンはルーン魔術を使って応戦する

 

しかしマリーはハサミを交互に合わせて魔術を防ぐ

 

防ぎながら攻撃しようとするマリーだが、ハサミの重さによって思うように振り回せず、クーフーリンに軽く避けられていた

 

「…やっぱり徒歩だとキツイわね、ならこうしましょう!」

 

マリーは地面にハサミを突き刺す

 

「咲き誇れ我が復讐の花よ!踊り続けよ我が復讐の輪舞(ロンド)!」

 

マリーが詠唱すると地面よりアメジスト色のガラスの破片が集まってくる

 

それは次第に形となり、クーフーリン達の前に姿を見せる

 

「これが私の復讐の象徴『我が復讐よ栄光あれ(ギロチン・ブレイカー)』よ」

 

ガラスが集まって形となったのは馬

 

アメジスト色に輝き、それはそれで禍々しくも美しい光を放っていた

 

マリーはアメジスト色のガラスの馬に乗る

 

そして分裂させたハサミを左右に持つ

 

「さあ、覚悟はいいかしら?」

 

マリーは足を使って馬に合図を出す

 

馬はその合図に応えるかのように駆け抜ける

 

馬が走るとそこから紫色の煙が吹き出し、周囲を包み込む

 

「…!ゲホッゲホッ!」

 

クーフーリンが煙を吸ってしまうと、咳と共に体の力が抜けていった

 

「こ…こいつは…!」

 

「ほーら、隙だらけでしてよ!」

 

マリーが馬の走るスピードを利用してハサミを振り下ろす

 

「さ、させるかァァァ‼︎」

 

満身創痍状態のレオニダスがクーフーリンの前に出て盾で防ぐも、振り下ろした反動により転んでしまう

 

「あらあら、もうボロボロじゃないの。早く諦めて死んだ方が楽になれるわよ?」

 

マリーの言葉はレオニダスには届かず、レオニダスは槍を杖代わりにして立ち上がる

 

「ま、まだだ…!スパルタはこの程度でやられはしなぁい‼︎」

 

レオニダスは再び槍と盾を構える

 

「…そう、なら望み通りに殺してあげ……っぐぅ⁉︎」

 

マリーは突然胸を押さえて苦しみ出した

 

「な、なんだ?」

 

ロビンが不思議そうにマリーを見つめる

 

「こ、このぉ…!で、でて…くるなぁ…!」

 

『大丈夫、あなた達を死なせたりしないわ』

 

「!この声は…!」

 

クーフーリン達は突然聞こえてきた声に聞き覚えがあった

 

それは間違いなく自分達の知るマリーの声だと

 

「だ、黙りな、さい!貴女は黙って…ぐぅっ⁉︎」

 

マリーの胸の辺りから光が出てくる

 

それは美しく、またどこか暖かさを感じる光だった

 

「ぐ…ううう……!ああああああああああああ‼︎」

 

マリーが苦しみ出すと、胸の光が外に飛び出し、そこからボロボロの赤いドレスを着たマリーが出てきた

 

「はあ…はあ…」

 

「ど、どうなってんだこりゃあ?」

 

赤いマリーと黒いマリー

 

光から出てきた赤いマリーは黒いマリーの方に目を向ける

 

「復讐心に駆られた私…。貴女のした事は許されないのかも知れない。…でも、私は貴女を見捨てたりはしない。だって私だもの!きっと貴女もいい心の持主になるわ!」

 

そう言って笑顔で話す赤いマリー

 

しかし黒いマリーの表情は赤いマリーの期待を示すような表情ではなかった

 

「…ふざけないで、いい心の持主ですって?はっ!笑わせないで頂戴!私はギロチンで処刑された事は絶対に忘れないし、この復讐心を捨てる事はないわ!大体貴女だって、心の底では恨んでるんじゃないの?フランスで女王の地位を捨てさせられて、処刑台送りにされて、それでも貴女は恨んでないと言えるの⁉︎」

 

黒いマリーはただ赤いマリーに対し言葉で責める

 

しかし当の赤いマリーは、一切表情を崩す事なく笑顔でいた

 

「ええ、恨んでないわ」

 

「⁉︎」

 

「だってそれが運命だったんですもの。過ぎた事を気にしてたって仕方ありませんもの。貴女はギロチン送りにした人たちの事が嫌いなのでしょうけど、私はそれでもフランスが好きよ!だーい好き!。貴女もきっと理解できる日がくるわ。だから一緒に行きましょう?もう一人の私?」

 

赤いマリーは黒いマリーに手を伸ばす

 

あれだけ酷い事をした黒いマリーを許そうとしていた

 

しかし黒いマリーは赤いマリーの手を弾いて後ろに下がった

 

「冗談じゃないわ!誰が貴女なんかと!覚えておきなさい、私は決して貴女を認めない!処刑されても恨まない貴女なんかを、私は決して認めたりしないわ!」

 

そう言って黒いマリーは霊体化して姿を消した

 

「…私は諦めませわもう一人の私。いつかきっと、貴女にもわかる日がくる…わ…」

 

赤いマリーは突然倒れる

 

「お、おい!しっかりしろ!」

 

クーフーリンは赤いマリーを抱きとめ、容体を見る

 

容体としてみれば、ただ単に魔力不足に陥っており、放っておけば消滅してしまう恐れがあった

 

クーフーリンは彼女を担ぐ

 

「とりあえず早くマスターのとこに戻らねぇとな…」

 

クーフーリン達は急いで藤丸達のいる玉座へと向かうのだった

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

クーフーリン達が玉座へと向かっている一方

 

ドラえもんと転生神アリスは玉座へと向かっていた

 

「あのー、何でついてくるんですか?」

 

「え?だって私用があるのは貴方のマスターですもの。貴方なら魔力を辿っていけるでしょ?」

 

「そりゃそうだけど…。神様ならその辺り普通にわかるんじゃないんですか?」

 

「そうしたいのは山々だけど、私訳あって力はあまり使えないのよ。それに私専門は輪廻転生辺りだしね」

 

「はあ…」

 

ドラえもんは気楽に着いてくるアリスに対し、本当に神様なのかどうか疑いを隠せなかった

 

「そう言えば、アリス様ってあのスライムみたいな神様とどういう関係なの?」

 

ドラえもんがそう言うと、アリスは当然歩みを止める

 

心なしかアリスの表情は赤くなっていた

 

「……よ」

 

「え?」

 

「……とよ」

 

「え?なんだって?」

 

小さい声で言うアリスの言葉を聞き取れないドラえもんは何度も尋ねる

 

するとアリスは顔を茹でタコのように赤くしやがら言った

 

「ッ〜〜〜〜〜!夫よ!あのゲル神は私の夫!つまりダーリンよ‼︎」

 

「え、えええええ⁉︎」

 

ドラえもんは予想外の言葉に驚く

 

「そうよ!あのゲル神は私の夫!別居もしてなければ今でもラブラブで子供も2人いるんだからぁ!」

 

「ちょ、ちょっと落ち着いて!」

 

「なのにあの人は!神様の仕事が忙しいだとか!物凄く面白い人間見つけたから私の職権乱用して転生させちゃうわ!挙句の果てにはしばらく家に帰んないって言うしで!もうめちゃくちゃなのよぉ!」

 

物凄い勢いで話すアリスにドラえもんはついていけてなかった

 

だが、この時ドラえもんは違和感を覚えた

 

「ん?ちょっと待って。もしかしてその職権乱用させて転生させた人間って、ま、まさか!」

 

「…そうよ、貴方のマスターよ」

 

「やっぱり…なんか随分僕について詳しかったから怪しいと思ったんだ。けどまさか転生者だったなんて…」

 

「…この事は二人だけの秘密よ?本当は言っちゃいけないんだから」

 

アリスはそう言って歩みを進める

 

ドラえもんは腕組みしながら考える

 

「しかし、あの神様、なんでマスターの事気に入ったんだろう…?うーん、まだよくわからないな〜」

 

ドラえもんは歩みを進めながら考えるも、その答えにたどり着く事はなかった

 

『…ダーリンは面白い人間って言ってたけど、本当に面白いのかしら?。…ま、ちゃんとこの目で見て判断すればいっか』

 

心の中でそう思ったアリスはドラえもんのマスターであるヴィンセントの元へと向かい、本当に自分たち神様を面白いと言わせる程の持主なのか、それを確かめる為に歩みを進めるのだった

 

 

To Be Continued……




次回は主人公側の戦闘をお送りできればと思っております

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