fate/Grand Order ~何故俺が英霊の座に?~   作:沢田空

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作者「うんサブタイトル考えんのめんどいね
だからテキトーにい…グビャア!!」

翔「真面目にやれ駄作者!毎回毎回進まねぇのに何言ってんだ!!
んじゃあ本編行くぞ!」




2話~キャスニキ登場!!~

立香と握手を交わしてから俺達はこれからどうするかを休憩を兼ねて話し合っていた。

 

「さて、休憩はこれくらいでいいでしょう。小休止程度ですが、あまり長く休んでもいられません。まず、これからのプランですが、この特異点Fを調査し、こうなってしまった原因を探ります。具体的には――」

 

「フォウ!!フォウーーー!!」

 

「全員戦闘態勢!!敵だ!」

 

俺が叫ぶとロマンからも連絡が入った

 

「いますぐそこを離れるんだ! 生体反応がある、サーヴァントだ! サーヴァント戦はまだ早い!」

 

「無理ですよ」

 

そう言い現れたのは大鎌を持ち全身が黒いモヤかなにかに包まれた──恐らく女性──人だった。

 

「私からは逃れませんよ。残念ながら」

 

「そこを何とか出来ねぇかな?融通とか聞かせてよ」

 

そう軽口を叩きながらも斬月を構えるが不味いな。あれ相当強いぞ?特にあの鎌が問題だわ

 

「生憎と融通というものを持ち合わせていませんので無理ですね。だから大人しく殺されなさい!!」

 

そう言って彼女は鎌を両手で構え突っ込んできた。それを斬月で受け、そのまま鍔迫り合いになる

 

「おおー強ぇーなおい!」

 

「そうですか?あなたはそうでもない」

 

そう言ってお互いに一度距離をとる。こちらはマシュも戦えれば数の有利でなんとか押せないこともないが…。

 

チラッとマシュを見るがやはり震えていた。そこで俺がと思うがこれから先の戦いを考えるとそれは最善ではない。

だからなるべく経験を積ませたい。ならやるべき事は一つ…

 

「マスター!!俺とマシュの二人で攻める!!所長!!周囲を警戒していてください!!何が来ればロマンから知らせが入るはずですから!!マシュ!!」

 

俺が大声で雑にだが指示をし、マシュを呼ぶ。俺の声を聞いてかマシュの肩がビクッと動いた。

 

「お前が戦いたくないのはわかる。だけど!これから先幾度のピンチにそんなのは言い訳にしかならない!だから恐怖に打ち勝てとは言わない!だけどそれに立ち向かえ!!俺達英霊だって元は人だ!恐怖の一つや二つはある!!お前と何ら変わらない!!だから──」

 

そこで痺れを切らせたのか奴が鎌を振り下ろして来た。それを紙一重で避けお返しとばかりに攻撃をするも巧みに大鎌を使い受け止められた。そこからは拮抗した鍔迫り合いになった。

 

「マシュ!!自信を持て!!そしてお前の力を何に使いたいのか考えろ!!そうすれば自ずと答えが見つかるはずだ!!」

 

俺はそう言って鎌を弾き、そこから接近し斬月を振るう。ここからはマシュに任せるしかない。それに彼女にはマスターがついてる。なら俺がするべき事は…

 

「全開で行くぜ!」

 

時間を稼ぐことだ。

 

 

 

 

私たちの前に現れたのは大鎌を持ったサーヴァント。戦わなきゃいけない。先輩を守らなくちゃいけない。だけど…

 

 

 

──恐い

 

それが全身を支配する。今すぐにでも前に出なくちゃいけないのに体が動かない。それどころか震えだけが大きくなる。

この特異点に来てから戦闘を行っていない訳ではない。その時は恐かったけど動けた。なのに何で…!?

 

「マスター!!俺とマシュの二人で攻める!!所長!!周囲を警戒していてください!!何が来ればロマンから知らせが入るはずですから!!マシュ!!」

 

その時翔さんが指示を出していて私にも声がかかった。

 

 

「お前が戦いたくないのはわかる。だけど!これから先幾度のピンチにそんなのは言い訳にしかならない!だから恐怖に打ち勝てとは言わない!だけどそれに立ち向かえ!!俺達英霊だって元は人だ!恐怖の一つや二つはある!!お前と何ら変わらない!!だから──」

 

そこで相手サーヴァントが接近し鎌を振り下ろした。翔さんはそれを避け刀で反撃するが受け止められ鍔迫り合いになる。

 

翔さんの言うことも頭では分かっています。マスター、先輩を守らなくちゃいけない。でも足は震えたまま。私は…私は先輩のサーヴァントなのに…!!

 

「マシュ!!自信を持て!!そしてお前の力を何に使いたいのか考えろ!!そうすれば自ずと答えが見つかるはずだ!!」

 

鍔迫り合いのまま翔さんは私に語りかけました。私の力を?私に力を渡してくれた英雄の力をどう使いたいか…。

そうゆう事だったんですね。ありがとうございます翔さん。私はこの力に、私に力を貸してくれた英雄に感謝してもしきれないですね。

 

私はこの力でマスター、先輩を守り、共に歩き続けます!!

 

 

 

翔がマシュに激をとばしてからはこちらの戦いも激しさを増した。

互いに刀と鎌を振るい高速で移動する。だがそれは翔が劣勢の状況で起っていた。

 

「クソが!その鎌厄介だな!」

 

「フフフ。あらこの鎌に何か感じるものでもあったのでしょうか?」

 

彼は直感──第六感といったもの──で感じ取っていた。あの鎌が宿すもの。

 

「その鎌、不治の呪いでもついてんだろ?」

 

「察しが良いのですね。そう、これには不治の呪いが付着しています。なので一太刀でも当たれば英霊だろうと治ることはありません」

 

そう言って彼女は再び接近する。それが何度目なのかは分からない。だが今回のは今までよりも速い。

 

「ッチ…。さっきより速ぇじゃねぇか」

 

「先程までは手を抜いていたので」

 

「そうか…よ!!」

 

彼は無理に刀を返した所で何かしらの気配が近づいてきたのを感じ取った。

 

「(この場面で来るかよ…!)」

 

そう悪態をついた時には目の前に己の獲物を振りおそうとする彼女の姿があった。

 

「しまっ…!!」

 

自分に迫る鎌を何とか避けようとするが間に合いそうになかった。ここまでか、と彼が思った次の瞬間鎌は防がれた。

鎌を防いだのは黒を基調とした大盾。そしてそれを扱うものはピンクの髪に前髪は片目を隠すように。先程までは震えていたマシュだった。

 

「大丈夫ですか!翔さん?」

 

そんな彼女の目には決意に満ち溢れていた。そんな中近くに気配が突然として現れた。

そこに立っていたのは立っていたのは杖を持った青年だった。

 

「よぉ、ちょっとばかり手を貸してやるぜお二人さん」

 




キャスニキ「俺の出番これだけかよ?!タイトルの割に!!もう少しねぇのかよ!!例えばお嬢ちゃんに宝具の事とか教えたり、ランサー倒したりとこかよ!!」

作者「うん、大丈夫だよアニキ。この後ちゃんと戦いが待ってるからさ」

キャスニキ「ならいいけどよ。ちなみにあいつは何してんのよ?」

翔「…」 刀を構えたまま動かない

作者「さぁ?。恐らくもう一人のじぶ…グブェラ!?」

翔「ネタバレはあかんだろ駄作者!!」刀の峰側を振り押した状態

キャスニキ「あんた…案外容赦ねぇーのな…」苦笑い


ってことで次回もよろしくどうぞ!

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