手が動くなら、何度でも殺してみせる 作:二刀流に憧れた中二病
では、どうぞ。
四季side
あのSAOの事件から約二ヵ月がたった。俺は、現実に帰ってからは目の調整?と言うか、慣れる為に色々やっていた。そんな事をしている内に、俺の所にとある人が訪れてきた。
ピンポーン
「ん?誰だろう。」
俺は玄関からチャイムが鳴ったので、行く事にした。
「はい、どなたですか....って、え?」
「直接会った事は無かったな、俺は桐々谷和人。SAOでは、キリトだった奴だ。」
「な、なんで内に来たんですか?」
「いや、実はな....」
話の内容はこうだ。
・帰還して、アスナさんに会いに行ったけど戻ってない。死んでいる訳では無いらしい。
・パソコンにエギルという人物、キリトさんの友人から一つの写真が送られてきた。それがアスナさんに酷似していた。
・エギルさんの所に行って確認するとALOというゲームのスクショ写真らしい。これはナーヴギアでも出来るそうなのでALOに行く事にした。
・出来れば、一緒に手伝って欲しい。
との事だ。俺の答えは性格上noと言えない....人助けはしたいからな
「いいですよ、手伝います。」
「ありがとう!後、敬語じゃなくていいぞ?お前今何歳だ?」
「16です。」
「お、同い年じゃないか。だったら尚更敬語じゃなくていいぞ。」
「分かった。えと、和人?でいいか。ちょっと見せたいものがある。」
「ん?良いけど」
俺は直死の魔眼を見せるために裏庭に連れていった。
「俺がゲーム内で一撃で敵を殺ってたのは知ってるな?」
「ああ、それで二つ名が【直死の魔眼】だろ。」
「そんな恥ずかしい名前になってたのか.....まあ、実際スキル名がそうなんだけど。でだ、俺は現実に帰ってすぐ有り得ない事に気付いてしまった。」
「有り得ない事?」
「見てろ。」
俺は目を切り替えて、適当な木をなぞる様に切ってみせた。
「え!?お前、それ!」
「何故か、俺の現実に影響してたんだ。お陰で吐き気が凄くしてたよ。当分。」
「大変だったな....それってやっぱりあの目と一緒なんだよな?」
「だな、てか、俺ゲームで名前シキにしてたけど、実際リアルネームも四季なんだよな。」
「すげー偶然だな....容姿もまんまだし....」
「あ、因みに俺女だかんな。」
「は?」
まあ、そりゃ驚くわな。喋り方男だし、パッと見女だって分かんないよな。
「えええぇぇぇぇぇ!?」
「ま、そんな訳でよろしく頼むぞ、和人?」
「お、おう。」
取り敢えず俺達は午後17時頃にログインする事にした。あ、因みにパッケージは和人がくれたよ。
和人side
俺は四季に直死の魔眼を見せてもらって、衝撃の事実をその後知った。
「あ、因みに俺女だかんな。」
は?
「は?」
「えええぇぇぇぇぇ!?」
嘘だろ!?全然気付かなかったぞ!?
「ま、そんな訳でよろしく頼むぞ、和人?」
「お、おう。」
女とか、まじか。
まあ、そんな事を思いながら、俺達は午後17時頃にログインする事にした。因みにパッケージは渡した。
短くてすいません!あと、最後まで読んで頂きありがとうございます!楽しめてもらえれば幸いです。
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では、また次回お会いしましょう♪