手が動くなら、何度でも殺してみせる   作:二刀流に憧れた中二病

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どーもです。初見さんは初めまして、中二病といいます。
今回はプロトアーサーを一話投稿した勢いで書きます。投稿に関しては基本二日に一個くらいです。テンションが上がっていると勢いであげてます。
では、どうぞ。


プロローグ

主人公side

 

俺の名前は安堂四季。これは現実の名前だ。だが、今俺が"居る"このゲーム内ではシキだ。

 

さて、このゲーム内とは何なのか言っておこう。ゲーム、とは、通称SAOと呼ばれるVRMMORPGゲーム、sowrd art onlineの事である。このゲームは、ナーヴギアと呼ばれる完全なる《仮想現実》を実現した一つのデバイスによってプレイ出来る。これを作ったのは大手電子機器メーカーであり、このナーヴギアの最も重要な点は、完全に仮想世界にダイブ出来る、ということである。どういう事かと言うと、五感を全て遮断、脳の命令信号も完全に断ち切り、意識のみを仮想世界に移動させるという事である。そして、このデバイス用に発売されたのが先程言ったSAOである。このSAOを作ったのは茅場晶彦という人物で、ゲームの取材の時のコメントではこう語ったという。

 

『これは、ゲームであっても遊びではない。』

 

まあ、その言葉通りだったからこそ、今俺はこのゲーム内に居る訳なんだが.....

 

じゃあ、そろそろ本題に入ろうと思う。俺はこのゲーム内において中堅プレイヤーと呼ばれる者である。レベルは58。ステはAGI全振りである。他は余り上がってないけど、速さで敵を倒している。さて、こんな俺だが、第57層で経験値集めをしてたんだが、休憩中にふとスキル欄を覗いてみたんだ。そしたら...

 

《スキル:隠蔽、索敵、クリティカル率アップ、直死の魔眼》

 

What?直死の魔眼ってマジなんだよ、あれじゃん。某有名アニメの主人公の魔眼じゃん。それがなんでスキルにあんだよ。なんだ?茅場晶彦はオタクだったのか?マニアックだったの?

 

さて、問題は気になるスキル効果だが....

 

《スキル:直死の魔眼

効果:自分の視界に入った全てのプレイヤー・オブジェクト・NPC

・友好MOB・敵性MOBの死の線と点が可視化する。この線と

点を攻撃する事により、対象を一撃で倒せる。》

 

ガチじゃん。何これ、控え目に言ってもチートじゃん。これ絶対エキストラスキルだよね。これ今発見されてる《二刀流》とか《神聖剣》より余っ程強いじゃん。

 

はあ......なぜ茅場晶彦はこんなスキル(チート)を作り俺に渡したんだ.....意味分からん。

 

まあ、これ最前線行けってことだろ?しょうが無い、だるいけど取り敢えず今の最前線のレベルの平均85レベル位にはならないとな.....そんでもってAGIに全振りしないとなぁ....ん?てかなんかまだ書いてあるぞ?

 

《効果Ⅱ:魔眼使用中AGIに大きなステータス補正、なお使用後は頭

痛というデバフ効果。》

 

なんだよ、運営は俺に何求めてんだよ。ああもういいよ!やればいんでしょやれば!

 

____後日談、プレイヤーの間でとあるプレイヤーが有名となった。その名はシキ。またの名を、《直死の魔眼》。

 

 

おまけ

 

キリトside

 

俺の名前はキリト。このSAOで最前線で戦っている。今は恋人のアスタと休養中なんだが、最近こんな噂を聞くようになった。

 

___一撃でなぞるかの様に敵を葬るプレイヤー現る。プレイヤー名はシキ。二つ名は《直死の魔眼》

 

俺はこれを最初聞いた瞬間思いっ切り飲んでいたコーヒーを吹き出した。当然アスナに心配されたが....

 

そりゃ驚くだろう。二つ名が《直死の魔眼》、そして一撃でなぞるかの様に敵を葬る、これの何処が違うんだ、元のやつと。

 

それを聞いて俺はそんな奴がいるのか.....と思いつつ、何時か最前線に立つだろう、と思っていたのだった......




最後まで読んで頂きありがとうございます!
出来はどうだったでしょうか。楽しんで頂けたら幸いです。
さて。感想や評価まってます。誤字等もビシバシ報告して下さい。
では、また次回会いましょう♪

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