「行くって言ってもどうしようか。」
達也は、困っていた
何せ、ゾンビ達があっちこっちいて抜け出す道がないのだ
「てか、さっきので少し疲れたし省エネ舐めんなよ。」
そんなこと言ってたらゾンビがこちらに気づきやって来た
「おいおいまたかよ」
だが幸いなことにゾンビは、1っ体しかいない
(ったくどうしろってんだよ)
「っと危ねぇな」
ゾンビは、いきなりこちらに襲いかかって来た。
ここは、靴箱がある玄関。避けようにも間が狭いから上手くかわせない
(たくめんどくせぇな)
そう思った達也は、1本の包丁を投げる、だが少し焦ったのかその包丁は、頭ではなく右肩に刺さった。
ゾンビは、少しのけぞったがまた、体制を直す。
「ったく何で1体相手にこんな、苦労させられなきゃ行けねぇんだよ!」
そういい達也は、ゾンビに足を引っ掛け転ばせるそのまま倒れる勢いを使い靴箱の角に頭をぶつける
ゾンビは、頭が一気に粉砕して倒れる。
「終わったな」
「キャー」
「なんだ!?」
「ひ、人殺し」
(はぁ?何を言っているんだこいつ?見た感じ1年か)
「何を言っているんだ?ゾンビを人と思ってるのか?」
「いや、近寄んないで」
「俺は、お前に危害を加えない。」
そういい達也は、面倒くさそうに手を上げる
「嘘だ!」
(え?ひぐらし?)
「本当だ。」
こいつ頑なに信じねぇな
「あ゛あ゛あ゛あ゛」
「何で次から次へと」
「いやだ!怖い!」
少女は頭を抱えて小さくうずくまり怯えてる
達也は、目の前のゾンビにさすがにやばいと思ったのか、
焦りを見せる
「ヤベェな、流石にこの量は、対処しきれねぇどうするか。」
(マジでどうする今回は、洒落にならんぞこの狭い中で5体は、流石に荷が重いどこかいい場所は、やべぇまずここから離れねぇと)
そう思い達也は、少女の手を掴み「こっち来い」と言って学校の中に戻って行った。達也は、走りながらあたりを見回した。ちょうどさっき行った調理室の中に入り鍵を閉めた。
「ハァハァおい大丈夫か?」
少女の安全を確認した、
少女は同じく息を切らしながら
「ハァハァだ、大丈夫です。ところでどなたですか?」
「あ、あぁ俺は、黒羽達也2年だ」
俺は、簡潔に挨拶を済ませる。
「私は、霧島佳奈美って言います1年です宜しくお願いします先輩」
「あぁよろしく」
いきなり霧島の顔が曇った。
「先輩!さっきは、すいませんでした。」
「あ?あぁあの事か、気にすんなあながち間違ってねぇし」
「で、でも」
「だからいいってだからあのことは、忘れろいいな、」
「は、はい」
顔が曇ってたのは、この事だったんだな。
まぁいいや、それよりも今後の方針だな。
「おい、これからどうする?俺とついて行くか、1人で行くか、」
「せ、先輩」
「んあ?」
いきなり呼ばれて反応がおかしくなった
「付いててっていいですか?」
「おう、いいが後悔するなよ、俺は、躊躇いなく殺るぞ」
「はい、それでもいいです。」
「分かったよろしくな。」
「はいよろしくお願いします!」
俺らは、そう言い握手を交わした。
二話目終わりです
少し指摘されたとこを気にしましたが自分でもまだまだだと思います
これからも宜しくお願いします。