切り裂きジャック(猫耳尻尾付)でダンジョンに行くのは間違いか?   作:ユーベル

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さあ、ジャックの恩恵ですぞ。
清々しい程にドチートでお送り致します。
神々よ、絶望す・る・が・よ・い。


恩恵

―ロキ―

 

いやぁ、ええ子が入ったなあ。

取り敢えず今日の合格者はジャックたん含めて3人かぁ。

2人は先に恩恵刻んどいたから、後はジャックたんだけやな。

と、その前に。

 

「ジャックたんに恩恵刻むから退出してえな」

「そうだね。終わったらまた呼んでくれないかロキ?それじゃ、ガレス、リヴェリア。行こうか」

「うむ」

「おう」

 

よし、出ていきおったな。

っと、準備ええな?

 

「これから、うちの恩恵を刻むさかい。服を脱いでそのソファーに寝転がってぇな」

「はいはーい」

 

うーん、こうして見ると全体的に傷痕が多いなあ。

本人は余り気にしとらんみたいやけど。

しっかし、こう見ていると…………。

 

「柔肌蹂躙したくなるなあ」

 

あ、声出てもうた。

 

「恩恵…って、指要ります?」

「要るでー!!超要るでー!!!不可欠やー!」

 

あっぶな。

今目がマジやった。

それに、尋常じゃない死の気配がしよった。

下手に怒らせんとこ。

さてっと、ジャックたんの上に跨がってと。

 

「そこは苦しい」

「あ、すまんなあ。よっと。これでええか?」

「ok」

「そんなら恩恵刻むで」

 

さて、うちのちを1滴垂らしてっと。

どうや?

 

──────────

 

ジャック・メアリスケルター

 

Level.1

 

力 :I0

耐久:I0

器用:I0

敏捷:I0

 

──────────

 

うん、普通やな

 

──────────

 

魔力:EX∞

 

『発展アビリティ』

【強行偵察】A

【暗殺者】A

【神医】A

【料理人】S

【深海】A

【生命】S

【剛運】S

【黄金率】S

【万能者】S

【剛壊】A

【錬金術師】A

 

『魔法』

自由魔法(フリースタイルマジック)

決まった詠唱を持たない。

詠唱無しの速攻魔法から長文の大規模魔法まで扱うことが出来る。

発動には自身のイメージが重要である。

他者の魔法も詠唱と効果を知っていれば使用可能。

詠唱:自由。

 

魂揺さぶる咆哮(ソウルシェイカー)

強力な魔力を帯びた咆哮を放つ。

常態異常『混乱』『恐慌』『放心』『戦意喪失』を強制付与させる。

モンスターの咆哮(ハウル)の相殺が可能。

大声を出す際魔力を込める事でノータイム発動。

詠唱:無し。

 

『スキル』

転生の記憶(コンバート)

転生する度に今までの技能、経験、記憶等全てを引き継ぐ。

 

【アレクサンダーの司書】

アレクサンドリア図書館へのアクセスが可能。

過去・現在・未来・平行世界・異世界に存在する知識・技術・武器を呼び出せる。

 

禁忌の呪紋(タブー・タトゥー)

以下の理を無視した力を行使する。

また、肉体の復元能力を持つ。

起源体(ソース)に変身可能。

理法喰らい(ヴォイド・メイカー)

無”を操る事が出来る。

全てを飲み込む完全な“無”と周囲に影響を及ぼす不完全な“無”の二つが有る。

他の能力を打ち消し阻害・機能停止させる(呪紋封じ(ノイズキャンセラー))。

また、破壊も可能。

憂鬱兎(マンディ・ラビット)

気圧操作能力を持つ。

空気を圧縮する事によって攻撃、防御、罠を張る事が出来る。

迷い猫(シュレディンガー・キャット)

認識をずらし、他者への憑依能力を持つ。

しかも、認識をずらす事によって他者からの自身への攻撃や障害物を透過する事が出来る。

絶対境界(イージス・アルマジロ)

透明な壁を出現させて攻撃と防御する事が出来る。

一応空間干渉系。

使い方次第ではノシイカにする事が出来るし、空気を集めて一気に開放する事も可能。

さらに言えばどんなモノでも切断する事が出来る。

不知火狐(ラブリィフォックス)

空気中の分子を可燃物に変える。

 

荒神を喰らう者の血(ブラッド・オブ・ゴッドイーター)

補食(プレデターフォーム)、ブラッドアーツ/バレット、ブラッドレイジの使用が可能。

血の力(喚起・統制・直覚・誘引・鼓吹・圧殺・対話・慈愛)の解放可能。

神を殺しても神殺犯にならない(の称号を受け付けない)

早熟する。

経験値入手にブースト。

 

守護輝士(アークス・オブ・ガーディアン)

全クラスのフォトンアーツ、テクニック、クラススキルの使用が可能。

早熟する。

経験値入手にブースト。

 

深遠なる闇(ダーカー・オブ・ダークファルス)

ダークファルス化できる。

ダーカーの生成と指揮が可能。

 

幻想の母(マザークラスター)

想像の具現化が可能。

マザークラスター、アースガルツの能力を行使可能。

幻想種、エスカダーカーの生成と指揮が可能。

 

【咎人の荊】

荊質管制装備、ブースターの使用が可能。

アクセサリ、アブダクターの召喚が可能。

早熟する。

経験値入手にブースト。

・捕縛性荊質ー赤く発光する荊。

敵の捕縛に特化した性能を持つ。

他の荊質に比べてドラッグダウンしやすく、半径数mの範囲に侵入した者を捕縛する、捕縛トラップや、エネミーをも捕える荊の射出が行える。

これに触れたエネミーは、一定時間行動ができなくなる。

・治療性荊質ー緑に発光する荊。

治療や支援に特化した性能を持つ。

荊を接続した味方の体力や状態異常を瞬時に治療したり、半径数mの範囲に治療効果のある巨大な荊を発現することができる。

この範囲内にいる味方は、体力が徐々に回復していく。

また、味方に荊を接続し続けることで、体力の継続的な治療を続けることも可能。

・防壁性荊質ー白く発光する荊。

防御に特化した性能を持つ。

半径数mの範囲にいる、自身を含む味方の防御力を上げたり、目の前にシールド状の荊を発現することができる。

そのシールドは遠距離からの攻撃を遮断する。

また、味方に荊を接続することで、防御力上昇効果を一瞬で付与することが可能。

 

金眼四ツ目の鬼(モノノフ)

鬼千切・鬼祓い・鬼ノ目・鬼ノ手・鬼疾風が使用可能。

・鬼千切ー極限まで高めた己の魂の力を込めた一撃を放つ。

仲間との共闘で魂の力を結び合わせ、強力無比な一撃を放つ究極の鬼千切、『鬼千切・極』を放つことも可能。

・鬼祓いー鬼を祓う浄化の力。

光の陣を作り出し、一定時間陣の内部は安全地帯となる。

・鬼ノ目ー真理を見抜く四眼の力。

使用中は気力を消費し続けるが、モンスターの残り体力、表層体力、破壊可能な部位およびその状態、通常時には視認できない拾得物の確認と獲得、レア素材を持つモンスターを見つけることなどが可能となる。

・鬼ノ手ー思念が実体化した巨大な手のこと。

以下6つの能力を発揮する。

鬼ノ手を伸ばして対象を掴み、その場所へ素早く移動し、なおかつ空中で連続して使用することができる鬼絡(おにがらみ)

様々な物質に鬼ノ手の力を流し込み、跡形もなく消滅させる鬼潰(おにつぶし)

魔法と自然を構成する五大属性の元素が集まる「地脈」に干渉し、その力を鬼ノ手に取り込む鬼喰(おにぐらい)

鬼ノ手でモンスターの部位を掴み、その部位に向かって飛びかかり、攻撃に繋げる鬼絡(おにがらみ)

モンスターが突進攻撃を繰り出した時に、鬼ノ手で“鬼”を掴むと発動し、その強大な力を鬼ノ手で受け流し、強制的にダウン状態にする鬼返(おにがえし)

特定状況下でのみ発動し、鬼ノ手で掴んだ部位を完全破壊し、内部の生命力もろとも完全に消し去る鬼葬(おにはぶり)

・鬼疾風ー移動速度の上昇。

自身の周囲のハク(魔力等)を足に纏わせることにより、気力が続く限り走り続けることができ、通常の走り状態の何倍も早く高速で移動することができる。

 

【神々の義眼】

 視力や動体視力に極めて優れているだけでなく、高度な幻影を見破り対象の本質を見抜き、他種族のオーラや諱名を見分けることもできる。

更には他人の視覚の支配や一度目にしたものの追跡、相手が過去に目で見た記憶を引き出すなど、視覚に関して全能と言えるほどの能力を持っている。

 

直死の魔眼(バロールの目)

万物の「死」を視覚情報として捉える事ができる。

この「死」とは「生命活動の終了」だけでなく、あらゆる物体・概念が自身の誕生と共に持つ「死期」や「存在限界」を意味する。

この情報は黒い線や点で示される。

線は「モノの死にやすいライン」を意味し、そこをなぞるように切ればその部分は存在限界を迎える。 

その線を正確になぞれば、たとえ指で鉄板の線をなぞっても切断でき、再生や接着はほぼ不可能。 

切断された部分を魔術により一から「再構成」する事が出来れば、不完全ながらも時間を掛けて治す事は可能だが、それには多大な魔力を消費する。

そして、死の線の源である死の点は「死そのもの」を意味し、その点を突けば対象には「死」という結果が与えられ、その後に生命活動の終了・魂の消滅・物質の結合の崩壊など、具体的な「死んだ状態」になる。

つまり対象が生物か無生物かはこの眼の前では意味をなさず、この世に何らかの意味を持って存在している限り、物体は言うに及ばず、概念ですら「殺す」事が可能(空間や時間にも干渉出来る)。

 

魔法工学師(マギクラフトマイスター)

工学魔法の行使が可能。

物造りに対して品質上方補正。

 

【殺生無心】

命を奪うことに対する抵抗の消失。

殺意、敵意、悪意に対して敏感になる。

 

情報捕食(ネブレイド)

有機物や無機物、毒物でもなんでも吸収して自身の能力にすることができる。

捕食対象の情報を入手できる。

 

吸喰能力(アブソープション)

有機物や無機物、毒物でもなんでも吸収して自身の能力にすることができる。

対象が生き物の場合は死後12時間以内に喰わなければ習得は不可能。

喰う対象に関して忌避感がないが、対象の性質によって「味の好み」はある。

希少度の高いアビリティや、純度の高い力を宿したモノは非常に美味に感じる。

獲得した能力は【アビリティ】として使用され、多重使用することができ、身体能力が飛躍的にあがる。

基本的には自身と同格か、それ以上の存在もしくは自身の持っていない能力持ちを喰わなければラーニングはできない。

食べれば食べるほど強くなる。

 

【咎人断罪】

犯罪者を見分けることができる。

犯罪者の場合は視覚に刑期が見える。

犯罪者のステータスを無効化、強制的にレベル0にまで引き摺り落とす。

犯罪の度合いによって対象への永久的なバットステータスの付与。

犯罪を犯した神ならば殺しても神殺犯にならない(の称号を受け付けない)

 

【万能鑑定】

直接対象を見なければいけないという制限はあるが、人・物問わずありとあらゆるものの情報を知ることができる。

情報から真偽鑑定も可能だが、説明がしにくいのが欠点。

人や物を見るとゲームのステータスのような情報が羅列される。

他人の恩恵を知ることが出来てしまう。

見るだけで初見の食べ物の毒性の有無や、なぜか解説欄があって料理法も載っているので結構便利。

ちなみに罠の看破も可能。

罠を鑑定してその情報が出てくるから罠の有無がわかるというよりも、『罠がわかって鑑定』ではなく『鑑定したら罠があった』という使い方になる。

常時発動。

 

【絶対視覚】

対象を魔法的・物理的な障害を無視して視認できる。

通路の罠も丸見えの上、構造把握も可能。

常時発動。

 

【フランケンシュタインの怪物】

再生機能、運動神経機能、皮膚機能、血液機能、骨格機能、呼吸機能、消化機能、筋力機能、感覚機能の九つを特化させることが出来る。

任意発動。

能力詳細

┗①再生機能―全身が人間のすべての体細胞を形成する元である『万能細胞』で出来ており、全身を肉塊にされてもすぐ再生することが可能で、脳を頭部に固定する必要がない。

②運動神経機能―落雷と間違う程に強い生体電流を首の傷口から体外へ放電する事で電流のマフラーを形成し、そのマフラーがなびく範囲ならば相手が視認不可能な速さでの移動と攻撃及び身体が物理的に切り落とされてもその部分を動かす事が可能。

③皮膚機能―皮膚を自在に調整(瞬間再生や真空密着)出来る能力。

④血液機能―膨大な量の血液を生み出す造血器官と、心臓を始めとする血液循環系の全機能が強化され、あらかじめ設けてある全身の傷口からウォータージェットのように超高圧の血液『茨の十字』を瞬間噴射させ、対象物を破壊し、死体から自分以外の血液を取り込んで自分のものとも可能な能力、血中成分は自在に操る能力を持つ。

⑤骨格機能―ダイヤモンド以上の強度を持つ自身の骨を操作する。

⑥呼吸機能―伸縮自在で特殊な肺を持ち、吸い込んだ空気を圧縮させて体の各部に設けられた排気口から噴出することで、対象物を切り裂くことやジェット噴射さながらに跳ぶことができる。

⑦消化機能―強靭な顎と驚異的な消化能力を発揮する。

⑧筋力機能―全身の筋繊維を自在に動かし、体形を変幻自在に変化させる。

⑨感覚機能―身体から大量の眼球を生成でき、最大24個の目玉を遠隔操作して遠くの風景を見たり、その風景を記録・投影したり、光を用いた催眠をかける事が出来る。

 

蛇の目(カゲロウデイズ)

11匹の蛇の持つ目の力が扱える。

元々はメデューサの血族が持つ能力らしい。

「合わせる」「焼き付ける」「隠す」「欺く」「盗む」「奪う」「凝らす」「覚ます」「醒ます」「かける」「合体させる」の11種類。

一つを除き任意発動。

能力詳細

┗①目を隠す―自分や一定の範囲内にいる対象者の存在感を極限まで薄くし、周囲から認識されないようにする事ができる。

能力を緩めると、顔も覚えていない他人くらいの認識で認知される。

ただし能力の範囲外の人間と接触すると能力が解除され、能力を使う時に相手が目を離していないと、能力を使ってもその相手には姿が見えたままになる。

また長い時を一緒に過ごした家族などには、能力を緩めてしまうと存在を認知されてしまう事がある。

②目を盗む―対象者の情報を読み取る事ができる。

これによって動物との会話も可能で、対象者の心を読む事もできる。

能力が僅かに発動している時は相手の考えていることを読み取るが、強く発動していると相手の記憶や過去まで読み取ることができる。

ただし自分が読み取りたい情報だけを読む事はできないようで、知りたくもない人の心も分かってしまう。

③目を欺く―他人に自分の姿を違った姿に見せる事ができる「騙し絵みたいな能力」。

範囲が小さく自分自身にしか反映されないが、相手によって見せる姿を調整する事ができ、また自分自身ではなく完全に別の人物や生き物の姿を見せる事もできる。

ただし、実際に対面したことがあり、尚かつ鮮明にイメージ出来る有機物のみに限られている。

④目を合わせる―目を合わせた相手を石に変える事ができる。

一定時間経つと石化が解けてしまう。

石化の解除は個人差が生じる。

⑤目を奪う―「何を」「どうしたら」周りの視線を集められるのかが分かり、また相手の趣味や興味を全て無視して、強制的に視線や注目を集める事ができる。

自分自身だけでなく自分が作ったもの等にも反映される。

「目を隠す能力」を使うと能力が打ち消される。

⑥目を覚ます―不老不死の精神を得る事ができる。

近くに精神を移せる媒体あれば、それに精神を飛ばす事ができる。

副作用として発動中は三大欲求が消失する。

⑦目を醒ます―自分の身体を自分の理想とする身体に造り変える事ができる。

致命傷を負っても自動的に「造り直す」ことができる。

⑧目に焼き付ける―人並み外れた記憶力を得ることができる。

常時発動。

⑨目を凝らす―千里眼に似た能力で、対象の居場所を探る事ができる。

副次効果で透視が可能。

⑩目をかける―他人に感情や思いを伝えることが出来る、一種のテレパシー。

また、自分だけではなく、他人の感情や思いを伝えることも可能。

⑪目を合体させる―「10の蛇」を統括するメデューサ本来の能力。

 

【千里眼】

自身を中心に半径100mの範囲を索敵することが可能。

そのまま地図の作成が可能。

 

消失点(カイナ)

嘆きの川(コキュートス)における第一円(カイーナ)

人体に有害なモノを喰らい糧にする。

例え、麻痺毒をくらったとしても、それを喰らう事でより超人的な身体的能力を発揮する。

常時発動。

 

群隊(アンテノラ)

嘆きの川(コキュートス)における第二円(アンテノーラ)

任意の場所に青色の液体を出現させる事で、その中から同じ格好をし記憶を共有した自分を呼び起こす事で増殖し、何体も同時に存在する事が出来る。

また一度会った事のある者のそばに現れることができる。

生産量は月30体で、前月生産分の生き残りは翌月以降に繰り越し可能。

体の大きさを自在に変更可能。

常時発動。

 

供犠の血(トロメア)

嘆きの川(コキュートス)における第三円(トロメア)

人体に有害なモノと共生する。

その血を煮詰め精製すると魂を焼く炎となる。

常時発動。

 

多重分身(オルテュギア)

分身の実態はマスターが1人で残りが偽物ではなく、量子テレポートの応用でマスターと同じ状態をコピーしているため、全てが本物であり、コピー元が1人でも残っていれば、そこからコピーを作り増殖する事が可能。

倒すには分身を全て同時に撃破しなければならない。

任意発動。

 

【ノストラダムス】

瞬きを一回した後から3ヶ月先の事までを予知できる。

他人に伝える際は詩を詠むような感じになってしまう。

常時発動。

 

真理の錬金片(テゥルー・アルケミスト・フラグメンツ)

『真理の扉』と接触したため強制取得。

自分自身を錬成陣とかす。

ダンジョン内でのノーリスク錬成が可能。

 

──────────

 

はい?

 


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