Level5第8位『無限の剣製』   作:ALPHALION

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俺に投影出来ない物は無い………多分

入学式に出ている斬達

 

周りとは逆に落ち着きすぎているので逆に浮いていた

 

「………………」

 

「…………zzz」

 

(一方通行、寝てやがるな)

 

「……………」

 

「ZZZZZZZZZ」

 

(おい、あの寝てることを隠そうとすらしない奴は誰だ)

 

「………ハァ」

 

かなり不安だと斬は思った

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふむ、level5が全員纏められているな」

 

「ンなもン当然だろ」

 

「……削板軍覇、7位か」

 

「おい、何か増えてねェか?2位だけじゃねェのかよ」

 

「名前しか知らんな、どんな奴かね」

 

「おい、無視かてめェ」

 

「…………………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「席順が悪意だな」

 

「支離滅裂だぞ」

 

廊下側にlevel5まとめて、後出席番号かと斬は理解した

 

尚、クラスの奴らはそんなこと露知らず

 

「ちっ、めンどくせェ」

 

「そう言うな」

 

そう言って席に座る

 

前から一方通行、垣根帝督、削板軍覇、剱崎斬である

 

「この順番は……」

 

「よぉ」

 

「………垣根か」

 

「この前ぶりだな、たんこぶ出来たぞこの野郎」

 

「知るか」

 

「てめェが2位かエセホスト」

 

「あ?そういうお前が1位だろ?モヤシ野郎」

 

「ンだとォ!!」

 

「………………」

 

「よっこいせーっと」

 

「………………」

 

(さっき寝てた奴だな、こいつが削板軍覇か)

 

「何でこんな端なんだ?わかんねえや」

 

(……………馬鹿だな)

 

「筆記用具忘れちまった!」

 

「……ほらよ」

 

斬は軍覇に鉛筆を投げる

 

「お、悪ぃな!てかどっから出した?」

 

「………ここだ」

 

斬の手から無限にうみだされる鉛筆

 

「なんだそれ!?根性でやってんのか!」

 

「なわけあるか」

 

「「表に出ろや!!!」」

 

「やめろ」

 

斬は双剣、干将・莫耶を一方通行と垣根帝督の首に当てる

 

「座るか、首を断つか選べ」

 

付き合いの長い一方通行は即座に座る

 

「速ぇな!モヤシ!」

 

「うるせェな、剱崎怒らせたら死ぬっつーの」

 

すると前のドアから屈強な男が入ってくる

 

「おー、さっそくやらかしてるな問題児ども」

 

「誰だァこいつ」

 

「担任だろ」

 

「当たりだ、担任の諸木だ」

 

周りからは怖ぇとかゴリラとか聞こえてくる

 

「静かにしろ!」

 

一瞬で静かになるクラス

 

「自己紹介をしてもらう、まずは問題児ことlevel5の四人!」

 

クラス全員の視線が四人に集まる

 

それもそうだlevel5の内の半分がここにいるのだから

 

「めンどくせェな………一方通行だ、ヨロシク」

 

「垣根帝督だ」

 

「削板軍覇だ!いかなる逆境も根性で乗り越えていくぜ!よろしくな!」

「剱崎斬だ、この馬鹿どもが問題を起こしたら俺を呼んでくれ」

 

「だそうだ、何かあったら剱崎に頼むように!」

 

(いや、何でも屋ではないのだが)

 

そしてクラスメートの自己紹介が始まった

 


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