【大長編】シリーズ   作:レオジマネス

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【終】 第八幕 ノルカソルカ!最後の大博打!

第八幕の前に少し話を。

いや~、ついに三国志終わったな~。て言うかめっちゃ時間かかってたな。次からは急ピッチで書く!(`・ω・´)ゝでは始まるよ!

 

                

               

               

                   

~古ぼけた処刑場~

          

辺りに冷たい風が吹く。今から大激戦が始まると言うのに、それを知らない武将妖怪達は、脳内が混乱している。

 

 

ジバニャン劉備「お前ら本当に何ニャン⁉」

 

ノルカ「さっきもいっただろう。ノルカだあとこいつが弟のソルカだ。」

 

ソルカ「・・・ボクがソルカだ。」

 

ノルカ「ところで人間界で変なことが起こってるのは知ってるだろ。」

 

フユニャン曹操「変なことだと?」

 

ウィスパー孔明「変なことでウィスか・・・特に何も・・・

(「こんにちは、速報です。突然人がのるかそるかと言い出して、無謀なことに挑戦して・・・・・」「のるか!そるか!のるかそるか!」「俺様の名はノルカだ。」)

ああっ!思い出しました!あんたは人間界にのるかそるか現象を引き起こした張本人でウィスね⁉」

 

ノルカ「ピンポーン。大正解。」

 

USAピョン仲達「そう言えばイナホも同じことになってたダニ!」

 

ソルカ「ああそうさ。この力を使えば人間界を乗っ取れると思ってな。だがエンマのヤツが感づいてやがってよ。ボクたち兄弟をこの本の中に閉じ込めたって訳だ。」

 

コマさん孫策「そうだったズラか・・・」

 

ノルカ「だから・・・・・」

 

ノルカ&ソルカ「今すぐお前らを抹殺してこの本の中から抜けだしてやる!」

 

フユニャン曹操「気を付けろ!襲い掛かってくるぞ!」

 

ノルカ「【ノルカメ波!】」

 

ノルカが放ったノルカメ波は、ウィスパー孔明の方向に向かって打った。

 

ウィスパー孔明「うぶお!」

 

ソルカ「更に!【ソルカメ波!】」

[newpage]

 

 

 

 

 

              

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                  

 

 

 

                     

                

 

 

 

 

 

               

 

         

                   

                 

                  

 

 

・・・ドスッ

 

 

   二人は何かを放ったかと思うと 

 

   何かがぶつかる音が聞こえて───

 

   そして煙が尋常ではない程上がる

   

   ふと視線が気になり向こうに目をやると、焦げ尽くすような目でノルカがこちらを睨む。そして、氷河のような冷たい目でソルカが睨む。振り向くと他の妖怪が心配をしている

   

   微かに意識はあるようだ

 

   しかし、[[rb:こいつら> ノルカとソルカ]]・・・本当に強すぎる

 

 

 

 

オロチ周瑜「ウィスパー!」

 

オロチ周瑜と他の妖怪が駆け寄る。

 

ジバニャン「よくもウィスパーを・・・!【ひゃくれつ肉球!】」

 

ここでジバニャン劉備は、連戦で鍛え上げられた必殺技をノルカ目掛けて放った。だが────

 

ノルカ「おっ、マッサージか?おかげで疲れが取れたっしょ!」

フユニャン曹操「効いてないだと・・・!」

キュウビ荀彧「ここは僕が!【紅蓮地獄!】」

 

ダメだ────全く効いてない。

それに相手もとても冷静だ────

 

コマじろう孫権「ダメみたいズラ!」

 

ノルカ「俺様に勝つのは無理だな!ハハハハハ!」

 

武宮曹嵩「こいつら・・・強すぎる!」

 

ニャンパチ先生「せっかく戻れるところニャのに!」

 

???「オリャアアアアアアア!」

 

吹雪神犬「何だ⁉」

 

暗闇の奥に馬が走る音と男の叫ぶ声が聞こえる。徐々に月明かりに照らされていき、岸野の姿が映る。

 

 

岸野淳于瓊「ハァハァ、俺だよ!俺!忘れたのか⁉」

 

武宮曹嵩「そうだよ!思い出した!」

 

岸野淳于瓊「思い出してくれたか!」

 

武宮曹嵩「えっと、誰やっけ?」

 

岸野淳于瓊「だから!岸野だ!岸野織!またの名を淳于瓊!本に吸い込まれたと思ったら何もないクソど田舎に放り投げられたんだからな!」

 

ニャンパチ先生関平「ああ、そういえば淳于瓊といえば官渡の戦いで、」

 

ウィスパー孔明「楽進に殺されてますね。」

 

ウィスパー孔明は案の定カンニングをして解説をしている。本物の孔明とは真反対だ。

 

岸野淳于瓊「え⁉俺もう死んでんの⁉おい、手合わせんな!」

 

武将妖怪に勢いよくツッコミをいれる。そして、ノルカは待ちきれないのか・・・

 

ノルカ「・・・ちょっ、無視すんなよ!」

 

岸野淳于瓊「ん?てか、何だこいつら。てか早よ帰りてえ。」

 

ジバニャン劉備「岸野は知らないと思うニャンが、あいつらはニャン・・・」

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ジバニャン劉備「てな訳ニャン。つまりあいつらを倒さないと帰れないってことニャン。」

 

岸野淳于瓊「マジかよ!おいノルカ!ソルカ!早くエロ本読み・・・じゃなくて元の世界に戻りてえんだ!」

 

一瞬言い間違えたのは、岸野のためにも忘れてあげよう。

 

ノルカ「様つけろよ!帰りたいなら俺様たちを倒してからだな!」

 

ソルカ「言っとくけど、手加減しないよ?・・・」

 

岸野淳于瓊「だろうな、だが先手必勝!」

 

バンッ

 

 

岸野はノルカに向かって最新式の拳銃を放つ。だが扇により跳ね返され、近くの木に当たる。

 

ノルカ「甘い、この扇は何でも跳ね返すんだよ。諦めるっしょ!」

 

岸野淳于瓊「こうなったら近接で・・・」

 

岸野がノルカ目掛けて腕を上げ、パンチを打ちこもうとしたが、

 

ノルカ「紅蓮爪撃ィイ!」

 

一瞬の隙を突かれて、ノルカの剛鉄ような爪で体を切り裂かれると同時に身体中に痛みと衝撃が走る。

 

岸野淳于瓊「うわっ!」

 

コマさん孫策「岸野刑事!大丈夫ズラか⁉」

 

ノルカ「これを受けたらまともに戦いなんかできないっしょ!」

 

岸野淳于瓊「クッ・・・!そうだ、武宮耳を貸せ。」

 

武宮曹嵩「なんだ?」

 

何かを思い付いたのか、武宮を呼ぶ。

 

 

岸野淳于瓊「ゴニョゴニョ・・・」

 

岸野淳于瓊「ほら、拳銃だ。あと一発しか残ってねえから注意しな。」

 

武宮曹嵩「分かった・・・」

 

チャカ

 

ノルカ「なんだ?また同じことを繰り返すのか?」

 

武宮曹嵩「う~ん、ちょっと違うな。」

 

バンッ

 

ノルカ「ハハハ!また扇で跳ね返してやる!」

 

武宮曹嵩「おい、フユニャン曹操!マント貸してくれ!」

 

フユニャン曹操「いいけど・・・何に使うんだ?」

 

武宮曹嵩「やったら分かる。見とけよ、このマントを・・・フユニャン曹操!これにパンチ打ってくれ!」

 

フユニャン曹操「何をするか知らないが・・・【ど根性ストレート肉球!】」

 

武宮曹嵩「キュウビ荀彧!マントに炎打ってくれ!」

 

フユニャン曹操「おい!燃えるぞ!」

 

キュウビ荀彧「まあいいか、【紅蓮地獄!】」

 

武宮曹嵩「で、このマントは綿でできてるんだけど。」

 

ノルカ「それがどうした!」

 

武宮曹嵩「知ってるか?すると・・・」

 

[chapter:ブオオオオオン!!!]

 

凄まじい勢いで、銃弾が飛んで行く 

 

ノルカ「なっ・・・!」

 

武宮曹嵩「ウツセン現象により突風が起こり・・・弾の威力が増すんや!」

 

[chapter:バアァーン!!!!!!!!!]

 

銃弾が扇に当たったかと思うと、扇は銃弾と共に空へ飛んでいった。

 

ノルカ「くっ、扇が・・・飛ばされたちまったっしょ!」

 

ソルカ「ボクのもだ・・・」

 

武宮曹嵩「さあ!勝負や!」

 

ブリー隊長関羽「ビクトリアーン!絶対勝つぞ!」

 

メラメライオン張飛「メラ~!」

 

ソルカ「これで勝ったと思ったと思ったら大間違いだよ・・・」

 

USAピョン仲達「どういう事ダニ⁉」

 

ノルカ「つまり・・・こういうことだ!大噴火!」

 

[chapter:ボオオォォォォォォ!!!!!!]

 

辺り一帯の山という山が大量のマグマを流して噴火した さっきまで冷たい風が吹いてたのが熱風へと変わる

 

ウィスパー孔明「や、山が噴火したでウィス⁉」         

              

コマさん孫策「あついズラ~!」

           

武宮曹嵩「熱いけど・・・何とか耐えて見せるんや!」

 

岸野淳于瓊「はっ!そうだ!俺の傘で・・・熱さから守れる!使え!」

 

岸野は全員に自家製の傘を配った 武将妖怪達に涼しげな顔が見える

 

USAピョン仲達「おお!涼しいダニ!」

ソルカ「もっと涼しくしてやろうか?つらら落とし!」

 

[chapter:ドドドドーン!!!!]

 

全員の頭の上に氷柱が落ちた 幸い傘があったが、破れるのも時間の問題だ

 

岸野淳于瓊「お・・・重メェ・・・」

 

バリッ

 

岸野淳于瓊「か、傘が破れた!

ノルカ「もう、技は防げないっしょ!じゃあ・・・」

 

ノルカ&ソルカ「トドメ!【ノルカメ波!】&【ソルカメ波!】」

 

ウィスパー孔明「ヒイィ!も、もうダメでウィスゥ~!」

 

岸野淳于瓊「諦めるのはまだ早い!」

ノルカ「それは俺達の扇!」

 

岸野淳于瓊「さっき拾っといたんだ、それでこの扇『何でも跳ね返す』って言ってたな。それをお前たちに返してやるよ!」

 

ノルカ「うぅ・・・こんなはずじゃ・・・」

 

ソルカ「なかったのに・・・」

 

[chapter:ドッッカーン!!!]

 

爆発音が響き、ノルカとソルカは月に届きそうなくらいぶっ飛んだ

 

[newpage]

 

 

 

ソルカ「はぁ・・・・はぁ・・・ノルカ・・・ボクたちもうずっとこのまま本の中にいるしかないんだよね・・・」

 

ノルカ「何弱音吐いてるんだ・・・俺たちはここで終わらないっしょ!ソルカ、合体だ・・・この際これしかない!」

 

ソルカ「でも合体したら・・・もう元には戻れないんだよ・・・」

 

ノルカ「それがどうした!この世界から抜け出すにはこれしかないっしょ!」

 

ソルカ「・・・そうだねノルカ。」

 

ジバニャン劉備「ハァ~、やっと勝てたニャン・・・」

 

USAピョン仲達「でもやっと元の世界に戻れるダニ!」

 

ノルカ「それを言うのはまだ早いっしょ!」

 

ニャンパチ関平「まだ生きてたニャ⁉」

 

ノルカ&ソルカ「この呪われし姿により・・・」

 

ノルカ「貴様たちを倒す!!!」

 

ソルカ「キミたちを倒す!!!」

 

武宮曹嵩「こいつも変身すんのか・・・」

 

キュウビ荀彧「また面倒なことになりそうだねぇ・・・」

 

やがて二人は、怪しいオーラに包まれ、そして一つとなった。その姿は、赤い翼に水色の翼そして鋭い目付き。そして何よりも、その大きさだ。

 

 

ノルカソルカ「さあ・・・のるかそるか・・・最後の勝負だ!」

 

コマさん孫策「もんげ~!でっかくなったズラ!」

 

ジバニャン劉備「だけどここで怯んだら終わりニャン!【ひゃくれつ肉球!】」

 

ノルカソルカ「ワンツーアタック!」

 

ジバニャン劉備「ニャアアァァァ・・・!」

 

フユニャン曹操「ジバニャン!大丈夫か⁉」

 

ジバニャン劉備「ニャァ・・・」

 

ノルカソルカ「ハハハハハ!弱い!弱いなぁ!」

 

ジバニャン劉備「・・・・・何でこんなことをするのニャン!」

 

ノルカソルカ「何故かって?教えてやろう。それは今から少し昔の話だ───」

 

[newpage]

 

昭和二十年 二月八日

 

 

 

 

~荒れ果てた戦場~

 

軍曹「おい皆よく聞け、日本軍は現在圧されつつある。だが、わが軍は国のため全力で戦うぞ!」

 

全員「オー!」

 

 

まだこの頃は俺達は人間だった。この時は日本が戦争をしていた。そして俺たちは優秀な兄弟コンビとして有名だったんだよ。

 

軍曹「それに[[rb:日本 > こっち]]にはこいつらがいるからな!」

 

乃琉華「まあ、俺様にかかればどうってことねえよ!」

 

蘇琉華「兄さん・・・恥ずかしいよ・・・」

 

兵員A「乃琉華様!蘇琉華様!今日もイケてるっす!」

 

軍曹「おっと、朗報だ。今入った情報で、敵の大将がこの辺を通るらしいぞ!その隙をねらえ!全員狙撃準備しろ!」

 

兵員A「マジっすか!」

 

外に出た。と同時に無数の飛行体が空を埋め尽くす。少ししたところだ、一際大きな飛行体が西の空から飛んでくるのが分かる。

 

 

軍曹「あれだ!狙撃準備!あれが大将が乗ってる戦闘機だ!狙撃準備!狙撃準備!狙撃準備だ!いいか、狙撃準備だ!狙撃準備だかんな!狙撃準備だぞ!全員狙撃準備しろ!乃琉華と蘇琉華も狙撃準備だ!俺も狙撃準備する!」

 

乃琉華「狙撃準備、狙撃準備うっさい!少しは黙れっしょ!」

 

蘇琉華「兄さん、今がチャンスだよ・・・」

 

乃琉華「おう!」

 

勢いよく放ったバズーカーは大将が乗った戦闘機を直撃した

 

 

乃琉華「当たったか⁉」

 

蘇琉華「堕ちていく!当たったよ!勝ったよ!」

 

    勝利を確信した

 

                   

 

 

              

 

                 

 

 

 

      

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     その時だった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    [chapter:ドッカーン!]

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

             

 

 

                 

 

 

 

 

           

 

 

 

 

 

爆音が聞こえた頃にはもう体は中に浮いていた 

 

そして地面に強く叩きつけられた

 

 

 

乃琉華「ぐっ・・・ギリ生きてるみたいっしょ・・・ハッ、おい皆!」

 

そこには敵軍により落とされた爆弾より倒れた仲間が無惨な姿で倒れていた───

 

蘇琉華「兄さん!大丈夫⁉」

 

乃琉華「大丈夫だが・・・俺たち以外全員・・!」

 

蘇琉華「ひどい・・・」

 

乃琉華「そもそもなんでこいつらが死ななければ・・・そもそもなんで俺たちは戦わなければ・・・そもそもなんでこんな苦しい思いをしなければいけないんだ!」

 

蘇琉華「僕も本当に・・・こんな思いをさせた人間を許さない!」

 

乃琉華&蘇琉華「許さん許さん許さん・・・絶対に許さん!」

 

 

 

憎しみと怒りの想いで溢れた二人は────もう人では無くなってた

 

 

 

 

 

 

 

 

~妖魔界 エンマ屋敷~

 

ぬらりひょん「・・・エンマ大王様、少しいいですか。」

 

初代エンマ大王「お?ぬらりから話とは・・・なんの用だ?」

 

ぬらりひょん「現在、人間界では各地で争いが起こってます。それにより死んだ霊が妖怪になり、その妖怪が争いを起こせば、世界のバランスが崩れます。」

 

初代エンマ大王「確かにそうだな。実際元祖派と本家派が争ってるからな・・・」

 

ぬらりひょん「ですから、一回人間界に行き、少しでも争いを減らしましょう。」

 

~東京 渋谷~

 

大学生A「のるかそるか!お前ら全員かかってこいや~!」

 

会社員A「のるかそるか!社長に給料百倍にしろって無理でも言う!」

 

ぬらりひょん「・・・・・?なんだ、思ってたのと違うな・・・」

 

初代エンマ大王「何故じゃ、何故人がのるかそるかなど言っておる・・・」

 

ぬらりひょん「・・・・・!お前らがやったのか⁉」

 

ノルカ「ヤバイ!見つかっちまったっしょ!」

ソルカ「どうする⁉兄さん!」

 

ぬらりひょん「人間界の秩序を乱したのはお前らか!」

 

ノルカ「違う!もともと俺たちじゃ・・・」

 

初代エンマ大王「問答無用[[rb:お前らを・・・ > ノルカとソルカ]]三国志の中に閉じ込める!」

 

ノルカ&ソルカ「ぐっ・・・!うわああぁぁぁぁぁ[[rb:ぁぁぁぁぁ >. ]]」

 

 

~古ぼけた処刑場~

 

ノルカソルカ「それで今に至るって訳だ。そして本の中にいるときに1つ決心した。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

               

 

 

 

 

              

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                 

 

 

 

 

                 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                

 

 

[chapter:ノルカソルカ「こんな苦しい思いをさせた人間をめちゃくちゃにしてやりたかったんだよ!それを妨害したお前らを全員抹殺する!」]

 

そう言ったノルカソルカの瞳に心はもうなかった。

 

 

キュウビ荀彧「おやおや、本気になったみたいだな。」

ジバニャン劉備「やってやるニャン!」

 

ウィスパー孔明「だが気を付けてください!さっきより妖気が何倍にも膨れ上がってます!」

 

ノルカソルカ「その通り。だからこんなことも出来るのさ!フレイムブリザード!」

 

ノルカソルカが叫ぶ 炎と吹雪が一斉にこちらへとやって来る 激しい温度差に耐えられそうもない

 

岸野淳于瓊「熱い!寒い!熱い熱い熱い寒い!」

 

オロチ周瑜「おい、静かにしろ!」

 

USAピョン仲達「ヒィ~、暑いダニ~。

 

ウィスパー孔明「じゃあ宇宙服脱げばいいじゃないですか!」

 

USAピョン仲達「嫌ダニ!これが無かったらミーじゃないダニ!」

 

ジバニャン劉備「あぁ~、あれニャン。USAピョンから宇宙服を無くせばただのカワウソ・・・」

 

USAピョン仲達「テメ・・・喧嘩売ってるダニ⁉」

ノルカソルカ「ハハハハハハ!苦しめ!」

 

コマさん孫策「でもこんなとこで負けねえズラ!」

 

コマじろう孫権「そうズラ!最後まで戦うズラ!」

 

ノルカソルカ「これでも同じことが言えるか?吹っ飛ばしてやるぜ!」

 

突如表れし[[rb:竜巻 > トルネード]] 凄まじい威力と音を立て 武将妖怪を宙に挙げ叩き落とす

 

ジバニャン劉備「ニャ・・・痛いニャア・・・」

 

ノルカソルカ「痛いかそうか・・・」

 

ノルカソルカ「だったらすぐ息の根を止めて楽にしてやんよ!【のるかそるか限界突破ァ!】」

 

武将妖怪達に絶望の顔が浮かび上がる ノルカソルカの本気を知ってしまったら────

 

 

[newpage]

 

 

 

 

 

 

 【死ぬ】

 

 

 

この場にいるほぼ全員がそう感じただろう。

 

 

ノルカソルカ「ドリャア!」

 

 

 

 

 

 

 

 

[chapter:ビュウウウウウウン]

 

 

まるで世界に終末をもたらすような技を放ってしまったようだ 

 

 

全員「グワアアアアアァァァ!」

 

 

ドオォン

 

 

フユニャン曹操「・・・もう・・・ダメみたい・・・だな・・・」

 

USAピョン仲達「イナホ・・・バイバイダニ」

 

コマさん孫策「最後にソフトクリーム食べたかったズラ・・・」

 

ジバニャン劉備「でも・・・諦めちゃダメニャン!さあ行くニャン!ニャア!」

 

ドテッ

 

何かにつまづいたようだ

 

 

 

 

ジバニャン劉備「ニャア・・・何ニャンこれ・・・ニャン?これは・・・」

 

その何かを手に取った瞬間誰かの記憶が流れ込んでくる

 

~どこかの戦場~

 

 

400年前 

 

ブシニャン劉邦「わが軍は・・・負けたのか?」

 

見渡す限り死体で埋め尽くされていた とそこに

 

敵「あれが劉邦だ!討ち取れ!」

 

やって来る敵をわずかながらの力で斬る

 

ブシニャン劉邦「はぁ・・・はぁ、それがしにはもう力が・・・この刀を・・・わが子孫に託す・・・」

       

敵「劉邦!覚悟おおぉぉぉぉぉぉっぉ!」

              

 

~古ぼけた処刑場~

 

ジバニャン劉備「・・・・・ハッ!」

 

ここで記憶が途切れた この何かがさっきの記憶と関係があるのならば───

                

 

ジバニャン劉備「ニャ・・・!ぐぐぐ・・・」

                 

必死に何かを抜く 記憶が正しければそれは────────

 

ジバニャン劉備「抜けたニャン!・・・ってこれ!錆びて使えないニャン!」

 

ウィスパー孔明「ちょっと、さっきから何やってるんでウィスか~?」

     

ニャンパチ関平「そうだニャ、何してるんだニャ?」

 

ジバニャン劉備「ニャ~・・・これじゃあ使えない、」

 

錆びた剣を捨てようとしたときだ 突然眩い光を放ち───そして、ブシニャン劉邦が残した剣と全く同じ剣に変わる

 

 

ジバニャン劉備「これは・・・!」

 

ブシニャン劉邦(「聞こえるでござるか?」)

 

ジバニャン劉備「ニャア!誰ニャン⁉」

 

ブシニャン劉邦(「この剣で・・・あいつを倒せるはずだ」)

ジバニャン劉備「まさか・・・!ブシニャン劉邦!」

 

 

やっぱりこの剣はブシニャン劉邦の剣だった 

 

フユニャン曹操「ジバニャン劉備、何一人でごちゃごちゃ言ってるんだ?」

 

USAピョン仲達「さっきの技で頭でも打ったダニか?」

 

吹雪程普「じゃあ俺の技で頭を冷やしたろうか?」

 

ジバニャン劉備「いや、何でもないニャン!」

 

ブシニャン劉邦(「早くこの剣で・・・倒してくれ・・・」)

 

ジバニャン劉備「わかったニャン!皆!行くニャンよ!」

 

USAピョン仲達「行くって・・・本気ダニか⁉」

 

ノルカソルカ「ほら、早くかかってきな!」

 

ジバニャン劉備「臨むところニャン!」

 

ノルカソルカ「挑んだところで負けだ!すぐに跳ね返して・・・」

 

 

ズバッ

 

ノルカソルカ「がああぁぁぁ!」

 

今まで一切攻撃が効かなかったはずが───斬撃音を立て、ノルカソルカを怯ませる

 

ノルカソルカ「どうやらこっちも剣で対抗するしかないだろうな・・・」

 

ノルカソルカのわずかながらの妖気で禍々しい剣を創り出す 

 

ノルカソルカ「これで対等だ!ウォラア!」

 

何度も何度も火花を散らしながら激しくぶつかり合う

 

ノルカソルカ「どうした?お前の力はこんなもんか⁉」

 

ジバニャン劉備「ニャ・・・!負けない・・・ニャン!」

 

負けんとばかりに必死に押し返す 

                  

                    

               

だが

 

               

 

ノルカソルカ「何だその力は?おらよ!」

 

ジバニャン劉備が必死に堪えるも弾き飛ばされてしまう

 

ジバニャン劉備「ニャアア!」

 

ノルカソルカ「ハハハハハハ!やっぱり俺に勝つなんて不可能なんだよ!」

 

ジバニャン劉備「ぐっ・・・・・」

 

フユニャン曹操「・・・・・皆!このままじゃダメだ!ジバニャン劉備に力を貸そう!」

 

ウィスパー孔明「そうでウィス!一人で戦うよりも皆で戦う方が何倍も勝つ確率が上がるでウィス!」

 

キュウビ荀彧「やれやれ、仕方ないなぁ・・・」

 

コマさん孫策「オラも協力するズラ~!」

 

ニャンパチ関平「俺もニャ!皆!ジバニャン劉備に力を送るニャン!」

 

全員「オー!行くぞ!ジバニャン劉備にこの力を・・・・・!」

 

[chapter:ハァ!]

 

ジバニャン劉備「ニャアア・・・・・」

 

フユニャン曹操「ジバニャン劉備!この力を受け取れ!」

 

ジバニャン劉備「ニャ?・・・ニャニャニャニャニャ!」

 

フユニャン曹操らの力が集まったビームがジバニャン劉備に注がれる

 

シュウウゥゥゥゥ[[rb:ゥゥゥゥ > .]]

 

ジバニャン劉備「ニャハハ・・・」

 

フユニャン曹操「ど、どうだ?」

 

ジバニャン劉備「ニャ?特に何も・・・ニャア⁉剣が!」

 

ブシニャン劉邦(「それは・・・三国志の世界にまつわる、最強の剣・・・『竜双剣』!」)

 

ジバニャン劉備「ニャるほど・・・!」

 

フユニャン曹操「ジバニャン劉備!俺らと一緒に・・・・・あいつを倒せ!」

 

ジバニャン劉備「分かったニャン!皆!これで行くニャンよ!」

 

最後の一撃────

 

 

 

 

[chapter:ジバニャン劉備&全員【三国魏蜀呉竜双切り!全員ver】]

 

 

ノルカソルカ「うぅ・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[chapter:があああああああああああああああああ!!!!!!!!!]

 

 

 

 

 

[chapter:ドォォォォオン!]

 

 

ジバニャン劉備「やった・・・ニャン!やっと倒せたニャン!」

 

USAピョン仲達「これで元の世界に・・・!」

 

コマさん孫策「帰ったらまずソフトクリーム買うズラ!」

 

吹雪程普「はぁ~、家帰ってゲーム出来る~!」

 

武宮曹嵩「さあ!元の世界に戻してくれ!」

 

???「じゃあ行くぞ・・・ムムムムムムム・・・オリャア!」

 

ジバニャン劉備「ニャ~!目が回るニャン!」

 

~尾張 城下町~

 

ウィスパー三成「ヒィー!」

 

ドシン!

 

ジバニャン信長「ニャアアアア!」

 

ドシン!

 

ウィスパー三成「がふ!」

 

コマさん家康「もんげ~!」

 

ドシン!

 

ウィスパー三成「ぎふ!」

 

USAピョン利家「ダニ~!」

 

ドシン!

 

ウィスパー三成「ぐふ!」

 

フユニャン秀吉「とお!」

 

ドシン!

 

ウィスパー三成「げふ!」

 

その他全員「ああぁ~!」

 

ウィスパー三成「@%※☆# !」

 

ジバニャン信長「ニャ~!現だ・・・・・⁉ここはどこニャン!」

 

フユニャン秀吉「しかも何だこの格好は!」

 

USAピョン利家「どうなってるダニ⁉」

 

???「おほん、大変言いにくいんだが・・・間違えて戦国時代にワープしたようじゃ丸い」

 

全員「・・・・・は?」

 

???「つまり・・・また天下統一してくれじゃ。それじゃ、君たちが天下取ったらまた来るから。バイバイ。」

 

USAピョン利家「テメ・・・ふざけんなダニ・・・」

 

ジバニャン信長「こらー!せっかく帰れると思ったのに!」

 

レオジマネス「俺にまだ書かせろって言うのか⁉これ書き上げるのに何ヵ月かかると思っとんだ!」

 

ウィスパー三成「もう・・・メチャメチャでウィス・・・」

 

 

 

次回!衝撃の新章スタート!お楽しみに!

 

レオジマネス「少しは休ませろ!」


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