〜執務室〜
「捜索とはどうゆうことでしょうか?」
明石が訳が分からず何故か聞く。
「実は我々999を捜索の為行方不明になった地点にワープしたのですがワープアウト直後に次元断層に吸い込まれてしまいこの世界に来ました。
そのため帰還する方法がわからないのです。」
「そうだったのですね。」
「なので今明石さんが仰った装置で帰れるかもしれないのです。」
バルジ隊長がこれまでの経緯を説明しその装置の重要性を話す
「因みに明石 その装置はどのぐらいの大きさを通すことが出来るの?」
提督が明石に通過出来る大きさを聞く
「バルジ隊長が乗られてきた乗り物を存じてないのではっきりとわかりませんがこちらのC62が通過出来る大きさはありますよ。」
「だと多分ビックワンも通過出来ます。」
明石の説明を聞き提督がおおよそビックワンも通過出来ることを説明する
「しかしビックワンには横縦共に大きな戦闘車を繋いでますが?」
「通過出来なければ一時こちらの車庫の片隅に留置し後日そちらの貨車にパーツをバラして乗せて行かれてはどうですか?」
「申し訳有りませんがそうして頂くとありがたいです。」
帰還する方法は決まったがシリウス小隊にはもう一つ疑問があった。
「あとすみませんがもう一つ伺ってもよろしいですか?」
「何でしょうか?」
「こちらに到着する時から999の認識シグナルを2つ察知してますがどうしてでしょうか?」
「あぁ~ それはこちらで建造されたからです。」
「建造?」
「すみませんが付いてきて下さい。」
訳がわからないが提督に全員が付いて移動して行った。
〜工廠〜
「先程の建造とはこちらの機械に材料を入れて艦娘
と言われる船の魂を有した少女を召喚?することです。」
「なぜその話に成るのですか?」
「普段は私か艦娘の誰かで建造すれば艦娘か建造されますがそちらのスシなどの鉄娘と読んでる娘に建造して貰うと
何故か鉄娘が建造されます。」
「前に一度建造に失敗したと思ったのですが姿を隠すためとある機関車がこっそり機関区に移動していました。」
「ではその機関車が999の機関車と?」
「はい。彼女は自分を『銀河鉄道管理局所属 C62形51号機』と言ってました。」
「C62-51?、、、ルイ銀河鉄道の所属にそんな機関車はいたか?」
「所属のデータベースを見ましたがC62-51は登録されてませんでした。」
「小林さん、すみませんがその娘を呼んで貰えませんか?」
「わかりました。」
提督は館内放送で機関車さんを工廠へ呼んだ。
〜5分後〜
「小林さんお呼びですか?」
「来てくれてありがとう。話があるのは彼の方ね。」
「あぁ~そうですか。私にご用ですか?」
「私は銀河鉄道管理局 空間鉄道警備隊 シリウス小隊隊長シュワン・ヘルト・バルジです。」
「ご丁寧にどうも C62形蒸気機関車51号機です。皆さんには『ホキ』と呼ばれてます。」
「先程小林さんにお伺いしたのですが貴方は『銀河鉄道管理局所属』と仰ったそうですね。」
「はい。」
「我々の方から銀河鉄道管理局に所属する車両のデータを確認したのですが貴方のデータがありませんでした。」
「はい。」
「データには無いのになぜ『所属』と仰ったのですか?」
「理由は簡単です。私はもう銀河鉄道管理局には所属してないからです。」
「それはなぜですか?」
「20年ぐらい前に今の999を牽引するC62-50が大規模改修されませんでしたか?」
「ルイどうだ?」
「はい、改修記録に載ってます。」
「私はその改修以前は999の予備機関車として所属してました。」
「そしてC62-50がその改修を行ってる約1年間は私が999を牽引し大銀河本線を走行しました。」
「翌年にC62-50の改修が終わると私はその荷を解かれ『惑星テクノロジア』の機関区に留置されてましたが2年後とある場所に回送されました。」
「もしかしてそのとある場所とは!」
ここまで黙っていた有紀が口を挟む。
「多分想像がついたと思います。私が回送された先は『惑星ディスティニー 旧型車両用整備工場』です。」
今回はここまでです
蒸気機関車を新たに配備させようと思いますがどれが良い?
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8620形
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3100形
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C59形
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C60形
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C61形
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D52形
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E10形
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B6(2100形