「えっと、、、。」
「チョっと待っテて」
#4013は近くのカバンをあさって翻訳機を取り出す
『何でしょうか?』
「えっと、ここは何処でしょうか?」
『ここはフィリピン海のルソン島近くよ?』
「フィリピン? 惑星の名前は?」
『地球よ?』
「地球。すみませんが貴方は?」
『私?私は日本海軍呉鎮守府 鉄道輸送部所属 ユニオンパシフィック#4000形蒸気機関車の#4013よ そちらは?』
「申し遅れました 私は空間鉄道警備隊 シリウス小隊所属 隊長のシュワン・ヘルト・バルジです。」
『空間鉄道警備隊、、、銀河鉄道?、、、999のお仲間かしら?』
「999をご存知で?」
『ええ 今呉鎮守府にて救援を待ってますので』
「そうでしたか。私達はその999の捜査及び救援に来たのですよ。」
『そうでしたが。999は救援が来るまでそこに停車すると言ってました。』
「申し訳ありませんが、その呉鎮守府に案内していただけませんか?」
『分かったわ。今から呉鎮守府に戻る所だから付いてきて。』
「ありがとうございます。」
その後2台は呉に向かって走り出した。
道中のビックワンの中では
「次元断層に吸い込まれた時は焦ったが無事で良かったぜ。」
「そうですね。あとは999を連結して元の次元に戻れれば良いのですか。」
「そうね。」
「後思ったのですがあの機関車 ビックワンに似てませんか?」
「ビックワンは昔の地球にあったユニオンパシフィック鉄道に所属したビックボーイと呼ばれる機関車を元に製造されたらしいからその系統の機関車でしょうね。」
「さっきあの人は『ユニオンパシフィック♯4000形蒸気機関車の4013』と言ってましたけど?」
「その形式はまさにビックボーイと呼ばれた形式だ。」
「それじゃああの機関車はビックワンの先祖か。」
〜4013の車内では〜
『今999の救援と言ってる空間鉄道警備隊のシリウス小隊を案内中よ。』
「わかったわ。999の乗務員いわく車体の横に列車番号が書かれてるはずと言ってるわ。」
『車体の横? ナンバープレートには『G8001』炭水車には『001』と書かれてるわ?』
「多分『001』が列車番号よ とりあえず到着したら車両基地の基6番線に留置してもらって。」
『了解』
その後呉鎮守府到着直前
「隊長!999の識別シグナル受信しました!」
「了解。どうやらあちらさんは帰還の方法が判明するまで停めてもらえるそうだな。」
「わかりました。方法が判明後は999を連結して帰還しましょう。」
「後、」
「ルイ 何があるのか?」
「えっと、999の識別シグナルは2つ受信してます。」
「2つ!何かの間違いでは!?」
「何度確認しても2つです。」
「それは到着後確認しよう。」
「「了解」」
次回に続きます
蒸気機関車を新たに配備させようと思いますがどれが良い?
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8620形
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3100形
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C59形
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C60形
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C61形
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D52形
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E10形
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B6(2100形