転生のサンライズ   作:D51型245号機

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第54話の続きです。


第55話

「彼女たち『試験車』が来るのを。」

 

そうニーチ達が言うとその試験車がわからないからか小林少佐が聞く

 

「まずその試験車とは何ですか?」

 

「試験車とは簡単に 軌道(線路) 電気(架線や電圧) 信号 荷重 建築限界 を測定したりする車両の事を言います。」

 

「今回私たちが言っている測定車とは先ほど述べた中の「電気」を集中して検測する車両を言います。」

 

「私たちが今必要と言ってるのがマヤ10形「電気検測車」などです。」

 

「この車両は片側にパンタグラフが付いてましてこれで架線に流れる電圧等を測ります。」

 

「またこの車両と同時に走らせるとしたら機関区に居ますマヤ34形と走らせると電気と軌道が同時に測れます。」

 

「わかったわ。その『マヤ10』が作成できるようだったら作ってちょうだい。」

 

「後私たちで一回と不知火さんに一回の計二回 戦艦レシピて、建造してよろしいでしょうか?」

 

「許可しますよ。今資材は十分にありますから。」

 

「ありがとうございます。」

 

小林さんに許可を貰ったため途中で不知火と合流して工廠に向かった。

 

「本当に私でよろしいんですか?」

 

「大丈夫。許可は貰ったから。」

 

「わかりました。」

 

「それじゃあ一回だけ。」

 

そして不知火は重巡レシピでニーチは軽巡レシピで建造を始めた。

 

「それでは各々の仕事に向かいましょうか。」

 

「わかりました。」

 

操作が終わるとそれぞれが4時間40分と3時間15分であった。

 

また高速建造材の使用許可は無かったのでそれぞれの仕事に向かった。

 

 

 

~その頃機関区(車両基地)では~

 

「確認ですがここは総合車両基地に分類される基地ですね?」

 

「そうです。現在は客車や電車が少ないので機関区に分類されてます。」

 

「次にSL用の機関区がありそこが機関区入り口角でELやDLの機関区はSLの機関区がある側の奥側ですね。」

 

「はい。それぞれSLの扇形機関庫が12番線までと普通の機関区が10番線までがありそれぞれ専用の検修庫が2線づつあります。」

 

「次に電車や客車 貨車が20両入る留置線が17線あると。」

 

「はい。現在はSLが鎮守府所属含め4台とELがあなた方含め9台とDLが2台 客車が北斗星、トワイライトの2本 電車が115系4両編成1本と 貨車が1本です。」

 

「実質 私達は4両で1組とEF63形は2両1組なのであまり切り離しは無いと思います。」

 

「わかりました。とりあえず現在あそこで作業をしてる2台は空いてる客車の留置線にて留置されます。」

 

「わかった。私達はそんなに速度が出せないし、構造が特殊だからあまり用途が無いと思うから、機関庫の隅に留まっていよう。」

 

「多分ですがあると思いますよ。」

 

「予想ですが鎮守府内での入れ換えがメインになると思いますが。」

 

「そうですか。でも実際に入れ替えでも良いので走れるとは思いませんでしたがね。」

 

「そうですね。」

 

 




御愛読ありがとうございます。

今回は呉鎮守府に作られた車両基地の主な概要を組み込ませていただきました。

実際に現在所属してます車両(登場するキャラを振り返りがてら)を紹介します。

蒸気機関車
C63-1 「ムサイ」
B20-14(帝国鉄道所属の貸出機)鎮守府内入れ替え用
D50-27(B20-14と同じ)貨物輸送用←ほぼ用途不要
UP #4014 (BIG BOY)(UP=ユニオン・パシフィック)
?(鎮守府にいる一部の艦娘のみ存在するのを知ってる)(外編で登場したC62-51です。)

電気機関車
ED42-4 「アプト」
ED42-8 「ラック」
ED42-17 「ヨコ」
ED42-28 「カル」
ED79-8 「クハ」
EF62-51 「ゴイ」
EF63-15 「イーゴ」
EF63-21 「ニーチ」
EF81-104 「イオシ」

ディーゼル機関車
DD51-1068 「ムハ」
DD51-1139 「サク」

客車
北斗星「ゴーヤ」「ニシ」「イゴ」「シゴ」
トワイライト「オフ」「トニ」「スシ」「カニ」

電車
T1140「クシ」「シオ」

保守用車
09-16CSM「09(ぜろきゅー)」
08-275「275(にーななご)」

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